JPH02523Y2 - - Google Patents

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JPH02523Y2
JPH02523Y2 JP1984117778U JP11777884U JPH02523Y2 JP H02523 Y2 JPH02523 Y2 JP H02523Y2 JP 1984117778 U JP1984117778 U JP 1984117778U JP 11777884 U JP11777884 U JP 11777884U JP H02523 Y2 JPH02523 Y2 JP H02523Y2
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JP
Japan
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rope
tension
pulley
shutter
threaded member
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JP1984117778U
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JPS6132638U (ja
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電動雨戸に用いられているロープ
の張力調整装置に関する。
(従来技術) 従来から雨戸枠の上方左右端部にワイヤーロー
プを巻回配設し、該ワイヤーロープを駆動モータ
で回動させ雨戸を自動開閉する雨戸装置が知られ
ている。そして、この種の雨戸装置においては、
第6図に示すように、駆動側のプーリP1が回転
して雨戸1を牽引するに際し、牽引方向によつて
は、ロープRが顕著に弛んでスリツプするので、
一般にロープの張力調整装置が備えてある。これ
を大別すると、プーリ間の距離を大きくして張力
を調整するもの(例えば実公昭53−35644号、特
公昭56−2190号など)と、ロープの取付端部に調
整装置を設けてロープ自体の張力を調整するもの
(例えば特公昭55−11195号など)とがある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、これらの調整装置は、装置自体が複
雑でかつ大型化の傾向にあり、特に前者すなわち
プーリ間の距離を大きくして張力を調整するもの
は、プーリ自体を移動可能に設けるためなおさら
であり、また、後者すなわちロープの取付端部に
調整装置を設けてロープ自体の張力を調整するも
のも、装置簡易化の余地が残されている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
ねじ調整式の調節具とロープ固定具との間にコイ
ルばねからなる引張ばねを引張力を付与して介設
し、更にロープ固定具から突出せしめられたロー
プの端部を前記コイルばね内を通して調節具の雌
ねじ材に止着し、ロープの他方側端部は前記調節
具の雄ねじ材の軸心に一致せしめて該雄ねじ材に
止着し、更に加えて、前記調節具にまわり止め部
を形成した構成としてある。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
まず、本考案の実施の概要について説明する
と、第3図及び第4図において、複数の雨戸1,
2を雨戸枠31に装着し、本例の場合雨戸枠31
の上方端部にプーリP1,P2を配設するととも
に、該プーリ間にロープRを張設し、該ロープを
駆動モータMで回動させて雨戸1,2を開閉作動
させる。雨戸は、実施例の場合、先頭雨戸1を上
吊とし、他の雨戸2,2は下枠雨戸レール上を走
行するものとしている。また、雨戸は、その前後
端部を斜めに形成して、雨戸レールの存在しない
戸袋32内での一の雨戸が他の雨戸を奥の方へ押
圧することができるようにしている。なお、第5
図に示すように、駆動側のプーリP1の近傍に補
助プーリP3を設け、これらのプーリP1,P3
間においてロープRを複数回巻回することによ
り、プーリとロープ間のスリツプ防止を図つてい
る。
さて、本考案のロープ張力調整装置は、第1図
において、ロープRに、ロープ二点間を引張する
引張ばねSを装着している。
具体的には、4はロープRの基本的な張力を調
節するためのねじ式の調節具であり、一方のロー
プ端を雄ねじ部材4aに同一軸心をもつて止着
し、他方のロープ端を雌ねじ部材4bに止着し、
もつて、上記雄ねじ部材4bに対する雄ねじ部材
4aの螺進量により、全体的なロープRの基本的
張力を調整しているのである。そして上記雌ねじ
部材4bの少し中寄り位置に固定具5を止着し、
該固定具5と、調節具4(より具体的には雌ねじ
部材4bとの間においてロープRの外周に巻きま
わし状としてコイルスプリングからなる引張ばね
Sを、引張せしめて介設している。また、図中、
6はその上端片62が雨戸1に取付けられる固定
金具で、その下端にコ字形部61を有しており、
上記調節具4の雄ねじ部材4外周を切欠して形成
してあるまわり止め部41を上記コ字形部61に
嵌合させるものである。
なお、第1図においてロープ調節具4とテンシ
ヨン調整を行うもの(引張スプリングS)とが別
体となつているが、例えば第2図に示すようにテ
ンシヨン調整装置7内に収設することもできる。
すなわち、このテンシヨン調整装置7は、金具基
板7aの固定片7bに調整ボルト7cを螺合する
とともに、金具基板7aの切欠溝7dに移動片7
eを係合させ、この移動片7eに前記調整ボルト
を固定片と同様に螺合する一方、これらの片7
b,7eにはロープRの端縁を固着して構成さ
れ、調整ボルト7cを回すことにより移動片7e
を動かしてロープRのテンシヨンを調整する。ロ
ープRの端縁は上下のビスを巻込むようにして固
着されるので、通常のビス1本の場合に生じるよ
うなロープの緩みは回避することができる。
前記テンシヨン調整装置7において、金具基板
7aは支持板7fに対し上下調整可能に取付けら
れている。実施例では、支持板7fに斜めに取付
け溝7gを形成し、この取付け溝7gに挿通する
ボルトによつて金具基板7aを支持板7fに螺着
することにより、金具基板7aを支持板7fに対
