JPH0640573A - リールケーブル巻取装置の弛み検出装置 - Google Patents

リールケーブル巻取装置の弛み検出装置

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JPH0640573A
JPH0640573A JP19701492A JP19701492A JPH0640573A JP H0640573 A JPH0640573 A JP H0640573A JP 19701492 A JP19701492 A JP 19701492A JP 19701492 A JP19701492 A JP 19701492A JP H0640573 A JPH0640573 A JP H0640573A
Authority
JP
Japan
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cable
slack
lever
limit switch
reel
Prior art date
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Pending
Application number
JP19701492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugutoshi Yamaguchi
継利 山口
Shigeki Toyofuku
繁樹 豊福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Miike Machinery Co Ltd, Mitsui Miike Engineering Corp filed Critical Mitsui Miike Machinery Co Ltd
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Publication of JPH0640573A publication Critical patent/JPH0640573A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル破損の恐れ等を防止するためにスタ
ッカ、リクレーマ等のヤード移動機械に付設するリール
ケーブル巻取装置の弛み検出装置を提供する。 【構成】 スタッカ、リクレーマ等のヤード移動機械1
に付設されたリールドラム11と一対のケーブルガイド
ローラ12からなるケーブル巻取装置10においてリー
ルドラム11と一対のケーブルガイドローラ12との中
間位置にケーブル9導出方向に対して直角方向に左右対
称に軸支された揺動自在のレバー14を有するリミット
スイッチ16付ケーブル支持装置が設置されている。そ
のケーブル支持装置はケーブル9に弛みを生じたとき、
そのケーブル9のたるみ分の自重によりレバー14がそ
のたるんだ側に傾斜してリミットスイッチ16を閉じる
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭、鉱石等のバラ物
をヤードにおいて積付、払出しするスタッカ、リクレー
マ等のヤード移動機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より存在するこの種の装置としては
図5に示すようにリールドラム11の下方に一対のガイ
ドローラ12が配設され、リールドラム11から導出さ
れたケーブル9をそれらのガイドローラ12間に挿通
し、道床上或いは道床上に設置されたケーブルラックに
おいていた。そして、前記スタッカ、リクレーマ等のヤ
ード移動機械1の走行起動時或いは制動時にはケーブル
9が緊張し、過度の張力を発生することがあり、そのよ
うなときはその状態を検出し、リミットスイッチ16を
作動させて機体の走行を停止させてヤード移動機械1の
起動時及び制動時における安全運転を図るのが一般的で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リール
ケーブルに弛みを生じた場合には特別に検出装置のよう
なものはなく、弛みの発見は作業員または運転手に頼る
以外に方策はなかった。またそのような弛みが発生し、
その度合いが大きくなると、ケーブルが周りの部品等に
からみ、ケーブル破損の恐れ等があり、その点で問題が
あった。本発明は上記の問題点を解消するために創案さ
れたものであり、スタッカ、リクレーマ等のヤード移動
機械に付設するリールケーブル巻取装置の弛み検出装置
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のリールケーブル巻取装置の弛み検出装置に
あっては、スタッカ、リクレーマ等のヤード移動機械に
付設されたリールドラムと一対のケーブルガイドローラ
からなるケーブル巻取装置においてリールドラムと一対
のケーブルガイドローラの中間位置に、ケーブル導出方
向に対して直角方向に左右対称に軸支された揺動自在の
レバーを有するリミットスイッチ付ケーブル支持装置を
設置し、ケーブルに弛みを生じたとき、該ケーブルのた
るみ分の自重により前記レバーがそのたるんだ側に軸周
りに回動してリミットスイッチを閉じるようにしたこと
を特徴とするものが提供される。
【0005】
【作用】上記のように構成されたスタッカ、リクレーマ
等のヤード移動機械に付設されたリールケーブル巻取装
置の弛み検出装置は、スタッカ、リクレーマ等のヤード
移動機械を起動し或いは制動をかけるとき、即ちヤード
移動機械の走行に従ってケーブルが巻き出される場合或
いは走行に従って巻き取られる場合にリールドラム用の
モータ(図示なし)の起動或いは制動が遅れるとケーブ
ルに弛みを生ずる。そうすると、ケーブル導出方向に対
して直角方向に左右対称に軸支された揺動自在のレバー
上に、そのケーブルが横たわり、その自重でレバーがそ
のたるみを生じている側にモーメントを生じ、回動す
る。そのレバーの回動によってその側のリミットスイッ
チは閉じて電源が切れ、ヤード移動機械は走行を停止す
る。その結果、ケーブルが周囲の部品等にからみ、ケー
ブルが破損するような恐れがない。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例のリールケーブル巻取装置の
弛み検出装置を付設したヤード移動機械であるブーム式
リクレーマの右側半分を示した図であり、図2は同ヤー
ド移動機械であるブーム式リクレーマの左側半分を示し
た図である。図3はリールケーブル巻取装置から導出し
