JPH04308630A - 面放電型プラズマディスプレイパネル - Google Patents
面放電型プラズマディスプレイパネルInfo
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- JPH04308630A JPH04308630A JP3074931A JP7493191A JPH04308630A JP H04308630 A JPH04308630 A JP H04308630A JP 3074931 A JP3074931 A JP 3074931A JP 7493191 A JP7493191 A JP 7493191A JP H04308630 A JPH04308630 A JP H04308630A
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Landscapes
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２電極形式の面放電型
のプラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）に関する。
のプラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）に関する。
【０００２】発光させるドット（画素）の組み合わせに
よって文字や図形を表示するマトリクス表示方式のＰＤ
Ｐは、格子状に配列した表示電極群の交差部又はその近
傍に画定される各放電セルを選択的に放電させるように
構成される。
よって文字や図形を表示するマトリクス表示方式のＰＤ
Ｐは、格子状に配列した表示電極群の交差部又はその近
傍に画定される各放電セルを選択的に放電させるように
構成される。
【０００３】従来より、マトリクス表示方式のＰＤＰに
おいて、蛍光体による種々の色の表示に適した面放電型
のＰＤＰが知られている。
おいて、蛍光体による種々の色の表示に適した面放電型
のＰＤＰが知られている。
【０００４】
【従来の技術】図３は従来の２電極形式の面放電型ＰＤ
Ｐ１ｊの構造を示す断面図であり、図４は図３のＰＤＰ
１ｊの電極構造を示す平面図である。
Ｐ１ｊの構造を示す断面図であり、図４は図３のＰＤＰ
１ｊの電極構造を示す平面図である。
【０００５】ＰＤＰ１ｊでは、放電空間３０を設けて対
向配置された一対のガラス基板１１，２１の一方のガラ
ス基板２１上に、放電のための駆動電圧の印加に際して
対となる表示電極（以下、単に電極という）Ｘｊ，Ｙｊ
が絶縁層２５ｊを介して互いに直交するように複数本ず
つ配列されている。そして、絶縁層２５ｊ上には、電極
Ｙｊとの間で面放電を生じさせるための面放電用導体Ｘ
１ｊが設けられ、これら面放電用導体Ｘ１ｊ及び電極Ｙ
ｊは誘電体層２７ｊ及び図示しないＭｇＯからなる保護
膜によって被覆されている。
向配置された一対のガラス基板１１，２１の一方のガラ
ス基板２１上に、放電のための駆動電圧の印加に際して
対となる表示電極（以下、単に電極という）Ｘｊ，Ｙｊ
が絶縁層２５ｊを介して互いに直交するように複数本ず
つ配列されている。そして、絶縁層２５ｊ上には、電極
Ｙｊとの間で面放電を生じさせるための面放電用導体Ｘ
１ｊが設けられ、これら面放電用導体Ｘ１ｊ及び電極Ｙ
ｊは誘電体層２７ｊ及び図示しないＭｇＯからなる保護
膜によって被覆されている。
【０００６】面放電用導体Ｘ１ｊは、図４によく示され
るように、格子状の隔壁２９によって区画された各放電
セル領域ＥＣ毎に、一部が電極Ｘｊと重なるように設け
られ、絶縁層２５ｊを貫通するコンタクトホール２５Ｃ
ｊを介して接続導体Ｘ２ｊによって電極Ｘｊと電気的に
接続されている。
るように、格子状の隔壁２９によって区画された各放電
セル領域ＥＣ毎に、一部が電極Ｘｊと重なるように設け
られ、絶縁層２５ｊを貫通するコンタクトホール２５Ｃ
ｊを介して接続導体Ｘ２ｊによって電極Ｘｊと電気的に
接続されている。
【０００７】一方、表示面Ｈ側のガラス基板１１の内面
には、所定発光色の蛍光体１８と帯状の隔壁１９とが設
