JP3154226B2 - ごみ空気輸送装置の脱臭装置 - Google Patents

ごみ空気輸送装置の脱臭装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物等のごみ投入
口に投入されたごみを輸送管により空気輸送し、収集セ
ンターに収集する空気輸送プラントにおいて、ごみと分
離された空気に含まれる悪臭を効率よく脱臭することの
できる脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物等のごみ投入口に投入さ
れたごみを輸送管により空気輸送し、収集センターに収
集する空気輸送プラントにおいて、ごみと分離された空
気に含まれる悪臭を脱臭する脱臭装置は知られている。
例えば特開昭59−7601号公報に示されている従来
のごみ空気輸送装置では、ブロワの排気側あるいは吸気
側に、活性炭方式の脱臭装置を直列配置して設けるとと
もに、悪臭や汚汁を伴うごみを破損しない強度を有する
水密性のある容器等のカプセルに密封して搬送するよう
にしたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、活性炭
方式の脱臭装置をブロワの排気側に直列に設ける場合に
は、吸着能力を高めるため、脱臭装置とブロワとの間に
空気冷却器を設けて、ブロワからの排気温度を40℃以
下にする必要があり、脱臭装置以外に空気冷却器など余
分な設備が必要となる。このため、プラントが複雑とな
り、スペース、コスト共に大きくなるのを避けられ得な
い。
【0004】また、活性炭方式の脱臭装置をブロワの吸
気側に直列に設ける場合には、脱臭装置を耐圧容器(例
えば−5000mmH2 O)内に設置しなければならず、
更に負圧内での使用となるため、処理空気が膨張し、排
気側に設ける場合に比べて装置が大型化するのを避けら
れ得ない。このため、コスト、スペース共に大きくな
り、風量の小さい小径管(150A〜250A)にしか
適用できない。
【0005】また、カプセル方式の輸送は、破けないカ
プセルを作るコストが高く、実用化できないのが実情で
ある。
【0006】本発明は、叙上の点に鑑み、スペース、コ
スト、及びランニングコスト共に小さくできて、ごみと
分離された空気に含まれる悪臭を効率よく脱臭すること
のできるごみ空気輸送装置の脱臭装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ごみ空気輸送装置の脱臭装置は、下記の構成からなるも
のである。すなわち、ブロワにより輸送管内に空気流を
発生させてごみを空気輸送し、収集センターにてごみと
空気を分離してごみを収集するとともに、ごみと分離し
た空気を、途中に流量コントロール弁とブロワを有する
風管を通して排気するごみ空気輸送装置において、風管
のブロワ吸引側における吸引圧力の変動する部位に、ご
み輸送時の吸引圧力の変動を利用して風管内に消臭剤を
自力吸引させるための消臭剤供給配管の先端を接続し、
配管の後端を、外気取込口を有し消臭剤が収容された容
器に接続したものである。したがって、風管のブロワ吸
引側に流量コントロール弁が設置されている場合には、
流量コントロール弁よりも上流側に消臭剤供給配管の先
端が接続される。この請求項1の発明において、建物等
のごみ投入口より投棄されたごみやダストは、ブロワの
吸引圧力により輸送管内を空気輸送され、収集センター
にてごみと空気が分離され、ごみが収集される。ごみと
分離した空気は、吸引側風管内へ流れてブロワに吸引さ
れた後、圧縮され排気側風管から排気される。吸引側風
管内の吸引圧力(負圧力)は、ごみ輸送時に高くなる。
この時、消臭剤が収容された容器から消臭剤供給配管を
通して風管内に外気と共に多量に消臭剤が自力吸引さ
れ、風管内の空気に含まれる悪臭が化学的に分解され
る。また風管内の吸引圧力(負圧力)が低くなると、消
