JPH0641050Y2 - 電気カ−ペツト - Google Patents
電気カ−ペツトInfo
- Publication number
- JPH0641050Y2 JPH0641050Y2 JP122186U JP122186U JPH0641050Y2 JP H0641050 Y2 JPH0641050 Y2 JP H0641050Y2 JP 122186 U JP122186 U JP 122186U JP 122186 U JP122186 U JP 122186U JP H0641050 Y2 JPH0641050 Y2 JP H0641050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- flat yarn
- melt resin
- electric carpet
- hot melt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、ニードルパンチカーペットを表地に使用した
電気カーペットの改良に関するものである。
電気カーペットの改良に関するものである。
従来のこの種の電気カーペットは、上面にヒータワイヤ
を配線したフェルトなどの軟質基材と、ニードルパンチ
カーペットとを、間に接着性ホットメルト樹脂シートを
挟んで積層し、これをホットプレスで加熱加圧して、上
記接着性ホットメルト樹脂シートを溶融させることによ
り上記軟質基材とニードルパンチカーペットとを接着し
た構造となっている。
を配線したフェルトなどの軟質基材と、ニードルパンチ
カーペットとを、間に接着性ホットメルト樹脂シートを
挟んで積層し、これをホットプレスで加熱加圧して、上
記接着性ホットメルト樹脂シートを溶融させることによ
り上記軟質基材とニードルパンチカーペットとを接着し
た構造となっている。
しかし上記のような構造では、軟質基材とニードルパン
チカーペットのほかにホットメルト樹脂シートが必要で
あるため、このホットメルト樹脂シートの切断、切欠き
加工が必要となるだけでなく、積層の際の位置決めも必
要となることから、電気カーペットの製造が面倒である
という欠点があった。
チカーペットのほかにホットメルト樹脂シートが必要で
あるため、このホットメルト樹脂シートの切断、切欠き
加工が必要となるだけでなく、積層の際の位置決めも必
要となることから、電気カーペットの製造が面倒である
という欠点があった。
本考案は、上記のような従来技術の問題点を解決した電
気カーペットを提供するもので、その構成は、接着性ホ
ットメルト樹脂よりなるフラットヤーンとそれより融点
の高い樹脂よりなるフラットヤーンの一方を横糸として
他方を縦糸として織られた基布上に綿を載せニードルし
てなるニードルパンチカーペットを、上面にヒータワイ
ヤを配線してなる軟質基材上に積層し、これらをホット
プレスにより一体化したことを特徴とするものである。
気カーペットを提供するもので、その構成は、接着性ホ
ットメルト樹脂よりなるフラットヤーンとそれより融点
の高い樹脂よりなるフラットヤーンの一方を横糸として
他方を縦糸として織られた基布上に綿を載せニードルし
てなるニードルパンチカーペットを、上面にヒータワイ
ヤを配線してなる軟質基材上に積層し、これらをホット
プレスにより一体化したことを特徴とするものである。
上記構成によるニードルパンチカーペット自体が裏面に
接着性ホットメルト樹脂のフラットヤーンを有している
ため、ホットメルト樹脂シートなしでニードルパンチカ
ーペットと軟質基材との接着を行うことができる。
接着性ホットメルト樹脂のフラットヤーンを有している
ため、ホットメルト樹脂シートなしでニードルパンチカ
ーペットと軟質基材との接着を行うことができる。
第1図は本考案の一実施例に係る電気カーペットを示
す。図において、1はフェルトなどからなる軟質基材
で、その上面にはヒータワイヤ2およびセンサワイヤ3
が配線されている。4はその上に積層されたニードルパ
ンチカーペットで、基布5上に綿6を載せてニードルし
たものである。
す。図において、1はフェルトなどからなる軟質基材
で、その上面にはヒータワイヤ2およびセンサワイヤ3
が配線されている。4はその上に積層されたニードルパ
ンチカーペットで、基布5上に綿6を載せてニードルし
たものである。
基布5は第2図に示すように接着性ホットメルト樹脂よ
りなるフラットヤーン7を横糸とし、それより融点の高
い例えば高密度ポリエチレンよりなるフラットヤーン8
を縦糸として織ったものである。したがってこの基布5
の両面は、面積のほぼ半分が接着性ホットメルト樹脂製
フラットヤーン7で構成されるため、他部材との接着が
可能である。
りなるフラットヤーン7を横糸とし、それより融点の高
い例えば高密度ポリエチレンよりなるフラットヤーン8
を縦糸として織ったものである。したがってこの基布5
の両面は、面積のほぼ半分が接着性ホットメルト樹脂製
フラットヤーン7で構成されるため、他部材との接着が
可能である。
すなわちこの電気カーペットは、下面に上記のような基
布5を有するニードルパンチカーペット4を軟質基材1
