JPH0640480B2 - 放電灯ディスプレイ装置 - Google Patents

放電灯ディスプレイ装置

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JPH0640480B2
JPH0640480B2 JP62197260A JP19726087A JPH0640480B2 JP H0640480 B2 JPH0640480 B2 JP H0640480B2 JP 62197260 A JP62197260 A JP 62197260A JP 19726087 A JP19726087 A JP 19726087A JP H0640480 B2 JPH0640480 B2 JP H0640480B2
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discharge
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lamp display
discharge lamp
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成祥 周
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    • Y02B20/202

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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は平板形の放電灯ディスプレイ装置に関する。
「従来の技術」 従来、ネオンサインで代表されるような放電灯ディスプ
レイ装置は良く知られている。このようなディスプレイ
装置は一般に複数の管状の放電灯からなり、この管状の
放電灯を所定の形状に形成して特定の位置に配置し情報
を伝達している。従来のネオンサインでは管状の放電灯
を複数個使用しているので、その製作が難しいばかりで
なく点灯回路が複雑でかつ高価であるという問題があっ
た。更に情報を鮮明に表示するためには管状の放電灯を
より緻密に配置しなければならないが、多数の放電灯を
使用する従来の装置では自ずから限界があった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明の目的は、上記の従来の放電灯ディスプレイ装置
が有している問題点を解決るとともに、高い光出力の放
電灯ディスプレイ装置とすることにある。即ち、製作が
容易で、点灯回路が簡単でありかつ情報を鮮明に表示で
きると共に高光出力の放電灯ディスプレイ装置を提供す
ることである。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するための本発明の放電灯ディスプレイ
装置は、平行に配置された透明の第1と第2のガラス板
よりなる放電容器と、前記第1と第2のガラス板間に形
成される放電空間内に封入された放電物質としてのキセ
ノンガスと、前記第1と第2のガラス板のうち少なくと
も一方のガラス板の内表面部の所定の位置に付着され、
その厚みが0.01mm乃至1mmの蛍光体層と、前記放電容器
の端部に設けられ、前記放電空間内に導入された第1の
電極と、前記放電容器を収容する液体槽と、前記液体槽
に挿入される第2の電極と、前記第1と第2の電極間に
電圧を供給する電極と、を含むことを特徴とする。
「作用」 本発明の放電灯ディスプレイ装置の放電容器はガラス平
板から形成され、このガラス平板の内表面には蛍光体層
が形成されている。この蛍光体層のパターンや、パター
ンを形成する蛍光体材質を適当に選択して、ガラス平板
の所定の位置に形成すれば、所望の情報をガラス平板に
緻密に書込むことができる。従って、所定の情報を鮮明
に表示できる。さらに放電ガスとして紫外線出力が大き
くさらに熱ロスの少ないキセノンが使用され、かつ蛍光
体層の厚みは0.01mm乃至1mmに保たれているので、高い
光出力を得ることができる。また1つの放電容器でもっ
て所定の情報を表示できるので、放電灯ディスプレイ装
置の製作が容易となりかつ点灯回路が簡単となる。
本発明の放電灯ディスプレイ装置では、放電容器に第1
の電極が取り付けられ、第2の電極は液体槽に挿入さ
れ、第1と第2の電極に電圧を印加して放電容器を放電
させる。この放電容器は液体槽に収容されているので、
一風変わったディスプレイを実現できる。
「実施例」 以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の実施例に係る平板形の放電灯ディスプ
レイ装置の斜視図、第2図は第1図のVII−VII線に沿
った断面図、第3図は実施例の平板形放電灯ディスプレ
イ装置の使用方法を説明するための図である。第1のガ
ラス平板10と第2のガラス平板12は平行に配置さ
れ、第1及び第2のガラス平板10,12は透明なソー