けられ、また、放電空間３０にはネオンに少量のキセノ
ンを混合した放電ガスが封入されている。
には、所定発光色の蛍光体１８と帯状の隔壁１９とが設
けられ、また、放電空間３０にはネオンに少量のキセノ
ンを混合した放電ガスが封入されている。
【０００８】以上のように構成されたＰＤＰ１ｊにおい
て、表示ドットに対応する電極Ｘｊ，Ｙｊに対して選択
的に交流駆動パルスを印加すると、電極Ｙｊと面放電用
導体Ｘ１ｊの間で誘電体層２７ｊの表面方向の面放電が
生じ、このとき発生した紫外線ＵＶにより蛍光体１８が
励起されて発光する。
て、表示ドットに対応する電極Ｘｊ，Ｙｊに対して選択
的に交流駆動パルスを印加すると、電極Ｙｊと面放電用
導体Ｘ１ｊの間で誘電体層２７ｊの表面方向の面放電が
生じ、このとき発生した紫外線ＵＶにより蛍光体１８が
励起されて発光する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】接続導体Ｘ２ｊは、上
下方向に絶縁層２５ｊの厚さ（４０μｍ程度）に相当す
る長さが必要であることから、例えば薄膜法による電極
Ｘｊの形成の後に、厚膜法によって形成される。すなわ
ち、例えば銀ペーストをスクリーン印刷法を用いてコン
タクトホール２５Ｃｊに対応付けて塗布した後に焼成す
ることによって形成される。通常は、絶縁層２５ｊとな
る低融点ガラスの塗布と、銀ペーストの塗布とを交互に
３〜４回ずつ繰り返し、これによって絶縁層２５ｊ及び
接続導体Ｘ２ｊを設ける。
下方向に絶縁層２５ｊの厚さ（４０μｍ程度）に相当す
る長さが必要であることから、例えば薄膜法による電極
Ｘｊの形成の後に、厚膜法によって形成される。すなわ
ち、例えば銀ペーストをスクリーン印刷法を用いてコン
タクトホール２５Ｃｊに対応付けて塗布した後に焼成す
ることによって形成される。通常は、絶縁層２５ｊとな
る低融点ガラスの塗布と、銀ペーストの塗布とを交互に
３〜４回ずつ繰り返し、これによって絶縁層２５ｊ及び
接続導体Ｘ２ｊを設ける。
【００１０】そして、その後に、接続導体Ｘ２ｊに重な
る面放電用導体Ｘ１ｊとこれに隣接する電極Ｙｊとが例
えば金属薄膜のパターンニングによって形成される。
る面放電用導体Ｘ１ｊとこれに隣接する電極Ｙｊとが例
えば金属薄膜のパターンニングによって形成される。
【００１１】したがって、面放電用導体Ｘ１ｊの上面の
内の接続導体Ｘ２ｊとの接続部（すなわちコンタクトホ
ール２５Ｃｊの上方の部分）において、接続導体Ｘ２ｊ
の上下方向の長さ及び上端形状のバラツキに起因して、
他の部分に比べて盛り上がったり逆に陥没するといった
若干の変形が生じることが多い。つまり、面放電用導体
Ｘ１ｊの上面を一様な平坦面とすることは困難である。
内の接続導体Ｘ２ｊとの接続部（すなわちコンタクトホ
ール２５Ｃｊの上方の部分）において、接続導体Ｘ２ｊ
の上下方向の長さ及び上端形状のバラツキに起因して、
他の部分に比べて盛り上がったり逆に陥没するといった
若干の変形が生じることが多い。つまり、面放電用導体
Ｘ１ｊの上面を一様な平坦面とすることは困難である。
【００１２】さて、従来においては、電極Ｘｊと面放電
用導体Ｘ１ｊとの接続が、放電セル領域ＥＣの内部で行
われていた。このため、コンタクトホール２５Ｃｊの上
部で面放電の乱れが発生し、放電セル領域ＥＣ内の輝度
が不均一になって表示品質が損なわれるという問題があ
った。
用導体Ｘ１ｊとの接続が、放電セル領域ＥＣの内部で行
われていた。このため、コンタクトホール２５Ｃｊの上
部で面放電の乱れが発生し、放電セル領域ＥＣ内の輝度
が不均一になって表示品質が損なわれるという問題があ
った。
【００１３】本発明は、上述の問題に鑑み、面放電の乱
れを無くすことによって表示品質の向上を図ることを目
的としている。
れを無くすことによって表示品質の向上を図ることを目
的としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係るＰ
ＤＰは、上述の課題を解決するため、図１及び図２に示
すように、一対の電極Ｘ，Ｙが同一基板上に絶縁層２５
を介して互いに交差するように配置されるとともに、隔
