JPH0641190Y2 - 電子腕時計のモジユ−ル構造 - Google Patents

電子腕時計のモジユ−ル構造

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JPH0641190Y2
JPH0641190Y2 JP14155885U JP14155885U JPH0641190Y2 JP H0641190 Y2 JPH0641190 Y2 JP H0641190Y2 JP 14155885 U JP14155885 U JP 14155885U JP 14155885 U JP14155885 U JP 14155885U JP H0641190 Y2 JPH0641190 Y2 JP H0641190Y2
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dial
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frame
wrist watch
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正 桜沢
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、電子腕時計のモジュール構造に関する。
[従来技術とその問題点] 第7図は、文字板を枠体に取り付けた側面図を示し電子
腕時計のモジュールを構成する枠体(ハウジング)16は
文字板19が取り付けられる文字板取り付け面17を上面に
有し、時計モジュールを構成する電子部品が内部に収納
できる形状をなして樹脂加工されている。
このため、上記枠体16は文字板取り付け面17に肉厚のバ
ラツキがあると、樹脂成形の際において樹脂部材が固化
する時に厚手の肉厚部分は収縮率が大きくなって枠体全
体の歪みが増し、成形後の枠体に反りaが生じるという
問題点があった。
よって、この反りaは、枠体の構成上反り方向が文字板
の取り付け面17側に生じ、文字板取り付け面の枠体周囲
18が高くなって中央が低くなるという形状に変形され易
くなってしまう。このため、枠体16と文字板19とは密着
性に不具合が生じやすくなり、特にアナログの場合、枠
体16に組み付けられる文字板19に対する枠体16の面が平
行に維持できなくなると、文字板19が指針軸20の上まで
きてしまい、指針軸20に取付けられる指針が文字板に触
れてしまうという欠点が伴っていた。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、枠体の反りに対する文字板取り付
け面の隙間発生を減少し、文字板と枠体との密着性を良
好に行うようにした電子腕時計のモジュール構造を提供
しようとするものである。
[考案の要点] この考案は、上述した目的を達成するために、合成樹脂
製の枠体の文字板取り付け面の縁部に、枠体中央部より
低い逃げ面を形成して、枠体上面の反り上りを減少させ
たことを要旨とするものである。
[実施例] 次に、この考案を図面に示す第1実施例(第1図乃至第
3図)および第2実施例(第4図乃至第6図)に基づい
て説明する。
第1図は、腕時計のモジュールを構成する枠体(ハウジ
ング)を文字板取り付け側から見た第1実施例の平面図
で、この枠体1は合成樹脂で成形されている。
なお、この実施例で示す枠体1は、電子腕時計のモジュ
ールを構成する各部品がこの枠体1に組み込まれている
状態で示してあり、そのモジュール構造はアナログとデ
ジタルとの組合せ(コンビネーション・ウォッチ)の場
合である。
枠体1は、第2図で示す断面図で明らかなように、文字
板取り付け側である枠体1の上面2の対向縁部3、3
に、上面2よりも1段低く形成した段状の逃げ面4、4
が設けてある。
なお、図示において、符号5で示すのはアナログムーブ
メントからなるアナログ・ブロック、6は液晶表示部、
7はLSI、8は回路基板、9はアナログ・ムーブメント
5の指針軸、10は文字板である。
また、図示では省略してあるが、枠体1の上面2には文
字板10を枠体1に固定するための足ピンが枠体側に圧入
できる取り付け穴が所定位置に設けてある。
第3図は、上記構成のモジュール構造に文字板10を取り
付けた状態を示す。よって、この実施例によれば、合成
樹脂で成形された枠体1が成形後の収縮歪みによって上
向きの反りを生じた場合に、枠体1の上面2に固定され
る文字板10は逃げ面4によって低く支持され、上面2と
文字板10との隙間aが僅少にとどめられる。
第4図は、第2実施例を示すモジュール構造の平面図
で、文字板取り付け面である枠体11の上面12の対向縁部
13、13に、上面12から低く傾斜させて形成された逃げ面
14、14が設けてある。なお、この逃げ面14、14で示す部
分以外は、前記第1実施例で示した構成と同じであるの
で、その構成部分の説明は重複するので省略する。
よって、この実施例の場合は、合成樹脂で成形される枠
体11は、文字板取り付け面である枠体11の上面12が第6
図で示すような反りを生じても、上面12に固定される文
字板15は上記逃げ面14、14で低位置に支持できる。これ
によって、反りを生じた枠体11と文字板15との隙間a
は、前記第1実施例の場合と同様に僅少にとどめられ
る。
[考案の効果] この考案は以上説明したように、合成樹脂で成形される
枠体の文字板取り付け面の縁部に、枠体の反りで生じる
上面の高低比を減少させる逃げ面を設けたことにより、
枠体の実質的な反りに対する文字板取り付け面の縁部立
ち上りが的確に低減できる。また、上記逃げ面も第1実
施例で示すような段部の場合は段部の内外2箇所で文字
板が安定して支持でき、第2実施例で示す傾斜面の場合
はその傾斜面の平行化で同じく安定して文字板が支持で
きることになり、従来の単なる縁部のみによる支持の場
合に比べて枠体に対する文字板の固定が顕著に安定化で
きる。
よって、この考案によれば、合成樹脂製とした枠体の反
りによる文字板取り付け面の曲面段差が的確に減少でき
るので、枠体に対する文字板の取り付けが安定して低く
定着できることになり、枠体に対する指針軸の突出長さ
も短く設定できて、電子腕時計の薄形化にも大きく貢献
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示すモジュール構造の
平面図、第2図は第1図で示すII-II線の断面図、第3
図は上記モジュール構造に文字板を取り付けて示す側面
図、第4図は第2実施例を示すモジュール構造の平面
図、第5図は第4図で示すV-V線の断面図、第6図は同
上のモジュール構造に文字板を取り付けて示す側面図、
第7図は文字板を取り付けて示す従来例の枠体側面図で
ある。 1、11……枠体、2、12……上面、3、13……縁部、
4、14……逃げ面、10、15……文字板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製枠体の内部に時計を駆動するた
    めの電子部品を収納すると共に、前記枠体の上面壁の上
    面に文字板を取り付けてなる電子腕時計のモジュール構
    造において、 前記枠体の上面壁縁部には上記文字板と対向して前記枠
    体上面壁中央部より低い逃げ面が形成されていることを
    特徴とする電子腕時計のモジュール構造。
JP14155885U 1985-09-17 1985-09-17 電子腕時計のモジユ−ル構造 Expired - Lifetime JPH0641190Y2 (ja)

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JPS6249784U JPS6249784U (ja) 1987-03-27
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