JP2535635Y2 - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JP2535635Y2 JP4755790U JP4755790U JP2535635Y2 JP 2535635 Y2 JP2535635 Y2 JP 2535635Y2 JP 4755790 U JP4755790 U JP 4755790U JP 4755790 U JP4755790 U JP 4755790U JP 2535635 Y2 JP2535635 Y2 JP 2535635Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、バッテリを予備電源とする無停電電源装置
に係り、特にコンバータの制御装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、停電時にバッテリからサイリスタスイッチ
を通してインバータに給電する無停電電源装置におい
て、 復電時にコンバータの出力電圧を一定時間通常時より
も少し高くする電圧制御手段を設けることにより、 サイリスタスイッチの自然転流を確実にするものであ
る。
C.従来の技術 バッテリを予備電源とする無停電電源装置は、停電発
生時にバッテリをインバータの直流電源として使用する
ことで無停電化を図る。第2図は従来の電源装置を示
す。商用電源等の交流電源1からコンバータ2に直流電
力を得、この直流電力を直流リアクトル3及びコンデン
サ4で平滑してインバータ5の直流電源とし、インバー
タ5に制御された周波数及び電圧の交流出力を得てフィ
ルタ6等を介して負荷に給電する。バッテリ7は交流電
源1を電源とする充電器8によって予備充電され、その
直流電力を停電時にオン制御されるサイリスタスイッチ
9を通してインバータ5に供給する。そして、交流電源
1の復電時にはコンバータ2からインバータ5に給電
し、サイリスタスイッチ9をターンオフさせてバッテリ
7には再充電を行う。
D.考案が解決しようとする課題 従来の電源装置において、サイリスタスイッチ9のタ
ーンオフに強制転流方式を採用する場合には高価で大形
の転流回路を必要とする。このため、従来から自然転流
方式が採用され、コンバータ2の出力電圧をバッテリ7
の電圧よりも高くなるよう設計し、復電時のコンバータ
の出力電圧によってサイリスタスイッチ9に逆バイアス
を印加し、そのターンオフを得る。
上述の自然転流方式において、コンバータ2の出力電
圧でインバータ5の出力電圧を制御する電源装置では、
コンバータ2の出力電圧とインバータ7の出力電圧をほ
ぼ一致させる設計になり、バッテリの充電状態やインバ
ータの負荷状態によってバッテリ電圧がコンバータ電圧
よりも高くなる場合がある。この場合には復電時にもサ
イリスタスイッチ9の自然転流に失敗し、バッテリ7が
必要以上に放電してしまう問題があった。
本考案の目的は、サイリスタスイッチの自然転流を確
実にする無停電電源装置を提供することにある。
E.課題を解決するための手段と作用 本考案は、前記目的を達成するため、交流電源から電
圧制御された直流電力を得てインバータに供給するコン
バータと、前記交流電源の停電時にオン制御されバッテ
リの電力を前記インバータに供給するサイリスタスイッ
チとを備えた無停電電源装置において、前記交流電源の
停電が復電したときに前記コンバータの出力電圧を前記
サイリスタの自然転流に必要な時間だけ増加させる電圧
制御手段を備え、交流電源の復電時にコンバータの出力
電圧をバッテリのそれよりも十分に高く制御し、バッテ
リの充電状態等によってもコンバータの高い出力電圧に
よってサイリスタスイッチを確実に逆バイアスさせ、そ
の自然転流を確実にする。
F.実施例 第1図は本考案の一実施例を示すコンバータの制御ブ
ロック図である。コンバータ2の出力電圧制御は、直流
電圧設定器11の設定値と直流出力電圧検出信号とを比較
し、電圧制御アンプ12で演算(PI)増幅し、移相器13に
移相したゲート制御信号を得、ゲートロジック14にコン
バータ2の各相スイッチ別のゲート信号を得る構成にさ
れる。
ここで、本実施例ではバッテリのサイリスタスイッチ
(第2図の9)の自然転流手段としてコンバータ2の出
力電圧を復電時に設定時間だけ少し高くする制御回路を