壁２９によって区画された放電セル領域ＥＣ内の前記絶
縁層２５上に、前記電極Ｙとの間で面放電を生じさせる
ための面放電用導体Ｘ１が設けられ、前記絶縁層２５を
貫通するコンタクトホール２５Ｃを介して前記電極Ｘと
前記面放電用導体Ｘ１とが電気的に接続された２電極形
式の面放電型プラズマディスプレイパネル１であって、
前記面放電用導体Ｘ１が前記放電セル領域ＥＣ内と前記
隔壁２９の形成領域とに跨がるように設けられるととも
に、前記コンタクトホール２５Ｃが前記隔壁２５の下方
に設けられ、当該面放電用導体Ｘ１の表面の内の当該コ
ンタクトホール２５Ｃの上方の領域が、前記隔壁２９に
よって放電空間３０に対して被覆されてなる。
ＤＰは、上述の課題を解決するため、図１及び図２に示
すように、一対の電極Ｘ，Ｙが同一基板上に絶縁層２５
を介して互いに交差するように配置されるとともに、隔
壁２９によって区画された放電セル領域ＥＣ内の前記絶
縁層２５上に、前記電極Ｙとの間で面放電を生じさせる
ための面放電用導体Ｘ１が設けられ、前記絶縁層２５を
貫通するコンタクトホール２５Ｃを介して前記電極Ｘと
前記面放電用導体Ｘ１とが電気的に接続された２電極形
式の面放電型プラズマディスプレイパネル１であって、
前記面放電用導体Ｘ１が前記放電セル領域ＥＣ内と前記
隔壁２９の形成領域とに跨がるように設けられるととも
に、前記コンタクトホール２５Ｃが前記隔壁２５の下方
に設けられ、当該面放電用導体Ｘ１の表面の内の当該コ
ンタクトホール２５Ｃの上方の領域が、前記隔壁２９に
よって放電空間３０に対して被覆されてなる。
【００１５】請求項２の発明に係るＰＤＰは、隣接する
２つの前記放電セル領域ＥＣ毎に、１つの前記面放電用
導体Ｘ１が設けられてなる。
２つの前記放電セル領域ＥＣ毎に、１つの前記面放電用
導体Ｘ１が設けられてなる。
【００１６】請求項３の発明に係るＰＤＰは、前記一方
の電極Ｘが前記隔壁２９の下方に配置され、当該電極Ｘ
と前記他方の電極Ｙとの交差部が前記隔壁２９によって
放電空間３０に対して被覆されてなる。
の電極Ｘが前記隔壁２９の下方に配置され、当該電極Ｘ
と前記他方の電極Ｙとの交差部が前記隔壁２９によって
放電空間３０に対して被覆されてなる。
【００１７】
【作用】面放電用導体Ｘ１は、隣接する２つの前記放電
セル領域ＥＣ毎に１つずつ、放電セル領域ＥＣ内と隔壁
２９の形成領域とに跨がるように設けられ、隔壁２５の
下方に設けられたコンタクトホール２５Ｃを介して、絶
縁層２５下の電極Ｘと電気的に接続される。面放電用導
体Ｘ１の表面の内、コンタクトホール２５Ｃの上方の領
域は隔壁２９によって放電空間３０に対して被覆され、
放電セル領域ＥＣ内の平坦な領域のみが放電面となる。
セル領域ＥＣ毎に１つずつ、放電セル領域ＥＣ内と隔壁
２９の形成領域とに跨がるように設けられ、隔壁２５の
下方に設けられたコンタクトホール２５Ｃを介して、絶
縁層２５下の電極Ｘと電気的に接続される。面放電用導
体Ｘ１の表面の内、コンタクトホール２５Ｃの上方の領
域は隔壁２９によって放電空間３０に対して被覆され、
放電セル領域ＥＣ内の平坦な領域のみが放電面となる。
【００１８】放電のための駆動電圧の印加に際して対と
なる電極Ｘ及び電極Ｙの交差部は、隔壁２９の下方に配
置されて放電空間３０に対して被覆される。したがって
、電極Ｘ，Ｙの交差部では放電が生じない。
なる電極Ｘ及び電極Ｙの交差部は、隔壁２９の下方に配
置されて放電空間３０に対して被覆される。したがって
、電極Ｘ，Ｙの交差部では放電が生じない。
【００１９】
【実施例】図１は本発明に係る２電極形式の面放電型Ｐ
ＤＰ１の構造を示す断面図であり、図２は図１のＰＤＰ
１の電極構造を示す平面図である。これらの図において
、図３及び図４と同一の機能を有し且つ同一形態の構成
要素には同一の符号を付し、また、図３及び図４に対応
する構成要素には添字「ｊ」を省いた符号を付し、これ
ら構成要素の説明を省略又は簡略化する。
ＤＰ１の構造を示す断面図であり、図２は図１のＰＤＰ
１の電極構造を示す平面図である。これらの図において
、図３及び図４と同一の機能を有し且つ同一形態の構成
要素には同一の符号を付し、また、図３及び図４に対応