臭剤供給配管を通して風管内に自力吸引される消臭剤の
量が自動的に減少する。このように、風管内の吸引圧力
(負圧力)によって消臭剤を自力吸引させるとともに、
風管内の圧力変動(負圧変動)によって、供給される消
臭剤の量が自動的に増減されるので、消臭剤供給用のコ
ンプレッサやファンが不要で、プラントの運転に連動さ
せる制御装置も不要にでき、装置がシンプルとなる。こ
のため、建設費を安くおさえることができるとともに、
消臭剤の節約が図れ、ランニングコストを削減すること
ができる。更に、消臭剤が収容された容器は、外気取込
口を有し、常に外気を導入可能な状態(大気圧下)に置
かれているため、耐圧容器とする必要がなく、従来の吸
気側配置の活性炭方式の脱臭装置に比し、装置を大幅に
小型化することができて、その分、スペースや建設費の
削減が図れ、風量の大きい大径管(500A)への適用
も可能となる。
【0008】また、本発明の請求項2に係るごみ空気輸
送装置の脱臭装置は、消臭剤供給配管の途中に、ごみ輸
送距離に合わせて開度を調節するための調節弁を設けた
ものである。この請求項2の発明においては、消臭剤供
給配管の途中に設けた調節弁により、ごみ輸送距離や四
季(夏と冬で臭気濃度が異なる)に合わせた開度の調節
が可能となり、年間を通じて消臭剤の消費量を削減する
ことができる。
【0009】また、本発明の請求項3に係るごみ空気輸
送装置の脱臭装置は、消臭剤供給配管の先端に、複数の
穴を有して風管内に突出するノズルを設けたものであ
る。この請求項3の発明においては、風管内に突出する
ノズルの複数の穴より消臭剤を供給できるので、消臭剤
の分散効率が向上し、消臭効果を安定させることができ
る。
【0010】また、本発明の請求項4に係るごみ空気輸
送装置の脱臭装置は、消臭剤供給配管の先端を複数に分
岐して、各分岐管を風管の周方向複数箇所に接続したも
のである。この請求項4の発明においては、各分岐管に
よって風管の周方向複数箇所から消臭剤を供給できるの
で、消臭剤の分散効率が向上し、消臭効果を安定させる
ことができる。
【0011】また、本発明の請求項5に係るごみ空気輸
送装置の脱臭装置は、消臭剤が収容された容器の外気取
込口に、フィルタと外気取込側に開く逆止弁を設けたも
のである。この請求項5の発明においては、容器内に導
入される空気中のホコリをフィルタによって除去できる
ので、導入空気による消臭剤の汚染が防止される。更
に、外気取込側に開く逆止弁により、容器内に放散され
た消臭剤が外部へ逃げるのを防ぐことができて、運転停
止時に飽和状態を維持させることができる。
【0012】また、本発明の請求項6に係るごみ空気輸
送装置の脱臭装置は、消臭剤として成形可能な昇華性消
臭剤を用い、昇華性消臭剤によって、容器内の外気取込
口から消臭剤供給配管接続部に至る空気通路をラビリン
ス通路とする複数の壁を形成したものである。この請求
項6の発明においては、成形可能な昇華性消臭剤からな
る複数の壁によって容器内にラビリンス通路を形成して
いるので、導入空気の消臭剤との接触時間を長くするこ
とができて、容器内の空気中の消臭剤濃度を高めること
ができる。このため、消臭効果の向上が図れ、かつ安定
させることができる。
【0013】また、本発明の請求項7に係るごみ空気輸
送装置の脱臭装置は、消臭剤として液状消臭剤を用いる
とともに、容器内の液状消臭剤槽内に圧縮空気の噴出ノ
ズルまたは超音波振動子を設け、ごみ輸送時の吸引圧力
が小さい場合には、噴出ノズルより圧縮空気を供給する
または超音波振動子を振動させることによりミストを発
生させ、導入外気と共に吸引させるようにしたものであ
る。この請求項7の発明において、ミストを発生させる
手段に圧縮空気を利用する場合、噴出ノズルへの圧縮空
気の供給は系外、系内のいずれからでもよいが、系内の
例えばブロワ排気圧力を利用すれば、圧縮空気を発生さ
