JP2001052622A - 平面型プラズマ放電表示装置 - Google Patents
平面型プラズマ放電表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 明るい表示を行える平面型プラズマ放電表示
装置を提供する。 【解決手段】 第1、第2の基板1、2を対向して配置
し、複数のアドレス電極Aを並置配列したアドレス電極
群13と、複数の第1の放電維持電極S1 を並置配列し
た第1の放電維持電極群11と、第1の放電維持電極と
の間で放電維持動作をする複数の第2の放電維持電極S
2 を並置配列した第2の放電維持電極群12とを設け
る。第1の基板側には、第1の放電維持電極群を形成
し、第2の基板側にはアドレス電極群を形成し、第1の
基板又は第2の基板側には第2の放電維持電極群を形成
し、第1の放電維持電極と第2の放電維持電極とは、誘
電体層3を介して対向配置し、第1の放電維持電極と第
2の放電維持電極及びアドレス電極とは、主たる延長方
向が互いに交叉する第1及び第2の方向に選定する。こ
れによって開口率を大きくすることができる。
装置を提供する。 【解決手段】 第1、第2の基板1、2を対向して配置
し、複数のアドレス電極Aを並置配列したアドレス電極
群13と、複数の第1の放電維持電極S1 を並置配列し
た第1の放電維持電極群11と、第1の放電維持電極と
の間で放電維持動作をする複数の第2の放電維持電極S
2 を並置配列した第2の放電維持電極群12とを設け
る。第1の基板側には、第1の放電維持電極群を形成
し、第2の基板側にはアドレス電極群を形成し、第1の
基板又は第2の基板側には第2の放電維持電極群を形成
し、第1の放電維持電極と第2の放電維持電極とは、誘
電体層3を介して対向配置し、第1の放電維持電極と第
2の放電維持電極及びアドレス電極とは、主たる延長方
向が互いに交叉する第1及び第2の方向に選定する。こ
れによって開口率を大きくすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流プラズマ放電
を用いる平面型プラズマ放電表示装置に係わる。
を用いる平面型プラズマ放電表示装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】プラズマ放電を利用する平面型表示装置
は、例えば特開平7−2200641号公報に開示され
た表示装置が挙げられる。この種の従来の平面型表示装
置は、例えば図6に一部を分断した概略斜視図を示し、
図7にその分解概略斜視図を示すように、例えばガラス
基板より成る第1および第2の基板101および102
が所要の間隔を保持して対向されて、その周囲が気密的
に封止された偏平容器が構成されて成る。
は、例えば特開平7−2200641号公報に開示され
た表示装置が挙げられる。この種の従来の平面型表示装
置は、例えば図6に一部を分断した概略斜視図を示し、
図7にその分解概略斜視図を示すように、例えばガラス
基板より成る第1および第2の基板101および102
が所要の間隔を保持して対向されて、その周囲が気密的
に封止された偏平容器が構成されて成る。
【0003】第1の基板101の内面には、対となる例
えば透明導電層によって形成された第1および第2の放
電維持電極103および104が、複数対(図において
は1対のみが示されている)平行配列されて成る放電維
持電極群105が形成される。そして、これら透明導電
層によって形成される放電維持電極103および104
は、その抵抗率が高いことから、各対となる放電維持電
極103および104の互いの対向側とは反対側の側縁
に沿って導電率の高い金属層によるいわゆるバス電極1
03bおよび104bが被着形成される。
えば透明導電層によって形成された第1および第2の放
電維持電極103および104が、複数対(図において
は1対のみが示されている)平行配列されて成る放電維
持電極群105が形成される。そして、これら透明導電
層によって形成される放電維持電極103および104
は、その抵抗率が高いことから、各対となる放電維持電
極103および104の互いの対向側とは反対側の側縁
に沿って導電率の高い金属層によるいわゆるバス電極1
03bおよび104bが被着形成される。
【0004】第2の基板102の内面には、放電維持電
極103および104の延長方向と直交する方向に延び
