JPH0640743B2 - 並列運転インバータ - Google Patents

並列運転インバータ

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JPH0640743B2
JPH0640743B2 JP60185417A JP18541785A JPH0640743B2 JP H0640743 B2 JPH0640743 B2 JP H0640743B2 JP 60185417 A JP60185417 A JP 60185417A JP 18541785 A JP18541785 A JP 18541785A JP H0640743 B2 JPH0640743 B2 JP H0640743B2
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JP
Japan
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power
power supply
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semiconductor switch
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JP60185417A
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Inventor
忠士 渋谷
Original Assignee
株式会社明電舍
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は異種電源と並列運転するインバータの並列運転
方式に関する。
B.発明の概要 本発明は、異種電源との並列運転を行うインバータにお
いて、 インバータは負荷分担率を調整した並列運転をし、異種
電源の故障にはインバータの単独運転にする並列運転方
式とすることにより、 異種電源との並列運転を確実,容易にし、しかも並列冗
長を可能にしたものである。
C.従来の技術 インバータの並列運転は、負荷容量に対してインバータ
個々の容量が不足する場合、又はインバータ単独で必要
な負荷容量を持つが無停電電源装置など停電を無くすた
めに複数のインバータを並列運転して故障インバータを
負荷から切離す並列冗長システムとする場合がある。
D.発明が解決しようとする問題点 上述のような何れの並列運転方式にしても、インバータ
の並列運転には両インバータの電圧制御系や周波数制御
系が互いに影響を及ぼし易く、信頼性の上では1台の共
通の制御装置と同様に信頼性が悪くなる。また、並列制
御の難しさから各インバータは同一タイプの同一容量の
ものでシステム構成せざるを得ず、既設電源(インバー
タ等)を並列運転システムに構成する場合には新設イン
バータを既設電源と同じものに構成せざるを得ない。こ
れは、既設電源の大半がサイリスタ式インバータである
のに対して、最近の自己消弧形素子(GTOサイリスタ,ト
ランジスタ等)を使つた小形,高効率,低コストのイン
バータを採用できないという問題があった。
E.問題点を解決するための手段と作用 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、負荷との
間を開閉できる電源と、前記負荷との間を開閉でき前記
電源との同期運転制御手段及び負荷に供給する有効電力
と無効電力との分担率を調整する制御手段を有するイン
バータとを備え、前記インバータは前記電源に並列運転
中は設定される負荷分担率になるよう有効電力と無効電
力を制御し、前記電源の故障時には単独運転で負荷に給
電するようにし、有効電力と無効電力の分担率調整によ
つてインバータと異種電源との並列運転を可能にし、電
源の故障にインバータによる単独運転で無停電を確保す
る。
F.実施例 図面は本発明の一実施例を示す回路図である。1はサイ
リスタインバータ等の既設電源であり、サイリスタスイ
ッチ2を介して負荷3に接続される。4はGTOサイリ
スタ等を主スイッチ要素とし、既設電源1とは異種電源
になる新設インバータであり、サイリスタスイツチ5を
介して負荷3に接続される。新設インバータ4は6〜26
からなる制御回路を備える。この制御回路は、位相比較
回路6と周波数設定器7と電圧制御発振器8と位相器9
とゲート回路10からなるPLL回路の周波数制御系を備
え、既設電源1の出力電圧を検出する変成器11からの検
出周波数に追従した同期制御を可能にする。また、制御
回路は電圧設定器12と電圧制御増幅器13からなる電圧制
御系を備え、新設インバータ4の出力電圧を検出する変
成器14からの検出電圧をフイードバック信号として位相
器9の位相制御を行う。設定器7及び12は既設インバー
タ1の出力周波数,電圧の設定値に合わされる。
上述までの制御系のほかに、制御回路は、負荷分担制御
系を備える。この制御系は、変成器14及び変流器15から
得るインバータ4の出力電圧,電流検出信号から該イン
バータ4の有効電力Piと無効電力Qiを検出する有効・無
効電力検出回路16と、変成器17と変流器18から得る負荷
母線の電圧,電流検出信号から負荷3への供給電力の有
効分PLと無公分QLを検出する有効・無効分検出回路19
と、この有効分PLと無効分QLに対する分担率1/Nに設
定する分担有効分PL′と分担無効分QL′を得る分担率設
定器20と、この設定器20の分担有効分PL′と有効・無効
電力検出回路16の有効電力Piとの偏差を増幅して周波数
制御系へのフイードバツク信号を得る増幅器21と、設定