せるためのファンなどを不要にできる。いずれにして
も、消臭剤として液状消臭剤を用い、ノズルからの圧縮
空気の噴射または超音波振動子の振動によって、液状消
臭剤のミストを強制的に発生させるようにしているの
で、容器内の空気中の消臭剤濃度をより高めることがで
きる。このため、消臭効果の一層の向上と安定化が図れ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施形態1.まず、実施形態の説明の前に本発明に係る
ごみ空気輸送装置の脱臭装置の開発経過および基本的構
想について説明する。活性炭方式(吸着方式)によらず
に、排気中に含まれる悪臭を脱臭する手法としては、風
管内に消臭剤を供給して悪臭を化学的に分解する方式が
有効である。また、消臭剤の供給方式としては、消臭剤
に例えば液状消臭剤を用い、圧縮空気等を利用して噴出
させる方式が考えられる。しかし、この場合には、脱臭
装置が基本的にプラントから独立した形態となるため、
排気中の臭気濃度の最大値に合わせて常時多量の消臭剤
を供給しなければならず、ランニングコストが高くなる
のを避けられ得ない。このような問題は、ごみ輸送時の
吸引圧力の変動を利用して風管内に消臭剤を自力吸引さ
せることにより解決し得る。このように、消臭剤を自力
吸引させるようにすれば、脱臭装置をプラント連動型と
することができ、排気中の臭気濃度に応じた消臭剤の供
給が可能となる。
【0015】次に、本発明に係るごみ空気輸送装置の脱
臭装置がどのように具体化されるかについて、図示実施
形態に基づき説明する。図1は本発明の請求項1,2に
係るごみ空気輸送装置の脱臭装置を説明するためのごみ
空気輸送プラントの収集センター内設備の系統図であ
る。
【0016】図において、1は建物等のごみ投入口に連
なるごみの輸送管、2は輸送管1内を輸送されてきたご
みと空気とを分離するサイクロン集塵機からなる分離
機、3は分離機2で分離されたごみを貯留排出するコン
テナ・コンパクタであり、分離機2で分離されたごみを
真空圧下で連続的にコンテナ4に圧縮充填する機能を有
する。ごみが圧縮充填されたコンテナ4はコンテナ・コ
ンパクタ3から分離されて車両等に積載され、焼却場や
埋め立て地に二次輸送される。5は分離機2で分離され
ない微細なダストを濾布等を透過させることにより捕集
するバグフィルタ、6は輸送管1内の空気を分離機2お
よびバグフィルタ5を経由して吸引することにより輸送
管1内に空気流を発生させるブロワ、7aはバグフィル
タ5とブロワ6間を接続する吸引側の風管であり、この
吸引側風管7a内をごみやダストと分離した臭気を含む
空気が流れる。8は吸引側風管7aのブロワ6直前に設
けられた流量コントロール弁、9はごみ輸送時の吸引圧
力の変動を利用して吸引側風管7a内に消臭剤を自力吸
引させる脱臭装置、7bはブロワ6の排気側に接続され
て脱臭された空気を大気に放出する排気ダクトとなる風
管である。
【0017】脱臭装置9は、吸引側風管7aの流量コン
トロール弁8よりも上流側に先端が接続された消臭剤供
給配管11と、消臭剤が収容されて消臭剤供給配管11
の後端に接続された容器12とからなり、容器12に
は、フィルタ13が設置された外気取込口12aが設け
られている。また消臭剤供給配管11の途中には、ごみ
輸送距離に合わせて開度を調節できるよう手動操作可能
な調節弁14が設けられている。
【0018】本実施形態のごみ空気輸送装置の脱臭装置
において、輸送管1内を空気輸送されてきたごみは分離
機2内で空気と分離され下方のコンテナ・コンパクタ3
内へ落下し、コンテナ・コンパクタ3内にて真空圧下で
連続的にコンテナ4に圧縮充填される。ごみが圧縮充填
されたコンテナ4はコンテナ・コンパクタ3から分離さ
れて車両等に積載され、焼却場や埋め立て地に二次輸送
され、廃棄処分される。
【0019】一方、分離機2内でごみと分離され、更に
