JPH0641142U - 板状処理物保持装置 - Google Patents

板状処理物保持装置

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JPH0641142U
JPH0641142U JP7528592U JP7528592U JPH0641142U JP H0641142 U JPH0641142 U JP H0641142U JP 7528592 U JP7528592 U JP 7528592U JP 7528592 U JP7528592 U JP 7528592U JP H0641142 U JPH0641142 U JP H0641142U
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貴史 野上
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 板状処理物保持装置は、内側クランパ4とこ
の内側クランパ4を囲むようにして配された外側クラン
パ5とに2分割されたクランパ3を備えている。内側ク
ランパ4は、略等間隔に放射状に配置された複数の板バ
ネ6によって、上記外側クランパ5に取り付けられてお
り、上記外側クランパ5が、クランパ駆動機構20によ
って上下駆動される。 【効果】 板状処理物1に対するクランプ力は、複数の
板バネ6の弾性力によって得られ、板状処理物1の周縁
には、どの部分にも略均等に押圧力F2 が作用する。ま
た、板バネ6の枚数やバネ特性を適当に選択することに
より、板状処理物1に対して最適な押圧力F2 で板状処
理物1をクランプできる。したがって、クランプ中にお
ける板状処理物1の破損を防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばイオン注入、エッチング、スパッタリング、或いは薄膜形成 等を行う装置に用いられ、ウエハ等の板状処理物を保持する板状処理物保持装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、イオン注入装置では、真空のターゲットチャンバ内でウエハ等の板状 処理物に対してイオン注入処理を行うようになっており、上記ターゲットチャン バ内には、板状処理物を保持する板状処理物保持装置が設けられている。
【0003】 この板状処理物保持装置は、図4に示すように、板状処理物51が載置される 載置面を有するプラテンベース52と、板状処理物51の周縁部を押さえてプラ テンベース52との間に板状処理物51を挟持するクランパ53とを有している 。
【0004】 上記クランパ53は、上記プラテンベース52の下方に設けられたクランパ駆 動機構54によって駆動され、クランパガイド57・57に案内されて上下する ようになっている。上記クランパ駆動機構54は、例えばエアシリンダによって 上方向に駆動される可動板55を備えており、この可動板55には、上記2本の クランパガイド57・57が取り付けられている。上記2本のクランパガイド5 7・57は、プラテンベース52に形成されたガイド溝52aを通って、その先 端部が上記クランパ53に取り付けられており、可動板55に連動してプラテン ベース52が上下方向に移動するようになっている。
【0005】 上記可動板55とプラテンベース52との間には、クランプバネ56・56が 介在されており、上記可動板55に対する上方向の駆動力を解除すれば、上記ク ランプバネ56・56の弾性力(バネ圧)により上記可動板55が下方向へ変位 し、これに連動してクランパ53が下方向に駆動されるようになっている。
【0006】 即ち、上記従来の板状処理物保持装置では、エアシリンダにより可動板55を 上方向へ駆動してクランパ53を上方へ変位させた状態でプラテンベース52の 載置面に板状処理物51を載置した後、エアシリンダの上方向の駆動力を解除し てクランプバネ56の弾性力によりクランパ53を下方向に変位させ、板状処理 物51の周縁部をプラテンベース52側に押圧することによって板状処理物51 を保持するようになっている。
【0007】 このように、上記従来の板状処理物保持装置では、クランパ53の板状処理物 51に対する押圧力は、上記クランプバネ56の弾性力によって得られるように なっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、上記クランプバネ56の弾性力は、2本 のクランパガイド57・57によりクランパ53に伝達されるので、クランパ5 3における2本のクランパガイド57・57が接続された部位付近に、板状処理 物51に対する押圧力が集中的に作用することになる。この結果、クランプ中に 板状処理物51に傷が入ったり、板状処理物51が割れる等の不都合を招来する ことになる。
【0009】 また、上記従来の構成では、上方へ変位していたクランパ53を下げてプラテ ンベース52の載置面に載置された板状処理物51をクランプするクランパ53 のスイング時、クランパ53およびクランパ53と結合している部材(即ち、ク ランパガイド57および可動板55)を合わせた質量に比例した大きな力が板状 処理物51に働き、板状処理物51が破損するという不都合を招来することにな る。