し上下調整可能に取付けるものである。
このように、引張ばねSの設定位置は、調節具
4(張力調整装置)の内外いずれであつてもよ
く、第2図の構成において、ロープ端の止着形態
を第1図と同じとなせば、本考案の一実施例とな
る。
上記のように構成される本考案のロープ張力調
整装置において、駆動側のプーリP1を回転して
雨戸を開閉させるに際し、第7図に示すように駆
動側のプーリP1で直接雨戸1を牽引する場合
は、プーリP1と雨戸1の間のロープは引張され
ているので、駆動側のプーリP1においてスリツ
プを生じることがない。このとき引張ばねSは伸
張していてロープ二点間は距離Tを有し、この距
離Tにおいてはロープにテンシヨンが加わつてい
る。
駆動側のプーリP1が上記とは逆に回転する第
8図の場合は、従動側のプーリP2を経由するロ
ープの部分が引張して、駆動側のプーリP1と雨
戸間のロープは弛むこととなるが、この弛みは、
引張ばねSが縮むことにより消去される。すなわ
ち、引張ばねSの前記二点間距離Tは引張ばねS
が縮むことにより距離tとなり(T>t)、駆動
側プーリ雨戸間のロープにはテンシヨンが付与さ
れて、駆動側のプーリP1におけるスリツプの発
生が回避される。なお、実施例では、引張ばねS
にコイルばねを用いるとともに、そのコイル空胴
部にロープRが貫通しているので、引張ばねSが
縮んで二点間が距離tとなり、したがつてこの部
分において現実には弛んでいるロープはそのコイ
ル空胴部内に捕獲され、ロープの弛みが他に支障
をきたすような事態を回避することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、極めて簡易な
構成で製作提供が容易であり、調節具に形成され
ているまわり止め部がロープの方向性を安定化さ
せると共に、調節具の雄ねじ材に止着されている
ロープが該雄ねじ材と同一軸心に止着されていて
張力の作用方向が該軸心方向のみとなつて他部材
に作用せず、しかもコイルばねからなる引張ばね
内にロープが挿通せしめられていて、ロープの弛
みが他の部材に悪響を及ぼさないという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は他のロープ張力調整装置を示す斜視図、第3図
は本考案を実施した戸袋付雨戸を示す正面図、第
4図は第3図の横断面図、第5図はプーリにロー
プを巻回した状態を示す斜視図、第6図はプーリ
にロープを巻回して雨戸を牽引する概念図であつ
て、ロープに弛みを生じる従来例を示す図、第7
図及び第8図は第6図に対応する図であつて、本
考案を実施した場合の概念図である。 1,2……雨戸(1……先頭雨戸、2……他の
雨戸)、4……ロープ調節具、5……ロープ固定
具、4a……雄ねじ材、4b……雌ねじ材、7…
…テンシヨン調整装置、41……まわり止め部、
M……駆動モータ、R……ロープ、S……引張ば
ね、P1,P2,P3……プーリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ねじ調整式の調節具4とロープ固定具5との間
    にコイルばねからなる引張ばねSを引張力を付与
    して介設し、更にロープ固定具5から突出せしめ
    られたロープRの端部を前記コイルばね内を通し
    て調節具4の雌ねじ材4bに止着し、ロープRの
    他方側端部は前記調節具4の雄ねじ材4aの軸心
    に一致せしめて該雌ねじ材4aに止着し、更に加
    えて、前記調節具4にまわり止め部41を形成し
    たことを特徴とする電動雨戸のロープ張力調整装
    置。
JP11777884U 1984-07-31 1984-07-31 電動雨戸のロ−プ張力調整装置 Granted JPS6132638U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11777884U JPS6132638U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 電動雨戸のロ−プ張力調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11777884U JPS6132638U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 電動雨戸のロ−プ張力調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6132638U JPS6132638U (ja) 1986-02-27
JPH02523Y2 true JPH02523Y2 (ja) 1990-01-09

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ID=30676681

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11777884U Granted JPS6132638U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 電動雨戸のロ−プ張力調整装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814584A (ja) * 1981-07-17 1983-01-27 Ricoh Co Ltd 発光素子駆動装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5998153U (ja) * 1982-12-23 1984-07-03 パイオニア株式会社 駆動力伝達機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5814584A (ja) * 1981-07-17 1983-01-27 Ricoh Co Ltd 発光素子駆動装置

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JPS6132638U (ja) 1986-02-27

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