JPH07204746A - 板材折曲げ加工機における材料取扱ロボットハンド - Google Patents
板材折曲げ加工機における材料取扱ロボットハンドInfo
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- JPH07204746A JPH07204746A JP2186494A JP2186494A JPH07204746A JP H07204746 A JPH07204746 A JP H07204746A JP 2186494 A JP2186494 A JP 2186494A JP 2186494 A JP2186494 A JP 2186494A JP H07204746 A JPH07204746 A JP H07204746A
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- plate material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持した板材の面と平行な方向並びに直交す
る方向に、バネを使用することなく夫々独立してフロ−
ティング動作が可能であり、しかも、フロ−ティング時
の板材の支持力を調整可能とし、また、フロ−ティング
量も、ハンドの大型化を回避して大きくとれるなど、従
来品にない特性,利点を具備した板曲げ加工機用のロボ
ットハンドを提供すること。 【構成】 ロボットア−ムの先端部に連結された角形乃
至は円形の固定部材と、この固定部材の外側に当該固定
部材を囲むようにして設けたフロ−ト部材とを、平面内
に放射状に配設した流体圧シリンダと、この平面に直交
する向きに配設した流体圧シリンダとによって連結し、
前記フロ−ト部材に、下面に吸着パッド等による板材保
持手段を設けた板材支持フレ−ムを着脱可能に取付け
た。
る方向に、バネを使用することなく夫々独立してフロ−
ティング動作が可能であり、しかも、フロ−ティング時
の板材の支持力を調整可能とし、また、フロ−ティング
量も、ハンドの大型化を回避して大きくとれるなど、従
来品にない特性,利点を具備した板曲げ加工機用のロボ
ットハンドを提供すること。 【構成】 ロボットア−ムの先端部に連結された角形乃
至は円形の固定部材と、この固定部材の外側に当該固定
部材を囲むようにして設けたフロ−ト部材とを、平面内
に放射状に配設した流体圧シリンダと、この平面に直交
する向きに配設した流体圧シリンダとによって連結し、
前記フロ−ト部材に、下面に吸着パッド等による板材保
持手段を設けた板材支持フレ−ムを着脱可能に取付け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板材折曲げ加工機、例え
ば、プレスブレ−キ(以下、単にPBという)に用いて
好適な板材取扱用ロボットハンドに関する。
ば、プレスブレ−キ(以下、単にPBという)に用いて
好適な板材取扱用ロボットハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、PB用のロボットハンドの基本
動作は、板材(板金ワ−ク)をその供給装置からPBの
加工エリアに搬入し、その板材をバックゲ−ジに当接さ
せて位置決めを行い、曲げ加工中には、曲げによる前記
板材の跳ね上りに追従し、曲げ加工が終了すれば、PB
の上下金型間から加工された板材を抜き取ることであ
り、通常の曲げ加工では、この基本動作を、前記板材の
全ての曲げ対象辺に対して実行し、加工が完了した板材
を搬出装置等に対して搬出するので、ロボットハンドは
上記の各動作を正確に実行できるものである必要があ
る。
動作は、板材(板金ワ−ク)をその供給装置からPBの
加工エリアに搬入し、その板材をバックゲ−ジに当接さ
せて位置決めを行い、曲げ加工中には、曲げによる前記
板材の跳ね上りに追従し、曲げ加工が終了すれば、PB
の上下金型間から加工された板材を抜き取ることであ
り、通常の曲げ加工では、この基本動作を、前記板材の
全ての曲げ対象辺に対して実行し、加工が完了した板材
を搬出装置等に対して搬出するので、ロボットハンドは
上記の各動作を正確に実行できるものである必要があ
る。
【0003】実際には、上記の基本動作において、板材
の材質、有負荷時のロボットハンドの変形や組立誤差、
或は、位置決め誤差等の影響を考慮した上で、板材の正
しい姿勢の実現とその保持を実現でき、ロボットハンド
の動作が製品寸法を始めとする加工品質に悪影響をもた
らさないことが要請される。
の材質、有負荷時のロボットハンドの変形や組立誤差、
或は、位置決め誤差等の影響を考慮した上で、板材の正
しい姿勢の実現とその保持を実現でき、ロボットハンド
の動作が製品寸法を始めとする加工品質に悪影響をもた
らさないことが要請される。
【0004】また、板材の突当て動作では、板材の位置
ずれを吸収しつつ複数のバックゲ−ジに板材を倣わせて
当接させる必要があり、特に、この突当て動作において
は前記吸収長さをより長くとることができ、また、バッ
クゲ−ジの当接力は、板材が上,下金型にクランプされ
るまで確実に当該板材をバックゲ−ジに押し当て、しか
も、この板材やロボットハンド自体に変形をもたらすこ
とのない調整された力であることが肝要である。
ずれを吸収しつつ複数のバックゲ−ジに板材を倣わせて
当接させる必要があり、特に、この突当て動作において
は前記吸収長さをより長くとることができ、また、バッ
クゲ−ジの当接力は、板材が上,下金型にクランプされ
るまで確実に当該板材をバックゲ−ジに押し当て、しか
も、この板材やロボットハンド自体に変形をもたらすこ
とのない調整された力であることが肝要である。
【0005】更に、曲げ進行中の追従動作にあっては、
板材の跳ね上りとロボットハンドの姿勢制御において、
両動作の起動,停止のタイミングずれや動作速度のずれ
など、一時的,瞬間的な位置ずれが生じ易いが、ロボッ
トハンドによってこれらのずれを吸収し、板材の押し過
ぎや引戻しが生じないようにする必要がある。
板材の跳ね上りとロボットハンドの姿勢制御において、
両動作の起動,停止のタイミングずれや動作速度のずれ
など、一時的,瞬間的な位置ずれが生じ易いが、ロボッ
トハンドによってこれらのずれを吸収し、板材の押し過
ぎや引戻しが生じないようにする必要がある。
【0006】加えて、加工された板材の抜取り、或は、
板材の搬入,搬出,反転といった中間動作においては、
PB本体や他の付帯設備等と板材やロボットハンド自体
の干渉を避け、板材を一定の位置に再現性を確保して位
置決め、或は、固定する必要がある。
板材の搬入,搬出,反転といった中間動作においては、
PB本体や他の付帯設備等と板材やロボットハンド自体
の干渉を避け、板材を一定の位置に再現性を確保して位
置決め、或は、固定する必要がある。
【0007】上記のようなロボットハンドに要請される
基本性能に対し、従来、実開平3-126237号、同2-53829