【0010】 本考案は、上記に鑑みなされたものであり、その目的は、板状処理物の破損を 低減することができる板状処理物保持装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の板状処理物保持装置は、板状処理物を載置する載置面を有するプラテ ンベースと、上記載置面に載置された板状処理物の周縁部を載置面方向に押圧す ることによりプラテンベースとの間に板状処理物を挟持するクランパと、上記ク ランパをプラテンベースから離れる方向およびプラテンベースへ向かう方向に駆 動するクランパ駆動手段とを備えている板状処理物保持装置であって、以下の手 段を講じたことを特徴とするものである。
【0012】 即ち、上記クランパは、板状処理物の周縁部に当接して板状処理物を載置面方 向に押圧する内側クランパと、この内側クランパを囲むようにして配された外側 クランパとに分割されており、上記内側クランパは、略等間隔に放射状に配置さ れた複数の板バネ部材によって、上記外側クランパに取り付けられていると共に 、上記クランパ駆動手段は上記外側クランパを駆動する。
【0013】
【作用】
上記の構成によれば、クランパが内側クランパとこの内側クランパを囲むよう にして配された外側クランパとに2分割されている。上記内側クランパは、略等 間隔に放射状に配置された複数の板バネ部材によって、上記外側クランパに取り 付けられており、外側クランパに対して可動である。そして、上記2分割構造の クランパは、外側クランパがクランパ駆動手段によって駆動されることにより、 プラテンベースから離れる方向およびプラテンベースへ向かう方向に変位するよ うになっている。
【0014】 上記プラテンベースの載置面に載置された板状処理物をクランプする場合、駆 動手段によって外側クランパがプラテンベースへ向かう方向に駆動されることに なる。そして、外側クランパがプラテンベースに当接したとき、内側クランパが 板状処理物の周縁部に当接し、板バネが撓む。この板バネの弾性力によって板状 処理物がプラテンベースに押圧され、板状処理物がクランプされることになる。
【0015】 このように、内側クランパが板状処理物を押圧する押圧力(即ち、クランプ力 )は、外側クランパがプラテンベースを押圧する力(即ち、駆動手段が外側クラ ンパをプラテンベース方向に駆動する力)に左右されることなく、複数の板バネ の弾性力によって得られるようになっている。そして、上記板バネは、略等間隔 で放射状に配置されているので、板状処理物の周縁には、どの部分にも略均等に 押圧力が作用し、ある部分に力が集中することはない。また、板状処理物に対す るクランプ力は、上記板バネの枚数やバネ特性を変化させることにより調整する ことができるので、板状処理物に対して最適なクランプ力で板状処理物をクラン プすることが可能である。したがって、上記板状処理物保持装置では、クランプ 中における板状処理物の破損を従来よりも低減することができる。
【0016】 また、駆動手段によるクランパのプラテンベース方向への駆動時(クランパの プラテンベース方向のスイング時)、内側クランパが板状処理物に当接した際に 板状処理物に作用する応力は、上記複数の板バネによって吸収されるため、従来 の一体構造のクランパを用いた場合に比べて非常に小さくなる。したがって、上 記板状処理物保持装置では、クランパのスイング時の板状処理物の破損を従来よ りも低減することができる。
【0017】
【実施例】
本考案の一実施例について図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通り である。
【0018】 本実施例に係る板状処理物保持装置は、図1に示すように、ウエハ等の円盤形 の板状処理物1が載置される載置面を有するプラテンベース2と、板状処理物1 の周縁部を押さえてプラテンベース2との間に板状処理物1を挟持するクランパ 3とを有している。上記プラテンベース2は、プラテン保持アームにより保持さ れている。
【0019】 上記クランパ3は、図1ないし図3に示すように、内周部4aが板状処理物1 の周縁部に当接して実際に板状処理物1を押さえる内側クランパ4と、この内側 クランパ4を囲むようにして配された外側クランパ5とに2分割された構造にな っている。上記内側クランパ4の外周部4bおよび外側クランパ5の内周部5a は、縦断面鉤形に形成されており、外側クランパ5に対して内側クランパ4が可 動となるように、内側クランパ4の外周部4bと外側クランパ5の内周部5aと が係合している。
【0020】 上記外側クランパ5の内周側下面5b(プラテンベース2と対向する面)は、 外側クランパ5の内縁に向かうほど、内周側下面5bとプラテンベース2の載置 面との距離が狭くなるようなテーパー状に形成されている。この外側クランパ5 の内周側下面5bには、図2に示すように、略等間隔で12枚の板バネ(板バネ 部材)6…の一端が、螺子11・11により取り付けられている。上記12枚の 板バネ6…の他端は、プラテンベース52の載置面の中心側に向かって延びてお り、図3に示すように、上記内側クランパ4の内周部4aに形成されたバネ取り 付け凹部4cにおいて係止されている。