ダガラス等の軟質ガラスあるいは硼珪酸ガラス等の硬質
ガラスからなる。第1と第2のガラス平板10,12間
には、第1及び第2のガラス平板と熱膨脹係数が略同一
な封止ガラス部材14が設けられていて、この第1のガ
ラス平板10、第2のガラス平板12及びガラス部材1
4により放電容器が形成される。この放電容器内は一旦
真空に排気された後、数mmHg乃至100mmHg、例えば5
0mmHgのキセノンガスが封入される。
第2のガラス平板12の内表面には蛍光体層16が形成
されている。この蛍光体層16が単一の蛍光体物質から
なっている場合には、単一の光色を有する光が出力され
るが、複数の蛍光体物質をそれぞれ所定のパターンを有
するように形成すれば、種々の色模様を呈する光出力を
得ることができる。なおこの実施例に示すように蛍光体
層16を点状に形成すれば、蛍光体層16を形成する各
蛍光体エレメント18の内で第2のガラス平板12に接
する蛍光体の表面からばかりでなく、その蛍光体エレメ
ント18の側面からも光出力を得ることができるので、
単に第2のガラス平板12の内表面全体に一様な蛍光体
層を形成した場合よりも、高い光出力を得ることができ
る。また蛍光体層16の厚みは0.01mm乃至1mm、例えば
0.12mmに形成する。このようにすれば、蛍光体層16内
での光の吸収が少なくなるので高い光出力を得ることが
できる。蛍光体層16の厚みが0.01mmより小であれば、
薄すぎて光出力が少ないばかりか蛍光体層16の厚みの
バラツキにより蛍光体層16からの光出力が大きく変化
するので好ましくない。また蛍光体層16の厚みが1mm
よりも大であれば、蛍光体層16からの光出力が略飽和
または低下するので好ましいくない。蛍光体層16は、
例えばシルク印刷により形成される。ナイロンの細い網
に乳剤を塗り、印刷すべき網目模様を有するフィルムを
前記網に密着させて露光し、その後この乳剤を有する網
を現像、定着させ、未露光部分を洗い流す。その後第2
のガラス平板12の上に前記網を設置し、蛍光体粉を網
上に配置して網目を通じて前記第2のガラス平板12に
蛍光体層16を印刷すればよい。
放電容器の端部には放電空間に導入される内部電極30
が設けられている。この内部電極30は第1の電極とし
て機能し、第1と第2のガラス平板10,12間に形成
される放電空間に接続されたガラス筒32内に封止され
ている。ガラス筒32が軟質ガラスからなる場合には電
極30は例えばジュメット線から形成され、ガラス筒3
2が硬質ガラスからなる場合には電極30は例えばタン
グステン線から形成される。なお電極30はニッケルN
iあるいは銅Cuから形成されてもよいし、チタニウム
Ti、タンタルTaあるいはジルコニウムZrから形成
されてもよい。チタニウム、タンタルあるいはジルコニ
ウムはゲッタ作用を有しているのでより好ましい。この
ような種々の材料からなる電極30を使用する場合に
は、その熱膨脹係数に合ったガラス材料を使用する必要
がある。ガラス筒32には真空排気のための排気孔34
が設けられている。
ところで、蛍光体層16は種々のパターンを有するよう
に形成できる。例えば第4図(a)に示すように文字情報
であってもよいし、また図形情報、記号情報あるいは絵
情報であってもよい。更に、適当な蛍光体材料を種々選
択することにより、上記情報に色模様を持たせることが
できる。また第4(b)図に示すように蛍光体層16を格
子状に形成してもよい。この場合には、蛍光体層を点状
に形成した場合と同じように、蛍光体層16の側面から
も光出力を得ることができるので、放電灯ディスプレイ
装置の光出力を増加せしめることができる。
この実施例の放電灯ディスプレイ装置を点灯するには、
第3図に示すように水36の入った水槽38内に放電灯
ディスプレイ装置40を入れて、点灯回路42からの一
方のリード線43を内部電極30に接続し、もう一方の
リード線44を水36内に挿入して第2の電極とする。
第3図に示すように、水槽38内で例えば金魚46が泳
いでいても何等問題はない。
以上の実施例によれば、1個の放電灯でもって所定の情
報を表示できるので放電灯ディスプレイ装置の製作が容
易になり、またその点灯回路も簡単なものを使用でき
る。更に、ガラス平板12の内表面に所定のパターンを
有しかつ種々の波長の光を放射する蛍光体層16を所望
の位置に形成しているので、緻密で鮮明な情報を表示で
きる。また、紫外線出力が大きくさらに熱ロスの少ない
キセノンガスを放電ガスとして使用し、かつ蛍光体層1
6の厚みを0.01mm乃至1mmに形成しているので、高効率
の光出力を得ることができる。なおキセノンガスを放電
物質として用いれば、上記の他に電極材料の飛散による
放電容器の黒化が少なくなり、また放電灯ディスプレイ
装置の寿命が長くなる。更に放電容器内にゲッタ材料を
封入しても副作用が発生しなくかつ公害問題もない。
また、第3図に示されたような一風変わったディスプレ
イを実現できるし、内部電極30に電圧のピーク値が時
