JPH0640708Y2 - 風量吸引車 - Google Patents
風量吸引車Info
- Publication number
- JPH0640708Y2 JPH0640708Y2 JP1989098373U JP9837389U JPH0640708Y2 JP H0640708 Y2 JPH0640708 Y2 JP H0640708Y2 JP 1989098373 U JP1989098373 U JP 1989098373U JP 9837389 U JP9837389 U JP 9837389U JP H0640708 Y2 JPH0640708 Y2 JP H0640708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- work
- suction
- blower
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Sewage (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案はブロアの駆動による風の流れによって石ころ・
空缶・泥・水等の吸引物を吸引してタンク内に収容する
風量吸引車に関し、特にタンク内に収容した吸引物より
分離した上水を吸引作業をしながら自動的にタンク外へ
排出するとともに、この排水作業を助ける風量吸引車に
関する。
空缶・泥・水等の吸引物を吸引してタンク内に収容する
風量吸引車に関し、特にタンク内に収容した吸引物より
分離した上水を吸引作業をしながら自動的にタンク外へ
排出するとともに、この排水作業を助ける風量吸引車に
関する。
(b)従来の技術 従来の風量吸引車は車体上に搭載したタンクに吸込管と
排出配管とを設け、前記各配管には開閉弁がそれぞれ介
装されている。
排出配管とを設け、前記各配管には開閉弁がそれぞれ介
装されている。
そして、ブロアを駆動して吸込管の開閉弁を開き、吸込
管より吸引物をタンク内に吸引する吸引作業を行ない、
吸引物がある程度タンク内に入ると排出配管の開閉弁を
開き、吸引物より分離した上水を排出配管より排出する
排水作業を前記吸引作業と同時に行ない、排水作業を終
了すると前記開閉弁を閉じて吸引作業のみを行なってい
た。
管より吸引物をタンク内に吸引する吸引作業を行ない、
吸引物がある程度タンク内に入ると排出配管の開閉弁を
開き、吸引物より分離した上水を排出配管より排出する
排水作業を前記吸引作業と同時に行ない、排水作業を終
了すると前記開閉弁を閉じて吸引作業のみを行なってい
た。
(c)考案が解決しようとする課題 このため、排水作業を行なうたびに排出配管の開閉弁を
開いたり、閉じたりしなければならず、作業が複雑にな
るばかりか、作業時間が長くなるという問題があり、ま
た前記排水作業において、排水作業と吸引作業とを同時
に行なっているので、タンク内が負圧になっており、排
水速度が遅く、作業時間が長くかかるという問題があっ
た。そこで、この考案の目的は吸込作業と排水作業とを
排出配管の開閉弁の開閉をしなくても自動的に同時に行
なえるようにして作業を簡単にするとともに、排水作業
の排水速度を速くして排水作業時間を短くし、全体の作
業時間を短くすることにある。
開いたり、閉じたりしなければならず、作業が複雑にな
るばかりか、作業時間が長くなるという問題があり、ま
た前記排水作業において、排水作業と吸引作業とを同時
に行なっているので、タンク内が負圧になっており、排
水速度が遅く、作業時間が長くかかるという問題があっ
た。そこで、この考案の目的は吸込作業と排水作業とを
排出配管の開閉弁の開閉をしなくても自動的に同時に行
なえるようにして作業を簡単にするとともに、排水作業
の排水速度を速くして排水作業時間を短くし、全体の作
業時間を短くすることにある。
(d)課題を解決するための手段 本考案は前記課題を解決するためになされたもので、車
体上に搭載したタンク内にブロアの駆動による風の流れ
によって石ころ・空缶・泥・水等の吸引物を吸い込む吸
引作業と、前記タンク内の吸引物より分離した上水を排
出配管を介してタンク外へ排出する排水作業とを同時に
行なえるようにした風量吸引車において、前記排出配管
には前記排出作業を自動的に行なうチェック弁と前記ブ
ロアの排風により排水作業を助けるエゼクタとを介装
し、前記チェック弁をエゼクタよりタンク側に位置させ
たことである。
体上に搭載したタンク内にブロアの駆動による風の流れ
