JPH0641031B2 - 溶接ロボットの溶接方法 - Google Patents

溶接ロボットの溶接方法

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JPH0641031B2
JPH0641031B2 JP59040984A JP4098484A JPH0641031B2 JP H0641031 B2 JPH0641031 B2 JP H0641031B2 JP 59040984 A JP59040984 A JP 59040984A JP 4098484 A JP4098484 A JP 4098484A JP H0641031 B2 JPH0641031 B2 JP H0641031B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶接トーチを開先幅方向に揺動パターンに従
って揺動させながらアーク溶接を行い、この揺動中に溶
接トーチの位置ずれを検出し、この位置ずれを修正する
ことにより溶接トーチを溶接線に追従させるようにした
溶接ロボツトの溶接方法の改良に関する。
前記揺動パターンをティーチングする方法としては実際
に溶接トーチの電極先端(溶接点)を開先付近に位置決
めし、揺動パターンの半周期の両端地点を教示するのが
理想的と言える。しかし、ワークの中には複雑でこみ入
った溶接個所もあり、溶接トーチを手動操作で開先付近
に位置決めすることが困難であるばかりでなく、他の部
材の陰になって教示すべき揺動パターンが目視できない
場合がある。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、揺動パターンのティ
ーチングの簡略化を図った溶接ロボットの溶接方法を提
供することを目的とする。
そして、上記目的を達成するための技術的手段は、溶接
トーチを互いに交差状に配設された対の部材によって形
成された開先の幅方向に揺動パターンに従って揺動させ
ながらアーク溶接を行い、該揺動中に溶接トーチの位置
ずれを検出し、この位置ずれを修正することにより溶接
トーチを溶接線に追従させるようにした溶接ロボットの
溶接方法において、溶接ロボットは溶接トーチの位置が
教示点か前記対の部材によって構成された座標象限内の
任意のダミー点かの識別情報入力設定手段、開先を形成
する溶接継手形状の識別情報入力設定手段および揺動パ
ターンの振幅(開先幅方向の移動距離)・高さ(溶接線
から揺動位置平面までの高さ距離、または脚長)・ピッ
チ(揺動の半周期または一周期における溶接線の延びる
方向への移動距離)に関する情報を数値入力するための
パターン情報入力設定手段と、前記各情報入力設定手段
により入力された各情報に基づいて前記座標象限に対応
する前記開先における溶接継手形状に応じた揺動パター
ンを作成し出力する揺動パターン作成出力手段とを備
え、溶接線のティーチング時に、前記開先を含む対の部
材によって構成された座標象限内の任意のダミー点に前
記溶接トーチを位置決めし、その位置で溶接トーチを静
止させたまま、前記各情報入力設定手段により、ダミー
点の識別情報、溶接継手形状の識別情報、揺動パターン
の振動・高さ・ピッチの情報をそれぞれ入力し、ティー
チングされた溶接線に沿って溶接を実行する際に、揺動
パターン作成出力手段により、前記入力された各情報に
基づいて作成し出力される前記開先における揺動パター
ンに従って溶接トーチを揺動させながら溶接を行う点に
ある。
以下、図面に示す実施例に基づき詳述する。
1は本発明の方法を実施するための一実施例として採用
した直角座標(x,y,z)ロボットRO(詳細は図示
せず)の端末に構成された垂直軸である。
2は垂直軸1の下端に軸1まわり(矢印α)に旋回可能
に支承した第1腕である。
3は腕2の先端に斜軸3aまわり(矢印β)に旋回可能
に支承した第2腕である。第2腕3先端にはエンドエフ