間と共に変化する高周波電圧を印加すれば、種々の動的
ディスプレイを演出することができる。
「発明の効果」 本発明によれば、1個の放電灯でもって所定の情報を表
示できるので放電灯ディスプレイ装置の製作が容易にな
るばかりか、その点灯回路も簡単なものを使用すること
ができる。さらに、ガラス平板の内表面に所定パターン
を有しかつ種々の波長の光を放射する蛍光体層を所望の
位置に形成しているので、緻密で鮮明な情報を表示でき
る。また紫外線出力が大きくさらに熱ロスの少ないキセ
ノンガスを放電ガスとして使用し、かつ蛍光体層の厚み
を0.01mm乃至1mmに形成しているので、高い光出力を得
ることができる。
また、放電容器の第1の電極が取り付けられ、第2の電
極は液体槽に挿入され、第1と第2の電極に電圧を印加
して放電容器を放電させ、この放電容器を液体槽に収容
しているので、一風変わったディスプレイを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の放電灯ディスプレイ装置の斜
視図、第2図は第1図のVII−VII線に沿った断面図、
第3図は本発明の実施例の放電灯ディスプレイ装置の点
灯方法を示す図、第4(a),4(b)図は蛍光体層によって
表現される他の情報を示す図である。 10……第1のガラス平板、12……第2のガラス平
板、14……封止ガラス部材、16……蛍光体層、18
……蛍光体エレメント、30……内部電極、32……ガ
ラス筒、34……排気孔、36……水、38……水槽、
40……放電灯ディスプレイ装置、42……点灯回路、
43,44……リード、46……金魚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に配置された透明の第1と第2のガラ
    ス板よりなる放電容器と、 前記第1と第2のガラス板間に形成される放電空間内に
    封入された放電物質としてのキセノンガスと、 前記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラ
    ス板の内表面部の所定の位置に付着され、その厚みが0.
    01mm乃至1mmの蛍光体層と、 前記放電容器の端部に設けられ、前記放電空間内に導入
    された第1の電極と、 前記放電容器を収容する液体槽と、 前記液体槽に挿入される第2の電極と、 前記第1と第2の電極間に電圧を供給する電源と、 を含むことを特徴とする放電灯ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】前記蛍光体層は前記ガラス板の内表面部に
    点状または格子状に形成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の放電灯ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】前記蛍光体層は前記ガラス板の内表面部に
    所定の情報を有する形状に形成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の放電灯ディスプレイ
    装置。
  4. 【請求項4】前記蛍光体層は前記ガラス板の内表面部に
    印刷されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第3項のいずれか1項に記載の放電灯ディスプレイ
    装置。
JP62197260A 1987-08-06 1987-08-06 放電灯ディスプレイ装置 Expired - Lifetime JPH0640480B2 (ja)

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JP62197260A JPH0640480B2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 放電灯ディスプレイ装置
AU20036/88A AU607520B2 (en) 1987-08-06 1988-07-27 Discharge lamp type display device
EP88307261A EP0302748A3 (en) 1987-08-06 1988-08-05 Discharge lamp type display device
KR1019880010024A KR890004264A (ko) 1987-08-06 1988-08-05 배출램프타입 표시장치

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JPS6443947A JPS6443947A (en) 1989-02-16
JPH0640480B2 true JPH0640480B2 (ja) 1994-05-25

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