JPH0123534Y2 - - Google Patents

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JPH0123534Y2
JPH0123534Y2 JP16718184U JP16718184U JPH0123534Y2 JP H0123534 Y2 JPH0123534 Y2 JP H0123534Y2 JP 16718184 U JP16718184 U JP 16718184U JP 16718184 U JP16718184 U JP 16718184U JP H0123534 Y2 JPH0123534 Y2 JP H0123534Y2
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separation tank
liquid storage
tank
storage tank
solids
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、固形物を含む流体を搬送するととも
に、固形物を流体から分離する処理装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、上記固形物を含む液体から固形物を分離
する装置としては、各種形態のものが公知であ
り、その一つとして、真空分離タンクを水封式真
空ポンプ等の真空発生装置と連結し、同真空分離
タンクを吸引ホースによつて固形物を混入する液
体、気体と連絡するとともに、真空分離タンクか
ら液分を真空発生装置に向けて排出する構成とし
ている。
しかし、かかる処理装置では、固形物等を含ん
だ液体又は気体を吸引した場合、固形物等もポン
プ内に吸引され、ポンプの破損や、摩耗を招く事
がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕 そこで従来から、真空発生装置の吸込口の前で
ストレーナ等を用いて、除去しているが、ストレ
ーナの目詰りにより、吸引力が低下する為、しば
しば運転を停止する。これを防止するため、スト
レーナの清掃をしているが、これには機器等を分
解し、清掃する為、人手と時間を多大に要し、本
来の作業の能率が低下していた。また、真空分離
タンクからの固形物の排除も機器の分解を必要と
していた。
本考案は、固形物を、機器等を分解せずに自動
的に固形物を分離タンク内から排出することがで
きる処理装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、添付図に示す実施例に基づいて、上記問
題を解決することができる手段について、具体的
に説明する。
第1図において、1は分離タンクであり、同分
離タンク1は貯液槽2の側壁3に並設されてい
る。
かかる分離タンク1は第2図に示すごとく、貯
液槽2よりも小さい幅を有するものとすることも
できるし、また第3図に示すごとく、等しく幅と
することもできる。
貯液槽2はその内部に液排出用の排出ポンプ4
を配設するとともに、の上部壁5上に槽内を真空
にするための吸引装置6を配設している。
吸引装置6は、本実施例では乾式真空ポンプと
して図示しているが、これに限られるものではな
く、例えばブロワ、水封式真空ポンプや通常のポ
ンプとすることもできる。
また、7は分離タンク1と貯液槽2との連結部
に取りつけたストレーナであり、分離タンク1内
に導入される混合物から液分のみを貯液槽2に送
給するものである。
また、8は吸引ホースであり、同吸引ホース8
はその一端を固形物9を含む吸引物10内に挿入
しており、他端を分離タンク1内と連通連結して
いる。
さらに分離タンク1内の内部構造について説明
すれば、分離タンク1はその下端を開口し、同タ
ンク1内に堆積する固形物9を外部に排出するた
めの開閉弁11を取付けている。
かかる開閉弁11は、分離タンク1内の圧力の
変動に連動して自動的に開閉することができる。
すなわち、分離タンク1内の圧力が負圧であると
きは、閉塞状態にあり、同圧力が大気圧のときは
開口するものである。かかる開閉弁11として
は、各種形態のものが考えられるが、本実施例で
は、柔軟かつ強靭であるビニールホース等のホー
ス体によつて形成している。このホース体は、分
離タンク1内が負圧であるときは、同負圧がホー
ス体の弾力に打ち勝つて同ホース体を閉塞し、大
気圧になつた場合は弾力によつて元の形に復元し
て開口する。即ち、かかるホース体は分離タンク
1が負圧の場合は偏平になつて閉塞し、大気圧に
なると、円形断面になつて開口し、固形物9を排
出する。
しかし、開閉弁11は上記構成のものに限られ
るものではなく、例えば、分離タンク1内の圧力
の変動をセンサによつて検出し、同検出信号によ
つて作動する電磁弁とすることもできる。
次いで、上記構成を有する処理装置による搬送
分離作業について述べる。
まず、吸引装置6を運転すると、貯液槽2及び
同貯液槽2とストレーナ7を介して連通する分離
