JPH05148883A - 下水システム - Google Patents
下水システムInfo
- Publication number
- JPH05148883A JPH05148883A JP4132100A JP13210092A JPH05148883A JP H05148883 A JPH05148883 A JP H05148883A JP 4132100 A JP4132100 A JP 4132100A JP 13210092 A JP13210092 A JP 13210092A JP H05148883 A JPH05148883 A JP H05148883A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewage
- exhaust duct
- vacuum
- valve
- partial vacuum
- Prior art date
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- Pending
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03F—SEWERS; CESSPOOLS
- E03F1/00—Methods, systems, or installations for draining-off sewage or storm water
- E03F1/006—Pneumatic sewage disposal systems; accessories specially adapted therefore
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Public Health (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Sewage (AREA)
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下水汚物を運搬するために部分真空を使用す
る真空下水システムの排気ダクト(28)を掃除するた
めの方法および装置を提供すること。 【構成】 トイレット(1)からある量の汚物を下水管
(2)を通して収集室(13)へ運搬する度毎に機能制
御ユニット(5,12,25)によって下水管(2)内
に別々に部分真空を発生する。この汚物を収集室(1
3)へ運搬した後にこれらの機能制御ユニット(5,1
2,25)が作動してこの下水システム(2,13)内
に再び部分真空を発生し、それから通常は部分真空が発
生したときこのシステム(2,13)から引く空気が通
る排気ダクト(28)を通して周囲空気を入れて、この
排気ダクト(28)を空にし、掃除する。
る真空下水システムの排気ダクト(28)を掃除するた
めの方法および装置を提供すること。 【構成】 トイレット(1)からある量の汚物を下水管
(2)を通して収集室(13)へ運搬する度毎に機能制
御ユニット(5,12,25)によって下水管(2)内
に別々に部分真空を発生する。この汚物を収集室(1
3)へ運搬した後にこれらの機能制御ユニット(5,1
2,25)が作動してこの下水システム(2,13)内
に再び部分真空を発生し、それから通常は部分真空が発
生したときこのシステム(2,13)から引く空気が通
る排気ダクト(28)を通して周囲空気を入れて、この
排気ダクト(28)を空にし、掃除する。
Description
【0001】
【技術分野】この発明は、請求項1の前提条件に記載し
た方法および請求項5の前提条件に記載した下水システ
ムに関する。
た方法および請求項5の前提条件に記載した下水システ
ムに関する。
【0002】
【発明の背景】真空下水システムでは、下水汚物を真空
によって運搬する。この技術は、水の消費が少いこと、
管径が小さいことおよび管を上にも引ける可能性がある
こと、が特に重要な場合に有利である。小さな真空下水
システム、即ち一つか二つのトイレット等だけのシステ
ムでは、ある量の下水汚物を1回運搬する度毎に下水管
内に別々に真空を発生することが有利である。そうする
と、従来の真空下水システムのようにこの下水管の中を
常に真空に保つ必要はなく、またこの真空システムに真
空があるかどうかを常に監視するための装置も必要な
い。真空を発生するために要する時間は長すぎてはなら
ないので、真空にすべき全容積は100リットル以下、
好ましくは50リットル以下が適当である。例えば、鉄
道車両では、通常、一つのトイレットユニットに対して
35リットルほどの小さな真空容積で十分である。
によって運搬する。この技術は、水の消費が少いこと、