設ける。この制御回路は、直流電圧設定器11の出力を電
圧制御アンプ12の入力として導入するアナログスイッチ
15と、このスイッチ15と相補的に動作し復電時の直流電
圧設定器16の出力を電圧制御アンプ12の入力として導入
するアナログスイッチ17と、交流電源1の復電を検出す
る復電検出回路18と、この復電検出信号によって起動さ
れ一定時間の復電信号を得るタイマ19と、このタイマの
復電信号出力でアナログスイッチ17をオンさせるときに
アナログスイッチ15をオフさせるゲート回路20とによっ
て構成される。
上述の構成において、交流電源1の健全時にはアナロ
グスイッチ15がオンされかつアナログスイッチ17がオフ
され、設定器11の設定値が電圧制御アンプ12の設定電圧
にされ、コンバータ2の出力電圧はバッテリ7の電圧に
比較してサイリスタスイッチ9の順方向降下電圧に相当
する分も補償して両電圧が一致するように制御される。
次に、交流電源1の停電時にはコンバータ2の出力制
御が停止され、サイリスタスイッチ9のオン制御によっ
てバッテリ7から給電に切換えられる。そして、交流電
源1の復電時には復帰検出回路18が復電を検出し、この
検出によってタイマ19が起動され、その復電信号によっ
てアナログスイッチ15がオフ制御されると共にアナログ
スイッチ17がオン制御され、設定器16の設定電圧による
コンバータ2の出力電圧制御がタイマ19の時限だけ行わ
れる。このとき、設定器16の設定値は設定器11のそれよ
りも高く設定され、コンバータ2の出力電圧も通常時よ
りも一定時間だけ高く制御される。
このコンバータ2の高い出力電圧制御により、バッテ
リ7の出力側に設けられるサイリスタスイッチ9は逆バ
イアスされて自然転流がなされる。従って、タイマ19の
時限はサイリスタスイッチ9の自然転流に必要十分な時
間以上にされ、該タイマの時限後にはアナログスイッチ
15がオン復帰されて通常運転状態に戻る。また、コンバ
ータ2の出力電圧の増加分はバッテリの充電状態等で想
定される最大電圧にもサイリスタスイッチ9を確実に逆
バイアスできるよう設定器16で設定される。
本実施例によれば、サイリスタスイッチを自然転流さ
せるのに、コンバータ2の一時的出力電圧増によって行
い、サイリスタスイッチを逆バイアスするのに十分な電
圧と時間制御を行うことで確実な自然転流を実現するこ
とができる。
なお、実施例において、アナログスイッチによる直流
出力電圧設定の切換えに限らず、設定器11の設定値に増
分電圧を加算する回路構成にして同等の作用効果を得る
ことができるなど、回路構成を適宜設計変更できるのは
勿論である。
G.考案の効果 以上のとおり、本考案によれば、復電時にコンバータ
の出力電圧を一定時間だけ増加させることでサイリスタ
スイッチに逆バイアスを印加するようにしたため、バッ
テリの充電状態やインバータの負荷状態に拘らず復電時
にサイリスタスイッチを確実に逆バイアスして確実な自
然転流を行わせ、ひいてはバッテリの必要以上の放電を
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す制御ブロック図、第2
図は従来の構成図である。 1……交流電源、2……コンバータ、5……インバー
タ、7……バッテリ、9……サイリスタスイッチ、11…
…直流電圧設定器、12……電圧制御アンプ、13……移相
器、14……ゲートロジック、15,17……アナログスイッ
チ、16……復電時の直流電圧設定器、18……復電検出回
路、19……タイマ、20……ゲート回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源から電圧制御された直流電力を得
    てインバータに供給するコンバータと、前記交流電源の
    停電時にオン制御されバッテリの電力を前記インバータ
    に供給するサイリスタスイッチとを備えた無停電電源装
    置において、前記交流電源の停電が復電したときに前記
    コンバータの出力電圧を前記サイリスタの自然転流に必
    要な時間だけ増加させる電圧制御手段を備えたことを特
    徴とする無停電電源装置。
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