バグフィルタ5で微細なダストとも分離された空気は、
吸引側風管7a内へ流れてブロワ6に吸引された後、圧
縮され排気側風管7bから排気される。この過程におい
て、吸引側風管7a内の吸引圧力(負圧力)は、ごみ輸
送時に高くなる。この時、消臭剤が収容された容器12
から消臭剤供給配管11を通して吸引側風管7a内に外
気と共に多量に消臭剤が自力吸引され、吸引側風管7a
内の空気に含まれる悪臭が化学的に分解される。また、
空気のみの輸送時には、吸引側風管7a内の吸引圧力
(負圧力)が低くなる。このため、消臭剤供給配管11
を通して吸引側風管7a内に自力吸引される消臭剤の量
は自動的に減少する。
【0020】このように、吸引側風管7a内の吸引圧力
(負圧力)によって消臭剤を自力吸引させるとともに、
吸引側風管7a内の圧力変動(負圧変動)によって、供
給される消臭剤の量が自動的に増減されるので、消臭剤
供給用のコンプレッサやファンが不要で、プラントの運
転に連動させる制御装置も不要にでき、装置がシンプル
となる。このため、建設費を安くおさえることができる
とともに、消臭剤の節約が図れ、ランニングコストを削
減することができる。
【0021】また、消臭剤が収容された容器12は、フ
ィルタ13が設置された外気取込口12aを有し、常に
外気を導入可能な状態(大気圧下)に置かれているた
め、耐圧容器とする必要がなく、従来の吸気側配置の活
性炭方式の脱臭装置に比し、装置を大幅に小型化するこ
とができて、その分、スペースや建設費の削減が図れ、
風量の大きい大径管(500A)への適用も可能とな
る。
【0022】また、消臭剤供給配管11の途中に設けた
調節弁14により、ごみ輸送距離や四季(夏と冬で臭気
濃度が異なる)に合わせた開度の調節が可能となり、年
間を通じて消臭剤の消費量を削減することができる。す
なわち、ブロワ6の吸引圧力が−3000mmH2 O程度
の比較的弱いプラントの場合、一般にごみを収集してい
ない時の圧力は−1000〜−1500mmH2 O以下と
なるため、調節弁14を手動弁とし、開度をごみ輸送時
の吸引圧力の変動に合わせるように、つまり開度を大き
く設定する。これにより、ブロワ6の吸引圧力が弱いプ
ラントにおいても、そのごみ輸送時の吸引圧力によって
充分に消臭剤を自力吸引させることができ、かつ吸引圧
力の変動に合わせて消臭剤の供給量を自動的に変動(増
減)させることができる。ごみの収集エリアが広く、ご
み輸送距離が長い場合には、ブロワ6の吸引圧力を−6
000mmH2 O前後に強くする必要がある。この場合、
空気運転時(ごみを収集していない時)の吸引圧力は−
1000〜−4000mmH2 Oと幅が広くなり、前述の
ように調節弁14の開度を固定すると、臭気濃度の低い
空気運転中でも不必要に消臭剤が供給されてしまう。こ
のため、ごみ輸送距離が長いプラントの場合には、調節
弁14が開度を自動的に調整できるようにした。これに
よって、ごみ輸送距離が長いプラントにおいても消臭剤
の消費量を削減することができる。
【0023】なお、ここではブロワ6直前に流量コント
ロール弁8を設けて流量調整を行わせるようにした方式
のラインに脱臭装置9を設けたものを例に挙げて説明し
た。したがって、脱臭装置設置部位(吸引圧力の変動す
る部位)が流量コントロール弁8よりも上流側となって
いるが、ブロワ6をインバータで制御する方式のライン
の場合は、流量コントロール弁が不要であるため、脱臭
装置9を吸引側風管7a内のどこに設置してもよいこと
は言うまでもない。
【0024】実施形態2.図2は本発明の請求項1,
2,3に係るごみ空気輸送装置の脱臭装置の要部を示す
概略構成図であり、図中、前述の第1実施形態(図1)
に相当する部分には同一符号を付してある。
【0025】この実施形態に係るごみ空気輸送装置の脱
臭装置は、消臭剤供給配管11の先端に、複数の穴15
aを有して吸引側風管7a内に突出するノズル15を設