る隔壁106が所定の間隔をもって平行配列され、これ
ら隔壁106間にストライプ状にアドレス電極107が
形成されたアドレス電極群108が形成されると共に、
各隔壁106間に、プラズマ放電によって発生する紫外
線による励起によってそれぞれ各色例えば赤、緑および
青の各色光を発光する蛍光体R、BおよびBが塗布され
て成る。
極103および104の延長方向と直交する方向に延び
る隔壁106が所定の間隔をもって平行配列され、これ
ら隔壁106間にストライプ状にアドレス電極107が
形成されたアドレス電極群108が形成されると共に、
各隔壁106間に、プラズマ放電によって発生する紫外
線による励起によってそれぞれ各色例えば赤、緑および
青の各色光を発光する蛍光体R、BおよびBが塗布され
て成る。
【0005】図8は、第1および第2の放電維持電極1
03および104と、アドレス電極107と、更に隔壁
106の平面的配置関係を示した図である。
03および104と、アドレス電極107と、更に隔壁
106の平面的配置関係を示した図である。
【0006】上述した構成による平面型プラズマ放電表
示装置の駆動は、それぞれ選択されたアドレス電極10
7と、第1の放電維持電極103との間に、所要の放電
開始電圧を印加することによって、これらが交叉する部
分において電荷の蓄積を生じさせ、高周波放電現象によ
る放電を開始させる。この状態で、この放電維持電10
3と対の放電維持電極となる第2の放電維持電極104
との間に所要の交流電圧を印加することによって、この
部分における放電空間中にプラズマを発生させ、同時に
電荷蓄積を行い放電を持続すなわち放電維持させる。そ
して、この放電によって発生する紫外線によってこの交
叉部に位置する上述した各色の蛍光体R,GおよびBを
発光させる。
示装置の駆動は、それぞれ選択されたアドレス電極10
7と、第1の放電維持電極103との間に、所要の放電
開始電圧を印加することによって、これらが交叉する部
分において電荷の蓄積を生じさせ、高周波放電現象によ
る放電を開始させる。この状態で、この放電維持電10
3と対の放電維持電極となる第2の放電維持電極104
との間に所要の交流電圧を印加することによって、この
部分における放電空間中にプラズマを発生させ、同時に
電荷蓄積を行い放電を持続すなわち放電維持させる。そ
して、この放電によって発生する紫外線によってこの交
叉部に位置する上述した各色の蛍光体R,GおよびBを
発光させる。
【0007】この場合、例えば図8に模式的に示すよう
に、アドレス電極107と、対の放電維持電極103お
よび104との交叉部に実線aで囲んで示す領域が、ほ
ぼ放電領域となり、斜線を付して示した領域が、ほぼ蛍
光体の発光領域、すなわち画素領域110となる。つま
り、この構成においては、画素領域と、放電領域の各中
心がほぼ一致する。
に、アドレス電極107と、対の放電維持電極103お
よび104との交叉部に実線aで囲んで示す領域が、ほ
ぼ放電領域となり、斜線を付して示した領域が、ほぼ蛍
光体の発光領域、すなわち画素領域110となる。つま
り、この構成においては、画素領域と、放電領域の各中
心がほぼ一致する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在、平面型プラズマ
放電表示装置は、実用化されるに至っているが、その輝
度において、未だ充分満足できない状態にある。例え
ば、42インチ画面のこの種平面型プラズマ放電表示装
置の表示パネルにおける輝度は、高々500cd/m2
程度である。このパネルを用いて最終的に完成された表
示装置においては、電磁波遮蔽や、外光反射防止のため
のシートやフィルムが、その表示パネルに重ねられるこ
とから、実際に観察される明るさは、かなり低められて
しまう。
放電表示装置は、実用化されるに至っているが、その輝
度において、未だ充分満足できない状態にある。例え
ば、42インチ画面のこの種平面型プラズマ放電表示装
置の表示パネルにおける輝度は、高々500cd/m2
程度である。このパネルを用いて最終的に完成された表
示装置においては、電磁波遮蔽や、外光反射防止のため
のシートやフィルムが、その表示パネルに重ねられるこ
とから、実際に観察される明るさは、かなり低められて
しまう。
【0009】例えば、上述した蛍光体およびアドレス電
極107が形成された第2の基板102側とは反対側の