器20の分担無効分QL′と有効・無効電力検出回路16の無
効電力Qiとの偏差を増幅して電圧制御系へのフイードバ
ツク信号を得る増幅器22とを備える。
ここで、周波数制御系は位相比較回路6の出力と増幅器
21の出力とを切換えてフイードバツク信号が得られるよ
うスイツチ23,24を有し、スイツチ24に連動のスイツチ
25が増幅器22の出力部に介挿される。これらスイツチ23
〜25はスイツチ制御回路26によつてオン・オフ制御さ
れ、このスイツチ制御回路26には既設電源1とインバー
タ4の運転モードの判定によつてスイツチ制御信号を得
る。
こうした構成において、既設電源1と新設インバータ4
とを並列運転する場合、まずサイリスタスイツチ2のオ
ンを条件にしてスイツチ制御回路26はスイツチ23をオン
にしてインバータ4を既設電源1に同期させた同期制御
を行なわせ、この同期確立後にスイツチ24,25をオン及
びサイリスタスイツチ5をオン制御して並列運転に入
る。この並列運転では負荷3の有効電力及び無効電力が
分担率設定器20の設定値によつて既設電源1とインバー
タ4の分担率が調整される。
次に、既設電源1が故障等により停止したとき、サイリ
スタスイツチ2のオフでスイツチ制御回路26がスイツチ
23,24及び25をオフにし、新設インバータ4は設定器7
及び12で設定する周波数及び電圧による単独運転にな
る。
次に、既設電源1の復帰したとき、スイツチ23をオンに
し、インバータ4は既設電源1と同期運転状態にし、そ
の後サイリスタスイツチ2のオンでスイツチ24,25をオ
ンにして負荷分担制御が行われる。また、並列運転中の
新設インバータ4の故障にはサイリスタスイツチ5のオ
フにより既設電源1による単独運転に戻る。
G.発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、既設電源などの電源と
新設インバータが互いに異種電源になる場合、インバー
タには有効電力と無効電力の分担率を調整する手段を設
けて異種電源との並列運転をし、インバータ単独運転に
より負荷への給電も可能とするため、異種電源との改造
を伴うことなく並列運転を分担率調整も含めて確実,容
易にすると共に並列冗長を可能にして信頼性の高い無停
電装置になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す回路図である。 1……既設電源、2,5……サイリスタスイツチ、3…
…負荷、4……新設インバータ、6……位相比較回路、
7……周波数設定器、8……電圧制御発振器、9……位
相器、10……ゲート回路、12……電圧設定器、13……電
圧制御増幅器、16……有効・無効電力検出回路、19……
有効・無効分検出回路、20……分担率設定器、21,22…
…増幅器、26……スイツチ制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷との間を開閉できる第1の半導体スイ
    ッチを有して該負荷に給電する第1の電源と、 前記負荷との間を開閉できる第2の半導体スイッチを有
    して該負荷に給電する第2の電源と、 前記第1の電源の出力周波数に追従させた前記第2の電
    源の周波数制御信号を得る周波数制御系と、 前記第1の電源の出力電圧に追従させた前記第2の電源
    の電圧制御信号を得る電圧制御系と、 前記第2の電源の出力有効電力と出力無効電力を検出す
    る第1の有効・無効電力検出回路と、 前記負荷が供給される有効電力と無効電力を検出する第
    2の有効・無効電力検出回路と、 前記第2の有効・無効電力検出回路が検出する有効電力
    及び無効電力から前記第2の電源の負荷分担率に対応し
    た分担有効電力と分担無効電力を得る分担率設定器と、 前記第1の有効・無効電力検出回路が検出する有効電力
    と前記分担率設定器に得る分担有効電力との偏差信号を
    得る第1の増幅器と、 前記第1の有効・無効電力検出回路が検出する無効電力
    と前記分担率設定器に得る分担無効電力との偏差信号を
    得る第2の増幅器と、 前記第1の半導体スイッチのオンを条件にして前記周波
    数制御系と電圧制御系により前記第2の電源を第1の電
    源に同期制御し、この同期確立後に前記両増幅器の出力
    を該両制御系の制御信号にすると共に前記第2の半導体
    スイッチをオンさせる第2の電源の並列運転モードと、
    前記第1の半導体スイッチのオフで前記周波数制御系と
    電圧制御系を設定する周波数及び電圧による制御に切換
    る第2の電源の単独運転モードと、前記第2の電源の故
    障時に前記第2の半導体スイッチをオフさせる第1の電
    源の単独運転モードとを切換えるスイッチ制御手段と、
    を備えたことを特徴とする並列運転インバータ。
JP60185417A 1985-08-23 1985-08-23 並列運転インバータ Expired - Lifetime JPH0640743B2 (ja)

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JPS6248268A JPS6248268A (ja) 1987-03-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020771A (ja) * 1983-07-14 1985-02-02 Meidensha Electric Mfg Co Ltd インバータの並列運転制御装置

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