する構成要素には添字「ｊ」を省いた符号を付し、これ
ら構成要素の説明を省略又は簡略化する。
【００２０】ＰＤＰ１は、放電空間３０を設けて対向配
置された一対のガラス基板１１，２１、一方のガラス基
板２１側に絶縁層２５を介して互いに直交するように設
けられた一対の表示電極（以下、単に電極という）Ｘ，
Ｙ、電極Ｙとの間で面放電を生じさせるために設けられ
た面放電用導体Ｘ１、誘電体層２７及びこれを覆う図示
しない保護膜、縦横の隔壁２９ａ，２９ｂからなる格子
状の隔壁２９、及び、他方のガラス基板１１側に設けら
れた帯状の隔壁１９及び蛍光体１８などから構成されて
いる。
置された一対のガラス基板１１，２１、一方のガラス基
板２１側に絶縁層２５を介して互いに直交するように設
けられた一対の表示電極（以下、単に電極という）Ｘ，
Ｙ、電極Ｙとの間で面放電を生じさせるために設けられ
た面放電用導体Ｘ１、誘電体層２７及びこれを覆う図示
しない保護膜、縦横の隔壁２９ａ，２９ｂからなる格子
状の隔壁２９、及び、他方のガラス基板１１側に設けら
れた帯状の隔壁１９及び蛍光体１８などから構成されて
いる。
【００２１】ＰＤＰ１においては、絶縁層２５の下側で
横方向に延びる電極Ｘは、図２によく示されるように、
隔壁２９の下方に配置されている。すなわちガラス基板
２１の基板面における隔壁２９の形成領域内に収まるよ
うにパターンニングされている。また、電極Ｘは、横方
向に隣接する２つの放電セル領域ＥＣ毎に、これら２つ
の放電セル領域ＥＣの間の隔壁２９ａの下方で縦方向に
張り出た枝部Ｘａを有している。
横方向に延びる電極Ｘは、図２によく示されるように、
隔壁２９の下方に配置されている。すなわちガラス基板
２１の基板面における隔壁２９の形成領域内に収まるよ
うにパターンニングされている。また、電極Ｘは、横方
向に隣接する２つの放電セル領域ＥＣ毎に、これら２つ
の放電セル領域ＥＣの間の隔壁２９ａの下方で縦方向に
張り出た枝部Ｘａを有している。
【００２２】面放電用導体Ｘ１は、枝部Ｘａ上の隔壁２
９ａの形成領域とその両側の放電セル領域ＥＣとに跨が
るように、２つの放電セル領域ＥＣに対して１つずつ設
けられている。そして、この面放電用導体Ｘ１は、枝部
Ｘａと重なる位置に設けられたコンタクトホール２５Ｃ
を介して、従来と同様に厚膜法を用いて形成された接続
導体Ｘ２によって電極Ｘと電気的に接続されている。つ
まり、ＰＤＰ１では、面放電用導体Ｘ１の上面の内、コ
ンタクトホール２５Ｃの上部の表面状態が歪になり易い
部分は、この部分で放電が生じないように隔壁２９ａに
よって放電空間３０に対して被覆されている。
９ａの形成領域とその両側の放電セル領域ＥＣとに跨が
るように、２つの放電セル領域ＥＣに対して１つずつ設
けられている。そして、この面放電用導体Ｘ１は、枝部
Ｘａと重なる位置に設けられたコンタクトホール２５Ｃ
を介して、従来と同様に厚膜法を用いて形成された接続
導体Ｘ２によって電極Ｘと電気的に接続されている。つ
まり、ＰＤＰ１では、面放電用導体Ｘ１の上面の内、コ
ンタクトホール２５Ｃの上部の表面状態が歪になり易い
部分は、この部分で放電が生じないように隔壁２９ａに
よって放電空間３０に対して被覆されている。
【００２３】一方、電極Ｙは、各放電セル領域ＥＣ内を
１本ずつ通るように配列されている。ただし、面放電用
導体Ｘ１が２つの放電セル領域ＥＣ間で共用されている
ので、電極Ｙは、各放電セル領域ＥＣ内で面放電用導体
Ｘ１が配置された側と反対側の半分の領域を通るように
、１本おきに交互に異なるピッチで配列されている。
１本ずつ通るように配列されている。ただし、面放電用
導体Ｘ１が２つの放電セル領域ＥＣ間で共用されている
ので、電極Ｙは、各放電セル領域ＥＣ内で面放電用導体
Ｘ１が配置された側と反対側の半分の領域を通るように
、１本おきに交互に異なるピッチで配列されている。
【００２４】なお、本実施例のＰＤＰ１では、上述した
ように電極Ｘが隔壁２９の下方に配置されているので、
電極Ｘと電極Ｙとの交差部（クロスオーバ部）が隔壁２
９ｂによって放電空間３０に対して被覆され、これによ
