JPH0640488Y2 - コントロールレバー装置 - Google Patents

コントロールレバー装置

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JPH0640488Y2
JPH0640488Y2 JP1988027713U JP2771388U JPH0640488Y2 JP H0640488 Y2 JPH0640488 Y2 JP H0640488Y2 JP 1988027713 U JP1988027713 U JP 1988027713U JP 2771388 U JP2771388 U JP 2771388U JP H0640488 Y2 JPH0640488 Y2 JP H0640488Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
slider
guide plate
control lever
base
longitudinal direction
Prior art date
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JP1988027713U
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English (en)
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JPH01130811U (ja
Inventor
裕 宮下
正佳 松原
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U-SHINLTD.
Original Assignee
U-SHINLTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のヒーターコントロール等に用いられる
コントロールレバー装置、特にそのスライダの抜け止め
構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のコントロールレバー装置として、実開昭
61-33710号公報に示すように、ベースに設けたガイド板
にスライダを摺動自在に係合して取り付け、該スライダ
とベースに回動可能に設けたコントロールレバーの先端
とを回動、かつ、摺動自在に連結して、スライダを直線
的に操作することによりコントロールレバーを回動さ
せ、コントロールワイヤ等を介して所定の動作を行わし
めるようにしたものがある。
そして、前記スライダは、ガイド板に係合する断面凹形
状で形成され、その両端にガイド板の縁に係止する爪部
を設けて、ガイド板にワンタッチで組み付けられるよう
になっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このコントロールレバー装置では、スラ
イダの摺動面に垂直方向の力が作用すると、スライダの
爪部が弾性変形してガイド板から外れることがあるとい
う問題があった。
本考案は、斯かる問題点に鑑みてなされたもので、ワン
タッチで取り付けても容易に外れることのないコントロ
ールレバー装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、ベースに突設した
ガイド板と、 前記ガイド板の長手方向に沿って前記ベースに設けられ
た位置決め用溝と、 前記ガイド板を挟むように係合して前記長手方向に摺動
自在に設けられ、前記ガイド板の角縁に係止する爪部を
備えた弾性腕部を前記ベースと反対側に有するととも
に、収容穴を前記ベースと対向する側に有するスライダ
と、 前記収容穴に収容されたバネ部材と、 前記収容穴に収容され、前記スライダの摺動に伴い前記
バネ部材により付勢されて前記位置決め用溝に圧接係合
すると球と、 一端を前記ベースに回動自在に設け、他端を前記スライ
ダに回動かつ前記長手方向に摺動自在に連結するととも
に、前記スライダの弾性腕部に当接するコントロールレ
バーと、を備えたものである。
(作用) 前記構成によれば、スライダをガイド板に差し込むと、
弾性腕部の爪部がガイド板の角縁部に係止してワンタッ
チで組み付けられる。
そして、コントロールレバーをスライダに組み付ける
と、コントロールレバーがスライダの弾性腕部の先端に
当接するため、爪部とガイド板との係止を解除する方向
への弾性腕部の撓み変形が拘束される。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を添付図面に従って説明する。
第3図,第4図は本考案に係る自動車のヒーターコント
ロール用のコントロールレバー装置を示し、1はベー
ス、2はスライダ、3はコントロールレバー、4はコン
トロールワイヤである。
ベース1の前面には、パネル5が設けられ、上面には、
第2図に示すように、パネル5と平行に突条6aが突設さ