第1および第2放電維持電極103および104が配置
された側の第1の基板101側より画像を観察するよう
にしたいわゆる反射型の平面型プラズマ放電表示装置に
おいては、放電維持電極103および104を通じて発
光表示を観察することから、これらを透明電極によって
構成する必要があり、またこれらを透明電極によって構
成しても、これらにバス電極103bおよび104bを
配置することから、発光部の光遮蔽が大きくなる。ま
た、これら放電維持電極を透明電極によって構成して
も、これら透明電極を通過するに際しての光の吸収は無
視できないものである。
極107が形成された第2の基板102側とは反対側の
第1および第2放電維持電極103および104が配置
された側の第1の基板101側より画像を観察するよう
にしたいわゆる反射型の平面型プラズマ放電表示装置に
おいては、放電維持電極103および104を通じて発
光表示を観察することから、これらを透明電極によって
構成する必要があり、またこれらを透明電極によって構
成しても、これらにバス電極103bおよび104bを
配置することから、発光部の光遮蔽が大きくなる。ま
た、これら放電維持電極を透明電極によって構成して
も、これら透明電極を通過するに際しての光の吸収は無
視できないものである。
【0010】更に、図8で示したように、放電領域10
9と画素領域110との中心がほぼ一致するために、こ
の放電領域109から発生する不要電磁波や、紫外線の
外部への放出を遮蔽する遮蔽層を設けるとき、これによ
って本来の表示のための発光をも減少させてしまう。
9と画素領域110との中心がほぼ一致するために、こ
の放電領域109から発生する不要電磁波や、紫外線の
外部への放出を遮蔽する遮蔽層を設けるとき、これによ
って本来の表示のための発光をも減少させてしまう。
【0011】これらのことが、完成された平面型プラズ
マ放電表示装置における輝度の低下を来している。本発
明は、このような不都合を効果的に回避して、明るい表
示を行うことができる平面型プラズマ放電表示装置を提
供する。
マ放電表示装置における輝度の低下を来している。本発
明は、このような不都合を効果的に回避して、明るい表
示を行うことができる平面型プラズマ放電表示装置を提
供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による平面型プラ
ズマ放電表示装置は、第1の基板と第2の基板とが対向
して配置され、その周辺部が、例えばフリットシールに
よって気密的に封止され、これら第1および第2の基板
間に、偏平な気密空間が形成される。そして、この平面
型プラズマ放電表示装置は、複数のアドレス電極が並置
配列されて成るアドレス電極群と、複数の第1の放電維
持電極が並置配列されて成る第1の放電維持電極群と、
第1の放電維持電極との間で放電維持動作がなされる複
数の第2の放電維持電極が並置配列されて成る第2の放
電維持電極群とが設けられて成る。第1の基板側には、
第1の放電維持電極群が形成され、第2の基板側には、
アドレス電極群が形成され、第1の基板側あるいは第2
の基板側には、第2の放電維持電極群が形成されるもの
であり、第1の放電維持電極と、第2の放電維持電極と
は、少なくとも誘電体層を介して対向配置されて、第1
の放電維持電極と、第2の放電維持電極とは、それぞれ
その主たる延長方向が、互いに交叉する第1および第2
の方向に選定された構成とする。
ズマ放電表示装置は、第1の基板と第2の基板とが対向
して配置され、その周辺部が、例えばフリットシールに
よって気密的に封止され、これら第1および第2の基板
間に、偏平な気密空間が形成される。そして、この平面
型プラズマ放電表示装置は、複数のアドレス電極が並置
配列されて成るアドレス電極群と、複数の第1の放電維
持電極が並置配列されて成る第1の放電維持電極群と、
第1の放電維持電極との間で放電維持動作がなされる複
数の第2の放電維持電極が並置配列されて成る第2の放
電維持電極群とが設けられて成る。第1の基板側には、
第1の放電維持電極群が形成され、第2の基板側には、
アドレス電極群が形成され、第1の基板側あるいは第2
の基板側には、第2の放電維持電極群が形成されるもの
であり、第1の放電維持電極と、第2の放電維持電極と
は、少なくとも誘電体層を介して対向配置されて、第1
の放電維持電極と、第2の放電維持電極とは、それぞれ