管径が小さいことおよび管を上にも引ける可能性がある
こと、が特に重要な場合に有利である。小さな真空下水
システム、即ち一つか二つのトイレット等だけのシステ
ムでは、ある量の下水汚物を1回運搬する度毎に下水管
内に別々に真空を発生することが有利である。そうする
と、従来の真空下水システムのようにこの下水管の中を
常に真空に保つ必要はなく、またこの真空システムに真
空があるかどうかを常に監視するための装置も必要な
い。真空を発生するために要する時間は長すぎてはなら
ないので、真空にすべき全容積は100リットル以下、
好ましくは50リットル以下が適当である。例えば、鉄
道車両では、通常、一つのトイレットユニットに対して
35リットルほどの小さな真空容積で十分である。
【0003】実務上、間欠的に真空を発生する真空下水
システムでは、少量の水分および不純物がこのシステム
の排気ダクトに引き込まれることが分っている。もし、
このダクトを時々掃除しないと、ある時間後にはそこに
かなりの量の不純物がたまり、このダクトが完全に詰っ
てしまうかもしれない。更に、この不純物が不快な臭や
汚水の漏れを生ずるかもしれない。
システムでは、少量の水分および不純物がこのシステム
の排気ダクトに引き込まれることが分っている。もし、
このダクトを時々掃除しないと、ある時間後にはそこに
かなりの量の不純物がたまり、このダクトが完全に詰っ
てしまうかもしれない。更に、この不純物が不快な臭や
汚水の漏れを生ずるかもしれない。
【0004】この発明の目的は、この排気ダクトに引き
込まれる不純物および水分が問題を生じない真空下水シ
ステムを創ることである。これは、請求項1に記載した
対策および請求項5に記載した構造によって達成され
る。
込まれる不純物および水分が問題を生じない真空下水シ
ステムを創ることである。これは、請求項1に記載した
対策および請求項5に記載した構造によって達成され
る。
【0005】ある量の下水汚物を運搬した後毎にこの下
水システムに真空を再発生することによって、排気中の
通常の流れと反対方向にこのシステムの排気ダクトを通
る強力な掃除空気流を入れることができる。必要な動作
は、この真空発生を止めることとこの排気ダクトを再び
周囲空気に対して開くことだけである。すると、周囲空
気は、圧力が高いので、この排気ダクトを通ってこの下
水システムに急速に流れ込み、そこに存在する不純物お
よび液体をこの空気が捕捉して、このダクトを掃除す
る。この掃除効果は、この排気ダクトに弁を配置するこ
とによって増すことができる。この下水システムの真空
が最大になったときに、この弁を急速に開けることによ
って強力な通気が得られ、それがこの排気ダクトを効果
的に掃除する。
水システムに真空を再発生することによって、排気中の
通常の流れと反対方向にこのシステムの排気ダクトを通
る強力な掃除空気流を入れることができる。必要な動作
は、この真空発生を止めることとこの排気ダクトを再び
周囲空気に対して開くことだけである。すると、周囲空
気は、圧力が高いので、この排気ダクトを通ってこの下
水システムに急速に流れ込み、そこに存在する不純物お
よび液体をこの空気が捕捉して、このダクトを掃除す
る。この掃除効果は、この排気ダクトに弁を配置するこ
とによって増すことができる。この下水システムの真空
が最大になったときに、この弁を急速に開けることによ
って強力な通気が得られ、それがこの排気ダクトを効果
的に掃除する。
【0006】原理的には、この排気ダクトのどこにこの
弁があるかは重要でない。しかし、実務によれば、この
弁をこのシステムの1次下水汚物収集室近くに置き、そ
してこの弁の反対側近くに、この排気ダクトの中に存在
する液体を集めるための手段を配置することが最も適当
であることが分っている。そのような手段は、この排気
ダクトに設けたベントまたはポケットで、その両側でこ
のダクトの高い部分から液体がそこへ流れるようにした
ものでよい。
弁があるかは重要でない。しかし、実務によれば、この
弁をこのシステムの1次下水汚物収集室近くに置き、そ
してこの弁の反対側近くに、この排気ダクトの中に存在
する液体を集めるための手段を配置することが最も適当
であることが分っている。そのような手段は、この排気
ダクトに設けたベントまたはポケットで、その両側でこ
のダクトの高い部分から液体がそこへ流れるようにした
ものでよい。
【0007】このシステムの中に真空が発生したときお
よび掃除空気がこのシステムに入れられたときはこの排
気ダクトの弁を開いたままであるが、他の時は閉じたま
まにすることによって、このシステムの機能を最高に制
御することができる。この弁はまた、悪臭がこの下水シ
ステムから周囲に拡がるのも防ぐ。