ェクタとしての溶接トーチT(この実施例ではMIG溶
接トーチ)を把持する把持具3bを備えている。
そして軸1,軸3aおよびトーチTの中心軸TCは一点
Pにおいて交差するように構成してある。
さらにトーチTはその溶接作動点Pと一致しうるように
設定してある。かくしてαおよびβ方向への回転角を制
御することにより、トーチTの垂直軸1に対する姿勢角
θおよび旋回角ψ(いわゆるオイラ角)を点Pを固定し
て制御可能となっている。
4は溶接電源装置である。装置4はトーチTの消耗電極
TWを巻き取ったスプール4aを具備し、詳細は図示し
ないが送りローラを回転して電極TWをくり出し可能で
あり、さらに電極TWとワークW間に溶接用電源4bを
接続しうるように構成してある。装置4はまた、検出用
電源4cを備えている。電源4cは、例えば電圧約10
0ないし2,000V、電流は小電流に制限されたもの
を使用する。前記電源4b・4cにはそれぞれ通電状態
検出器4d・4eを直列に接続し、さらに電源4b・4
cは、切換手段4fにより切換え可能としてある。
5はこの実施例全体の制御装置としての公知のコンピユ
ータである。コンピユータ5には、CPUおよびメモリ
を含む。
そしてコンピユータ5のバスラインBには、電源4b,
通電状態検出器4d・4eおよび切換手段4fが接続し
てある。
バスラインBにはさらに、ロボットROのx軸のサーボ
系Sxが接続してあり、このサーボ系Sxはx軸の動力
Mx、並びにその位置情報を出力するエンコーダExを
含んでいる。同様にしてバスラインBには同様に構成し
たy軸のサーボ系Sy、z軸のサーボ系Sz、α軸のサ
ーボ系Sαおよびβ軸のサーボ系Sβを接続してある。
REは遠隔操作盤であり、トーチTを手動で移動させる
ためのマニュアル操作スナップスイッチ群SW,溶接時
以外の速度を指令するための速度指令ロータリスイッチ
SV,3種類のモード(マニュアルモードM,テストモ
ードTE,およびオートモードA)に切換えるためのモ
ード切換スイッチSM,テンキーTK,テンキーTKの
操作により後述の各種態様ごとに条件を設定するための
条件設定用切換スイッチSE,並びに各モードにおいて
動作を開始したりティーチング内容をメモリに取込む際
に使用するスタートスイッチSTA等を備えている。
前記切換スイッチSEは以下に示す7つの切換位置SE
〜SEを有する。
(1)切換位置SE…直線補間「L」,ウィービング
「W」,円補間「C」,センシング「S」,アークセン
シング「As」の5つの表示ランプを備え、それぞれテ
ンキーTKのキー番号「1」〜「5」を雄ことにより各
表示ランプを点燈させて選択することができる。
(2)切換位置SE…溶接条件番号WNO.の表示部を有
し、コンピュータ5のメモリには予めNO.ごとに溶接電
圧E,溶接電流I,および溶接速度Vwをセットとして
記憶されており、所望のセットに対応するテンキーTK
のキー番号を押すことにより呼び出せるようになってい
る。
(3)切換位置SE…センサメニュー番号SEMNO.の表
示部を有し、コンピュータ5のメモリにはNO.ごとにト
ーチTの電極自体でワークWの溶接線をセンシングする
のに必要なサブルーチンがセットとして記憶されてお
り、テンキーTKの操作で逐次呼び出せるようになって
いる。
(4)切換位置SE…ファンクション番号FNO.の表示部
を有し、本実施例ではテンキーTKのキー番号「7」の
操作により、溶接トーチTの現在位置は移動位置の教示
点ではなく揺動パターンの自動設定用のダミー点である
ことを教示する。そしてこれらによりダミー点かどうか
の識別情報入力設定手段が構成される。
(5)切換位置SE…補正方式番号AUXNO.の表示部を
有し、本実施例では、テンキーTKのキー番号「0
1」,「02」,「03」の押動により、それぞれ第2
図(a),(b),(c)に示すように開先を形成する