号、特開平5-131389号(以下、順に公知例1,2,3と
いう)などにより、夫々に工夫が施されたロボットハン
ドが提案されている。
基本性能に対し、従来、実開平3-126237号、同2-53829
号、特開平5-131389号(以下、順に公知例1,2,3と
いう)などにより、夫々に工夫が施されたロボットハン
ドが提案されている。
【0008】公知例1のロボットハンドは、ロボット本
体の可動腕にハンドの支持台を設け、ハンドを構成する
吸着パッドが前記支持台に対し板材平面に平行な面内で
バネを介在させて摺動可能に設けられた構成を具備して
いる。つまり、この公知例1のものは、板材とハンドの
いずれかをバネ力によって吸収する構造であるが、ずれ
が大きくなるとバネの反撥力が大きくなるため精度面で
難点があり、また、位置固定はバネ力に依っているた
め、高い加工精度を要求される加工では、板材のサイズ
や重量によって煩雑なバネ力の調整が必要である。しか
も、この構造のものでは、板材平面に直角方向の比較的
大きなずれは構造上吸収できないため、加工品質が低下
したり、或は、動作速度を低くしてずれを抑制する必要
が生じて生産性が低下するという難点がある。
体の可動腕にハンドの支持台を設け、ハンドを構成する
吸着パッドが前記支持台に対し板材平面に平行な面内で
バネを介在させて摺動可能に設けられた構成を具備して
いる。つまり、この公知例1のものは、板材とハンドの
いずれかをバネ力によって吸収する構造であるが、ずれ
が大きくなるとバネの反撥力が大きくなるため精度面で
難点があり、また、位置固定はバネ力に依っているた
め、高い加工精度を要求される加工では、板材のサイズ
や重量によって煩雑なバネ力の調整が必要である。しか
も、この構造のものでは、板材平面に直角方向の比較的
大きなずれは構造上吸収できないため、加工品質が低下
したり、或は、動作速度を低くしてずれを抑制する必要
が生じて生産性が低下するという難点がある。
【0009】一方、公知例2のロボットハンドは、吸着
パッドを設けた材料把持部に、前記パッドに吸着される
板材の平面と平行な面内で材料把持部の変位を許容する
第1のフロ−ティング機構と、吸着された板材平面に直
交する方向で前記吸着パッドの変位を許容するバネを用
いた第2のフロ−ティング機構と、前記第1のフロ−テ
ィング機構を基準位置に規制する変位規制機構を具備し
て構成されている。
パッドを設けた材料把持部に、前記パッドに吸着される
板材の平面と平行な面内で材料把持部の変位を許容する
第1のフロ−ティング機構と、吸着された板材平面に直
交する方向で前記吸着パッドの変位を許容するバネを用
いた第2のフロ−ティング機構と、前記第1のフロ−テ
ィング機構を基準位置に規制する変位規制機構を具備し
て構成されている。
【0010】しかし乍ら、上記公知例2の構造では、第
2のフロ−ティング機構がバネを使用しているため長い
ストロ−クずれの吸収では吸収力が異なることとなっ
て、上述の公知例1の場合と同様の問題があり、しか
も、この第2のフロ−ティング機構には位置規制機構が
ないため、弱い力で長いスロ−クのずれを吸収すること
は事実上できない。しかも、公知例2の構造において
は、各吸着パッドごとに第2のフロ−ティング機構が必
要なため、吸着パッドを多数必要とする大型板材用のハ
ンドの場合には、重量の増大化を招き、これによって板
材の姿勢変更時の慣性重量が増大するため、可搬重量が
小さくなったり、動作速度を低く押える必要が生じる等
の難点が生じる。
2のフロ−ティング機構がバネを使用しているため長い
ストロ−クずれの吸収では吸収力が異なることとなっ
て、上述の公知例1の場合と同様の問題があり、しか
も、この第2のフロ−ティング機構には位置規制機構が
ないため、弱い力で長いスロ−クのずれを吸収すること
は事実上できない。しかも、公知例2の構造において
は、各吸着パッドごとに第2のフロ−ティング機構が必
要なため、吸着パッドを多数必要とする大型板材用のハ
ンドの場合には、重量の増大化を招き、これによって板
材の姿勢変更時の慣性重量が増大するため、可搬重量が
小さくなったり、動作速度を低く押える必要が生じる等
の難点が生じる。
【0011】公知例3のロボットハンドは、2枚の平板
状をなす吸着パッドの取付部材を、少なくとも一方の側
において自由回転可能な剛性の連結部材とこの部材を包
囲するコイルバネを介して連結し、かつ、一方の取付部
材の前面に吸着パッドを設け、更に、前記2枚の取付部
材がその面に平行な方向に変位するのを規制する位置決
め部材を具備して構成されている。
状をなす吸着パッドの取付部材を、少なくとも一方の側
において自由回転可能な剛性の連結部材とこの部材を包
囲するコイルバネを介して連結し、かつ、一方の取付部
材の前面に吸着パッドを設け、更に、前記2枚の取付部
材がその面に平行な方向に変位するのを規制する位置決
め部材を具備して構成されている。
【0012】この公知例3のハンドも、公知例1,2の
ものと同様にフロ−ティング支持をバネを介して行って
いること、及び、連結部材が剛体であることにより、フ
ロ−ティング動作では吸着面方向、即ち、板材の平面方
向とこの方向に直交した方向の両方向に同時に変位して
しまい、一方向のみにフロ−ティング動作をさせたい場
合に対応できないという問題がある。しかも、追従ずれ
のような比較的大きなずれに対するフロ−ティング動作
に対応するためには、連結部材の長さを大きくする必要
があるが、そうすると2枚の取付部材の間隔が大きくな
り、ハンド自体が大型化し易いという難点がある。
ものと同様にフロ−ティング支持をバネを介して行って
いること、及び、連結部材が剛体であることにより、フ
ロ−ティング動作では吸着面方向、即ち、板材の平面方
向とこの方向に直交した方向の両方向に同時に変位して
しまい、一方向のみにフロ−ティング動作をさせたい場
合に対応できないという問題がある。しかも、追従ずれ
のような比較的大きなずれに対するフロ−ティング動作
に対応するためには、連結部材の長さを大きくする必要
があるが、そうすると2枚の取付部材の間隔が大きくな
り、ハンド自体が大型化し易いという難点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術に鑑み、支持した板材の面と平行な方向並び
に直交する方向に、バネを使用することなく夫々独立し
てフロ−ティング動作が可能であり、しかも、フロ−テ
ィング時の板材の支持力を調整可能とし、また、フロ−
ティング量も、ハンドの大型化を回避して大きくとれる
など、従来品にない特性,利点を具備した板曲げ加工機
用のロボットハンドを提供することを課題とするもので
ある。
な従来技術に鑑み、支持した板材の面と平行な方向並び
に直交する方向に、バネを使用することなく夫々独立し
てフロ−ティング動作が可能であり、しかも、フロ−テ
ィング時の板材の支持力を調整可能とし、また、フロ−
ティング量も、ハンドの大型化を回避して大きくとれる
