JPH0746764A - インバータの並列運転装置 - Google Patents

インバータの並列運転装置

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JPH0746764A
JPH0746764A JP5208443A JP20844393A JPH0746764A JP H0746764 A JPH0746764 A JP H0746764A JP 5208443 A JP5208443 A JP 5208443A JP 20844393 A JP20844393 A JP 20844393A JP H0746764 A JPH0746764 A JP H0746764A
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JP
Japan
Prior art keywords
synchronization source
parallel
source signal
inverter
parallel operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5208443A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kyo
博之 京
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuasa Corp
Original Assignee
Yuasa Corp
Yuasa Battery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yuasa Corp, Yuasa Battery Corp filed Critical Yuasa Corp
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Publication of JPH0746764A publication Critical patent/JPH0746764A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列冗長方式によって並列運転されるインバ
ータの信頼性を高める。 【構成】 常時は並列運転制御盤1からの同期元信号に
よって並列運転され、前記並列運転制御盤1からの同期
元信号の喪失時はインバータ11または21の同期元信
号送出器17,27からの同期元信号による並列同期運
転に切り替える機能を備えてなる。 【効果】 インバータの同期元信号送出器からの同期元
信号によって単独運転を行うことができるので、負荷に
電力を供給しながら点検や修理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータの並列運転装
置に関するもので、さらに詳しく言えば、無瞬断で商用
バイパス電源への切り替えが行える機能を備えたインバ
ータの並列運転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インバータの並列運転は、(並列
数−1)台分の容量の負荷に電力を供給できるようにし
た並列冗長方式が多くなってきている。
【0003】このような並列冗長方式は、負荷に電力を
供給しながら1台のインバータの点検や修理を行うこと
ができる。
【0004】上記した並列冗長方式によってインバータ
を並列運転する場合には、各インバータ間の出力電圧
差、周波数偏差、位相差、極性の差異をなくし、各イン
バータ間に横流が流れないようにしている。
【0005】また、上記した並列冗長方式によって並列
運転されるインバータは、過負荷時や事故時に無瞬断で
商用電源への切り替えが行えるようにし、その信頼性を
高めている。
【0006】上記した条件を満足させるためには、各イ
ンバータ間を同期させるとともに、各インバータ出力と
商用電源とを同期させる必要がある。
【0007】上記したインバータの並列運転装置の従来
例としては、図2に示した如く、インバータ11,21
の並列運転を制御する並列運転制御盤1に制御器2を設
け、この制御器2によって並列運転制御盤1から前記イ
ンバータ11,21に商用電源4からの商用ゼロクロス
信号または基準発振器3からの基準ゼロクロス信号のい
ずれか一方を同期元信号として送出し、送出された同期
元信号によってインバータ11,21のPLL回路1
3,23を制御して主変換部12,22を同期制御する
ものである。
【0008】なお、前記インバータ11,12のうち一
つの出力は前記制御器2に入力され、この制御器2によ
ってインバータ出力と商用電源4との同期の有無が検知
されるとともに、商用電源4の停電による同期元信号と
しての商用ゼロクロス信号の喪失時に、基準発振器3か
ら基準ゼロクロス信号を同期元信号として送出する機能
を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のインバ
ータの並列運転装置では、並列運転される各インバータ
を一つの同期元信号で制御しているので、精度の高い同
期運転を行うことができるが、1台のインバータを単独
で商用電源4に同期させて運転することができないた
め、1台のインバータを点検したり、修理する場合には
すべてのインバータを運転させるか停止させなければな
らず、並列冗長方式の利点を生かすことができないとい
う問題があった。
【0010】また、上記した従来のインバータの並列運
転装置では、断線等によって並列運転制御盤1から送出
される商用ゼロクロス信号または基準ゼロクロス信号が
喪失した場合には、そのインバータの同期運転ができな
くなるという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、常時は商用電源からの商用ゼロクロス信
号に同期して並列運転される複数台のインバータと、こ
れらのインバータの並列運転を制御する並列運転制御盤
とからなるインバータの並列運転装置において、前記並
列運転制御盤は基準ゼロクロス信号を送出する基準発振
器と、この基準ゼロクロス信号または前記商用ゼロクロ
ス信号のいずれか一方を同期元信号として送出するよう
に制御する制御器とを備え、前記インバータは基準ゼロ
クロス信号を送出する基準発振器と、この基準ゼロクロ
ス信号または前記商用ゼロクロス信号のいずれか一方を
同期元信号として送出する同期元信号送出器と、この同
期元信号または前記並列運転制御盤から送出された同期
元信号のいずれか一方をPLL回路に送出する切替器と
を備え、インバータの並列運転時は前記切替器を介して
前記並列運転制御盤からの同期元信号によって各インバ
ータの並列同期運転を行い、インバータの単独運転時は