よび掃除空気がこのシステムに入れられたときはこの排
気ダクトの弁を開いたままであるが、他の時は閉じたま
まにすることによって、このシステムの機能を最高に制
御することができる。この弁はまた、悪臭がこの下水シ
ステムから周囲に拡がるのも防ぐ。
【0008】この発明によるシステムでは、それ自身既
知の1次下水汚物収集室を、ある量の下水汚物を移動す
るとすぐに入れる予備収集空間として設け、その後にそ
こから大気圧の下で収集タンク等へ移すようにするのが
適当である。そのような装置は、米国特許明細書第4,
297,751号に記載されている。そのようなシステ
ムでは、真空下にしなければならない容積が比較的小さ
い。この排気ダクトを掃除するための新しい真空の発生
はこの1次下水汚物収集室が空になってから始めるのが
適当である。それによって、この排気ダクトを掃除して
も、この1次収集室に存在する液体にしぶきやはねを生
じないという利点が得られる。更に、この排気ダクトに
存在する液体がこのダクトの最低部分へ流れるための時
間があり、それによってこの掃除がより効果的になる。
知の1次下水汚物収集室を、ある量の下水汚物を移動す
るとすぐに入れる予備収集空間として設け、その後にそ
こから大気圧の下で収集タンク等へ移すようにするのが
適当である。そのような装置は、米国特許明細書第4,
297,751号に記載されている。そのようなシステ
ムでは、真空下にしなければならない容積が比較的小さ
い。この排気ダクトを掃除するための新しい真空の発生
はこの1次下水汚物収集室が空になってから始めるのが
適当である。それによって、この排気ダクトを掃除して
も、この1次収集室に存在する液体にしぶきやはねを生
じないという利点が得られる。更に、この排気ダクトに
存在する液体がこのダクトの最低部分へ流れるための時
間があり、それによってこの掃除がより効果的になる。
【0009】この排気ダクトの弁を、このシステムの他
の弁の制御に従属して、このシステムの制御ユニットを
通して遠隔制御することによって、このシステムの全て
の機能を同じ制御ユニットで制御するという利点が得ら
れる。これは誤動作の危険を最小にする。
の弁の制御に従属して、このシステムの制御ユニットを
通して遠隔制御することによって、このシステムの全て
の機能を同じ制御ユニットで制御するという利点が得ら
れる。これは誤動作の危険を最小にする。
【0010】
【実施例】以下に添付の図面を参照して、この発明の実
施例を詳細に説明する。図面で、1は下水弁9を介して
真空下水管2に接続されたトイレットを示す。下水は、
この真空下水管2から、1次収集室13を含む空にする
装置3へ流出し、そこから収集タンク4へ移すことがで
きる。圧縮空気網6から採った圧縮空気で駆動するエゼ
クタ5の形をした真空ポンプがある。このトイレット1
は、水タンク7から管8及び洗浄水弁10を介して洗浄
水を受ける。このトイレットを空にすること及びこの便
器に洗浄水を送ることは、洗浄ノブ11を操作すること
によって洗浄が始まったときにこの下水弁9と洗浄水弁
10の動作を支配する制御ユニット25によって制御す
る。このシステムは、基本的には米国特許明細書第4,
297,751号に記載されているように設計してあ
る。
施例を詳細に説明する。図面で、1は下水弁9を介して
真空下水管2に接続されたトイレットを示す。下水は、
この真空下水管2から、1次収集室13を含む空にする
装置3へ流出し、そこから収集タンク4へ移すことがで
きる。圧縮空気網6から採った圧縮空気で駆動するエゼ
クタ5の形をした真空ポンプがある。このトイレット1
は、水タンク7から管8及び洗浄水弁10を介して洗浄
水を受ける。このトイレットを空にすること及びこの便
器に洗浄水を送ることは、洗浄ノブ11を操作すること
によって洗浄が始まったときにこの下水弁9と洗浄水弁
10の動作を支配する制御ユニット25によって制御す
る。このシステムは、基本的には米国特許明細書第4,
297,751号に記載されているように設計してあ
る。
【0011】この制御ユニット25が洗浄ノブ11から
洗浄信号を受けると、それは、この圧縮空気網6の中に
あり、エゼクタ5に接続された弁12を開ける。すると
このエゼクタ5は、この排気ダクト28、下水管2およ
び空にする装置3の中に急速に真空を発生する。好まし
くは大気圧の約半分の、十分な真空が発生すると、この
圧縮空気弁12は閉じ、このエゼクタ5の吸引効果は止
み、トイレット1の下水弁9は開く。このトイレット1
の便器を空にすると、この下水弁9は閉じ、洗浄水が既
に前から開いている洗浄水弁10を通って流れ、この便
器の下部を少量の水で満たす。この洗浄水の全量は通常
数デシリットルを超えることはない。