など、従来品にない特性,利点を具備した板曲げ加工機
用のロボットハンドを提供することを課題とするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明ロボットハンドの構成は、
ロボットア−ムの先端部に連結された角形乃至は円形の
固定部材と、この固定部材の外側に当該固定部材を囲む
ようにして設けたフロ−ト部材とを、平面内に放射状に
配設した流体圧シリンダと、この平面に直交する向きに
配設した流体圧シリンダとによって連結し、前記フロ−
ト部材に、下面に吸着パッド等による板材保持手段を設
けた板材支持フレ−ムを着脱可能に取付けたことを特徴
とするものである。なお、板材保持手段には、吸着パッ
ドに代え、磁力による吸着手段やクランプによる把持手
段を用いることもできる。
を目的としてなされた本発明ロボットハンドの構成は、
ロボットア−ムの先端部に連結された角形乃至は円形の
固定部材と、この固定部材の外側に当該固定部材を囲む
ようにして設けたフロ−ト部材とを、平面内に放射状に
配設した流体圧シリンダと、この平面に直交する向きに
配設した流体圧シリンダとによって連結し、前記フロ−
ト部材に、下面に吸着パッド等による板材保持手段を設
けた板材支持フレ−ムを着脱可能に取付けたことを特徴
とするものである。なお、板材保持手段には、吸着パッ
ドに代え、磁力による吸着手段やクランプによる把持手
段を用いることもできる。
【0015】
【作用】板材を吸着力等により保持する板材支持フレ−
ムが、ロボットア−ムの先端部に連結された固定部材
に、支持する板材の平面及びこれに直交する垂直面に対
し変位可能に装着されたフロ−ト部材に取付けられてい
ることにより、板曲げ加工時に当該板材に生じる突き当
て動作や曲げ動作の反作用による板材の戻り,回転,跳
ね上り等の動作を、きわめて追従性よく吸収することが
出来る。
ムが、ロボットア−ムの先端部に連結された固定部材
に、支持する板材の平面及びこれに直交する垂直面に対
し変位可能に装着されたフロ−ト部材に取付けられてい
ることにより、板曲げ加工時に当該板材に生じる突き当
て動作や曲げ動作の反作用による板材の戻り,回転,跳
ね上り等の動作を、きわめて追従性よく吸収することが
出来る。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例について図により説明す
る。図1は本発明ロボットハンドを使用した板材取扱い
ロボットの使用状態の一例を示す側面図、図2は本発明
ロボットハンドによる板材の支持状態の一例を示す平面
図、図3は本発明ロボットハンドの一例の拡大平面図、
図4は図3の右側面図、図5は図3の一部を断面とした
動作状態の一例を示す正面図、図6は図3の一部を断面
とした動作状態の別例を示す正面図、図7は図3〜図6
に示した本発明ロボットハンドにおけるフロ−ト部材の
動作状態の一例を示す正断面図、図8は図7と同じフロ
−ト部材の動作状態の他の例を示す正断面図、図9はフ
ロ−ティング用のシリンダの他の取付構造例を示す正断
面図である。
る。図1は本発明ロボットハンドを使用した板材取扱い
ロボットの使用状態の一例を示す側面図、図2は本発明
ロボットハンドによる板材の支持状態の一例を示す平面
図、図3は本発明ロボットハンドの一例の拡大平面図、
図4は図3の右側面図、図5は図3の一部を断面とした
動作状態の一例を示す正面図、図6は図3の一部を断面
とした動作状態の別例を示す正面図、図7は図3〜図6
に示した本発明ロボットハンドにおけるフロ−ト部材の
動作状態の一例を示す正断面図、図8は図7と同じフロ
−ト部材の動作状態の他の例を示す正断面図、図9はフ
ロ−ティング用のシリンダの他の取付構造例を示す正断
面図である。
【0017】図1,図2において、PBはプレスブレ−
キで、P,Dはプレスブレ−キPBのフレ−ムFに設け
られた折曲げ用の上,下の金型、Rは加工すべき板材
W、或は、折曲げ加工が済んだ板材Wを、プレスブレ−
キPBの加工部に供給して加工中保持したり、加工後搬
出するための例えば7軸ロボットで、このロボットRの
先端側ア−ムAの先端部に、ハンドHの回転軸Shを介し
て本発明ロボットハンドHが設けられている。なお、Sa
〜Sfは、ロボットRの各関節の回転軸、BGはバックゲ
−ジである。
キで、P,Dはプレスブレ−キPBのフレ−ムFに設け
られた折曲げ用の上,下の金型、Rは加工すべき板材
W、或は、折曲げ加工が済んだ板材Wを、プレスブレ−
キPBの加工部に供給して加工中保持したり、加工後搬
出するための例えば7軸ロボットで、このロボットRの
先端側ア−ムAの先端部に、ハンドHの回転軸Shを介し
て本発明ロボットハンドHが設けられている。なお、Sa
〜Sfは、ロボットRの各関節の回転軸、BGはバックゲ
−ジである。
【0018】次に、本発明ロボットハンドHの構造の例
を図3〜図5により説明する。ロボットRの先端側ア−
ムAの先端には、そのア−ムの軸に直交する水平な軸Sh
を介して、ここでは平面略正方形状の固定部材1が取付
けられている。1a,1bは前記ア−ムAの先端と固定部材
1の上面側とを軸Shで連結するためのブラケットで、ア
−ム側のブラケッ1aには前記軸Shに減速機3を介して回
転を与えるハンドHの回転軸モ−タ2が取付けられてい
る。なお、1cは固定部材1の下面中央に突出させて設け
たセンタボスである。また、この固定部材1の平面形状
は、六角形,八角形、或は、楕円,長円を含む円形であ
ってもよい。
を図3〜図5により説明する。ロボットRの先端側ア−
ムAの先端には、そのア−ムの軸に直交する水平な軸Sh
を介して、ここでは平面略正方形状の固定部材1が取付
けられている。1a,1bは前記ア−ムAの先端と固定部材
1の上面側とを軸Shで連結するためのブラケットで、ア
−ム側のブラケッ1aには前記軸Shに減速機3を介して回
転を与えるハンドHの回転軸モ−タ2が取付けられてい
る。なお、1cは固定部材1の下面中央に突出させて設け
たセンタボスである。また、この固定部材1の平面形状
は、六角形,八角形、或は、楕円,長円を含む円形であ
ってもよい。
【0019】4は、上記固定部材1が悠に収容される程
度の形状,大きさで、少なくとも上面を開口した、ここ
では底板4aを有する浅底箱状をなすフロ−ト部材であ
る。該フロ−ト部材4は、その上面開口側から上記固定
部材1を収容し、この状態において両部材1,4の間
に、固定部材1の平面方向と直交する方向に向けられた
2種類の流体圧、ここではエアシリンダ5と61,62を架
設し、前記両部材1,4が当該シリンダ5,61,62の作
動方向において相対変位可能に連結されている。この点
について、次に詳述する。
度の形状,大きさで、少なくとも上面を開口した、ここ
では底板4aを有する浅底箱状をなすフロ−ト部材であ
る。該フロ−ト部材4は、その上面開口側から上記固定
部材1を収容し、この状態において両部材1,4の間
に、固定部材1の平面方向と直交する方向に向けられた