その主たる延長方向が、互いに交叉する第1および第2
の方向に選定された構成とする。
【0013】上述したように、本発明による平面型プラ
ズマ放電表示装置においては、対の放電維持電極を構成
する第1および第2の放電維持電極を、互いに交叉する
ようにしたことから、一方の放電維持電極が、画素領域
の中心からはずれることから、実質的開口率を高めるこ
とができ明るい表示を行うことができる。
ズマ放電表示装置においては、対の放電維持電極を構成
する第1および第2の放電維持電極を、互いに交叉する
ようにしたことから、一方の放電維持電極が、画素領域
の中心からはずれることから、実質的開口率を高めるこ
とができ明るい表示を行うことができる。
【0014】また、放電領域と画素領域との少なくとも
中心位置をずらすことができることから、不要電磁波や
不要紫外線の遮蔽層を、画素領域の全域、もしくは少な
くとも一部には設けることのない構成とすることができ
ることによって、より明るい表示が可能となる。
中心位置をずらすことができることから、不要電磁波や
不要紫外線の遮蔽層を、画素領域の全域、もしくは少な
くとも一部には設けることのない構成とすることができ
ることによって、より明るい表示が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による平面型プラズマ放電
表示装置の一実施形態の一例を、図1の一部の分解斜視
図を参照して説明する。しかしながら、本発明装置は、
この例に限られるものではない。
表示装置の一実施形態の一例を、図1の一部の分解斜視
図を参照して説明する。しかしながら、本発明装置は、
この例に限られるものではない。
【0016】この平面型プラズマ放電表示装置は、例え
ばガラス基板より成る第1および第2の基板1および2
が、所要の間隔を保持して対向され、図示しないが、そ
の周囲が気密的に例えばフリットシールによって封止さ
れて偏平容器が構成される。この例においては、第1の
基板1側から発光表示を観察する場合であり、この場
合、少なくとも第1の基板1は、表示光を透過する透明
ガラス基板によって構成される。
ばガラス基板より成る第1および第2の基板1および2
が、所要の間隔を保持して対向され、図示しないが、そ
の周囲が気密的に例えばフリットシールによって封止さ
れて偏平容器が構成される。この例においては、第1の
基板1側から発光表示を観察する場合であり、この場
合、少なくとも第1の基板1は、表示光を透過する透明
ガラス基板によって構成される。
【0017】第1の基板1側には、多数の第1の放電維
持電極S1 が並置配列されて成る第1の放電維持電極群
11が形成される。これら第1の放電維持電極S1 は、
第1の基板1の内面に例えば直接的、あるいは絶縁層、
絶縁基板等を介して間接的に被着形成された透明導電層
例えばITO(インジウム錫酸化物)によって構成する
ことができる。これら第1の放電維持電極S1 は、基板
1の基板面に沿う第1の方向(以下X方向という)に延
長する例えばストライプ状に、かつ相互に所要の間隔を
保持して平行に並置配列される。
持電極S1 が並置配列されて成る第1の放電維持電極群
11が形成される。これら第1の放電維持電極S1 は、
第1の基板1の内面に例えば直接的、あるいは絶縁層、
絶縁基板等を介して間接的に被着形成された透明導電層
例えばITO(インジウム錫酸化物)によって構成する
ことができる。これら第1の放電維持電極S1 は、基板
1の基板面に沿う第1の方向(以下X方向という)に延
長する例えばストライプ状に、かつ相互に所要の間隔を
保持して平行に並置配列される。
【0018】第1の放電維持電極群11の配置面上に
は、例えば全面的に、SiO2 等の誘電体層3が被着形
成され、その上に、例えばMgO等による仕事関数が
小、あるいは(および)2次電子放出比が高く、耐スパ
ッタリング性を有する表面層4が被覆される。
は、例えば全面的に、SiO2 等の誘電体層3が被着形
成され、その上に、例えばMgO等による仕事関数が
小、あるいは(および)2次電子放出比が高く、耐スパ
ッタリング性を有する表面層4が被覆される。
【0019】また、第1の基板1の例えば表面層4上
に、後述する隔壁5に対応して不要の電磁波や紫外線の
外部への放出を効率良く遮蔽することのできる例えば金
属薄膜やITO膜、金属網等による遮蔽膜9をストライ
プ状に被着形成する。
