JPH0240040Y2 - - Google Patents

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JPH0240040Y2
JPH0240040Y2 JP1983165999U JP16599983U JPH0240040Y2 JP H0240040 Y2 JPH0240040 Y2 JP H0240040Y2 JP 1983165999 U JP1983165999 U JP 1983165999U JP 16599983 U JP16599983 U JP 16599983U JP H0240040 Y2 JPH0240040 Y2 JP H0240040Y2
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JP
Japan
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tank
vacuum
valve
outlet side
solids
Prior art date
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JP1983165999U
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JPS6075328U (ja
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は固形物の真空移送装置に関する。従
来固形物、例えば鮮魚のような、主に食品関係で
移送中に損傷又は変形するとその商品価値が著し
く下がるものの移送は、各種のいわゆるノンクロ
ツグ形のポンプで行なわれてきたが、充分満足す
べきものではなかつた。即ち固形物がポンプ中で
閉塞するとか、インペラで傷がつくとか、ポンプ
ケーシングの壁面で変形するなどの不具合を免か
れなかつた。
この考案はこれら従来の欠点を除去し、固形物
を無損傷で閉塞させることなく移送する装置を得
たものである。
図について説明すれば、第1図はこの考案の装
置の側面図、第2図は第1図を矢印R方向からみ
た正面図、第3図はこの考案の真空移送装置の運
転配置図であつて、1は斜に設けられた円筒状の
真空タンクでその上方一側には吸込逆止弁2を介
してホース4が連結され、下方の他側には蓋を兼
ねた吐出逆止弁3が取りつけられている。ホース
4は移送すべき固形物を入れた水槽6と連結され
る。又ホース4をフレキシブルホースとすれば任
意の場所へ動かすことができる。5は真空ポンプ
であつて真空タンク1の上端と排気管15、吸排
気管16によつて連結される。排気管15と吸排
気管16との分岐部に切換弁7があり、切換弁7
の一方は大気導入口9を有する大気連通管21と
連結されている。10はタンク上方に設けたフロ
ート弁である。8は真空ポンプの制御盤を示して
いる。17は真空タンク内を監視するのぞき窓で
あり、又13は真空ポンプからの排気口である。
又後述する如く逆止弁3の弁体が開放後自動的に
戻ることができるように、タンク出口側の側壁
は、上方から下方に向つて垂直より若干出口側に
傾斜していてタンク垂直断面は台形をなしてい
る。
運転するときは、切換弁7によつて吸排気管1
6と排気管15とを連通させ、真空ポンプ5を運
転すると、真空タンク1中は真空となり、吐出逆
止弁3は大気圧で閉じ、吐出口14はしまつた状
態となり、水槽6から水と移送さるべき固形物と
がホース4中を吸い上げられ、真空タンク中に流
入し、固形物がタンク中に溜まる。
真空タンク1内の水位が規定の線に達するとフ
ロート弁10が上昇して弁20が開き大気が進入
してくるので自動的にタンク内に負圧が解除さ
れ、吐出逆止弁3が開き吐出口14から固形物が
水とともに吐出される。又切換弁7を切り換え
て、排気管15を遮断し、吸排気管16を大気導
入口9と連通させると、真空ポンプ5と遮断さ
れ、大気が導入される。そしてタンクの出口側の
側壁が垂直より若干出口側に傾いているので、逆
止弁3の弁体は自動的に戻つて弁は再び閉じる。
真空タンク1から吐出された水と固形物はセパ
レータ11で分離され、固形物は受け槽12に入
り水は排出管18を経て排水口19から水槽6に
戻される。
この考案はこのような構成であつて、次のよう
な幾多の利点を有する。
(1) 可撓性吸込ホースにより、移送装置本体を移
動させることなく、各場所の移送物を吸引でき
る。
(2) 移送物は真空ポンプによつてタンク内を真空
にして吸引され、吸込ポンプを通過していない
ので損傷、変形がなく、かつ衛生的である。
(3) 真空ポンプによつて吸引させているので、吸
込ホースより空気を吸込んでも連続運転が可能
である。
(4) 真空タンク出口に設置された吐出逆止弁は形
状やゆつたりした広さなどから、固形物が詰ら
ないし、移送後のタンク内清掃が容易である。
(5) 外気導入(真空タンク内の真空解除)用に切
換弁の操作により真空タンク内の任意の容量の
移送ができる。
(6) 真空タンク上部に設置したフロート弁の動作
により自動的に、吸引、吐出ができる。
(7) タンクが斜に設置されているので、固形移送
物の排水が効率よく行なわれる。吐出逆止弁が
タンクの最下部についているので、一層効率が
よい。
(8) タンクが斜に設置されているので、タンクの
清掃に際しても効率よくタンク内の異物、ごみ
等が排出される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は
第1図のR方向からみた正面図、第3図は運転配
置図である。 符号の説明、1……真空タンク、2……吸込逆
止弁、3……吐出逆止弁、4……吸込ホース、5
……真空ポンプ、6……水槽、7……切換弁、8
……制御盤、9……大気導入口、10……フロー
ト弁、11……セパレータ、12……受け槽、1
3……排気口、14……吐出口、15……排気
管、16……吸排気管、17……のぞき窓、18
……排出管、19……排出口、20……弁、21
……大気連通管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク底面がタンクの出口側に向つて下方に傾
    斜するように斜めに設置した円筒形状の真空タン
    クと、真空ポンプとを、一体構造とした固形物の
    真空移送装置において、真空ポンプ5の排気管1
    5には大気連通管との切換弁7を設け、傾斜した
    真空タンク1の最下端部には、弁体が出口蓋を兼
    用している吐出逆止弁3が設けられ、その弁体の
    部分が充分広くとれるようにし、弁の開放後弁体
    が自動的に戻ることができるように、タンク出口
    側の側壁は、上方から下方に向つて垂直より若干
    出口側に傾斜していて、タンクの垂直断面が台形
    をなしており、さらに真空タンク1の上部には、
    タンク内の水位が上昇したとき、タンク内部を大
    気に連通するフロート弁10が設けられているこ
    とを特徴とする固形物の真空移送装置。
JP16599983U 1983-10-28 1983-10-28 固形物の真空移送装置 Granted JPS6075328U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16599983U JPS6075328U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 固形物の真空移送装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16599983U JPS6075328U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 固形物の真空移送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075328U JPS6075328U (ja) 1985-05-27
JPH0240040Y2 true JPH0240040Y2 (ja) 1990-10-25

Family

ID=30363529

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JP16599983U Granted JPS6075328U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 固形物の真空移送装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495038A (ja) * 1972-04-27 1974-01-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012484U (ja) * 1973-05-30 1975-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495038A (ja) * 1972-04-27 1974-01-17

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JPS6075328U (ja) 1985-05-27

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