けたものであり、それ以外の構成は前述の第1実施形態
のものと同様である。
【0026】この実施形態のごみ空気輸送装置の脱臭装
置においては、吸引側風管7a内に突出するノズル15
の複数の穴15aより消臭剤を供給できるので、消臭剤
の分散効率が向上し、消臭効果を安定させることができ
る。
【0027】実施形態3.図3は本発明の請求項1,
2,3,4に係るごみ空気輸送装置の脱臭装置の要部を
示す概略構成図であり、図中、前述の第1実施形態(図
1)に相当する部分には同一符号を付してある。
【0028】この実施形態に係るごみ空気輸送装置の脱
臭装置は、消臭剤供給配管11の先端を複数(ここでは
3つ)に分岐して、各分岐管11a,11b,11cを
吸引側風管7aの周方向3箇所に等間隔に配置して接続
したものであり、それ以外の構成は前述の第1実施形態
のものと同様である。
【0029】この実施形態のごみ空気輸送装置の脱臭装
置においては、各分岐管11a,11b,11cによっ
て吸引側風管7aの周方向3箇所から消臭剤を供給でき
るので、消臭剤の分散効率が向上し、消臭効果を安定さ
せることができる。
【0030】なお、ここでは各分岐管の数を3つとした
ものを例に挙げて説明したが、分岐管の数は2つとして
も、また3つ以上としてもよいことは言うまでもない。
【0031】また、各分岐管の先端にそれぞれ前述の第
2実施形態で示したような複数の穴付ノズルを設けても
よく、この場合には消臭剤の分散効率を更に向上させる
ことができる。
【0032】実施形態4.図4は本発明の請求項1,
2,3,4,5,6に係るごみ空気輸送装置の脱臭装置
の要部を示す概略構成図であり、図中、前述の第1実施
形態(図1)に相当する部分には同一符号を付してあ
る。
【0033】この実施形態に係るごみ空気輸送装置の脱
臭装置は、脱臭装置9Aの消臭剤が収容された容器12
の外気取込口12aに、フィルタ13と外気取込側に開
く逆止弁となるフラップバルブ16を設けるとともに、
消臭剤として成形可能な昇華性消臭剤17を用い、昇華
性消臭剤17によって、容器12内の外気取込口12a
から消臭剤供給配管11との接続部に至る空気通路をラ
ビリンス通路18とする複数の壁19a,19b,19
cを形成したものである。それ以外の構成は前述の第1
実施形態のものと同様である。
【0034】この実施形態のごみ空気輸送装置の脱臭装
置においては、脱臭装置9Aの容器12内に導入される
空気中のホコリをフィルタによって除去できるので、導
入空気による昇華性消臭剤17の汚染が防止される。
【0035】また、外気取込側に開く逆止弁となるフラ
ップバルブ16により、容器12内に放散された昇華性
消臭剤17が外部へ逃げるのを防ぐことができて、運転
停止時に飽和状態を維持させることができる。
【0036】また、成形可能な昇華性消臭剤17からな
る複数の壁19a,19b,19cによって容器12内
にラビリンス通路18を形成しているので、導入空気の
昇華性消臭剤17との接触時間を長くすることができ
て、容器12内の空気中の消臭剤濃度を高めることがで
きる。このため、消臭効果の向上が図れ、かつ安定させ
ることができる。
【0037】実施形態5.図5は本発明の請求項1,
2,3,4,5,7に係るごみ空気輸送装置の脱臭装置
の要部を示す概略構成図であり、図中、前述の第1実施
形態(図1)及び第4実施形態(図4)に相当する部分
には同一符号を付してある。
【0038】この実施形態に係るごみ空気輸送装置の脱
臭装置は、脱臭装置9Bの容器12内に収容される消臭
剤として液状消臭剤21を用いるとともに、容器12内
の液状消臭剤槽22内に複数の穴23aを有する圧縮空
気の噴出ノズル23を設け、ごみ輸送時の吸引圧力が小
さい場合には、噴出ノズル23の複数の穴23aより圧
縮空気を供給することによってミストを発生させ、導入
外気と共に吸引させるようにしたものである。
