JPH0640864Y2 - 自動ドア駆動装置の取付装置 - Google Patents

自動ドア駆動装置の取付装置

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JPH0640864Y2
JPH0640864Y2 JP1986082769U JP8276986U JPH0640864Y2 JP H0640864 Y2 JPH0640864 Y2 JP H0640864Y2 JP 1986082769 U JP1986082769 U JP 1986082769U JP 8276986 U JP8276986 U JP 8276986U JP H0640864 Y2 JPH0640864 Y2 JP H0640864Y2
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automatic door
fastening bolt
fixture
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JP1986082769U
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JPS62194889U (ja
Inventor
宏二 上仲
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株式会社ナブコ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動ドア駆動装置の取付装置に関する。
〔従来の技術〕
第4〜7図は自動ドア駆動装置(以下、駆動装置と略称
する。)の従来の取付状態を示している。
これらの図において、1は出入口上部の建築物に取付け
られドア(不図示)が組み付けられるサッシで、このサ
ッシ1にドアの開閉方向に溝部2を有するベース3が固
着されている。駆動装置4の一端部4aに取り付けられた
取付具5は、上記溝部2にその頭部6が保持された二本
の頭付き締結ボルト7のそれぞれにナット8を締め付け
ることによってベース3に固定されている。また、駆動
装置4の他端部4bに取り付けられた取付具9は、上記溝
部2にその頭部が保持された別の一本の頭付き締結ボル
ト10にナット11を締め付けることによってベース3に固
定されている。12は上記ドアに連結されたチェン、13は
チェン12が巻き掛けられたスプロケットであり、スプロ
ケット13は駆動装置4の側部に配備されている。
以上において、ドアが起動したり制動されたりする作動
時にチェン12に大きな張力がかかると、駆動装置4がそ
れに伴って比較的大きな力で引っ張られる。また、この
ときの張力の作用点イと頭付き締結ボルト7による取付
具5の締め付け位置ロとは所定距離Lだけ偏心している
ため、取付具5には、ドアの作動時に回転トルクが加わ
る。すなわち、駆動装置4および取付具5の間に、駆動
装置4に発生する機械的振動を遮断するために、弾性体
からなる防振材等を介在しており、駆動装置4により自
動ドアを駆動する際にチェン12に張力が加わると、駆動
装置4が防振材等の弾性変形可能な範囲内でベース3に
対して傾斜姿勢となり、このときの反力を取付具5が強
く受けるからである。従来の取付装置では、上記取付具
5を二本の頭付き締結ボルト7,7を用いてベース3に二
点で固定することによって、上記回転トルクの付加に伴
う取付具5の回転を阻止していた。すなわち、取付具5
をベース3に固定する作用と取付具5の回転を阻止する
作用の両方を二本の頭付き締結ボルト7に受け持たせて
いた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来の取付装置では取付時の作業性に問題があ
った。
すなわち、駆動装置4の取り付けは次の手順によってい
た。まず、取付具9をベース3に固定するための頭付き
締結ボルト10をベース3の溝部2内でスライドさせて位
置決めした後、上記取付具9の取付孔14を頭付き締結ボ
ルト10に挿入し、この状態から駆動装置4を手で持った
まま、取付具5をベース3に固定するための二本の頭付
き締結ボルト7,7をベース3の溝部2内でスライドさせ
てその間隔が取付具5の取付孔15,15のピッチに対応す
るように位置決めし、次に駆動装置4を第4図仮想線の
状態から実線の状態にまで矢印Aのように移動させて上
記二本の頭付き締結ボルト7,7に取付具5の取付孔15,15
を挿入し、さらに頭付き締結ボルト7,7をスライドさせ
ることにより、第7図に示した取付孔15,15の凹入部15
a,15aに嵌め込み、最後に、取付具9を固定するための
頭付き締結ボルト10にナット11を締め付けると共に、取
付具5を固定するための二本の頭付き締結ボルト7,7に
ナット8,8を締め付ける。
ところが、このような取付作業において、駆動装置4の
一端側のみがベース3上に乗った状態で手で持つので頭
付き締結ボルト10がベース3の溝部2内をスライドして
安定しないため、駆動装置4を所定位置に保持するのが
難しく、二本の頭付き締結ボルト7,7の間隔を取付孔15,
15のピッチに対応させる作業は熟練者にとってもなかな
か困難である上、この作業の駆動装置4を手で持ったま
ま行わなければならないので、作業者にとって大きな負
担になるという問題があった。
この考案は、以上の問題点を解決するもので、工数を削
減するとにより、作業性の向上を図ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の自動ドア駆動装置の取付装置は、頭付き締結
ボルトと、該頭付き締結ボルトの頭部をスライド自在に
保持する溝部を上方向に設けられたベースと、上記溝部
に沿って外方向に開口し上記頭付き締結ボルトを挿通す
る切込状の取付孔を一端部に有し、かつ、自動ドアを往
復駆動する自動ドア駆動装置を上記溝部の側方に偏心し
た状態で他端部に取付ける取付具と、上記頭付き締結ボ
ルトに締結して上記取付具を上記ベースに固定するナッ
トとを備え、上記取付具の下面に上記ベースの溝部内に