れるとともに、該突条6aの上端に、後述するスライダ2
が摺動自在に係合するガイド板6が、ベース1と平行
で、かつ、突条6aとともに断面逆L字形を形成するよう
に設けられている。このガイド板6の上下の摺動面7,8
のうち、下の摺動面8と対向するベース1の上面には、
位置決め用溝9がガイド板6の長手方向3個所に配設さ
れている。
そして、パネル5の前面には、第4図に示すように、前
記各位置決め用溝9と対応する位置に、当該位置にスラ
イダ2を移動操作した際にヒーターコントロール装置が
動作する機能の表示(第4図中、VENT,HEAT及びDEFで示
す。)がなされている。
スライダ2は、第2図に示すように、前記ガイド板6を
挟むように係合する断面略コ字形のものである。このス
ライダ2の前面(パネル5側)には操作片10が突設さ
れ、ガイド板6と平行に設けたスリット11を貫通して外
方に突出し、その先端にノブ12が取り付けられている。
また、スライダ2の上部両端面には、第1図に示すよう
に、弾性を有する腕部13a,13bがその両端面に沿って突
設され、該腕部13a,13bの先端には、第2図に示すよう
に、爪部14a,14bと、該爪部14a,14bの背面側に球面状の
突部15a,15bとが形成されている。そして、スライダ2
をガイド板6に係合させた際に、前記爪部14a,14bはガ
イド板6の角縁部に係止し、また、突部15a,15bには後
述するコントロールレバー3の押さえ片23a,23bが上方
から当接するようになっている。
また、スライダ2の上面には、後述するコントロールレ
バー3の長孔22に嵌入する連結軸16が突設され、この連
結軸16の上端両側には、ストッパー17a,17bがガイド板
6と平行になるように突設されている。
さらに、スライダ2の下面には、ベース1に垂直な方向
にコイルばね収容穴18が穿設されている。このコイルば
ね収容穴18には、圧縮付勢されたコイルばね19とその先
端に位置規制部材である鋼球20が収容され、該鋼球20は
コイルばね19により前記位置決め用溝9に係合する方向
に付勢されるようになっている。
コントロールレバー3の一端は、ベース1に支軸21を中
心に回動自在に取り付けられ、他端には長孔22が穿設さ
れて前記スライダ2の連結軸16が嵌入し、ストッパー17
a,17bにより抜け止めされるようになっている。また、
コントロールレバー3の長孔22側の先端近傍両側に、押
さえ片23a,23bが突設されている。この押さえ板23a,23b
は、スライダ2がガイド板6上のいかなる位置に位置し
ていても、前記スライダ2の両腕部13a,13bの先端に設
けた突部15a,15bに当接するようになっている。さら
に、コントロールレバー3の中間にはコントロールワイ
ヤ4が取り付けられ、図示しないコントロール装置に連
結されている。
以上の構成からなるコントロールレバー装置の組み付け
手順について説明する。
まず、スライダ2のコイルばね収容穴18にコイルばね19
と鋼球20を収容して、ガイド板6に直交する方向(第2
図中右方向)から差し込んでゆくと、爪部14a,14bがガ
イド板6の摺動面7に圧接して両腕部13a,13bが撓み、
差し込みが完了すると同時に爪部14a,14bがガイド板6
の角縁部に係止して抜脱不能に係合する。
一方、鋼球20がコイルばね19により付勢されてベース1
の位置決め用溝9に圧接係合し、あるいはベース1の上
面に圧接する。このとき、コイルばね19の反作用により
スライダ2の下部がガイド板6の摺動面8に圧接するた
め、スライダ2とガイド板6の摺動面間に隙間が生じる
ようなことはなく、ガタ付き防止される。また、コイル
ばね19は爪部14a,14bとは反対側からスライダ6を付勢
しているので、弾性腕部13a,13bが変形して爪部14a,14b
が外れることはない。
なお、このスライダ2のガイド板6への取付けは、ガイ
ド板6の長手方向のどの位置においても行なえる。
次に、コントロールレバー3をガイド板6と平行に位置
させた状態から、その長孔22にスライダ2の連結軸16を
嵌入させた後、他端を回動して支軸21に連結する。この
とき、連結軸16のストッパー17a,17bが長孔22の縁に係
止して、コントロールレバー3の連結軸16からの抜け止
めがなされる。また、コントロールレバー3の押さえ片
23a,23bがスライダ2の腕部13a,13bの突部15a,15bに当
接して、腕部13a,13bの上方への撓みが防止され、スラ
イダ2とガイド板6との係合関係が強固に維持される。
最後に、パネル5のスリット11からスライダ2の操作片
10が突出するようにパネル5をベース1に装着して、操
作片10の先端にノブ12を取り付け、コントロールレバー
3にコントロールワイヤ4を接続する。
このように組み付けられたコントロールレバー装置にお
いて、ノブ12を持ってスライダ2を移動操作すると、ス
ライダ2の連結軸16がコントロールレバー3の長孔22の
縁を押圧する結果、コントロールレバー3は支軸21を中