に、後述する隔壁5に対応して不要の電磁波や紫外線の
外部への放出を効率良く遮蔽することのできる例えば金
属薄膜やITO膜、金属網等による遮蔽膜9をストライ
プ状に被着形成する。
【0020】第2の基板2側には、複数の第2の放電維
持電極S2 が並置配列されて成る第2の放電維持電極群
12と、同様に複数のアドレス電極Aが並置配列されて
成るアドレス電極群13と、更に同様に複数のストライ
プ状の隔壁5が並置配列されて形成される。
持電極S2 が並置配列されて成る第2の放電維持電極群
12と、同様に複数のアドレス電極Aが並置配列されて
成るアドレス電極群13と、更に同様に複数のストライ
プ状の隔壁5が並置配列されて形成される。
【0021】アドレス電極Aは、第2の基板2上に例え
ば直接的にあるいは絶縁層、絶縁基板を介して間接的に
相互に所定の間隔を保持してストライプ状の導電性にす
ぐれた例えばAl,Ag,Cu,Ni,Cr等の金属層
が、上述したX方向と交叉例えば直交する第2の方向
(以下Y方向という)に延長して平行に並置配列されて
形成される。
ば直接的にあるいは絶縁層、絶縁基板を介して間接的に
相互に所定の間隔を保持してストライプ状の導電性にす
ぐれた例えばAl,Ag,Cu,Ni,Cr等の金属層
が、上述したX方向と交叉例えば直交する第2の方向
(以下Y方向という)に延長して平行に並置配列されて
形成される。
【0022】これらアドレス電極A、すなわちアドレス
電極群13を覆ってSiO2 等の誘電体層6が全面的に
形成され、この上に、各アドレス電極Aの配置部間にそ
れぞれ対応して、同様にY方向に延長するストライプ状
の絶縁性の隔壁5が、相互に平行に配列形成される。
電極群13を覆ってSiO2 等の誘電体層6が全面的に
形成され、この上に、各アドレス電極Aの配置部間にそ
れぞれ対応して、同様にY方向に延長するストライプ状
の絶縁性の隔壁5が、相互に平行に配列形成される。
【0023】そして、これら隔壁5に、隔壁5の延長方
向、すなわちY方向に延長して、それぞれ第2の放電維
持電極S2 が形成される。図1に示した例では、隔壁5
の頂面から所要の距離を隔てた隔壁内に、光透過性を必
要としない材料および厚さを有する導電性にすぐれた例
えばAl,Ag,Cu,Ni,Cr等の金属層によるス
トライプ状の第2の放電維持電極S2 を配置形成した場
合である。そして、これらストライプ状の第2の放電維
持電極S2 の両側縁が臨む隔壁5の側面にSiO2 等の
誘電体層7を形成し、更にその上に、前述した表面層4
と同様の例えばMgOによる表面層8を被着形成する。
向、すなわちY方向に延長して、それぞれ第2の放電維
持電極S2 が形成される。図1に示した例では、隔壁5
の頂面から所要の距離を隔てた隔壁内に、光透過性を必
要としない材料および厚さを有する導電性にすぐれた例
えばAl,Ag,Cu,Ni,Cr等の金属層によるス
トライプ状の第2の放電維持電極S2 を配置形成した場
合である。そして、これらストライプ状の第2の放電維
持電極S2 の両側縁が臨む隔壁5の側面にSiO2 等の
誘電体層7を形成し、更にその上に、前述した表面層4
と同様の例えばMgOによる表面層8を被着形成する。
【0024】また、各隔壁5間の溝内に、その溝の延長
方向に沿って、それぞれ、紫外線励起によって例えば
赤、緑および青の色光を発光する蛍光体R、GおよびB
を、順次配列塗布する。
方向に沿って、それぞれ、紫外線励起によって例えば
赤、緑および青の色光を発光する蛍光体R、GおよびB
を、順次配列塗布する。
【0025】この本発明構成による平面型プラズマ放電
表示装置における第1および第2の放電維持電極S1 お
よびS2 、アドレス電極A、隔壁5の平面的配置関係
は、図2に示すようになる。
表示装置における第1および第2の放電維持電極S1 お
よびS2 、アドレス電極A、隔壁5の平面的配置関係
は、図2に示すようになる。
【0026】このようにして、第1および第2の基板1
および2が、隔壁5によって所要の間隔に保持された状
態で対向される。また、同時にこの隔壁5によって、ま
た、この隔壁5における第2の放電維持電極S2 の配置
位置の選定等によって第1および第2の放電維持電極S
1 およびS2 の放電維持に際して対となる電極間間隔、
すなわち相互の交叉部における放電維持に寄与する部分
における間隔が設定される。図1においては、ストライ