下向隅肉,水平隅肉,L形開先の各溶接継手形状を選択
するようになっている。そしてこれらにより溶接継手形
状の識別情報入力設定手段が構成される。またAUXN
O.「10」は、予め別のワークで作成した揺動パターン
のデータに基づき位置補正することを意味する。
(6)切換位置SE…パターン表示部を有し、本実施例
ではテンキーTKにより入力される4桁の数字で揺動パ
ターンを設定するようになっている。例えば、4〜1桁
目にはそれぞれ、揺動パターンの振幅m(開先幅方向の
移動距離),高さh(第2図(a)・(b)・(c)で
示すように下向隅肉およびL形開先では溶接線から揺動
面までの距離であり、水平隅肉では脚長である),ピッ
チP(第3図に示すように揺動パターンの半周期におけ
る溶接線の延びる方向への移動距離),きざみ数n(揺
動パターンの半周期における移動分割数でこれにより周
波数が決定)の各メニュー番号を設定するようになって
いる。ここに、これらによってパターン情報入力設定手
段が構成される。尚、水平隅肉における等脚長の場合
は、特別にhNO.「3」で設定すれば自動的に等脚長に
なるようにしてある。
(7)切換位置SE…タイマー表示部を有し、揺動の左
・右端での停止時間をメニュー番号で設定できるように
なっている。
今、ワークWは第1図に示すように、水平部材W1の上
面に2個の垂直部材W2・W3をL字形に組合せて仮付
けしてあり、これらの部材W1・W2・W3で形成され
る直角隅部を一端の溶接開始地点Pから部材W2・W
3の交差する中間地点Pを経て他端の溶接終了地点P
まで連続溶接せんとするものである。
以下オペレータのティーチング操作、およびこれに伴い
コンピュータ5が実行する処理につき説明する。
(T1)スイッチSMの操作によりマニュアルモードM
を選択する。そしてスイッチSWの操作によりトーチT
を前記溶接開始地点Pに近い任意の地点Pに位置決
めする。次に切換スイッチSEを切換位置SEに切換
え、テンキーTKの操作により直前補間「L」を設定
し、スイッチSTAを操作すれば、コンピュータ5は地
点Pの位置情報(X,Y,Z,θ,およびψ
)と直線補間「L」を最初のステップとして取り込
む。
(T2)スイッチSWの操作によりトーチTを溶接開始
地点Pに溶接に適した姿勢に位置決めする。
次いで切換スイッチSEの切換位置はそのままでテンキ
ーTKの操作によりアークセンシング「As」を設定
し、スイッチSTAを操作すれば、コンピュータ5は地
点Pの位置情報とアークセンシング「As」を次のス
テップとして取り込む。
(T3)スイッチSWの操作によりトーチTを部材W1
・W2・W3で囲まれた開先を含む座標象限内の任意の
地点P(ダミー点と呼称)に位置決めする。
次いで切換スイッチSEの切換位置SE,SE,S
においてテンキーTKの操作によりそれぞれ「A
s」,「7」,「02」を設定する。このうちFNO.
「7」は揺動パターンの自動設定用のダミー点の指定で
あり、AUXNO.「02」は溶接継手形状として水平隅
肉の指定である(第2図参照)。さらに切換スイッチS
Eの切換位置SEでは、テンキーTKにより既述の揺
動パターンを構成する振幅m,高さh,ピッチP,きざ
み数nを4桁のメニュー数値で設定する。その後、スイ
ッチSTAを操作すれば、コンピユータ5はダミー点P
の位置情報,アークセンシング「As」,FNO.
「7」,AUXNO.「02」,並びに揺動パターンの情
報を次のステップとして取り込む。
(T4)スイッチSWの操作によりトーチTを前記中間
地点Pに溶接に適した姿勢で位置決めする。次いで、
切換スイッチSEの切換位置SE,SE,SE
SEにおいてテンキーTKの操作によりそれぞれ「A
s」,「01」,「10」,「1」を設定する。この中
でWNO.「01」は前記溶接開始地点Pから中間地点
までの溶接条件(溶接電圧,溶接電流等)として最
適の条件を備えたメニュー番号である。またAUMNO.