洗浄信号を受けると、それは、この圧縮空気網6の中に
あり、エゼクタ5に接続された弁12を開ける。すると
このエゼクタ5は、この排気ダクト28、下水管2およ
び空にする装置3の中に急速に真空を発生する。好まし
くは大気圧の約半分の、十分な真空が発生すると、この
圧縮空気弁12は閉じ、このエゼクタ5の吸引効果は止
み、トイレット1の下水弁9は開く。このトイレット1
の便器を空にすると、この下水弁9は閉じ、洗浄水が既
に前から開いている洗浄水弁10を通って流れ、この便
器の下部を少量の水で満たす。この洗浄水の全量は通常
数デシリットルを超えることはない。
【0012】この下水弁9が開くときはこの下水管2が
真空になっているので、この便器の中に在る下水汚物は
大気圧によってこの下水管2の中へ、更にはこの1次収
集室13へ押し出される。この下水汚物運搬のために
は、この下水管2の出口端に十分に大きな空間があるこ
とが不可欠である。もし、この1次収集室13とそれに
結合された管を合せても十分な大きさの空間ができなけ
れば、この空にする装置3に最も近い排気ダクトの部分
14に別の空気タンク15を結合してもよい。一つの寸
法の例として、下水管2の容量は5ないし10リット
ル、空にする装置3はその1次収集室と合せて容量約7
リットル、そして空気タンク15の容量約18リットル
とあげることができる。
真空になっているので、この便器の中に在る下水汚物は
大気圧によってこの下水管2の中へ、更にはこの1次収
集室13へ押し出される。この下水汚物運搬のために
は、この下水管2の出口端に十分に大きな空間があるこ
とが不可欠である。もし、この1次収集室13とそれに
結合された管を合せても十分な大きさの空間ができなけ
れば、この空にする装置3に最も近い排気ダクトの部分
14に別の空気タンク15を結合してもよい。一つの寸
法の例として、下水管2の容量は5ないし10リット
ル、空にする装置3はその1次収集室と合せて容量約7
リットル、そして空気タンク15の容量約18リットル
とあげることができる。
【0013】ある量の下水汚物を運搬している間に、こ
の下水管2と空にする装置3の中の真空は殆んど完全に
無くなる。この下水弁9は、この下水管2の中に実質的
にもう真空が無くなったときに自動的に閉じるように設
計してもよい。この運搬のすぐ後に、好ましくは圧縮空
気で駆動される。小さな動力シリンダ16がこの1次収
集室13の底ぶた17を開け、この収集室の中にある下
水汚物はこの収集タンク4の中へ落ちる。すると、この
動力シリンダ16がこの底ぶた17を再び閉じる。適当
な周期で、アウトレット管18を通してこの収集タンク
4を空にする。この収集タンク4は、あふれ防止のため
に普通の警報器と安全装置がついていてもよい。
の下水管2と空にする装置3の中の真空は殆んど完全に
無くなる。この下水弁9は、この下水管2の中に実質的
にもう真空が無くなったときに自動的に閉じるように設
計してもよい。この運搬のすぐ後に、好ましくは圧縮空
気で駆動される。小さな動力シリンダ16がこの1次収
集室13の底ぶた17を開け、この収集室の中にある下
水汚物はこの収集タンク4の中へ落ちる。すると、この
動力シリンダ16がこの底ぶた17を再び閉じる。適当
な周期で、アウトレット管18を通してこの収集タンク
4を空にする。この収集タンク4は、あふれ防止のため
に普通の警報器と安全装置がついていてもよい。
【0014】この1次収集室13を空にすることは、各
下水汚物の運搬の後に自動的に行われる。自動制御ユニ
ット25は、動力シリンダ16を制御することによって
この処理をする。これは、この1次収集室が小さくても
よいこと、あそび、それが、例えば、レベル検知器また
はその他の監視装置を必要としないことの利点がある。
下水汚物の運搬の後に自動的に行われる。自動制御ユニ
ット25は、動力シリンダ16を制御することによって
この処理をする。これは、この1次収集室が小さくても
よいこと、あそび、それが、例えば、レベル検知器また
はその他の監視装置を必要としないことの利点がある。
【0015】この下水システムを空にする毎に、少量の
不純物および水分がこの排気ダクト28の中に引き込ま
れる。ある時間経つとかなりの量の不純物および液体が
そこにたまるのを避けるためには、このダクトを掃除し
なければならない。これは、このトイレット1から1次
収集室13への各下水汚物運搬の後に、およびこの収集
室をタンク4の中へ空けた後に、この下水システムの中
に真空を再発生することによって行う。この真空の再発
生は、下水汚物を運搬するときと同様に、即ち真空ポン
プ5によって行う。必要な真空レベルに達すると、制御
ユニット25から掃除空気弁27の制御装置26へ閉鎖