りクロスオーバ部での放電が抑えられることになる。し
たがって、電極Ｘと電極Ｙとを絶縁するための絶縁層２
５を従来に比べて薄い２０μｍ程度の厚さにすることが
できる。
ように電極Ｘが隔壁２９の下方に配置されているので、
電極Ｘと電極Ｙとの交差部（クロスオーバ部）が隔壁２
９ｂによって放電空間３０に対して被覆され、これによ
りクロスオーバ部での放電が抑えられることになる。し
たがって、電極Ｘと電極Ｙとを絶縁するための絶縁層２
５を従来に比べて薄い２０μｍ程度の厚さにすることが
できる。
【００２５】以上のように構成されたＰＤＰ１において
、表示ドットに対応する電極Ｘ，Ｙに対して選択的に交
流駆動パルスを印加すると、電極Ｙと面放電用導体Ｘ１
の間で誘電体層２７の表面方向の面放電が生じ、これに
より発生した紫外線ＵＶで励起された蛍光体１８が発光
する。このとき、面放電用導体Ｘ１の表面の内、コンタ
クトホール２５Ｃの上部の領域は隔壁２９で被覆されて
おり、放電面となる放電セル領域ＥＣ内の領域は平坦で
あることから、乱れのない一様な面放電が生じる。した
がって、放電セル領域ＥＣ内及び各放電セル領域ＥＣ間
で表示の輝度が均一となり、高品質の表示が得られる。
、表示ドットに対応する電極Ｘ，Ｙに対して選択的に交
流駆動パルスを印加すると、電極Ｙと面放電用導体Ｘ１
の間で誘電体層２７の表面方向の面放電が生じ、これに
より発生した紫外線ＵＶで励起された蛍光体１８が発光
する。このとき、面放電用導体Ｘ１の表面の内、コンタ
クトホール２５Ｃの上部の領域は隔壁２９で被覆されて
おり、放電面となる放電セル領域ＥＣ内の領域は平坦で
あることから、乱れのない一様な面放電が生じる。した
がって、放電セル領域ＥＣ内及び各放電セル領域ＥＣ間
で表示の輝度が均一となり、高品質の表示が得られる。
【００２６】また、放電セル領域ＥＣ内では、面放電用
導体Ｘ１を覆う誘電体層２７の厚さが一定であることか
ら、従来にみられたコンタクトホール２５Ｃ上での誘電
体層２７の局部的な劣化が起こらず、長期にわたって安
定した表示が得られる。
導体Ｘ１を覆う誘電体層２７の厚さが一定であることか
ら、従来にみられたコンタクトホール２５Ｃ上での誘電
体層２７の局部的な劣化が起こらず、長期にわたって安
定した表示が得られる。
【００２７】上述の実施例によれば、面放電用導体Ｘ１
を２つの放電セル領域ＥＣ及びその間の隔壁形成領域に
跨がるように設け、２つの放電セル領域ＥＣの間で面放
電用導体Ｘ１を共用するようにしたので、枝部Ｘａを有
した電極Ｘと面放電用導体Ｘ１との位置合わせが容易と
なり、高精細化を図る上で有利となる。
を２つの放電セル領域ＥＣ及びその間の隔壁形成領域に
跨がるように設け、２つの放電セル領域ＥＣの間で面放
電用導体Ｘ１を共用するようにしたので、枝部Ｘａを有
した電極Ｘと面放電用導体Ｘ１との位置合わせが容易と
なり、高精細化を図る上で有利となる。
【００２８】上述の実施例によれば、電極Ｘと電極Ｙの
クロスオーバ部が隔壁２９の下方に配置され、これによ
ってクロスオーバ部での放電が抑えられるので、絶縁層
２５の厚さを従来より薄くすることができ、絶縁層２５
及びそのコンタクトホール２５Ｃ内に設ける接続導体Ｘ
２の形成の工数を削減することができる。
クロスオーバ部が隔壁２９の下方に配置され、これによ
ってクロスオーバ部での放電が抑えられるので、絶縁層
２５の厚さを従来より薄くすることができ、絶縁層２５
及びそのコンタクトホール２５Ｃ内に設ける接続導体Ｘ
２の形成の工数を削減することができる。
【００２９】上述の実施例においては、電極Ｘを横方向
の隔壁２９ｂの下方を通るように配置したが、図４の従
来例と同様に、放電セル領域ＥＣの中央部を通るように
配置してもよい。ただし、その場合にも、面放電用導体
Ｘ１との接続は縦方向の隔壁２９ａの下方で行われる。
の隔壁２９ｂの下方を通るように配置したが、図４の従
来例と同様に、放電セル領域ＥＣの中央部を通るように
配置してもよい。ただし、その場合にも、面放電用導体
Ｘ１との接続は縦方向の隔壁２９ａの下方で行われる。
【００３０】上述の実施例において、面放電用導体Ｘ１