プ状の第2の放電維持電極S2 の両側縁と各第1の放電
維持電極S1 との間隔を所定の間隔に設定する。この間
隔は、例えば50μm以下、好ましくは20μm以下の
例えば10μmに設定する。更に、同時にアドレス電極
Aと第1の放電維持電極S1 との間隔を、100μm以
上例えば130μmに設定する。
および2が、隔壁5によって所要の間隔に保持された状
態で対向される。また、同時にこの隔壁5によって、ま
た、この隔壁5における第2の放電維持電極S2 の配置
位置の選定等によって第1および第2の放電維持電極S
1 およびS2 の放電維持に際して対となる電極間間隔、
すなわち相互の交叉部における放電維持に寄与する部分
における間隔が設定される。図1においては、ストライ
プ状の第2の放電維持電極S2 の両側縁と各第1の放電
維持電極S1 との間隔を所定の間隔に設定する。この間
隔は、例えば50μm以下、好ましくは20μm以下の
例えば10μmに設定する。更に、同時にアドレス電極
Aと第1の放電維持電極S1 との間隔を、100μm以
上例えば130μmに設定する。
【0027】そして、第1および第2の基板1および2
によって形成された気密空間内が排気され、所要のガ
ス、例えばHe,Ne,Ar,Xe,Kr等の希ガスの
うちの1種以上のガス、例えばNeとXeとの最適化さ
れた混合ガスによるいわゆるペニングガスが封入され
る。この封入ガスの圧力は、アドレス電極A、放電維持
電極S1 およびS2 の各間隔等に関連して安定して高輝
度、高効率の放電を維持できる圧力をもって封入され
る。
によって形成された気密空間内が排気され、所要のガ
ス、例えばHe,Ne,Ar,Xe,Kr等の希ガスの
うちの1種以上のガス、例えばNeとXeとの最適化さ
れた混合ガスによるいわゆるペニングガスが封入され
る。この封入ガスの圧力は、アドレス電極A、放電維持
電極S1 およびS2 の各間隔等に関連して安定して高輝
度、高効率の放電を維持できる圧力をもって封入され
る。
【0028】この平面型プラズマ放電表示装置の駆動
は、リセット期間と、アドレス期間と、サステイン(放
電維持)期間とを有し、アドレス期間においてそれぞれ
選択されたアドレス電極Aと、第1の放電維持電極S1
との間に、所要の放電開始電圧を印加することによっ
て、これらが交叉する部分において電荷の蓄積を生じさ
せ、高周波放電現象による放電の立ち上げ、すなわち放
電を開始させる。そして、次のサステイン期間で、第1
および第2の放電維持電極S1 およびS2 間に、所要の
交流電圧を印加することによって、この部分における放
電空間中にプラズマを発生させ、同時に電荷蓄積を行い
放電を持続すなわち放電維持させる。そして、この放電
によって発生する紫外線によってこの交叉部に対応する
上述した各色の蛍光体R,GおよびBを発光させる。
は、リセット期間と、アドレス期間と、サステイン(放
電維持)期間とを有し、アドレス期間においてそれぞれ
選択されたアドレス電極Aと、第1の放電維持電極S1
との間に、所要の放電開始電圧を印加することによっ
て、これらが交叉する部分において電荷の蓄積を生じさ
せ、高周波放電現象による放電の立ち上げ、すなわち放
電を開始させる。そして、次のサステイン期間で、第1
および第2の放電維持電極S1 およびS2 間に、所要の
交流電圧を印加することによって、この部分における放
電空間中にプラズマを発生させ、同時に電荷蓄積を行い
放電を持続すなわち放電維持させる。そして、この放電
によって発生する紫外線によってこの交叉部に対応する
上述した各色の蛍光体R,GおよびBを発光させる。
【0029】この場合、アドレス電極Aと第1の放電維
持電極S1 との間隔が、例えば100μm以上に選定さ
れていることから、これら間の放電、すなわち放電開始
の放電は、いわゆる負グロー放電が発生する。そして、
放電維持に関しては、第1および第2の維持電極間間隔
を、50μm以下好ましくは20μm以下の例えば10
μmに選定することによって、この放電は、主として陰
極グロー放電によって行う。
持電極S1 との間隔が、例えば100μm以上に選定さ
れていることから、これら間の放電、すなわち放電開始
の放電は、いわゆる負グロー放電が発生する。そして、
放電維持に関しては、第1および第2の維持電極間間隔
を、50μm以下好ましくは20μm以下の例えば10
μmに選定することによって、この放電は、主として陰