信号を送ることによってこの排気ダクト28の弁27を
閉じる。下水弁9は閉じたままで、この掃除空気弁27
を急激に開くと、それによって大気がこの排気ダクト2
8を通って空間2,13−5へ突入し、そこに存在する
真空を均等化する。
不純物および水分がこの排気ダクト28の中に引き込ま
れる。ある時間経つとかなりの量の不純物および液体が
そこにたまるのを避けるためには、このダクトを掃除し
なければならない。これは、このトイレット1から1次
収集室13への各下水汚物運搬の後に、およびこの収集
室をタンク4の中へ空けた後に、この下水システムの中
に真空を再発生することによって行う。この真空の再発
生は、下水汚物を運搬するときと同様に、即ち真空ポン
プ5によって行う。必要な真空レベルに達すると、制御
ユニット25から掃除空気弁27の制御装置26へ閉鎖
信号を送ることによってこの排気ダクト28の弁27を
閉じる。下水弁9は閉じたままで、この掃除空気弁27
を急激に開くと、それによって大気がこの排気ダクト2
8を通って空間2,13−5へ突入し、そこに存在する
真空を均等化する。
【0016】このダクト28の掃除は、このダクト28
の掃除をする前に水分が流れ込めるポケットまたは最低
部分28aをこのダクトに配置することによって強化さ
れる。この排気ダクト28を掃除するための真空の発生
を、このトイレット1を空けるために発生する真空によ
りかなり遅く行うことが有利かもしれない。真空をゆっ
くり発生することによって、ポケット28aに存在する
水分がエゼクタ5へ引き上げられるのを避けることがで
きる。
の掃除をする前に水分が流れ込めるポケットまたは最低
部分28aをこのダクトに配置することによって強化さ
れる。この排気ダクト28を掃除するための真空の発生
を、このトイレット1を空けるために発生する真空によ
りかなり遅く行うことが有利かもしれない。真空をゆっ
くり発生することによって、ポケット28aに存在する
水分がエゼクタ5へ引き上げられるのを避けることがで
きる。
【0017】このシステムの制御装置9,10,12,
16および27を全て同じ制御ユニット25で制御する
ので、いくつかの機能を調整し、それらのお互いの関係
で所望の順序に制御することは容易である。
16および27を全て同じ制御ユニット25で制御する
ので、いくつかの機能を調整し、それらのお互いの関係
で所望の順序に制御することは容易である。
【0018】この発明は、説明した実施例には限定され
ず、前記特許請求の範囲内でそのいくつかの変形や修正
が可能である。
ず、前記特許請求の範囲内でそのいくつかの変形や修正
が可能である。
【図1】この発明による下水システムの基本的図式。
1 下水汚物提供ユニット 2 下水管 4 収集タンク 5 エゼクタ 9 弁 10 弁 12 弁 13 収集室 25 制御ユニット 27 弁 28 排気ダクト 28a 液体収集手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤリ ナールヒ フインランド国エスポー,コウクニエメン クヤ 2 エフ 21 (72)発明者 ペル − オーケ ツベソン スウエーデン国アーンゲルホルム,アレガ タン 14
Claims (10)
- 【請求項1】 下水汚物提供ユニット(1)から下水管
(2)を通して収集室(13)等へ下水汚物を運搬する
ために部分真空を使用し、機能制御ユニット(5,1
2,25)がこの下水管(2)の中の部分真空の発生
を、この下水管(2)を通してある量の下水汚物を運搬
する度毎に別々に支配する真空下水システムの排気ダク
ト(28)を掃除する方法において、この下水汚物提供
ユニット(1)からある量の下水汚物をこの収集室(1
3)へ運搬し終ってから、これらの機能ユニット(5,
12,25)が作動してこの下水システム(2,13)
の中に部分真空を再発生し、その後、通常は部分真空が
発生したときにこのシステム(2,13)へ引かれる空
気が通るその排気ダクト(28)を通して周囲空気を入
れ、それによってこの排気ダクト(28)を空にしかつ
掃除することを特徴とする掃除方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、この排気
ダクト(28)を通る流路を制御する弁(27)を急速
に開くことによってこの排気ダクト(28)の中へ通気
の形で周囲空気を入れることを特徴とする方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の方法において、この下水
システム(2,13)の中に部分真空が発生したときお
よびこのシステムに周囲空気が入れられたときはこの排
気ダクトの弁(27)が開いたままであるが、そうでな