を各放電セル領域ＥＣに対して１つずつ設けてもよい。 また、面放電用導体Ｘ１の平面形状を適宜変更すること
ができる。ただし、その場合にも、面放電用導体Ｘ１は
、放電セル領域ＥＣと隔壁２９の形成領域とに跨がり、
且つ隔壁２９の下方で絶縁層２５下の電極Ｘと重なるよ
うに設けることになる。
を各放電セル領域ＥＣに対して１つずつ設けてもよい。 また、面放電用導体Ｘ１の平面形状を適宜変更すること
ができる。ただし、その場合にも、面放電用導体Ｘ１は
、放電セル領域ＥＣと隔壁２９の形成領域とに跨がり、
且つ隔壁２９の下方で絶縁層２５下の電極Ｘと重なるよ
うに設けることになる。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、面放電の乱れを無くす
ことができ、表示品質の向上を図ることができる。
ことができ、表示品質の向上を図ることができる。
【００３２】請求項２の発明によれば、絶縁層の下側及
び上側にそれぞれ設けられる電極と面放電用導体との位
置合わせが容易となり、高精細化を図る上で有利となる
。
び上側にそれぞれ設けられる電極と面放電用導体との位
置合わせが容易となり、高精細化を図る上で有利となる
。
【００３３】請求項３の発明によれば、一対の電極の交
差部での不要な放電を抑えることができ、一対の電極間
の絶縁層を薄くすることによる製造の簡単化を図ること
ができる。
差部での不要な放電を抑えることができ、一対の電極間
の絶縁層を薄くすることによる製造の簡単化を図ること
ができる。
【図１】本発明に係る２電極形式の面放電型ＰＤＰの構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図２】図１のＰＤＰの電極構造を示す平面図である。
【図３】従来の２電極形式の面放電型ＰＤＰの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図４】図３のＰＤＰの電極構造を示す平面図である。
１ ＰＤＰ
Ｘ，Ｙ 電極
２５ 絶縁層
Ｘ１ 面放電用導体
２５Ｃ コンタクトホール
２９ 隔壁
ＥＣ 放電セル領域
３０ 放電空間
Claims (3)
- 【請求項１】一対の電極（Ｘ）（Ｙ）が同一基板上に絶
縁層（２５）を介して互いに交差するように配置される
とともに、隔壁（２９）によって区画された放電セル領
域（ＥＣ）内の前記絶縁層（２５）上に、前記電極（Ｙ
）との間で面放電を生じさせるための面放電用導体（Ｘ
１）が設けられ、前記絶縁層（２５）を貫通するコンタ
クトホール（２５Ｃ）を介して前記電極（Ｘ）と前記面
放電用導体（Ｘ１）とが電気的に接続された２電極形式
の面放電型プラズマディスプレイパネル（１）であって
、前記面放電用導体（Ｘ１）が前記放電セル領域（ＥＣ
）内と前記隔壁（２９）の形成領域とに跨がるように設
けられるとともに、前記コンタクトホール（２５Ｃ）が
前記隔壁（２５）の下方に設けられ、当該面放電用導体
（Ｘ１）の表面の内の当該コンタクトホール（２５Ｃ）
の上方の領域が、前記隔壁（２９）によって放電空間（
３０）に対して被覆されてなることを特徴とする面放電
型プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項２】隣接する２つの前記放電セル領域（ＥＣ）
毎に、１つの前記面放電用導体（Ｘ１）が設けられてな
ることを特徴とする請求項１記載の面放電型プラズマデ
ィスプレイパネル。 - 【請求項３】前記一方の電極（Ｘ）が前記隔壁（２９）
の下方に配置され、当該電極（Ｘ）と前記他方の電極（
Ｙ）との交差部が前記隔壁（２９）によって放電空間（
３０）に対して被覆されてなることを特徴とする請求項