タンク1内は負圧、即ち、大気圧より低圧となつ
て、分離タンク1の底部に取付けられた開閉弁1
1が外部の大気圧に押されて偏平状になつて閉塞
する。これによつて、分離タンク1は真空状態と
なり、吸引ホース8を通じて固形物9等を含んだ
吸引物10が分離タンク1内に吸込まれ、さらに
貯液槽2に流入しようとするが、分離タンク1と
貯液槽2間にはストレーナ7がある為、固形物9
は分離タンク1内に残り、液体や気体は、ストレ
ーナ7の透孔を通り、貯液槽2内に流入する。そ
の後、液は排出ポンプ4によつて外部に排出され
る(フロートスイツチ等により、自動的または手
動により排出することもできる)。
次ぎに、分離タンク1内に大気を吸入したり、
吸引装置6の運転を停止することによつて、分離
タンク1内の圧力を、大気圧と同圧とする。これ
によつて、分離タンク1内に残つた固形物9は、
ホース体からなる開閉弁11を押し広げて、自動
的に分離タンク1外に排出される。
以上の方法を繰りかえせば、分離タンク1の清
掃が自動的に行え、また、固形物9等の回収も行
うことができる。
また、第4図から第6図に他の実施例が示され
ており、第4図の実施例は、ホース体からなる開
閉弁11の不測の開口を防止するため、同ホース
体の先端を分離タンク1の側壁にホース止め金具
12によつて一時的に係止したこと、及び貯液槽
2内にフロートスイツチの形態をなす液位計1
3,14を設け、同液位計13,14の作動によ
つて排出ポンプ4の作動を制御するようにしたこ
とを特徴とする。
また、第5図の実施例は、液位計をフロートレ
ススイツチとしたこと、及び排出ポンプ4を貯液
槽2外に設けたことを特徴とする。
さらに、第6図は排出ポンプ4を削除して、代
わりに貯液槽2の側壁に単に排水口15を設けた
ことを特徴とする。
〔考案の効果〕
以上述べてきた構成により、本考案では、装置
を分解することなく、固形物を含む流体から固形
物を容易かつ確実に分離、排除することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部断面正面図、第
2図は同平面図、第3図はその変容例の平面図、
第4図から第6図は他の実施例の一部断面正面図
である。 図中、1:分離タンク、2:貯液槽、3:側
壁、4:排出ポンプ、5:上部壁、6:吸引装
置、7:ストレーナ、8:吸引ホース、9:固形
物、10:吸引物、11:開閉弁、12:ホース
止め金具、13:液位計、14:液位計、15:
排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯液槽2にストレーナ7を介して分離タンク1
    を並設し、貯液槽2を吸引装置6と連通連結し、
    一端を固形物を含む吸引物内に挿入した吸引ホー
    ス8の他端を貯液槽2の内部と連通連結し、かつ
    同分離タンク1の下部に分離タンク1の圧力状態
    に連動して自動的に開閉する開閉弁11を取りつ
    けたことを特徴とする固形物を含む流体の処理装
    置。
JP16718184U 1984-09-13 1984-11-02 Expired JPH0123534Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16718184U JPH0123534Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02
EP85110974A EP0175193A3 (en) 1984-09-13 1985-08-30 Device for processing fluid with solid bodies
KR1019850006458A KR860002291A (ko) 1984-09-13 1985-09-04 고형물이 포함된 유체의 처리장치
CA000490039A CA1245568A (en) 1984-09-13 1985-09-05 Device for processing fluid with solid bodies
AU47191/85A AU4719185A (en) 1984-09-13 1985-09-09 Device for processing fluid with solid bodies

Applications Claiming Priority (1)

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JP16718184U JPH0123534Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6183406U JPS6183406U (ja) 1986-06-02
JPH0123534Y2 true JPH0123534Y2 (ja) 1989-07-19

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