「10」は予め別のワークで得られた揺動パターンのデ
ータで位置補正することを意味する。さらにタイマー
「1」は揺動の左・右端で溶接トーチTを一時停止させ
るのに適したメニュー番号を指定している。これでスイ
ッチSTAを操作すれば、コンピュータ5は中間地点P
の位置情報,アークセンシング「As」,WNO.「0
1」,AUXNO.「10」,タイマー「1」を次のステ
ップとして取り込む。
(T5)スイッチSWの操作によりトーチTを溶接終了
地点Pに溶接に適した姿勢で位置決めする。そして切
換スイッチSEの切換とテンキーTKの操作により(T
4)と全く同様に設定し、スイッチSTAを操作すれ
ば、コンピュータ5は溶接終了地点Pの位置情報,ア
ークセンシング「As」,WNO.「01」,AUXNO.
「10」,タイマー「1」を次のステップとして取り込
む。
(T6)スイッチSWの操作によりトーチTを前記溶接
終了地点Pから直線的に移行できる任意の退避地点P
に位置決めする。そして切換スイッチSEを切換位置
SEに切換え、テンキーTKの操作により直線補間
「L」を設定し、スイッチSTAを操作すれば、コンピ
ュータ5は地点Pの位置情報と直線補間「L」を次の
ステップとして取り込む。
以上でティーチングを終了する。第4図に前述一連のユ
ーザプログラムの内容を示す。
次にオペレータがスイツチSMをテストモードTEと
し、スイツチSTAを操作すれば、前述プログラムが1
ステツプずつが実行(但し溶接は実行されずに)され、
誤りがあれば修正する。
続いてスイツチSMをオートモードAとし、スイツチS
TAを操作すれば、前述プログラムが連続して実行され
る。このときコンピュータ5が実行する処理の流れを第
5図のフローチャートを参照しながら説明する。
(A1)コンピュータ5はユーザプログラムのステップ
中に指令「As」があるか、否か判断する(処理PR
1)。
(A2)指令「As」が無ければ、このステップの内容
を実行する(処理PR2)。
(A3)前記処理PR1で指令「As」があれば、さら
に現在位置が中間地点Pであるか否か判断する(処理
PR3)。ところで、現在位置の判断は、指令が「A
s」であり、FNO.「7」でなく、かつ1つ前のステッ
プの指令が「As」でない場合には溶接開始地点P
判断される。また指令が「As」であり、FNO.が
「7」でなく、かつ次のステップの指令が「As」でな
い場合には溶接終了地点Pと判断される。そして上記
以外、即ち、指令が「As」であり、FNO.が「7」で
なく、かつその前後のステップの指令が「As」の場合
に中間地点Pと判断される。また指令が「As」で、
FNO.が「7」のステップはダミー点Pと判断され
る。
(A4)中間地点Pでなければ、さらに揺動パターン
は自動設定か否か判断する(処理PR4)。
(A5)処理PR4で、FNO.が「7」であれば揺動パ
ターンは自動設定と判断し、ダミー点Pにティーチン
グされた情報に基づき振幅m,高さh,ピッチPよりダ
ミー点Pの存在する座標象限に対応する開先における
アークウィービングの揺動パターンを作成し、きざみ数
nから与えられる速度(周波数)でアークセンサーを実
行する(処理PR5)。
なお、この際、コンピュータ5は、ティーチングされた
数示点の位置情報からダミー点Pの存在する座標象限
を判断する。即ち、本実施例の場合、ティーチングされ
た溶接開始点Pの位置情報と、ダミー点Pの位置情
報と、中間地点Pの位置情報とからダミー点Pの存
在する座標象限を判断し、座標象限に対応する開先にお
けるアークウィービングの揺動パターンが作成される。
(A6)処理PR4で、FNO.が「7」でなければ揺動
パターンは手動設定と判断し、ここでは説明を省略した
が、実際に溶接トーチTを開先に位置決めしてティーチ
ングされた通りの揺動パターンでアークセンサーを実行
する(処理PR6)。尚、本実施例ではこの処理PR6
は実行されない。
(A7)処理PR3で現在位置が中間地点Pであれ