極グロー放電によって行う。
【0030】このように陰極グロー放電によるときは、
従来と同等の電力を投入した場合は、その放電効率、紫
外線発生効率を高めることができる。また、負グロー放
電の場合に比し同一ないしはそれ以上の輝度を得る場合
において放電維持電圧を小さくすることができる。
従来と同等の電力を投入した場合は、その放電効率、紫
外線発生効率を高めることができる。また、負グロー放
電の場合に比し同一ないしはそれ以上の輝度を得る場合
において放電維持電圧を小さくすることができる。
【0031】上述の本発明による平面型プラズマ放電表
示装置においては、図2で模式的に示すように、その放
電領域20は、隔壁5間の、鎖線を付して示した第1お
よび第2の放電維持電極S1 およびS2 の交叉部の第2
の放電維持電極S2 の側縁近傍となり、発光領域すなわ
ち画素領域21は、実線aで囲んで示す隔壁5間の蛍光
体が塗布されたアドレス電極A上となる。したがって、
これら放電領域20と、画素領域21の少なくとも互い
の中心は、相互にずれる。したがって、第1の基板1側
に配置する放電部から発生する不要電磁波や紫外線を遮
蔽する遮蔽膜9は、殆ど画素領域21を覆うことのない
位置および幅をもって形成することができる。
示装置においては、図2で模式的に示すように、その放
電領域20は、隔壁5間の、鎖線を付して示した第1お
よび第2の放電維持電極S1 およびS2 の交叉部の第2
の放電維持電極S2 の側縁近傍となり、発光領域すなわ
ち画素領域21は、実線aで囲んで示す隔壁5間の蛍光
体が塗布されたアドレス電極A上となる。したがって、
これら放電領域20と、画素領域21の少なくとも互い
の中心は、相互にずれる。したがって、第1の基板1側
に配置する放電部から発生する不要電磁波や紫外線を遮
蔽する遮蔽膜9は、殆ど画素領域21を覆うことのない
位置および幅をもって形成することができる。
【0032】尚、図1に示した例では、第2の放電維持
電極S2 を、その両側縁が隔壁5の側面に臨むように配
置した場合であるが、図3にその要部の断面図を示すよ
うに、隔壁5内に埋込んでその両側縁が、隔壁5の側面
に臨むことのない配置とする場合は、隔壁5自体をもっ
て誘電体層とし、図1における誘電体層7の形成を省略
することができる。また、あるいは、図4にその要部の
断面図を示すように、第2の放電維持電極S2 を、隔壁
5の頂面に配置することもできる。図3および図4にお
いて図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。
電極S2 を、その両側縁が隔壁5の側面に臨むように配
置した場合であるが、図3にその要部の断面図を示すよ
うに、隔壁5内に埋込んでその両側縁が、隔壁5の側面
に臨むことのない配置とする場合は、隔壁5自体をもっ
て誘電体層とし、図1における誘電体層7の形成を省略
することができる。また、あるいは、図4にその要部の
断面図を示すように、第2の放電維持電極S2 を、隔壁
5の頂面に配置することもできる。図3および図4にお
いて図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。
【0033】そのほか図示しないが、第2の放電維持電
極S2 を、隔壁5の側面に沿って配置するなど種々の配
置構成を採ることができる。
極S2 を、隔壁5の側面に沿って配置するなど種々の配
置構成を採ることができる。
【0034】上述した例では、第1の基板1側に第1の
放電維持電極S1 を形成し、第2の基板2側に第2の放
電維持電極S2 を形成した場合であるが、他の一実施形
態として、例えば図5にその一例の一部の分解斜視図を
示すように、第1の基板1側に第1および第2の放電維
持電極S1 およびS2 を共に配置した構成とすることが
できる。図5において、図1と対応する部分には同一符
号を付して重複説明を省略するが、この場合は、図1に
示したと同様に第1の基板1に、第1の放電維持電極S
1 を形成して後、例えば全面的に絶縁層、すなわち誘電
体層3を形成して後、これによって第1の放電維持電極
S1 と電気的に絶縁した状態で、この上に、ストライプ
状の第2の放電維持電極S2 を、隔壁5に対向する位置
に、すなわちY方向に沿って形成する。あるいは、第2
の放電維持電極S2 を形成した後に、第1の放電維持電