上に積層し、それをホットプレスすることによりホット
メルト樹脂製フラットヤーン7を溶融させて、ニードル
パンチカーペット4と軟質基材1とを接着したものであ
る。なお、基布5の縦糸に高密度ポリエチレンなどから
なるフラットヤーン8を使用したのは、基布5の強度を
保持し、ヒータワイヤ2やセンサワイヤ3による突起が
あまり表に出ないようにするためである。
布5を有するニードルパンチカーペット4を軟質基材1
上に積層し、それをホットプレスすることによりホット
メルト樹脂製フラットヤーン7を溶融させて、ニードル
パンチカーペット4と軟質基材1とを接着したものであ
る。なお、基布5の縦糸に高密度ポリエチレンなどから
なるフラットヤーン8を使用したのは、基布5の強度を
保持し、ヒータワイヤ2やセンサワイヤ3による突起が
あまり表に出ないようにするためである。
以上説明したように本考案の電気カーペットは、下面に
接着性ホットメルト樹脂よりなるフラットヤーンとそれ
より融点の高い樹脂よりなるフラットヤーンとで織られ
た基布を有するニードルパンチカーペットを使用してい
るため、ニードルパンチカーペットと軟質基材を接着す
るのに、接着性ホットメルト樹脂シートが不要であり、
製造が簡単であり、コストが安いという利点がある。
接着性ホットメルト樹脂よりなるフラットヤーンとそれ
より融点の高い樹脂よりなるフラットヤーンとで織られ
た基布を有するニードルパンチカーペットを使用してい
るため、ニードルパンチカーペットと軟質基材を接着す
るのに、接着性ホットメルト樹脂シートが不要であり、
製造が簡単であり、コストが安いという利点がある。
第1図は本考案の一実施例に係る電気カーペットの断面
図、第2図は同電気カーペットに使用される基布の部分
平面図である。 1〜軟式基材、2〜ヒータワイヤ、3〜センサワイヤ、
4〜ニードルパンチカーペット、5〜基布、6〜線、7
〜接着性ホットメルト樹脂製のフラットヤーン、8〜高
密度ポリエチレン等からなるフラットヤーン。
図、第2図は同電気カーペットに使用される基布の部分
平面図である。 1〜軟式基材、2〜ヒータワイヤ、3〜センサワイヤ、
4〜ニードルパンチカーペット、5〜基布、6〜線、7
〜接着性ホットメルト樹脂製のフラットヤーン、8〜高
密度ポリエチレン等からなるフラットヤーン。
Claims (1)
- 【請求項1】接着性ホットメルト樹脂よりなるフラット
ヤーンとそれより融点の高い樹脂よりなるフラットヤー
ンの一方を横糸とし他方を縦糸として織られた基布上に
綿を載せニードルしてなるニードルパンチカーペット
を、上面にヒータワイヤを配線してなる軟質基材上に積
層し、これらをホットプレスにより一体化したことを特
徴とする電気カーペット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP122186U JPH0641050Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 電気カ−ペツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP122186U JPH0641050Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 電気カ−ペツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62115013U JPS62115013U (ja) | 1987-07-22 |
JPH0641050Y2 true JPH0641050Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=30778927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP122186U Expired - Lifetime JPH0641050Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 電気カ−ペツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641050Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2770392B2 (ja) * | 1988-12-21 | 1998-07-02 | 松下電器産業株式会社 | 発熱体布及びその製造方法 |
JP2579047Y2 (ja) * | 1989-06-09 | 1998-08-20 | 呉羽テック株式会社 | 電気カーペット |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP122186U patent/JPH0641050Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62115013U (ja) | 1987-07-22 |
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