ば、先の処理PR5で作成した揺動パターンを新たな溶
接線に沿うように回転補正を施して新たな揺動パターン
を作成し、このパターンでアークセンサーを実行する
(処理PR7)。
(A8)前記処理PR2,PR5,PR6,PR7のい
ずれにおいてもそれぞれの処理が終了したならば、その
ステップがエンドであったか否か判断する(処理PR
8)。エンドであればオートモードにおける一連の実行
を終了するが、そうでないならば、ステップを更新し
(処理PR9)、前記処理PR1の手前に戻る。
しかして、溶接ロボットRO本体はコンピュータ5から
の指令出力に基づき以下の動作を行う。先ずトーチTを
地点Pに位置決めし、該トーチTは直線補間で溶接開
始地点Pに向かって移動する。トーチTは地点P
すると前記処理5により作成し出力される揺動パターン
に従ってアークウィービングを開始し、溶接条件NO.
「01」に基づき地点Pに向かって水平隅肉溶接を実
行する。そしてコンピュータ5は溶接実行中絶えずアー
クセンシングを行い、予め格納されているデータAUX
NO.「10」を用いて位置ずれを補正し、その上で前記
処理PR5により揺動パターンを作成し出力する。即
ち、揺動パターンは逐次補正分だけ開先幅方向および高
さ方向に平行移動させられ、トーチTは常に溶接線に追
従することになる。
次に前記トーチTは中間地点Pに達すると処理PR7
により作成された新たな揺動パターンにより、中間地点
から溶接終了地点Pに方向転換して、前述P
間の溶接実行と同様にアークウィービングする。但
し、トーチTの姿勢は地点P,P,Pでティーチ
ングした姿勢に徐々に変換していく。そして、トーチT
は溶接終了地点Pに達すると溶接を終了し、直線補間
で退避地点Pに移動する。
そして実施例において、溶接開始点Pから溶接終了点
に至る間に溶接線が曲がるような中間地点Pがあ
っても、中間地点Pに達すると揺動パターンを新たな
溶接線に沿うように回転補正して新たなパターンを自動
的に作成するようにしたため、最初の溶接線に対する揺
動パターンを教示するだけでよく、ティーチング時間の
短縮にもなる利点がある。
尚、前記実施例においては、アークセンシングによる位
置補正は予め作成されたデータ(AUXNO.「10」)
を用いて行うようにしたが、溶接実行の初期においてサ
ンプリングデータを作成し、それに基づいて位置補正し
てもよい。
以上のように、本発明に係る溶接ロボットの溶接方法に
よれば、揺動パターンを教示させるに際し、溶接線のテ
ィーチング時に、開先を含む対の部材によって構成され
た座標象限内の任意のダミー点に溶接トーチを位置決め
し、その位置で溶接トーチを静止させたまま、ダミー点
かどうかの識別情報入力設定手段、溶接継手形状の識別
情報入力設定手段および揺動パターンのパターン情報入
力設定手段により、ダミー点の識別情報入力、継手形状
の識別情報入力および揺動パターンの振幅・高さ・ピッ
チの情報を数値入力すれば、溶接を実行する際に、揺動
パターン作成出力手段により、前記入力された各情報に
基づいて前記座標象限に対応する開先における溶接継手
形状に応じた揺動パターンが作成し出力され、この揺動
パターンに従って溶接トーチを揺動させながら溶接を行
う方法であり、複雑でこみ入った溶接個所、例えば溶接
個所が他の部材の陰になって教示すべき揺動パターンが
目視できない場合等であっても、ティーチング時に開先
を含む座標象限内で目視および位置決めし易いダミー点
を選択して溶接トーチを位置決めし、各情報入力設定手
段によりそれぞれの情報を入力すれば、所望の溶接継手
形状に応じた揺動パターンを容易に得ることができ、揺
動パターンのティーチングが簡略化できる。また開先の
向きに溶接トーチの姿勢が左右されないため、この点か
らの揺動パターンのティーチングが簡略化できる。さら
に溶接継手形状の情報入力と、揺動パターンの振幅・高
さ・ピッチを数値入力することによって溶接継手形状に
応じた揺動パターンを特定することができ、溶接トーチ