１記載の面放電型プラズマディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3074931A JPH04308630A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 面放電型プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3074931A JPH04308630A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 面放電型プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04308630A true JPH04308630A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13561596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3074931A Pending JPH04308630A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 面放電型プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04308630A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2791807A1 (fr) * | 1999-03-30 | 2000-10-06 | Nec Corp | Panneau d'affichage a plasma et procede pour sa fabrication |
| KR100429648B1 (ko) * | 1996-12-31 | 2004-06-16 | 주식회사 엘지이아이 | Ac 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 구동회로 |
| WO2004068526A1 (en) * | 2003-01-30 | 2004-08-12 | Orion Electric Co. Ltd. | Ac-pdp having common pad and a method for fabricating the same |
| KR100479110B1 (ko) * | 1996-12-31 | 2005-07-18 | 주식회사 엘지이아이 | 2층구조ac플라즈마디스플레이패널및그구동회로 |
| KR100722827B1 (ko) * | 1999-05-07 | 2007-05-30 | 가부시키가이샤 티티티 | 평면형 표시장치 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP3074931A patent/JPH04308630A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100429648B1 (ko) * | 1996-12-31 | 2004-06-16 | 주식회사 엘지이아이 | Ac 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 구동회로 |
| KR100479110B1 (ko) * | 1996-12-31 | 2005-07-18 | 주식회사 엘지이아이 | 2층구조ac플라즈마디스플레이패널및그구동회로 |
| FR2791807A1 (fr) * | 1999-03-30 | 2000-10-06 | Nec Corp | Panneau d'affichage a plasma et procede pour sa fabrication |
| KR100722827B1 (ko) * | 1999-05-07 | 2007-05-30 | 가부시키가이샤 티티티 | 평면형 표시장치 |
| WO2004068526A1 (en) * | 2003-01-30 | 2004-08-12 | Orion Electric Co. Ltd. | Ac-pdp having common pad and a method for fabricating the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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