前記切替器を介して同期元信号送出器からの同期元信号
によって単独同期運転を行うように構成したことを特徴
とするものである。
【0012】
【作 用】従って、本発明は、並列運転される各インバ
ータに同期元信号送出器を設け、この同期元信号送出器
からの同期元信号によって各インバータの単独同期運転
を行うことができる。
【0013】また、本発明は、並列運転中に並列運転制
御盤からの同期元信号の喪失が検出された時は、同期元
信号喪失検出器によって各インバータの同期元信号によ
る並列同期運転に切り替えることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。
【0015】図1は、本発明のインバータの並列運転装
置のブロック図で、図2と同じ機能を有する部分には同
じ符号を付して以下の説明を省略する。
【0016】本発明の特徴は、並列運転されるインバー
タ11,21に基準ゼロクロス信号を送出する基準発振
器18,28と、この基準ゼロクロス信号または商用電
源4からの商用ゼロクロス信号のいずれか一方を同期元
信号として送出する同期元信号送出器17,27と、こ
の同期元信号と並列運転制御盤1から送出された同期元
信号とが入力されていずれか一方をPLL回路13,2
3に送出する機能を有する切替器14,24とが設けら
れてなり、インバータ11,21の並列運転時は前記切
替器14,24によって前記並列運転制御盤1からの同
期元信号がPLL回路13または23に送出され、イン
バータ11または12の単独運転時には前記切替器14
または24によって同期元信号送出器17または27か
らの同期元信号がPLL回路13または23に送出され
るように構成されてなる。
【0017】前記同期元信号は、商用電源4の受電時に
は商用ゼロクロス信号が、商用電源4の停電時には基準
発振器3,18,28からの基準ゼロクロス信号がそれ
ぞれ送出される。
【0018】また、本発明は、並列運転されるインバー
タ11,12に並列運転制御盤1からの同期元信号の喪
失を検出する同期元信号喪失検出器15,25を設け、
この同期元信号喪失検出器15,25によって並列運転
中に前記同期元信号の喪失が検出された時は、切替器1
4,24によって前記同期元信号による並列同期運転を
中止するとともに、インバータ11,12の同期元信号
送出器17または27からの同期元信号による並列同期
運転に切り替えるように構成されてなる。
【0019】すなわち、並列運転制御盤1から同期元信
号が送出されている時には、同期元信号喪失検出器1
5,25とAND回路16,26とにこの同期元信号の
存在を示す信号が送出されるとともに、同期元信号喪失
検出器15,25に同期元信号が送出され、前記AND
回路16,26の出力によって前記同期元信号が切替器
14,24を介してPLL回路13,23に入力される
ように構成されてなり、並列運転制御盤1からの同期元
信号が喪失した時にはAND回路16,26の出力によ
ってインバータ11,12の同期元信号送出器17,2
7からの同期元信号が切替器14,24を介してPLL
回路13,23に入力されるように構成されてなる。
【0020】前記同期元信号としては、商用電源4の受
電時には制御器2を介して商用ゼロクロス信号が、商用
電源4の停電時には制御器2を介して基準発振器3から
の基準ゼロクロス信号がそれぞれ送出される。
【0021】
【発明の効果】上記したとおりであるから、本発明のイ
ンバータの並列運転装置は、各インバータ間を同期させ
て運転することができるだけでなく、負荷に電力を供給
しながら点検や修理を行うことができるので、並列冗長
方式の利点を十分生かすことができる。
【0022】また、本発明のインバータの並列運転装置
は、並列運転制御盤からの同期元信号が喪失した時で
も、インバータの同期元信号送出器からの同期元信号に
よって負荷への給電を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータの並列運転装置のブロック
図である。
【図2】従来のインバータの並列運転装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 並列運転制御盤 2 制御器 3 基準発振器 11,21 インバータ 12,22 主変換部 13,23 PLL回路 14,24 切替器 15,25 同期元信号喪失検出器 16,26 AND回路 17,27 同期元信号送出器 18,28 基準発振器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時は商用電源からの商用ゼロクロス信
    号に同期して並列運転される複数台のインバータと、こ
    れらのインバータの並列運転を制御する並列運転制御盤
    とからなるインバータの並列運転装置において、前記並
    列運転制御盤は基準ゼロクロス信号を送出する基準発振
    器と、この基準ゼロクロス信号または前記商用ゼロクロ
    ス信号のいずれか一方を同期元信号として送出するよう
    に制御する制御器とを備え、前記インバータは基準ゼロ
    クロス信号を送出する基準発振器と、この基準ゼロクロ
    ス信号または前記商用ゼロクロス信号のいずれか一方を
    同期元信号として送出する同期元信号送出器と、この同
    期元信号または前記並列運転制御盤から送出された同期
    元信号のいずれか一方をPLL回路に送出する切替器と
    を備え、インバータの並列運転時は前記切替器を介して
    前記並列運転制御盤からの同期元信号によって各インバ
    ータの並列同期運転を行い、インバータの単独運転時は
    前記切替器を介して同期元送出器からの同期元信号によ
    って単独同期運転を行うように構成したことを特徴とす
    るインバータの並列運転装置。
  2. 【請求項2】 インバータに並列運転制御盤からの同期
    元信号の喪失を検出する同期元信号喪失検出器を設け、
    この同期元信号喪失検出器によって並列運転中に前記同
    期元信号の喪失が検出された時は、切替器によって前記
    同期元信号による並列同期運転を中止するとともに、各
    インバータの同期元信号送出器からの同期元信号による
    並列同期運転に切り替える機能を備えたことを特徴とす
    る請求項第1項記載のインバータの並列運転装置。
JP5208443A 1993-07-29 1993-07-29 インバータの並列運転装置 Pending JPH0746764A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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