心に回動してコントロールワイヤ4を進退させ、図示し
ないコントロール装置を駆動させる。
なお、前記実施例では、弾性腕部13a,13bをスライダ2
の上部両端面に設けたが、下部の両端部に設けてもよ
い。
また、前記実施例では、スライダ2の弾性腕部13a,13b
の先端に当接する押さえ片23a,23bをコントロールレバ
ー3に突設したが、スライダ2が摺動する全範囲にわた
ってコントロールレバー3自体が弾性腕部13a,13bに当
接可能であれば、必ずしも押さえ片23a,23bを設ける必
要はない。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、スラ
イダに設けた弾性腕部とその爪部によりワンタッチでガ
イド板への取り付けが可能であるうえ、ガイド板の長手
方向のいずれの位置においても取り付けることができる
ので取付位置の制約がない。また、一旦、スライダにコ
ントロールレバーを組み付ければ、コントロールレバー
がスライダの弾性腕部の変形を拘束するため、爪部とガ
イド板の係止関係が強固に維持され、スライダは容易に
外れることがない。さらに、ばね部材がスライダの爪部
とは反対側からスライダを付勢していて弾性腕部が変形
することがないため、これによりスライダは外れること
がないという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコントロールレバー装置のスライ
ダの平面図、第2図は第1図の側面図、第3図はコント
ロールレバー装置の全体平面図、第4図は第3図の正面
図である。 1……ベース、2……スライダ、 3……コントロールレバー、6……ガイド板、 9……位置決め用溝、13a,13b……弾性腕部、14a,14b…
…爪部、18……収容穴、19……ばね部材、20……球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに突設したガイド板と、 前記ガイド板の長手方向に沿って前記ベースに設けられ
    た位置決め用溝と、 前記ガイド板を挟むように係合して前記長手方向に摺動
    自在に設けられ、前記ガイド板の角縁に係止する爪部を
    備えた弾性腕部を前記ベースと反対側に有するととも
    に、収容穴を前記ベースと対向する側に有するスライダ
    と、 前記収容穴に収容されたバネ部材と、 前記収容穴に収容され、前記スライダの摺動に伴い前記
    バネ部材により付勢されて前記位置決め用溝に圧接係合
    する球と、 一端を前記ベースに回動自在に設け、他端を前記スライ
    ダに回動かつ前記長手方向に摺動自在に連結するととも
    に、前記スライダの弾性腕部に当接するコントロールレ
    バーと、を備えたことを特徴とするコントロールレバー
    装置。
JP1988027713U 1988-03-02 1988-03-02 コントロールレバー装置 Expired - Lifetime JPH0640488Y2 (ja)

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JP1988027713U JPH0640488Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 コントロールレバー装置

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JP1988027713U JPH0640488Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 コントロールレバー装置

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JPH01130811U JPH01130811U (ja) 1989-09-06
JPH0640488Y2 true JPH0640488Y2 (ja) 1994-10-26

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JP1988027713U Expired - Lifetime JPH0640488Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 コントロールレバー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133710U (ja) * 1984-08-02 1986-03-01 サンデン株式会社 自動車用空気調和装置の調温操作部

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JPH01130811U (ja) 1989-09-06

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