たケーブルが弛んだ状態にあるときのリールケーブル巻
取装置の作動状況を示した図である。また、図4
(a)、(b)は図3のケーブル巻取装置の弛み検出装
置の平面図及び要部拡大図である。図5は従来例の過張
力検出装置付リールケーブル巻取装置を示した模式図で
ある。
【0007】図1、図2において1はヤード移動機械の
一つであるブーム式リクレーマであって、ブーム2の先
端にバケットホイール3が配設されている。ブーム2に
はブームコンベア4が設置されており、ブーム2は機体
5の旋回台6に取り付けられており、旋回台6は機体5
の中心の周りに360°回転できるようになっている。
機体5の中央にはシュート7が配設されており、その下
方にベルトフィーダ8が固設されている。そしてバケッ
トホイール3によって石炭、鉱石等のバラ物をヤードに
おいてブームコンベア4に積み込み、シュート7を介し
てベルトフィーダ8に送り込み、その後、任意の位置に
払い出される。
【0008】そのため、ブーム式リクレーマ1はレール
18上を左右に走行できるようになっていて、その走行
範囲は限界がある。ブーム式リクレーマ1の機体5の後
部には、地上電源(図示しない。)に繋がるケーブル9
を巻取り巻戻しするケーブル巻取装置10が付設されて
おり、その装置はリールドラム11と一対のガイドロー
ラ12からなり、リールドラム11にケーブル9がモー
タで減速装置(図示しない。)を介して巻取り巻戻し自
在に巻付けられている。リールドラム11と一対のガイ
ドローラ12の中間位置には、枠体13内に矩形のレバ
ー14がその中心の周りに揺動自在に軸支されており、
その矩形レバー14の左右両下端にカム15が固設され
ている。そしてそのカム15の下方にはそのカム15の
先端によって押圧され回動して閉じるレバー接点161
を有するリミットスイッチ16が配置されている。そし
てリールドラム11から導出したケーブル9は通常の状
態では図4(a)のように矩形レバー14の間で緊張し
ている。しかし、ケーブル9が弛みを生じてたるむと、
そのケーブル9のたるみを生じた部分が図3のように矩
形レバー14の端側レバー部分141 に横たわり、その
重みで矩形レバー14が下方へ下がり、カム15がレバ
ー接点161 を押圧回動させてリミットスイッチ16が
作動する。リミットスイッチの作動信号は運転室へ送ら
れ、機体走行モータ、リールドラム用トルクモータを停
止させることになる。
【0009】前述のようにブーム式リクレーマ1は走行
範囲の中央を中心として左右に走行するようになってい
て、図2に示すようにリールドラム11に巻かれている
ので、(I)図2において機体5が左へ走行する起動時に
は、リールドラム11を駆動するモータの起動が遅れる
とケーブル9に弛みが発生し、また(II)機体5が図2に
おいて右への走行時におけるモータの制動が遅れるとや
はり弛みを生じる。したがって、そのような時にはケー
ブル9が周囲の部品等にからみ、ケーブル9の破損の恐
れ等があるから、リミットスイッチ16を作動して機体
5の走行を停止する。また、上記リールケーブル巻取装
置の弛み検出装置の他に前記従来のケーブル巻取装置の
過張力検出装置17が後段に設けられていることはいう
までもない。なお、本発明のリールケーブル巻取装置の
弛み検出装置は上記実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲を充す限りにおいて如何なる改変もでき
るものであることは勿論である。
【0010】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は構成されて
いるので、スタッカ、リクレーマ等のヤード移動機械に
付設されたリールドラムと一対のケーブルガイドローラ
からなる巻取装置においてリールドラムと一対のケーブ
ルガイドローラの中間位置に、ケーブル導出方向に対し
て直角方向に左右対称に軸支された揺動自在のレバーを
有するリミットスイッチ付ケーブル支持装置を設置して
あるリールケーブル巻取装置の弛み検出装置によってヤ
ード移動機械の走行に伴い生ずるケーブルの弛みを検出
し、事前にケーブルの周囲部品へのからみによるケーブ
ルの破損等を防止できるだけでなく、ケーブルの重みに
より直ちにレバーが傾斜するようになっているので、迅
速かつ正確にケーブルのたるみを検出でき、その結果、
安定した運転を確保できる等の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリールケーブル巻取装置の弛み検出装
置付ヤード移動機械であるブーム式リクレーマの右側半
分を示した図である。
【図2】本発明のリールケーブル巻取装置の弛み検出装
置付ヤード移動機械であるブーム式リクレーマの左側半
分を示した図である。
【図3】リールケーブル巻取装置の弛み検出装置の作動
状況を示した図である。
【図4】(a)は図3のリールケーブル巻取装置の弛み
検出装置の平面図である。(b)は図3のリールケーブ
ル巻取装置の弛み検出装置の要部拡大図である。
【図5】従来例の過張力検出装置付リールケーブル巻取
装置を示した模式図である。
【符号の説明】
1 ブーム式リクレーマ 2 ブーム 3 バケットホイール 4 ブームコンベア 5 機体 6 旋回台 7 シュート 8 ベルトフィーダ 9 ケーブル 10 ケーブル巻取装置 11 リールドラム 12 ガイドローラ 13 枠体 14 矩形レバー 15 カム 16 リミットスイッチ 161 レバー接点 17 ケーブル巻取装置10の過張力検出装置 18 レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカ、リクレーマ等のヤード移動機
    械に付設されたリールドラムと一対のケーブルガイドロ
    ーラからなるケーブル巻取装置においてリールドラムと
    一対のケーブルガイドローラの中間位置に、ケーブル導
    出方向に対して直角方向に左右対称に軸支された揺動自
    在のレバーを有するリミットスイッチ付ケーブル支持装
    置を設置し、ケーブルに弛みを生じたとき、該ケーブル
    のたるみ分の自重により前記レバーがそのたるんだ側に
    軸周りに回動してリミットスイッチを閉じるようにした
    ことを特徴とするリールケーブル巻取装置の弛み検出装
    置。
JP19701492A 1992-07-23 1992-07-23 リールケーブル巻取装置の弛み検出装置 Pending JPH0640573A (ja)

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