2種類の流体圧、ここではエアシリンダ5と61,62を架
設し、前記両部材1,4が当該シリンダ5,61,62の作
動方向において相対変位可能に連結されている。この点
について、次に詳述する。
【0020】而して、平面方向のシリンダ5は、固定部
材1の裏面のセンタボス1cの回りに、フロ−ト部材4の
四隅部に向けて4本が放射状に設けられると共に、4本
の各シリンダ5のロッド5aに対向したフロ−ト部材4の
隅部には、前記各ロッド5aの先端に頂点を対向させたこ
こでは円錐状をなす凹状の受入部7が設けられている。
なお、5bは各ロッド5aの先端に装着したボ−ル、又は、
当該ロッド先端に形成した球面による当接面である。
材1の裏面のセンタボス1cの回りに、フロ−ト部材4の
四隅部に向けて4本が放射状に設けられると共に、4本
の各シリンダ5のロッド5aに対向したフロ−ト部材4の
隅部には、前記各ロッド5aの先端に頂点を対向させたこ
こでは円錐状をなす凹状の受入部7が設けられている。
なお、5bは各ロッド5aの先端に装着したボ−ル、又は、
当該ロッド先端に形成した球面による当接面である。
【0021】上記4本のシリンダ5の各ロッド5aを進出
させると、その先端の球面による当接面5bが、円錐状を
なす受入部7の頂部(底)に必らず案内されるので、こ
れによってフロ−ト部材4は固定部材1に対して、垂直
方向に関し一定の位置に保持される。また、各シリンダ
5における各ロッド5aの進退量を、夫々に調節すること
により、固定部材1に対するフロ−ト部材4の平面内で
の相対位置を、任意に偏位させた状態にすることができ
る。
させると、その先端の球面による当接面5bが、円錐状を
なす受入部7の頂部(底)に必らず案内されるので、こ
れによってフロ−ト部材4は固定部材1に対して、垂直
方向に関し一定の位置に保持される。また、各シリンダ
5における各ロッド5aの進退量を、夫々に調節すること
により、固定部材1に対するフロ−ト部材4の平面内で
の相対位置を、任意に偏位させた状態にすることができ
る。
【0022】一方、固定部材1とフロ−ト部材4の垂直
方向での連結は、図7,図8に例示するように、固定部
材1の外周上に、垂直向きに設けた、ここでは8本のエ
アシリンダ61,62により連結されている。ここで一方の
組の4本のシリンダ61は、そのロッド61aの先端側に、
一例として皿状とフランジ状をなす上,下の支持部材61
b,61cを設け、両支持部材61b,61cの間に、前記フロ−
ト部材4の底板4aに設けた挿通孔4bの部分が位置し、当
該底板4aを前記2枚の支持部材61b,61cが上,下から挟
む態様で連結されている。なお、41bは挿通孔4bを設け
て底板4aに取付けた当て板、61dは支持部材61bの上面に
設けた球面による当接面である。
方向での連結は、図7,図8に例示するように、固定部
材1の外周上に、垂直向きに設けた、ここでは8本のエ
アシリンダ61,62により連結されている。ここで一方の
組の4本のシリンダ61は、そのロッド61aの先端側に、
一例として皿状とフランジ状をなす上,下の支持部材61
b,61cを設け、両支持部材61b,61cの間に、前記フロ−
ト部材4の底板4aに設けた挿通孔4bの部分が位置し、当
該底板4aを前記2枚の支持部材61b,61cが上,下から挟
む態様で連結されている。なお、41bは挿通孔4bを設け
て底板4aに取付けた当て板、61dは支持部材61bの上面に
設けた球面による当接面である。
【0023】このシリンダ61は、板材Wとフロ−ト部材
4及び支持フレ−ム9の合計自重にロッド61aの引込み
力をバランスさせて支持し、この自重以上の荷重がロッ
ド61aの進出方向にかかるとフロ−ティングするシリン
ダであって、板材Wが図4〜図8に示すように、フロ−
ト部材4の下側において支持されるとき、当該板材Wと
フロ−ト部材4と後に述べる板材支持フレ−ム9によっ
てロッド61aの進出方向にかかる前記各部材W,4,9
の自重を、そのロッド61aの引込み力を下方の支持部材6
1bに作用させて底板4aを下から支持し、また、前記状態
からハンド自体が180度回転し、板材Wが反転したフロ
−ト部材4の上側において支持されるとき、当該板材W
とフロ−ト部材4と板材支持フレ−ム9によって、ロッ
ド61aの後退方向にかかる前記各部材W,4,9の自重
を、上側の支持部材61cにおいて支持する。
4及び支持フレ−ム9の合計自重にロッド61aの引込み
力をバランスさせて支持し、この自重以上の荷重がロッ
ド61aの進出方向にかかるとフロ−ティングするシリン
ダであって、板材Wが図4〜図8に示すように、フロ−
ト部材4の下側において支持されるとき、当該板材Wと
フロ−ト部材4と後に述べる板材支持フレ−ム9によっ
てロッド61aの進出方向にかかる前記各部材W,4,9
の自重を、そのロッド61aの引込み力を下方の支持部材6
1bに作用させて底板4aを下から支持し、また、前記状態
からハンド自体が180度回転し、板材Wが反転したフロ
−ト部材4の上側において支持されるとき、当該板材W
とフロ−ト部材4と板材支持フレ−ム9によって、ロッ
ド61aの後退方向にかかる前記各部材W,4,9の自重
を、上側の支持部材61cにおいて支持する。
【0024】他方、もう一組の4本のシリンダ62は、図
4〜図8に示した板材Wの向きにおいては、その各ロッ
ド62aの先端がロッド62aの進出によってフロ−ト部材4
の底板4aにその上面から押下げ力として作用するように
設けられている。
4〜図8に示した板材Wの向きにおいては、その各ロッ
ド62aの先端がロッド62aの進出によってフロ−ト部材4
の底板4aにその上面から押下げ力として作用するように
設けられている。
【0025】実際には、ロボットハンドHを図示の状態
から180°反転させて、板材W,フロ−ト部材4,板材
支持フレ−ム9の各自重の合計荷重を上記の一方の組の
シリンダ61により支持しているとき、前記荷重の作用で
前記シリンダ61のロッド61aが後退(沈み込む)するの
を防ぐためのサポ−トシリンダとして機能するものであ
る。従って、板材Wを反転させた支持姿勢において、他
方の組のシリンダ62のストロ−クを調節すれば、シリン
ダ61によるフロ−ト部材4,板材支持フレ−ム9の規制
した中間フロ−ト位置を、任意にずらすことができる。
から180°反転させて、板材W,フロ−ト部材4,板材
支持フレ−ム9の各自重の合計荷重を上記の一方の組の
シリンダ61により支持しているとき、前記荷重の作用で
前記シリンダ61のロッド61aが後退(沈み込む)するの
を防ぐためのサポ−トシリンダとして機能するものであ
る。従って、板材Wを反転させた支持姿勢において、他
方の組のシリンダ62のストロ−クを調節すれば、シリン
ダ61によるフロ−ト部材4,板材支持フレ−ム9の規制
した中間フロ−ト位置を、任意にずらすことができる。
【0026】板材Wをその下面から支持フレ−ム9によ
り支持するとき、シリンダ62のロッド62aの進出方向で