嵌まり込む突起が設けられていることを特徴とする。
〔作用〕
上記構成の自動ドア駆動装置の取付装置によると、取付
具の突起をベースの溝部内に嵌め込むことにより、取付
具の取付孔をベースの溝部に沿った状態で位置決めする
ことができる。
以下、図面を参照して実施例を説明する。
〔実施例〕
第1図は駆動装置4を取り付けた状態を示す要部拡大斜
視図、第2図は同状態の平面図、第3図は同状態の側面
図である。
第1図から明らかなように、ドアの作動時に回転トルク
が加わる取付具16には突起17が折り曲げられた状態で設
けられており、この突起17がベース3の溝部2に嵌まり
込んでいる。また、上記取付具16の取付孔18は、上記溝
部2に沿って外方に開口しており、この取付孔18に上記
溝部2にその頭部6が保持された頭付き締結ボルト7が
挿入されワッシャ19を介してナット8が締め付けられて
いる。その他の構成は第4〜7図で説明した従来例とほ
ぼ同様になっている。したがって第4〜7図で説明した
部分と同一又は相応する部分には同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
以上の構成によると、ドアの作動に伴い取付具16に加え
られた回転トルクによってこの取付具16が回転しようと
すると、ベース3の溝部2に嵌まり込んでいる取付具16
の突起17と上記溝部2との係合によって取付具16の回転
が阻止される。また、取付具16とベース3との固定は一
本の頭付き締結ボルト7とナット8とによって確実にな
される。
次に、取付時の作業手順を説明する。まず、従来例と同
様にベース3の溝部2に保持された頭付き締結ボルト10
をスライドして位置決めした後、駆動装置4の他端部4b
に取付けられた取付具9の取付溝14の内方に頭付き締結
ボルト10を挿通すると共に、駆動装置4の一端部4aに取
付けられた取付具16の突起17をベース3の溝部2内に嵌
め込む。
この状態で、駆動装置4が頭付き締結ボルト10を支点と
して回動することはなく、またベース3の溝部2および
前記取付具16の取付孔18が合致する。最後に、ベース3
の溝部2に保持された頭付き締結ボルト7をスライドし
て取付具16の取付溝18の内方に挿通し、各頭付き締結ボ
ルト7,10にワッシャを介してナット8,11を締結する。
以上のように、取付具9の取付孔11に頭付き締結ボルト
10を挿通した状態で、取付具16は突起17によりベース3
に対して位置決めされるので、駆動装置4が具頭付き締
結ボルト10を支点に回動するのを防止することができ
る。したがって、頭付き締結ボルト7を取付具16の取付
溝18に挿通し、さらに頭付き締結ボルト7,10にナット8,
11を各々締結する作業を、作業員が駆動装置4を手持ち
し位置決めしながら行う必要がなく、ベース3に駆動装
置4を容易に取付けることができる。また、従来例と比
較してボルト止め箇所が少なく作業の迅速化を図ること
ができる。
〔考案の効果〕
この考案の自動ドア駆動装置の取付装置によると、上記
構成の自動ドア駆動装置の取付装置によると、取付具の
突起をベースの溝部内に嵌め込むことにより、取付具の
取付孔をベースの溝部に沿った状態で位置決めすること
ができる。
したがって、自動ドア駆動装置に取付けた取付具の取付
溝に頭付き締結ボルトをスライドして挿通し、さらに頭
付き締結ボルトにナットを締結する作業を、作業員等が
自動ドア駆動装置を手持ちし位置決めしながら行う必要
がなく、自動ドア駆動装置の取付けが容易である。ま
た、従来例と比較してボルト止め箇所が少なく作業の迅
速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の取付装置を用いて駆動装置を取り付
けた状態を示す要部拡大斜視図、第2図は同状態の平面
図、第3図は同状態の側面図、第4図は従来の取付装置
を用いて駆動装置を取り付けた状態を示す平面図、第5
図は同状態の側面図、第6図は同状態の拡大正面図、第
7図は従来の取付装置の構成要素である取付具の拡大平
面図である。 2……溝部、3……ベース、4……駆動装置、6……頭
付き締結ボルトの頭部、7……頭付き締結ボルト、8…
…ナット、16……取付具、17……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭付き締結ボルトと、該頭付き締結ボルト
    の頭部をスライド自在に保持する溝部を上方向に設けら
    れたベースと、上記溝部に沿って外方向に開口し上記頭
    付き締結ボルトを挿通する切込状の取付孔を一端部に有
    し、かつ、自動ドアを往復駆動する自動ドア駆動装置を
    上記溝部の側方に偏心した状態で他端部に取付ける取付
    具と、上記頭付き締結ボルトに締結して上記取付具を上
    記ベースに固定するナットとを備え、 上記取付具の下面に上記ベースの溝部内に嵌まり込む突
    起が設けられていることを特徴とする自動ドア駆動装置
    の取付装置。
JP1986082769U 1986-05-31 1986-05-31 自動ドア駆動装置の取付装置 Expired - Lifetime JPH0640864Y2 (ja)

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JPS62194889U JPS62194889U (ja) 1987-12-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53112157U (ja) * 1977-02-16 1978-09-07
JPS58191280U (ja) * 1982-06-17 1983-12-19 サニ−株式会社 自動扉における駆動ボツクス及び制御ボツクスの取付機構

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JPS62194889U (ja) 1987-12-11

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