【0039】また、容器12内の外気取込口12aから
液状消臭剤槽22上部空間を経て消臭剤供給配管11と
の接続部に至る空気通路の途中(ここでは液状消臭剤槽
の側方)に、容器頂壁より垂下する壁24を設け、導入
空気が、液状消臭剤槽22上部空間から壁24と液状消
臭剤槽22との間に形成される空間部を下方へ流れ、壁
24の下端と容器底部との間に形成される折り返し通路
を経てから壁24と容器側壁との間に形成される空間部
を上方へ流れ、上方の消臭剤供給配管11内に流れるよ
うになっている。このため、導入空気が容器頂壁を伝っ
てダイレクトに消臭剤供給配管11内に流れことがな
く、容器12内の空気中の消臭剤濃度を高めることがで
きる。
【0040】また、液状消臭剤槽22内にはレベル計2
5が設置されており、レベル計25の計測結果に基づい
て図示しない補充液供給配管内のバルブが開閉制御さ
れ、水位が常に一定に保たれるようになっている。
【0041】また、液状消臭剤槽22の上部空間がミス
ト通過可能なフィルタ26によって覆われていて、フィ
ルタ26により、ノズル23からの圧縮空気噴出時の水
はねが防止されるようになっている。なお、27はドレ
ンバルブ、28は噴出ノズル23へ供給する圧縮空気の
調節弁である。それ以外の構成は前述の第1実施形態及
び第4実施形態のものと同様である。
【0042】この実施形態のごみ空気輸送装置の脱臭装
置において、ミストを発生させるための圧縮空気は、系
外、系内のいずれからでも供給できるが、ここでは噴出
ノズル23をブロワの排気側に接続して排気圧力を利用
するようにした。これによって、圧縮空気を発生させる
ためのファンなどを不要にできた。
【0043】この実施形態のごみ空気輸送装置の脱臭装
置においては、消臭剤として液状消臭剤21を用い、噴
出ノズル23からの圧縮空気の噴射によって、液状消臭
剤21のミストを強制的に発生させるようにしているの
で、容器12内の空気中の消臭剤濃度をより高めること
ができる。このため、消臭効果の一層の向上と安定化が
図れる。
【0044】なお、ここではミストを発生させる手段に
噴出ノズル23からの圧縮空気を利用するものを例に挙
げて説明したが、これを超音波振動子に代えてもよいこ
とは言うまでもなく、このような場合でも圧縮空気方式
と同等の作用効果を奏する。
【0045】図6は本発明によるブロワの吸引圧と消臭
剤の消費量との関係を示す図であり、消費量はブロワの
排気側に消臭剤を供給した場合を100として表示して
いる。図7は脱臭前後における臭気濃度と消臭剤消費量
との関係を示す図であり、ブロワの排気側に消臭剤を供
給した場合を点線で表示している。
【0046】すなわち、配管径500Aのプラントにお
いて、活性炭吸着方式の脱臭装置に比し、スペースで1
/10、建設費で1/5に削減することができた。更に
ランニングコストは、昇華性消臭剤の場合で50%、液
状消臭剤の場合で30%削減できた。
【0047】また、ブロワの排気側に消臭剤を供給した
場合に比し、消臭剤の消費量が50%削減できた。更に
空気供給用のコンプレッサやファンが不要となり、かつ
プラントに連動させる制御装置も不要となったため、建
設費も25%削減できた。
【0048】また、夏と冬でごみ空気輸送後の空気中に
おける臭気濃度が異なるため、季節に合わせ調節弁によ
って消臭剤の吸引量を変更させることにより、消臭剤の
消費量を更に25%削減することが可能となった。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、風管内の吸引圧力(負圧力)によって消臭剤を自
力吸引させるとともに、風管内の圧力変動(負圧変動)
によって、供給される消臭剤の量が自動的に増減される
ようにしたので、消臭剤供給用のコンプレッサやファン
が不要で、かつプラントの運転に連動させる制御装置も
不要にでき、装置をシンプルにできた。このため、建設