の支持力は、シリンダ61の引き力と板材Wの自重を合計
したものより大きいが、そのシリンダ61の引き力は、前
記シリンダ5による平面内での位置規制力が弱い場合
に、板材Wの浮き上りや傾きを防止できる程度に調整さ
れている。一方、図4〜図8に例示するように、板材W
をその上面から支持フレ−ム9により支持するときは、
上記シリンダ62のロッド進出による支持力は、シリンダ
61の引き力と板材W等の自重を加えた力より大きい。ま
た、シリンダ61の引き力は、板材W及びフロ−ト部材4
と支持フレ−ム9の合計自重をフロ−ティング支持でき
る出力に調整されている。
り支持するとき、シリンダ62のロッド62aの進出方向で
の支持力は、シリンダ61の引き力と板材Wの自重を合計
したものより大きいが、そのシリンダ61の引き力は、前
記シリンダ5による平面内での位置規制力が弱い場合
に、板材Wの浮き上りや傾きを防止できる程度に調整さ
れている。一方、図4〜図8に例示するように、板材W
をその上面から支持フレ−ム9により支持するときは、
上記シリンダ62のロッド進出による支持力は、シリンダ
61の引き力と板材W等の自重を加えた力より大きい。ま
た、シリンダ61の引き力は、板材W及びフロ−ト部材4
と支持フレ−ム9の合計自重をフロ−ティング支持でき
る出力に調整されている。
【0027】なお、62bは各シリンダ62のロッド62aの先
端に取付けた皿状凹面62cを有する当接材、4cは各当接
材62bの凹面62cに対向して底板4aの上面に設けた受け部
材で、この受け部材4cの上面には、ここではボ−ル又は
球面による球状の当接面4dが形成されている。尚、図中
61x,62xは、各シリンダ61,62を固定部1に取付けるた
めのブラケットである。
端に取付けた皿状凹面62cを有する当接材、4cは各当接
材62bの凹面62cに対向して底板4aの上面に設けた受け部
材で、この受け部材4cの上面には、ここではボ−ル又は
球面による球状の当接面4dが形成されている。尚、図中
61x,62xは、各シリンダ61,62を固定部1に取付けるた
めのブラケットである。
【0028】上記のようにして固定部材1に対し、その
平面方向、並びに、垂直方向においてフロ−ティング可
能な状態で支持連結されたフロ−ト部材4に、板材Wを
吸着等により保持する板材保持手段の一例として吸着パ
ッド8を設けた板材支持フレ−ム9が着脱自在に装着さ
れるので、次にこの点について述べる。
平面方向、並びに、垂直方向においてフロ−ティング可
能な状態で支持連結されたフロ−ト部材4に、板材Wを
吸着等により保持する板材保持手段の一例として吸着パ
ッド8を設けた板材支持フレ−ム9が着脱自在に装着さ
れるので、次にこの点について述べる。
【0029】板材支持フレ−ム9を着脱可能に装着する
ため、上記フロ−ト部材の四隅上面には、4枚のフレ−
ム支持ブラケット10が設けられている。一方、上記フレ
−ム9は、その中央部分に前記フロ−ト部材4の外側に
遊嵌されるセンタ枠9aを有すると共に、このセンタ枠9a
に、該枠9aの一部を兼用するフレ−ム材9bを、図3,図
6に示すように横長に取付け、ここでは、該フレ−ム材
9bの左,右両側に、下面に吸着パッド8を有するパッド
装着板8aを設けて形成されている。なお、9cはフレ−ム
枠の補強材である。
ため、上記フロ−ト部材の四隅上面には、4枚のフレ−
ム支持ブラケット10が設けられている。一方、上記フレ
−ム9は、その中央部分に前記フロ−ト部材4の外側に
遊嵌されるセンタ枠9aを有すると共に、このセンタ枠9a
に、該枠9aの一部を兼用するフレ−ム材9bを、図3,図
6に示すように横長に取付け、ここでは、該フレ−ム材
9bの左,右両側に、下面に吸着パッド8を有するパッド
装着板8aを設けて形成されている。なお、9cはフレ−ム
枠の補強材である。
【0030】上記板材支持フレ−ム9は、そのセンタ枠
9aの上面において、フロ−ト部材4の四隅に設けた4箇
所の支持ブラケット10に、ボルト止めbやロックピン等
によって取付けられて、本発明ロボットハンドHの一例
が構成されている。
9aの上面において、フロ−ト部材4の四隅に設けた4箇
所の支持ブラケット10に、ボルト止めbやロックピン等
によって取付けられて、本発明ロボットハンドHの一例
が構成されている。
【0031】上記のように構成された本発明ロボットハ
ンドHの動作について、図4〜図8に示す構造による作
用を説明するために、材料供給から製品搬出までの一連
動作における各構造の作用を説明する。
ンドHの動作について、図4〜図8に示す構造による作
用を説明するために、材料供給から製品搬出までの一連
動作における各構造の作用を説明する。
【0032】材料供給 材料供給装置に一定位置に位置決めされた板材Wを本発
明ロボットハンドHで吸着パッド8により吸着把持す
る。この時、シリンダ62とシリンダ61が互に逆向きの方
向からフロ−ト部材4を支持し、クサビ部材として作用
する球面による当接面5bが案内部材となる受入部7の底
へ挿入されることにより、支持フレ−ム9はフロ−ティ
ング中間位置に固定されている。この吸着把持時の支持
フレ−ム9の固定位置が、以後、再現可能な位置決め位
置となる。そこで、この位置において、板材Wを吸着把
持した後、その板材Wを上,下金型P,Dの間に挿入す
る。この場合、所定の金型位置に合わせて挿入する必要
があるため、前記支持フレ−ム9は位置決め状態のまま
で行う。
明ロボットハンドHで吸着パッド8により吸着把持す
る。この時、シリンダ62とシリンダ61が互に逆向きの方
向からフロ−ト部材4を支持し、クサビ部材として作用
する球面による当接面5bが案内部材となる受入部7の底
へ挿入されることにより、支持フレ−ム9はフロ−ティ
ング中間位置に固定されている。この吸着把持時の支持
フレ−ム9の固定位置が、以後、再現可能な位置決め位
置となる。そこで、この位置において、板材Wを吸着把
持した後、その板材Wを上,下金型P,Dの間に挿入す
る。この場合、所定の金型位置に合わせて挿入する必要
があるため、前記支持フレ−ム9は位置決め状態のまま
で行う。
【0033】突き当て動作 板材Wを所定の曲げ長さに必要な位置に位置決めするた
め、2箇所以上のバックゲ−ジBGに板材Wを突き当て
るが、板材Wの突き当て端の姿勢は必ずしも突き当て面
に平行ではない(図2参照)。これは、板材Wの吸着時
のわずかな位置ずれやロボットRの位置精度の限界、或
は、板材Wの寸法誤差などのために生じる。このような
場合、これらのずれを矯正するため、図2に示すよう
に、板材Wをバックゲ−ジBGに一定の力で押し当てな
がら板材Wを回転などによる位置変位の動作を行う。
め、2箇所以上のバックゲ−ジBGに板材Wを突き当て
るが、板材Wの突き当て端の姿勢は必ずしも突き当て面
に平行ではない(図2参照)。これは、板材Wの吸着時
のわずかな位置ずれやロボットRの位置精度の限界、或
は、板材Wの寸法誤差などのために生じる。このような
