JP2698322B2 - 自動ドアの駆動装置の取付構造 - Google Patents

自動ドアの駆動装置の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,自動ドアを水平方向へ
移動自在に支持するレール部材の長手方向に係る適宜位
置に,該自動ドアを駆動する駆動装置を取り付ける構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に,この種の自動ドアでは,例えば
図2(a),(b)に示す如く,図外の建物等の開口の
上部水平方向に併設されたレール部材1に,車輪2を介
してドア3が懸架されており,このドア3には,上記レ
ール部材1の長手方向に張設された例えばチェーン4が
連結されている。上記チェーン4は,駆動用のスプロケ
ット5に巻き掛けられており,このスプロケット5が減
速機6を介してモータ7にて回転駆動されることによ
り,上記ドア3が上記チェーン4を介して上記開口に対
して開閉駆動される。ここで,上記スプロケット5,減
速機6,モータ7等により,上記ドア3を駆動するため
の駆動機構8が構成されており,この駆動機構8は,プ
レート9に一体的に取り付けられている。そして,上記
駆動機構8及びプレート9により駆動装置10が構成さ
れている。上記のような自動ドアにおいては,当該自動
ドアを現場において設置するに際して,上記チェーン4
が適度の張力を付与されて弛まないようなするべく,上
記駆動装置10を上記レール部材1の長手方向に移動さ
せつつ適正位置に取り付ける必要がある。そこで,従来
の上記レール部材には,レール部材1の長手方向にわた
って,例えばボルト11の頭部11a を嵌入するための
溝12a を備えた側断面視でC字形状の取付部12が延
設されている。そして,上記溝12a 内に頭部11a
嵌入されたボルト11に上記駆動装置10を構成するプ
レート9が嵌め込まれ,更にナット13が螺合される。
この状態で上記駆動装置10を上記レール部材1の長手
方向に関して移動させつつ適正位置において上記ナット
13を絞め込むことにより,上記駆動装置10はその位
置において固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,上記のよう
な従来の取付構造においては,レール部材1の長手方向
中央部における狭い領域内において,比較的大きな空間
となる溝12a を確保する必要からその取付部12は大
きくせざるを得ない。このことは,レール部材の大型
化,重量増を招くと共に,作業者には狭いスペースでの
取付作業を強いることになり,トータルコストを高価に
する要因となっている。そこで,本発明は,上記事情に
鑑みて創案されたものであり,比較的コンパクトな構成
で且つ簡便に駆動装置の取り付けを行い得る構造の提供
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する第1の手段は,その要旨とすると
ころが,自動ドアを水平方向へ移動自在に支持するレー
ル部材の長手方向に係る適宜位置に,該自動ドアを駆動
する駆動装置を取り付ける構造において,上記レール部
材の長手方向にわたって溝を刻設し,上記溝にタッピン
ねじを螺合させて上記駆動装置を上記レール部材に固定
することとした点に係る自動ドアの駆動装置の取付構造
である。更に,上記目的を達成するために,本発明が採
用する第2の手段は,その要旨とするところが,自動ド
アを水平方向へ移動自在に支持するレール部材の長手方
向に係る適宜位置に,該自動ドアを駆動する駆動装置を
取り付ける構造において,上記レール部材の長手方向に
わたって溝を刻設し,上記溝にタッピンねじを螺合させ
て上記駆動装置の一端側を固定すると共に,上記駆動装
置の他端側の一部と上記レール部材とを係合させ,上記
駆動装置に螺着したボルトの運び作用によりその先端を
上記レール部材に押圧して該駆動装置を上記レール部材
に固定することとした点に係る自動ドアの駆動装置の取
付構造である。
【0005】
【作用】上記構成に係る取付構造においては,レール部
材の長手方向に関して駆動装置を適宜位置に移動させ,
タッピンねじを捩じ込むことにより,該駆動装置はその
位置で固定される。更に,上記駆動装置の他端側におい
てボルトを捩じ込んで上記レール部材にその先端を押し
あてて突っ張ることにより,該駆動装置はより強固に上
記レール部材に固定される。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る自動ドアの駆動装置
の取付構造を示すレール部材の要部側断面図である。こ
の実施例に係る自動ドアの駆動装置の取付構造では,図