によって石ころ・空缶・泥・水等の吸引物を吸い込む吸
引作業と、前記タンク内の吸引物より分離した上水を排
出配管を介してタンク外へ排出する排水作業とを同時に
行なえるようにした風量吸引車において、前記排出配管
には前記排出作業を自動的に行なうチェック弁と前記ブ
ロアの排風により排水作業を助けるエゼクタとを介装
し、前記チェック弁をエゼクタよりタンク側に位置させ
たことである。
(e)作用 吸込管の開閉弁を開いてブロアを駆動すると風の流れに
よって石ころ・空缶・泥・水等の吸引物はタンク内に吸
引される。
よって石ころ・空缶・泥・水等の吸引物はタンク内に吸
引される。
このとき、チェック弁はタンク内が負圧のため閉となっ
ている。
ている。
タンク内に吸引物がある程度収容されると、吸引物より
分離した上水の水圧よりチェック弁が開となり上水が自
動的に排出配管より排出されるが、このときエゼクタに
ブロアの排風を送ると上水の排水が助けられ、排水作業
が短縮される。
分離した上水の水圧よりチェック弁が開となり上水が自
動的に排出配管より排出されるが、このときエゼクタに
ブロアの排風を送ると上水の排水が助けられ、排水作業
が短縮される。
(f)実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
(1)は車体で、この車体(1)の後部には石ころ・空
缶・泥・水等の吸引物を収容するタンク(2)を搭載
し、車体(1)の中央部には風を発生させるブロア
(3)を搭載してある。
缶・泥・水等の吸引物を収容するタンク(2)を搭載
し、車体(1)の中央部には風を発生させるブロア
(3)を搭載してある。
前記タンク(2)は後方に傾動可能に搭載され、後方傾
動にて吸引物を排出できるようになっている。前記タン
ク(2)はタンク本体(4)と、このタンク本体(4)
の後端を開閉する開閉蓋(5)とから構成され、前記開
閉蓋(5)は上方回動されるようになっている。
動にて吸引物を排出できるようになっている。前記タン
ク(2)はタンク本体(4)と、このタンク本体(4)
の後端を開閉する開閉蓋(5)とから構成され、前記開
閉蓋(5)は上方回動されるようになっている。
前記開閉蓋(5)の下部にはタンク(2)内に連通する
吸込管(6)が設けられ、この吸込管(6)には開閉弁
(7)が設けられている。
吸込管(6)が設けられ、この吸込管(6)には開閉弁
(7)が設けられている。
(8)はタンク本体(4)の側面に設けた排出配管で、
この排出配管(8)はタンク本体(4)に取付けたパイ
プ(9)と開閉弁(10)とから構成され、パイプ(9)
と開閉弁(10)との間にはチェック弁(11)を介装し、
開閉弁(10)の下流側にはエゼクタ(12)を介装してあ
る。
この排出配管(8)はタンク本体(4)に取付けたパイ
プ(9)と開閉弁(10)とから構成され、パイプ(9)
と開閉弁(10)との間にはチェック弁(11)を介装し、
開閉弁(10)の下流側にはエゼクタ(12)を介装してあ
る。
前記エゼクタ(12)は開閉弁(10)に連接したエルボ部
(13)と、このエルボ部(13)に連接した水平部(14)
と、この水平部(14)に内装したノズル部(15)より構
成されている。
(13)と、このエルボ部(13)に連接した水平部(14)
と、この水平部(14)に内装したノズル部(15)より構
成されている。
前記ノズル部(15)はブロア(3)の排風管(16)より
分岐した分岐管(17)に接続されており、タンク(2)
内の上水を排出する時、ノズル部(15)よりブロア
(3)の排風を送ることにより上水の排出を助けるもの
である。
分岐した分岐管(17)に接続されており、タンク(2)
内の上水を排出する時、ノズル部(15)よりブロア
(3)の排風を送ることにより上水の排出を助けるもの
である。
前記チェック弁(11)はケーシング(18)と、このケー
シング(18)内の連通路(19)を開閉する揺動式のフラ
ッパ(20)より構成され、前記フラッパ(20)はタンク
(2)内を負圧にすると反時計方向に揺動して連通路
(19)を閉じチェック(11)を閉とし、タンク(2)内
の上水のある程度の水圧により時計方向に揺動して連通
路(19)を開き、チェック弁(11)が開となるようにし
てある。
シング(18)内の連通路(19)を開閉する揺動式のフラ
ッパ(20)より構成され、前記フラッパ(20)はタンク
(2)内を負圧にすると反時計方向に揺動して連通路