場合、これらのずれを矯正するため、図2に示すよう
に、板材Wをバックゲ−ジBGに一定の力で押し当てな
がら板材Wを回転などによる位置変位の動作を行う。
【0034】このため、本発明では、クサビ部材として
使用するシリンダ5の当接面5bが、その案内部材となる
受入部7への押し当てられる力を、前記シリンダ5の供
給流体回路を切り替えて弱くする。このようにすること
により、突き当て反力によって当接面5bを受入部7に対
し支持しているシリンダ5が伸縮し、板材Wが吸着面の
方向(板材Wの平面内)において回転し、姿勢が矯正で
きる。また、当接面5bの押し当て力は、供給圧力を図示
しない圧力調整機器により任意に選択可能としてあるた
め、材質や大きさによって適切な圧力を設定することに
より、ロボットRの手首やハンドHに著しい変形や損傷
を起こすことなく、曲げ加工開始まで板材Wを一定位置
に押し続けることが可能となる。
使用するシリンダ5の当接面5bが、その案内部材となる
受入部7への押し当てられる力を、前記シリンダ5の供
給流体回路を切り替えて弱くする。このようにすること
により、突き当て反力によって当接面5bを受入部7に対
し支持しているシリンダ5が伸縮し、板材Wが吸着面の
方向(板材Wの平面内)において回転し、姿勢が矯正で
きる。また、当接面5bの押し当て力は、供給圧力を図示
しない圧力調整機器により任意に選択可能としてあるた
め、材質や大きさによって適切な圧力を設定することに
より、ロボットRの手首やハンドHに著しい変形や損傷
を起こすことなく、曲げ加工開始まで板材Wを一定位置
に押し続けることが可能となる。
【0035】シリンダ61によるフロ−ト支持とシリンダ
62によるサポ−ト支持は、図7に例示するように、フロ
−ト(持上げ)方向での板材Wの位置が規制されるよう
に行う。板材Wを下から把持、つまり、板材Wの下面に
おいて吸着支持する場合(支持部材61bの側が板材Wよ
り下に位置する)は、シリンダ62のサポ−ト支持力を、
板材Wの重量とシリンダ61によるフロ−ト部材4の引き
力の和よりも強くし、一方、板材Wを上から把持する場
合、図4〜図8に例示した向きでは、シリンダ61による
フロ−ト部材4の引き力を板材Wの重量よりも強くす
る。こうして板材Wは、シリンダ61又は62によるフロ−
ト支持される方向において位置規制されるため、板材W
の表,裏の向きに拘らず、当該板材Wの突き当て時に板
材Wがバックゲ−ジBGの上へ乗り上げたり、もぐり込
むことを未然に防ぐことができる。
62によるサポ−ト支持は、図7に例示するように、フロ
−ト(持上げ)方向での板材Wの位置が規制されるよう
に行う。板材Wを下から把持、つまり、板材Wの下面に
おいて吸着支持する場合(支持部材61bの側が板材Wよ
り下に位置する)は、シリンダ62のサポ−ト支持力を、
板材Wの重量とシリンダ61によるフロ−ト部材4の引き
力の和よりも強くし、一方、板材Wを上から把持する場
合、図4〜図8に例示した向きでは、シリンダ61による
フロ−ト部材4の引き力を板材Wの重量よりも強くす
る。こうして板材Wは、シリンダ61又は62によるフロ−
ト支持される方向において位置規制されるため、板材W
の表,裏の向きに拘らず、当該板材Wの突き当て時に板
材Wがバックゲ−ジBGの上へ乗り上げたり、もぐり込
むことを未然に防ぐことができる。
【0036】曲げ追従動作 バックゲ−ジBGに接続されたセンサ(図示せず)によ
り板材Wの突き当てが検知確認されると、板材Wは上,
下金型P,Dに挟まれて曲げ加工が開始されるが、曲げ
加工が開始されると板材Wは急加速されて跳ね上がり、
短時間で曲げ完了位置まで跳ね上がる。そして、ロボッ
トRは、プレスブレ−キPBの金型の動きを検出するこ
とにより板材Wと同速となるようにプログラムの移動速
度が設定される。しかし、ロボットRが常に板材Wの動
きに同動して、位置ずれなくロボットハンドHの軌道を
制御することは非常に高度な技術を必要とする。これは
プレスブレ−キPBが油圧駆動系によるものである場
合、温度や負荷条件により加工開始時期や速度変動が顕
著なためである。追従中のロボットハンドHと板材Wの
位置ずれが、加工品質の低下を起こさない程度に抑える
ためには、ロボットハンドHが位置ずれを吸収すること
が望ましい。
り板材Wの突き当てが検知確認されると、板材Wは上,
下金型P,Dに挟まれて曲げ加工が開始されるが、曲げ
加工が開始されると板材Wは急加速されて跳ね上がり、
短時間で曲げ完了位置まで跳ね上がる。そして、ロボッ
トRは、プレスブレ−キPBの金型の動きを検出するこ
とにより板材Wと同速となるようにプログラムの移動速
度が設定される。しかし、ロボットRが常に板材Wの動
きに同動して、位置ずれなくロボットハンドHの軌道を
制御することは非常に高度な技術を必要とする。これは
プレスブレ−キPBが油圧駆動系によるものである場
合、温度や負荷条件により加工開始時期や速度変動が顕
著なためである。追従中のロボットハンドHと板材Wの
位置ずれが、加工品質の低下を起こさない程度に抑える
ためには、ロボットハンドHが位置ずれを吸収すること
が望ましい。
【0037】このため、本発明ロボットハンドHでは、
追従動作中は、当接面5bによるクサビ部材は案内部材で
ある受入部7から抜き(図6)、また、サポ−ト用のシ
リンダ62の支持を抜いて、フロ−ト用のシリンダ61の支
持だけでフロ−ト部材4を支持する(図8)。追従中の
フロ−ト部材4と固定部材1の位置ずれは、図8に示す
ように、支持部材61bと底板4aの当接面と支持部材61cと
底板4aの当接面の相対変位を許容した支持により吸収さ
れる。また、シリンダ61によるフロ−ト支持力は、図示
されない空圧回路により供給圧力を下げ、ロボットハン
ドHによる板材Wの押しすぎや引き戻し作用を避け、板
材Wの腰折れといった加工品質の低下も避けるように設
定できる。従って、ロボットRは移動中の位置ずれをフ
ロ−ティング動作のストロ−ク範囲内で吸収できるよう
に制御すれば良い。
追従動作中は、当接面5bによるクサビ部材は案内部材で
ある受入部7から抜き(図6)、また、サポ−ト用のシ
リンダ62の支持を抜いて、フロ−ト用のシリンダ61の支
持だけでフロ−ト部材4を支持する(図8)。追従中の
フロ−ト部材4と固定部材1の位置ずれは、図8に示す
ように、支持部材61bと底板4aの当接面と支持部材61cと
底板4aの当接面の相対変位を許容した支持により吸収さ
れる。また、シリンダ61によるフロ−ト支持力は、図示
されない空圧回路により供給圧力を下げ、ロボットハン
ドHによる板材Wの押しすぎや引き戻し作用を避け、板
材Wの腰折れといった加工品質の低下も避けるように設
定できる。従って、ロボットRは移動中の位置ずれをフ
ロ−ティング動作のストロ−ク範囲内で吸収できるよう
に制御すれば良い。
【0038】以上に述べた本発明ロボットハンドHのフ
ロ−ティング機構により、そのロボットハンドHは板材