【0021】 また、図2および図3に示すように、上記内側クランパ4および外側クランパ 5の上面には、螺子12…によってクランパ支え板7・7が取り付けられている 。このクランパ支え板7・7は、外力が作用すれば比較的容易に変形する、例え ば、アルミニウム合金製であり、外側クランパ5に対して内側クランパ4が可動 な状態は保持されている。尚、上記クランパ支え板7・7は、内側クランパ4を 上記板バネ6…だけで外側クランパ5に取り付けた場合に内側クランパ4の動き が大きくなるため、内側クランパ4の動きを最低限にとどめるためのものであり 、クランパ支え板7・7を用いない構造であってもよい。
【0022】 図1に示すように、上記プラテンベース2の図中下方には、上記クランパ3を 上下駆動する(即ち、プラテンベース2から離れる方向およびプラテンベース2 方向に駆動する)クランパ駆動手段としてのクランパ駆動機構20が具備されて いる。このクランパ駆動機構20は、例えばエアシリンダによって、同図中、上 方向に移動する可動板21を備えており、この可動板21には、2本のクランパ ガイド22・22が立設されている。上記2本のクランパガイド22・22は、 上記プラテンベース2の外周部に形成されたガイド溝2aを通ってその先端部が ボルト13により上記クランパ3の外側クランパ5に取り付けられている。即ち 、上記クランパ3は、クランパガイド22によって可動板21と接続されており 、可動板21の動きに連動するようになっている。
【0023】 上記可動板21とプラテンベース2との間には、可動板21に対してプラテン ベースから離れる方向に力を作用させるコイルバネ23・23が介在されている 。したがって、上記可動板21に対する図中上方向の駆動力を解除すれば、上記 コイルバネ23・23の弾性力(バネ圧)により上記可動板21が下方向へ変位 し、これに連動してクランパ3がプラテンベース2方向に駆動されるようになっ ている。
【0024】 また、上記可動板21には、板状処理物1をプラテンベース2から持ち上げる ための持上ピン24が取り付けられており、可動板21が上方向へ駆動された場 合、上記持上ピン24がプラテンベース2に穿設された貫通孔2bを貫通し、プ ラテンベース2上に載置された板状処理物1を載置面から持ち上げるようになっ ている。
【0025】 上記の構成において、板状処理物保持装置の動作を以下に説明する。
【0026】 先ず、可動板21が上方向に駆動されることにより、可動板21の移動に連動 してクランパ3がプラテンベース2から離れる。この状態で、プラテンベース2 の載置面から突出した持上ピン24上に板状処理物1をのせた後、可動板21の 上方向の駆動力を解除する。これにより、コイルバネ23・23の弾性力により 上記可動板21が下方向へ変位し、これに連動してクランパ3がプラテンベース 2方向に変位する。
【0027】 このクランパ3がプラテンベース2方向に変位する過程で、先ず、持上ピン2 4の先端がプラテンベース2の載置面よりも下がることで載置面上に板状処理物 1が載置される。この後、外側クランパ5がプラテンベース2に当接する直前ま で下がったとき、内側クランパ4の内周部4aが板状処理物1の周縁部に当接す る。そして、外側クランパ5がプラテンベース2に当接したとき、板バネ6…が 撓み、この板バネ6…の弾性力によって板状処理物1がプラテンベース2に押圧 され、板状処理物1がクランプされる。
【0028】 板状処理物1をクランプした状態では、外側クランパ5がプラテンベース2を 押圧する押圧力F1 は、上記コイルバネ23・23の弾性力によって得られるよ うになっている。一方、内側クランパ4が板状処理物1を押圧する押圧力F2 ( クランプ力)は、上記板バネ6…の弾性力によって得られるようになっている。 上記板バネ6…は、図2に示すように、略等間隔で放射状に配置されているので 、板状処理物1の周縁には、どの部分にも略均等に押圧力F2 が作用する。
【0029】 また、内側クランパ4が板状処理物1を押圧する押圧力F2 は、コイルバネ2 3・23の弾性力(クランパ3をプラテンベース2方向に駆動する力)に左右さ れることなく、板バネ6の枚数や板バネ6のバネ特性を変化させることにより調 整することができる。このため、板状処理物1に対して最適な押圧力F2 で板状 処理物1をクランプすることが可能である。
【0030】 また、本実施例の板状処理物保持装置では、クランパ3が内側クランパ4と外 側クランパ5とに分割されているので、コイルバネ23・23の弾性力によって 上方に変位していたクランパ3が下げられ、クランパ3の内側クランパ4が板状 処理物1に当接したときに作用する応力は、従来の一体構造のクランパに比べて 非常に小さい。これは、従来の一体構造のクランパでは、クランパ構成部品(即 ち、クランパ、クランパガイド、可動板)の全質量に応じた応力が、クランパの 下方へのスイング時に板状処理物にかかっていたのに対し、本実施例のクランパ 3では、内側クランパ4が可動式であり、内側クランパ4が板状処理物1に当接 したとき、板状処理物1に加わる応力が板バネ6…によって吸収されるためであ る。