(19)を閉じチェック(11)を閉とし、タンク(2)内
の上水のある程度の水圧により時計方向に揺動して連通
路(19)を開き、チェック弁(11)が開となるようにし
てある。
なお、(21)は排風管(16)と分岐管(17)との分岐点
に介装した3方弁であり、(22)はブロア(3)とタン
ク(2)間を連結する送風管であり、 (23)は吸引作業を行なうとき、開閉弁(7)に取付け
る吸引ホースであり、(24)は排水作業を行なうとき、
エゼクタ(12)に取付ける排出ホースである。また、
(25)はタンク本体(4)に固定されたシュートであ
る。
に介装した3方弁であり、(22)はブロア(3)とタン
ク(2)間を連結する送風管であり、 (23)は吸引作業を行なうとき、開閉弁(7)に取付け
る吸引ホースであり、(24)は排水作業を行なうとき、
エゼクタ(12)に取付ける排出ホースである。また、
(25)はタンク本体(4)に固定されたシュートであ
る。
ところで、本考案の実施例では分岐管(17)を排風管
(16)より分岐させているが、分岐管(17)をなくし、
排風管(16)をそのままエゼクタ(12)のノズル部(1
5)に接続しても同様の作用効果を有するもである。
(16)より分岐させているが、分岐管(17)をなくし、
排風管(16)をそのままエゼクタ(12)のノズル部(1
5)に接続しても同様の作用効果を有するもである。
本考案は前記の如き構成で、次に作用について説明す
る。
る。
まず、吸引ホース(23)を開閉弁(7)に、排出ホース
(24)をエゼクタ(12)にそれぞれ接続する。
(24)をエゼクタ(12)にそれぞれ接続する。
次にブロア(3)を駆動させて風を発生させ、両方の開
閉弁(7)(10)を開き、吸引ホース(23)の他端を吸
引するための石ころ・空缶・泥・水等の吸引物に近づけ
る。
閉弁(7)(10)を開き、吸引ホース(23)の他端を吸
引するための石ころ・空缶・泥・水等の吸引物に近づけ
る。
これにより、石ころ・空缶・泥・水等の吸引物を吸引ホ
ース(23)、開閉弁(7)、吸込管(6)を通してタン
ク(2)内に収容することができる。
ース(23)、開閉弁(7)、吸込管(6)を通してタン
ク(2)内に収容することができる。
このときチェック弁(11)のフラッパ(20)の左側は大
気圧、右側は負圧となっているので、フラッパ(20)は
反時計方向に揺動して連通路(19)を閉じている。
気圧、右側は負圧となっているので、フラッパ(20)は
反時計方向に揺動して連通路(19)を閉じている。
その後、タンク(2)内に石ころ・空缶・泥・水等の吸
引物がある程度収容されると、上水は石ころや空缶より
容易に分離し、第3図のようになると、分離した上水の
水圧によりフラッパ(20)は反時計方向に揺動し、連通
路(19)は開かれて上水はパイプ(9)、チェック弁
(11)、開閉弁(10)、エゼクタ(13)、排出ホース
(23)を通って排出される。
引物がある程度収容されると、上水は石ころや空缶より
容易に分離し、第3図のようになると、分離した上水の
水圧によりフラッパ(20)は反時計方向に揺動し、連通
路(19)は開かれて上水はパイプ(9)、チェック弁
(11)、開閉弁(10)、エゼクタ(13)、排出ホース
(23)を通って排出される。
このとき、上水の排水を助けるためにエゼクタ(12)に
ブロア(3)の排風を送るのであるが、3方弁(21)を
操作して分岐管(17)を排風管(16)に接続させる。
ブロア(3)の排風を送るのであるが、3方弁(21)を
操作して分岐管(17)を排風管(16)に接続させる。
するとブロア(3)の排風がノズル部(15)より水平部
(14)へ排出され、上水が排風とともに勢いよく排出ホ
ース(23)に流れこみ、上水の排出が助けられ、排出時
間が短縮される。
(14)へ排出され、上水が排風とともに勢いよく排出ホ
ース(23)に流れこみ、上水の排出が助けられ、排出時
間が短縮される。
ところで本考案での排風はタンク(2)を通過したもの
であるが、タンク(2)を通さず直接ブロア(3)より
吸い込んだ排風にすると排水はさらにはやめられる。
であるが、タンク(2)を通さず直接ブロア(3)より
吸い込んだ排風にすると排水はさらにはやめられる。
(g)考案の効果 以上の如く本考案は、タンクに設けた排出配管に排水作
業を自動的に行なうチェック弁とブロアの排風により排
水作業を助けるエゼクタを介装したので、排水作業が自