費を安くおさえることができ、消臭剤の節約が図れ、ラ
ンニングコストを削減することができた。更に、消臭剤
が収容された容器に外気取込口を設けて、常に外気を導
入可能な状態(大気圧下)に置くようにしたので、耐圧
容器とする必要がなくなって、従来の吸気側配置の活性
炭方式の脱臭装置に比し、装置を大幅に小型化すること
ができ、その分、スペースや建設費の削減が図れ、風量
の大きい大径管(500A)への適用が可能となった。
【0050】また、請求項2の発明によれば、消臭剤供
給配管の途中に、ごみ輸送距離に合わせて開度を調節す
るための調節弁を設けたので、ごみ輸送距離や四季(夏
と冬で臭気濃度が異なる)に合わせた開度の調節が可能
となり、年間を通じての消臭剤の消費量の削減が可能と
なった。
【0051】また、請求項3の発明によれば、消臭剤供
給配管の先端に、複数の穴を有して風管内に突出するノ
ズルを設けたので、消臭剤の分散効率が向上し、消臭効
果を安定させることができた。
【0052】また、請求項4の発明によれば、消臭剤供
給配管の先端を複数に分岐して、各分岐管を風管の周方
向複数箇所に接続したので、各分岐管によって風管の周
方向複数箇所から消臭剤を供給でき、消臭剤の分散効率
が向上し、消臭効果を安定させることができた。
【0053】また、請求項5の発明によれば、消臭剤が
収容された容器の外気取込口に、フィルタと外気取込側
に開く逆止弁を設けたので、容器内に導入される空気中
のホコリをフィルタによって除去できて、導入空気によ
る消臭剤の汚染を防止することができるとともに、外気
取込側に開く逆止弁によって、容器内に放散された消臭
剤が外部へ逃げるのを防ぐことができて、運転停止時に
飽和状態を維持させることができた。
【0054】また、請求項6の発明によれば、消臭剤と
して成形可能な昇華性消臭剤を用い、昇華性消臭剤によ
って、容器内の外気取込口から消臭剤供給配管接続部に
至る空気通路をラビリンス通路とする複数の壁を形成し
たので、導入空気の消臭剤との接触時間を長くすること
ができて、容器内の空気中の消臭剤濃度を高めることが
できた。このため、消臭効果の向上が図れ、かつ安定さ
せることができた。
【0055】また、請求項7の発明によれば、消臭剤と
して液状消臭剤を用いるとともに、容器内の液状消臭剤
槽内に圧縮空気の噴出ノズルまたは超音波振動子を設
け、ごみ輸送時の吸引圧力が小さい場合には、噴出ノズ
ルより圧縮空気を供給するまたは超音波振動子を振動さ
せることによりミストを発生させ、導入外気と共に吸引
させるようにしたので、容器内の空気中の消臭剤濃度を
より高めることができ、消臭効果が一層向上し、より安
定させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るごみ空気輸送装
置の脱臭装置を説明するためのごみ空気輸送プラントの
収集センター内設備の系統図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るごみ空気輸送装
置の脱臭装置の要部を示す概略構成図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るごみ空気輸送装
置の脱臭装置の要部を示す概略構成図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るごみ空気輸送装
置の脱臭装置の要部を示す概略構成図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に係るごみ空気輸送装
置の脱臭装置の要部を示す概略構成図である。
【図6】本発明によるブロワの吸引圧と消臭剤の消費量
との関係を示す図である。
【図7】本発明による脱臭前後における臭気濃度と消臭