Wを吸着したままそのハンドHを移動させることができ
るので、図1の側面図に示すように、板材Wを下面から
吸着して把持する場合などに板材Wの支持が可能とな
り、従来技術にみられるような吸着せずに常に板材Wを
下からのみ支持して追従させる場合に比べ、持ち替え動
作が不要になってタクトタイムを短縮することができ、
また、持ち替えによる再吸着等の再支持時の位置ずれを
も避けることができるため、加工精度が向上する。ま
た、ロボットR自体の制御もより容易に行うことができ
る。
ロ−ティング機構により、そのロボットハンドHは板材
Wを吸着したままそのハンドHを移動させることができ
るので、図1の側面図に示すように、板材Wを下面から
吸着して把持する場合などに板材Wの支持が可能とな
り、従来技術にみられるような吸着せずに常に板材Wを
下からのみ支持して追従させる場合に比べ、持ち替え動
作が不要になってタクトタイムを短縮することができ、
また、持ち替えによる再吸着等の再支持時の位置ずれを
も避けることができるため、加工精度が向上する。ま
た、ロボットR自体の制御もより容易に行うことができ
る。
【0039】抜き取り動作,製品搬出 曲げに伴う板材Wの跳ね上がりが完了して上金型が上昇
すると、当接面5bによるクサビ部材、フロ−ト支持用の
シリンダ61、サポ−ト用のシリンダ62の支持を位置決め
状態として、板材Wがプレスブレ−キPBから抜き取ら
れる。抜き取られた板材Wは、必要に応じて表裏反転や
姿勢変更を行ってさらに次の曲げ工程を行う。すべての
加工工程が完了すると、板材Wが製品搬出部へ搬送さ
れ、受け渡しされる。受け渡しに位置精度を必要とされ
る場合は、ロボットハンドHは各シリンダ5を進出駆動
して位置決め状態とする。また、フロ−ティング方向あ
るいは、突き当て方向に位置ずれ吸収が必要とされるよ
うな受け渡し方法である場合は、上記突き当てあるいは
追従動作における各機構の動作を組み合わせて適宜使用
するようにすればよい。
すると、当接面5bによるクサビ部材、フロ−ト支持用の
シリンダ61、サポ−ト用のシリンダ62の支持を位置決め
状態として、板材Wがプレスブレ−キPBから抜き取ら
れる。抜き取られた板材Wは、必要に応じて表裏反転や
姿勢変更を行ってさらに次の曲げ工程を行う。すべての
加工工程が完了すると、板材Wが製品搬出部へ搬送さ
れ、受け渡しされる。受け渡しに位置精度を必要とされ
る場合は、ロボットハンドHは各シリンダ5を進出駆動
して位置決め状態とする。また、フロ−ティング方向あ
るいは、突き当て方向に位置ずれ吸収が必要とされるよ
うな受け渡し方法である場合は、上記突き当てあるいは
追従動作における各機構の動作を組み合わせて適宜使用
するようにすればよい。
【0040】以上の説明において、板材支持フレ−ム9
をフロ−ト部材4を介在させて上下方向でフロ−ティン
グ支持するための機構は、図7,図8により説明したフ
ロ−ティング用のシリンダ61とサポ−ト用のシリンダ62
とを、固定部材1に対して夫々のシリンダ61,62のロッ
ド61a,62aを下向きに配設して構成したものであった
が、本発明では上記のフロ−ト部材4のフロ−ティング
支持を、図9に示すようなシリンダ61と同62の向きにし
た機構により実施してもよい。
をフロ−ト部材4を介在させて上下方向でフロ−ティン
グ支持するための機構は、図7,図8により説明したフ
ロ−ティング用のシリンダ61とサポ−ト用のシリンダ62
とを、固定部材1に対して夫々のシリンダ61,62のロッ
ド61a,62aを下向きに配設して構成したものであった
が、本発明では上記のフロ−ト部材4のフロ−ティング
支持を、図9に示すようなシリンダ61と同62の向きにし
た機構により実施してもよい。
【0041】図9に例示する場合においては、フロ−ト
部材4の側壁4eを上側に向け延長してその上端部を90度
内側に曲げて支持部4fに形成し、この支持部4fに対しフ
ロ−ティング用のシリンダ61をそのロッド61aを上向き
に配設し、該ロッドの先端に皿状凹面61c'を有する当接
材61b'を取付ける一方、上記支持部4fには下向きの受け
部材4gを設けその先端をボ−ル又は球面による当接球面
4hに形成している。
部材4の側壁4eを上側に向け延長してその上端部を90度
内側に曲げて支持部4fに形成し、この支持部4fに対しフ
ロ−ティング用のシリンダ61をそのロッド61aを上向き
に配設し、該ロッドの先端に皿状凹面61c'を有する当接
材61b'を取付ける一方、上記支持部4fには下向きの受け
部材4gを設けその先端をボ−ル又は球面による当接球面
4hに形成している。
【0042】つまり、図9に例示したシリンダ61は、図
7,図8の例におけるサポ−ト用のシリンダ62とその受
け部材4cと同様の構成を、これらとは逆向きにして設け
たものといえる。そして、図9の例は互に逆向きに配設
した両シリンダ61,62のロッド61a,62aの進退量によっ
てフロ−ティング位置の調整を可能としたものであり、
図示の例では同一構成のシリンダ61,62、及び、その受
け部材4c,4gが使用できる点で部品点数の減少,合理化
を図ることができる。
7,図8の例におけるサポ−ト用のシリンダ62とその受
け部材4cと同様の構成を、これらとは逆向きにして設け
たものといえる。そして、図9の例は互に逆向きに配設
した両シリンダ61,62のロッド61a,62aの進退量によっ
てフロ−ティング位置の調整を可能としたものであり、
図示の例では同一構成のシリンダ61,62、及び、その受
け部材4c,4gが使用できる点で部品点数の減少,合理化
を図ることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明ロボットハンドは以上の通りであ
って、以下の効果が得られる。まず、本発明ロボットハ
ンドに、支持する板材の平面方向および直角面方向の両
方向において、板材とハンドの位置ずれを吸収する機構
を独立して作動可能に設けたことにより、突き当てや追
従動作において加工品質を低下させずに、板材のハンド
クリングが可能である。
って、以下の効果が得られる。まず、本発明ロボットハ
ンドに、支持する板材の平面方向および直角面方向の両
方向において、板材とハンドの位置ずれを吸収する機構
を独立して作動可能に設けたことにより、突き当てや追
従動作において加工品質を低下させずに、板材のハンド
クリングが可能である。
【0044】また、本発明ロボットに組込んだ位置決め
機構とフロ−ティング機構により、両方向のいずれかに
おいて板材の変位を別個に吸収できるので、位置決め時
の板材の姿勢の安定を容易に図ることができる。更に、
上記フロ−ティング機構や位置決め機構による板材支持
フレ−ムの支持力を調整可能としたので、広い加工条件
に対応可能である。
機構とフロ−ティング機構により、両方向のいずれかに
おいて板材の変位を別個に吸収できるので、位置決め時
の板材の姿勢の安定を容易に図ることができる。更に、