動的に行なえ、作業が簡単となり、上水を排出する排出
作業の作業時間を短くすることができるとともに全体の
作業も短くすることができる。
業を自動的に行なうチェック弁とブロアの排風により排
水作業を助けるエゼクタを介装したので、排水作業が自
動的に行なえ、作業が簡単となり、上水を排出する排出
作業の作業時間を短くすることができるとともに全体の
作業も短くすることができる。
第1図は本考案の風量吸引車の側面図、第2図と第3図
とは排出配管とチェック弁とエゼクタとの詳細説明図
で、第2図は上水を排出していない時の断面図、第3図
は上水を排水している時の断面図である。 (1)は車体、(2)はタンク、(3)はブロア、
(8)は排出配管、(11)はチェック弁、(12)はエゼ
クタである。
とは排出配管とチェック弁とエゼクタとの詳細説明図
で、第2図は上水を排出していない時の断面図、第3図
は上水を排水している時の断面図である。 (1)は車体、(2)はタンク、(3)はブロア、
(8)は排出配管、(11)はチェック弁、(12)はエゼ
クタである。
Claims (1)
- 【請求項1】車体上に搭載したタンク内にブロアの駆動
による風の流れによって石ころ・空缶・泥・水等の吸引
物を吸い込む吸引作業と、前記タンク内の吸引物より分
離した上水を排出配管を介してタンク外へ排出する排水
作業とを同時に行なえるようにした風量吸引車におい
て、前記排出配管には前記排出作業を自動的に行なうチ
ェック弁と前記ブロアの排風により排水作業を助けるエ
ゼクタとを介装し、前記チェック弁をエゼクタよりタン
ク側に位置させてなる風量吸引車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989098373U JPH0640708Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 風量吸引車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989098373U JPH0640708Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 風量吸引車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0340385U JPH0340385U (ja) | 1991-04-18 |
JPH0640708Y2 true JPH0640708Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31647477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989098373U Expired - Lifetime JPH0640708Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 風量吸引車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640708Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57123306U (ja) * | 1981-01-27 | 1982-07-31 | ||
JPS58143034A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-25 | 新明和工業株式会社 | 吸引車 |
JPS58204240A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-28 | 新明和工業株式会社 | 吸引車 |
JPS5943514U (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-22 | 株式会社加藤製作所 | 真空式吸引車 |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP1989098373U patent/JPH0640708Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340385U (ja) | 1991-04-18 |
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