1に示す如く,前記従来のレール部材1(図2参照)と
同様の機能を成すレール部材1′の長手方向(同図紙面
に対して垂直方向)にわたって,比較的狭い幅寸法の溝
a が刻設された取付部1b が延設されている。そし
て,図外のドアを開閉駆動するためのスプロケット,減
速機,モータ(不図示)を備えて駆動装置14を構成す
るプレート15の適宜箇所に,上記溝1a の幅寸法とほ
ぼ同一の谷径寸法を備えたタッピンねじ16が貫通され
ている。そして,上記駆動装置14を上記レール部材
1′の長手方向に関して適宜位置へ移動させた後,上記
タッピンねじ16を上記取付部1b の溝1a に捩じ込む
ことにより,上記駆動装置14はその位置にいてレール
部材1′に固定される。
【0007】従って,上記実施例構造においては,従来
の取付構造の場合のように取付用のボルト11の頭部1
a (図2参照)を収容するための溝を設ける必要はな
く,単にタッピンねじ16を捩じ込むためのその谷径寸
法とほぼ等しい幅寸法の溝1 a を刻設した取付部1b
上記レール部材1′に設けることのみで良いことから,
構成全体のコンパクト化並びに簡略化を図ることができ
ると共に,その取り付けに際しては,タッピンねじ16
を絞め込むという上記レール部材1′の正面側からの作
業のみで良いことから,その作業性向上が図られる。そ
して,当該取付構造においては,上記駆動装置14が取
り付けられていない取付部1b の他の部分において,タ
ッピンねじ16を用いることにより種々の部品の上記レ
ール部材1′への取り付けが可能となり,その適用範囲
は更に広げられる。更に,本発明に係る駆動装置に係る
取付構造においては,その取付強度を向上させるため
に,以下のようにすると良い。即ち,同図中において二
点鎖線で示すように,上記プレート15の他端側15 a
と上記レール部材1′の長手方向にわたって突設された
突起1c とをその内面側において係合させると共に,こ
の係合部分と上記タッピンねじ16の取付部分との間で
上記プレート15を貫通してアジャストボルト17を螺
着させる。そして,このアジャストボルト17を捩じ込
んで上記レール部材1′の内面側に押しあてて突っ張る
ことにより,上記プレート15は,上記レール部材1′
に対してより強固に固定されることとなり,その取付強
度が向上される。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る自動ドアの駆動装置の取付
構造は上記したように構成されているため,駆動装置の
取付部分の構造を比較的コンパクトな構成とすることが
できると共に,該駆動装置の組付けを簡便に行い得るよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る自動ドアの駆動装置
の取付構造を示すレール部材の要部側断面図。
【図2】 従来の駆動装置の取付構造を説明するための
ものであって,(a)はレール部材の正面図,(b)は
上記レール部材の要部側断面図。
【符号の説明】
1′…レール部材 1a …溝 1b …取付部 1c …突起 14…駆動装置 15…プレート 15a …他端側 16…タッピンねじ 17…アジャストボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−86873(JP,U) 実開 昭58−29774(JP,U) 実開 昭58−191280(JP,U) 実開 昭58−105979(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動ドアを水平方向へ移動自在に支持す
    るレール部材の長手方向に係る適宜位置に,該自動ドア
    を駆動する駆動装置を取り付ける構造において,上記レ
    ール部材の長手方向にわたって溝を刻設し,上記溝にタ
    ッピンねじを螺合させて上記駆動装置を上記レール部材
    に固定することとした自動ドアの駆動装置の取付構造。
  2. 【請求項2】 自動ドアを水平方向へ移動自在に支持す
    るレール部材の長手方向に係る適宜位置に,該自動ドア
    を駆動する駆動装置を取り付ける構造において,上記レ
    ール部材の長手方向にわたって溝を刻設し,上記溝にタ
    ッピンねじを螺合させて上記駆動装置の一端側を固定す
    ると共に,上記駆動装置の他端側の一部と上記レール部
    材とを係合させ,上記駆動装置に螺着したボルトの運び
    作用によりその先端を上記レール部材に押圧して該駆動
    装置を上記レール部材に固定することとした自動ドアの
    駆動装置の取付構造。
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