を溶接位置で揺動パターンに対応するパターン形状に直
接、揺動させて揺動パターンを教示する場合と比較し
て、揺動パターンのティーチングが容易迅速に行なえ
る。またダミー点で溶接トーチを静止させたまま溶接継
手形状の情報入力と揺動パターンの振幅・高さ・ピッチ
を数値入力することによって溶接継手形状に応じた揺動
パターンを教示することができ、座標象限内の任意の空
間位置で溶接トーチを揺動パターンに対応するパターン
形状に直接、揺動させて揺動パターンを教示する場合と
比較して、ダミー点位置におけるフリースペースの制約
を受けず、この点からも揺動パターンのティーチングが
容易となる。さらに開先を含む座標象限内のダミー点で
揺動パターンを個別に設定する方式であるため、溶接ト
ーチの溶接姿勢も自由に設定可能となる。
また揺動パターンの入力内容の1つとして振幅を入れた
ため、特に水平隅肉において不等脚長が自由に設定可能
となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示しており、第1図はロボッ
トの全体図、第2図は各種溶接継手形状を示す略図、第
3図は揺動パターンを示す説明図、第4図はプログラム
のステップ図、第5図はフローチヤートである。 図中、ROはロボット、Tは溶接トーチ、Wはワーク、
REは遠隔制御盤、5はコンピュータである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 茂生 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産業機械事業部内 (72)発明者 蘭 昇 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産業機械事業部内 (72)発明者 池田 正実 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産業機械事業部内 (56)参考文献 特開 昭58−221673(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接トーチを互いに交差状に配設された対
    の部材によって形成された開先の幅方向に揺動パターン
    に従って揺動させながらアーク溶接を行い、該揺動中に
    溶接トーチの位置ずれを検出し、この位置ずれを修正す
    ることにより溶接トーチを溶接線に追従させるようにし
    た溶接ロボットの溶接方法において、 溶接ロボットは、溶接トーチの位置が教示点か前記対の
    部材によって構成された座標象限内の任意のダミー点か
    の識別情報入力設定手段、開先を形成する溶接継手形状
    の識別情報入力設定手段および揺動パターンの振幅・高
    さ・ピッチに関する情報を数値入力するためのパターン
    情報入力設定手段と、前記各情報入力設定手段により入
    力された各情報に基づいて前記座標象限に対応する前記
    開先における溶接継手形状に応じた揺動パターンを作成
    し出力する揺動パターン作成出力手段とを備え、 溶接線のティーチング時に、前記開先を含む前記対の部
    材によって構成された座標象限内の任意のダミー点に前
    記溶接トーチを位置決めし、その位置で溶接トーチを静
    止させたまま、前記各情報入力設定手段により、ダミー
    点の識別情報、溶接継手形状の識別情報、揺動パターン
    の振幅・高さ・ピッチの情報をそれぞれ入力し、ティー
    チングされた溶接線に沿って溶接を実行する際に、揺動
    パターン作成出力手段により、前記入力された各情報に
    基づいて作成し出力される前記開先における揺動パター
    ンに従って溶接トーチを揺動させながら溶接を行うこと
    を特徴とする溶接ロボットの溶接方法。
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