いときは閉じたままであることを特徴とする方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか一つ
に記載の方法において、それ自身既知のこの収集室(1
3)が中間収集ユニットとなるように配置され、そこに
集められた下水汚物がそこから、好ましくは大気圧の下
で、収集タンク(4)等へ運搬されること、およびこの
排気ダクト(28)を掃除するための真空の発生は、こ
の収集室(13)が空にされてしまってから始まること
を特徴とする方法。 - 【請求項5】 下水汚物提供ユニット(1)から下水管
(2)を通して収集室(13)等へ下水汚物を運搬する
ために部分真空を使用し、機能制御ユニット(5,1
2,25)が、この下水管(2)を通してある量の下水
汚物を運搬する度毎に別々にこの下水管(2)の中に部
分真空を発生するように配設された真空下水システムの
排気ダクト(28)を掃除するためのシステムにおい
て、このシステムのこれらの機能ユニット(5,12,
25)が、この下水汚物提供ユニット(1)からある量
の下水汚物をこの収集室(13)へ運搬し終ってから、
この下水システムの中に部分真空を再発生し、その後、
通常は部分真空が発生したときにこのシステム(2,1
3)へ引かれる空気が通るその排気ダクト(28)を通
して周囲空気を入れ、このようにして入れた空気の流れ
によってこの排気ダクト(28)を空にしかつ掃除する
ことを特徴とするシステム。 - 【請求項6】 請求項5記載のシステムにおいて、この
排気ダクト(28)の中へ掃除空気流を入れるためにこ
のダクト(28)に、好ましくは急速に開く弁(27)
があることを特徴とするシステム。 - 【請求項7】 請求項6記載のシステムにおいて、この
排気ダクトの弁(27)は、このシステム(2,13)
の中に部分真空が発生したときおよびこのシステムに掃
除空気が入れられたときは開いたままで、そうでないと
きは閉じたままであるように配設されていることを特徴
とするシステム。 - 【請求項8】 請求項5ないし請求項7のいずれか一つ
に記載のシステムにおいて、それ自身既知の収集室(1
3)が中間収集ユニットとなるように配置され、この排
気ダクト(28)を掃除するための新しい真空の発生を
始める前に、その中間ユニットから、好ましくは大気圧
の下で、下水汚物を収集タンク(4)等へ運搬できるこ
とを特徴とするシステム。 - 【請求項9】 請求項5ないし請求項8のいずれか一つ
に記載のシステムにおいて、この排気ダクトの弁(2
7)がこの収集室(13)に近接して位置することおよ
びこの弁(27)の反対側近くに、この排気ダクト(2
8)の中に存在する液体を集めるための手段(28a)
があることを特徴とするシステム。 - 【請求項10】 請求項5ないし請求項9のいずれか一
つに記載のシステムにおいて、この排気ダクトの弁(2
7)をこのシステムの機能制御ユニット(25)によっ
て、このシステムの他の弁(9,10,12)の制御に
従属して遠隔制御することを特徴とするシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9101572-7 | 1991-05-23 | ||
SE9101572A SE468485B (sv) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | Foerfarande och anordning foer renhaallning av evakueringskanalerna i ett vacuumavloppssystem |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05148883A true JPH05148883A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=20382827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4132100A Pending JPH05148883A (ja) | 1991-05-23 | 1992-05-25 | 下水システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0515134B1 (ja) |
JP (1) | JPH05148883A (ja) |
AT (1) | ATE110432T1 (ja) |
DE (1) | DE69200346T2 (ja) |
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