剤消費量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 輸送管 2 分離機 3 コンテナ・コンパクタ 4 コンテナ 5 バグフィルタ 6 ブロワ 7a 吸引側風管 7b 排気側風管 8 流量コントロール弁 9,9A,9B 脱臭装置 11 消臭剤供給配管 11a,11b,11c 分岐管 12 容器 12a 外気取込口 13 フィルタ 14 調節弁 15 ノズル 15a 複数の穴 16 フラップバルブ(逆止弁) 17 成形可能な昇華性消臭剤 18 ラビリンス通路 19a,19b,19c 複数の壁 21 液状消臭剤 22 液状消臭剤槽 23 圧縮空気の噴出ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65F 5/00 B65F 7/00 B65G 53/24 B01D 53/34

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロワにより輸送管内に空気流を発生さ
    せてごみを空気輸送し、収集センターにてごみと空気を
    分離してごみを収集するとともに、ごみと分離した空気
    を、途中に流量コントロール弁とブロワを有する風管を
    通して排気するごみ空気輸送装置において、 前記風管のブロワ吸引側における吸引圧力の変動する部
    位に、ごみ輸送時の吸引圧力の変動を利用して該風管内
    に消臭剤を自力吸引させるための消臭剤供給配管の先端
    を接続し、該配管の後端を、外気取込口を有し消臭剤が
    収容された容器に接続したことを特徴とするごみ空気輸
    送装置の脱臭装置。
  2. 【請求項2】 消臭剤供給配管の途中に、ごみ輸送距離
    に合わせて開度を調節するための調節弁を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のごみ空気輸送装置の脱臭装
    置。
  3. 【請求項3】 消臭剤供給配管の先端に、複数の穴を有
    して風管内に突出するノズルを設けたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のごみ空気輸送装置の脱臭装
    置。
  4. 【請求項4】 消臭剤供給配管の先端を複数に分岐し
    て、各分岐管を風管の周方向複数箇所に接続したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のご
    み空気輸送装置の脱臭装置。
  5. 【請求項5】 消臭剤が収容された容器の外気取込口
    に、フィルタと外気取込側に開く逆止弁を設けたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のご
    み空気輸送装置の脱臭装置。
  6. 【請求項6】 消臭剤として成形可能な昇華性消臭剤を
    用い、該昇華性消臭剤によって、容器内の外気取込口か
    ら消臭剤供給配管接続部に至る空気通路をラビリンス通
    路とする複数の壁を形成したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載のごみ空気輸送装置の脱
    臭装置。
  7. 【請求項7】 消臭剤として液状消臭剤を用いるととも
    に、容器内の液状消臭剤槽内に圧縮空気の噴出ノズルま
    たは超音波振動子を設け、ごみ輸送時の吸引圧力が小さ
    い場合には、前記噴出ノズルより圧縮空気を供給するま
    たは超音波振動子を振動させることによりミストを発生
    させ、導入外気と共に吸引させることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載のごみ空気輸送装置
    の脱臭装置。
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