【0031】 上記のように、本実施例の板状処理物保持装置は、板状処理物1の周縁部に当 接して板状処理物1をプラテンベース2方向に押圧する内側クランパ4と、この 内側クランパ4を囲むようにして配された外側クランパ5とに2分割されたクラ ンパ3を備えており、上記内側クランパ4は、略等間隔に放射状に配置された複 数の板バネ6…によって、上記外側クランパ5に取り付けられていると共に、上 記外側クランパ5が、クランパ駆動機構20によってプラテンベース2から離れ る方向およびプラテンベース2へ向かう方向に駆動されるようになっている。
【0032】 このため、内側クランパ4が板状処理物1を押圧する押圧力F2 は、略等間隔 で放射状に配置された板バネ6…の弾性力によって得られることになり、板状処 理物1の周縁には、どの部分にも略均等に押圧力F2 が作用する。そして、板バ ネ6の枚数やバネ特性を板状処理物1に応じて適当に選択することにより、板状 処理物1に対して最適な押圧力F2 で板状処理物1をクランプすることができる 。したがって、本実施例の板状処理物保持装置では、従来の一体構造のクランパ を用いた板状処理物保持装置のように、クランプ中に板状処理物に傷が入ったり 、板状処理物が割れる等の不都合を招来することは殆どない。
【0033】 また、クランパ3のプラテンベース2方向のスイング時に板状処理物1に加わ る応力は、板バネ6…によって吸収されるので、従来の一体構造のクランパを用 いた板状処理物保持装置のように、クランパのスイング時に板状処理物が破損す るという不都合を招来することはない。
【0034】
【考案の効果】
本考案の板状処理物保持装置は、以上のように、板状処理物の周縁部に当接し て板状処理物を載置面方向に押圧する内側クランパと、この内側クランパを囲む ようにして配された外側クランパとに分割されたクランパを備えており、上記内 側クランパは、略等間隔に放射状に配置された複数の板バネ部材によって、上記 外側クランパに取り付けられていると共に、クランパをプラテンベースから離れ る方向およびプラテンベースへ向かう方向に駆動するクランパ駆動手段は上記外 側クランパを駆動する構成である。
【0035】 それゆえ、内側クランパが板状処理物を押圧する押圧力(クランプ力)は、外 側クランパがプラテンベースを押圧する力(駆動手段が外側クランパをプラテン ベース方向に駆動する力)に左右されることなく、複数の板バネの弾性力によっ て得られる。そして、上記板バネは、略等間隔で放射状に配置されているので、 板状処理物の周縁には、どの部分にも略均等に押圧力が作用し、特定部分に力が 集中することはない。また、板状処理物に対するクランプ力は、上記板バネの枚 数やバネ特性を変化させることにより調整することができるので、板状処理物に 対して最適なクランプ力で板状処理物をクランプすることが可能である。したが って、上記板状処理物保持装置は、クランプ中における板状処理物の破損を、従 来の一体構造のクランパを用いた板状処理物保持装置よりも低減することができ るという効果を奏する。
【0036】 また、駆動手段によるクランパのプラテンベース方向への駆動時(クランパの プラテンベース方向のスイング時)、内側クランパが板状処理物に当接した際に 板状処理物に作用する応力は、上記複数の板バネによって吸収される。したがっ て、上記板状処理物保持装置は、クランパのスイング時の板状処理物の破損を、 従来の一体構造のクランパを用いた板状処理物保持装置よりも低減することがで きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであり、板状処理
物保持装置の概略の縦断面図である。
【図2】上記板状処理物保持装置の平面図である。
【図3】上記板状処理物保持装置のクランパおよびプラ
テンベースの要部を示す概略の縦断面図である。
【図4】従来例を示すものであり、板状処理物保持装置
の概略の縦断面図である。
【符号の説明】
1 板状処理物 2 プラテンベース 3 クランパ 4 内側クランパ 5 外側クランパ 6 板バネ(板バネ部材) 7 クランパ支え板 20 クランパ駆動機構(クランパ駆動手段) 21 可動板 22 クランパガイド 23 コイルバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状処理物を載置する載置面を有するプラ
    テンベースと、上記載置面に載置された板状処理物の周
    縁部を載置面方向に押圧することによりプラテンベース
    との間に板状処理物を挟持するクランパと、上記クラン
    パをプラテンベースから離れる方向およびプラテンベー
    スへ向かう方向に駆動するクランパ駆動手段とを備えて
    いる板状処理物保持装置において、 上記クランパは、板状処理物の周縁部に当接して板状処
    理物を載置面方向に押圧する内側クランパと、この内側
    クランパを囲むようにして配された外側クランパとに分
    割されており、上記内側クランパは、略等間隔に放射状
    に配置された複数の板バネ部材によって、上記外側クラ
    ンパに取り付けられていると共に、上記クランパ駆動手
    段は上記外側クランパを駆動することを特徴とする板状
    処理物保持装置。
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