上記フロ−ティング機構や位置決め機構による板材支持
フレ−ムの支持力を調整可能としたので、広い加工条件
に対応可能である。
【0045】しかも、フロ−ティングストロ−クを大き
くとれるので、追従作動中のロボットの制御を、より低
コストかつ容易な方法により実現することができる。
くとれるので、追従作動中のロボットの制御を、より低
コストかつ容易な方法により実現することができる。
【0046】加えて、板材Wの表裏反転や正逆曲げ加工
において、板材を吸着したままハンドリング可能である
ので、持ち替え動作が不要になり、これによって更なる
精度向上,タクトタイムの短縮を図ることができる。
において、板材を吸着したままハンドリング可能である
ので、持ち替え動作が不要になり、これによって更なる
精度向上,タクトタイムの短縮を図ることができる。
【図1】本発明ロボットハンドを使用した板材取扱いロ
ボットの使用状態の一例を示す側面図。
ボットの使用状態の一例を示す側面図。
【図2】本発明ロボットハンドによる板材の支持状態の
一例を示す平面図。
一例を示す平面図。
【図3】本発明ロボットハンドの一例の拡大平面図。
【図4】図3の右側面図。
【図5】図3の一部を断面とした動作状態の一例を示す
正面図。
正面図。
【図6】図3の一部を断面とした動作状態の別例を示す
正面図。
正面図。
【図7】図3〜図6に示した本発明ロボットハンドにお
けるフロ−ト部材の動作状態の一例を示す正断面図。
けるフロ−ト部材の動作状態の一例を示す正断面図。
【図8】図7と同じフロ−ト部材の動作状態の他の例を
示す正断面図。
示す正断面図。
【図9】フロ−ティング用のシリンダの他の取付構造例
を示す正断面図。
を示す正断面図。
1 固定部材 1a,1b ブラケット 2 モ−タ 3 減速機 4 フロ−ト部材 5,61,62 シリンダ 5a,61a,62a ロッド 7 受入部 8 吸着パッド 9 支持フレ−ム 10 支持ブラケット R ロボット H ロボットハンド BG バックゲ−ジ
Claims (4)
- 【請求項1】 ロボットア−ムの先端部に連結された角
形乃至は円形の固定部材と、この固定部材の外側に当該
固定部材を囲むようにして設けたフロ−ト部材とを、平
面内に放射状に配設した流体圧シリンダと、この平面に
直交する向きに配設した流体圧シリンダとによって連結
し、前記フロ−ト部材に、下面に吸着パッド等による板
材保持手段を設けた板材支持フレ−ムを着脱可能に取付
けたことを特徴とする板材折曲げ加工機における材料取
扱ロボットハンド。 - 【請求項2】 板材支持フレ−ムは、流体圧シリンダを
作動させて板材の平面に沿った方向と板材の平面に直交
する方向のいずれにも任意に変位可能であると共に、前
記シリンダをロックして板材支持フレ−ムが外力を受け
ると、その外力が前記シリンダの作用で弾撥的に吸収さ
れるようにして、前記フレ−ムが外力を受けた方向に変
位するようにした請求項1の板材折曲げ加工機における
材料取扱ロボットハンド。 - 【請求項3】 フロ−ト部材は、固定部材において板材
に直交する方向に配設されたフロ−ティング用シリンダ
により、上,下両面から支持された請求項1又は2の板
材折曲げ加工機における材料取扱ロボットハンド。 - 【請求項4】 フロ−ト部材は、板材に直交する方向に
おいて、水平面方向での支持構造により固定部材に対し
定位置に保持できるようにした請求項1〜3のいずれか
の板材折曲げ加工機における材料取扱ロボットハンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2186494A JPH07204746A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 板材折曲げ加工機における材料取扱ロボットハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2186494A JPH07204746A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 板材折曲げ加工機における材料取扱ロボットハンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204746A true JPH07204746A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12066996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2186494A Pending JPH07204746A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 板材折曲げ加工機における材料取扱ロボットハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07204746A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105598312A (zh) * | 2016-02-22 | 2016-05-25 | 佛山市南海区广工大数控装备协同创新研究院 | 基于机器人的门板折弯双向进给夹具 |
CN110153314A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-23 | 无锡金红鹰工业自动化有限公司 | 钣金折弯工艺以及用于该工艺的折弯装置 |
CN110421085A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-11-08 | 深圳市亿和精密科技集团有限公司 | 一种折弯工件的翻面装置及翻面方法 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP2186494A patent/JPH07204746A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105598312A (zh) * | 2016-02-22 | 2016-05-25 | 佛山市南海区广工大数控装备协同创新研究院 | 基于机器人的门板折弯双向进给夹具 |
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CN110421085A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-11-08 | 深圳市亿和精密科技集团有限公司 | 一种折弯工件的翻面装置及翻面方法 |
CN110421085B (zh) * | 2019-08-27 | 2024-04-30 | 深圳市亿和精密科技集团有限公司 | 一种折弯工件的翻面装置及翻面方法 |
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