極S1 の形成を行うこともできる。
放電維持電極S1 を形成し、第2の基板2側に第2の放
電維持電極S2 を形成した場合であるが、他の一実施形
態として、例えば図5にその一例の一部の分解斜視図を
示すように、第1の基板1側に第1および第2の放電維
持電極S1 およびS2 を共に配置した構成とすることが
できる。図5において、図1と対応する部分には同一符
号を付して重複説明を省略するが、この場合は、図1に
示したと同様に第1の基板1に、第1の放電維持電極S
1 を形成して後、例えば全面的に絶縁層、すなわち誘電
体層3を形成して後、これによって第1の放電維持電極
S1 と電気的に絶縁した状態で、この上に、ストライプ
状の第2の放電維持電極S2 を、隔壁5に対向する位置
に、すなわちY方向に沿って形成する。あるいは、第2
の放電維持電極S2 を形成した後に、第1の放電維持電
極S1 の形成を行うこともできる。
【0035】そして、これら第1および第2の放電維持
電極S1 およびS2 を覆って例えば全面的に前述した例
えばMgOによる表面層4を形成する。この場合におい
ても、第1および第2の放電維持電極S1 およびS2 の
交叉部における間隔は、例えば50μm以下好ましくは
20μm以下の例えば10μmとなるように、誘電体層
3の厚さの選定がなされる。
電極S1 およびS2 を覆って例えば全面的に前述した例
えばMgOによる表面層4を形成する。この場合におい
ても、第1および第2の放電維持電極S1 およびS2 の
交叉部における間隔は、例えば50μm以下好ましくは
20μm以下の例えば10μmとなるように、誘電体層
3の厚さの選定がなされる。
【0036】尚、上述した各実施形態の各例では、誘電
体層3を、第1の放電維持電極S1の配置部全面に、す
なわち第1の放電維持電極群11を全面的に覆って形成
した場合であるが、第1の放電維持電極S1 上に限定的
に形成することもできる。
体層3を、第1の放電維持電極S1の配置部全面に、す
なわち第1の放電維持電極群11を全面的に覆って形成
した場合であるが、第1の放電維持電極S1 上に限定的
に形成することもできる。
【0037】上述したように、本発明による平面型プラ
ズマ放電表示装置においては、その第1および第2の放
電維持電極S1 およびS2 を交叉させる構成としたこと
によって、第1の放電維持電極群11の放電維持電極S
1 間の間隔を大にすることができる。したがって、その
開口率を大とすることができることによって明るい表示
を行うことができる。
ズマ放電表示装置においては、その第1および第2の放
電維持電極S1 およびS2 を交叉させる構成としたこと
によって、第1の放電維持電極群11の放電維持電極S
1 間の間隔を大にすることができる。したがって、その
開口率を大とすることができることによって明るい表示
を行うことができる。
【0038】また、放電領域20と画素領域21の中心
位置をずらすことができることによって、放電領域20
を含む領域に限定的に、遮蔽膜9を形成し、画素領域2
1の少なくとも一部上においては、遮蔽膜9が形成され
ない構造とすることができる。更に、上述したように開
口率を高めることができることによって、第1の放電維
持電極S1 の間隔および幅を従来に比し大とすることが
できるので、この上に形成する誘電体層3のパターン化
が可能となる。つまり、この誘電体層3を、画素領域2
1の少なくとも一部上において排除する構成とすること
によって、表示発光の外部への光導出率を高めることが
でき、より明るい表示を行うことができる。
位置をずらすことができることによって、放電領域20
を含む領域に限定的に、遮蔽膜9を形成し、画素領域2
1の少なくとも一部上においては、遮蔽膜9が形成され
ない構造とすることができる。更に、上述したように開
口率を高めることができることによって、第1の放電維
持電極S1 の間隔および幅を従来に比し大とすることが
できるので、この上に形成する誘電体層3のパターン化
が可能となる。つまり、この誘電体層3を、画素領域2
1の少なくとも一部上において排除する構成とすること
によって、表示発光の外部への光導出率を高めることが
でき、より明るい表示を行うことができる。
【0039】あるいは、また、上述したように、開口率
が高められることによって、従来構造と同程度もしくは
それ以上に保持した状態で、透明導電層による第1の放
電維持電極S1 の幅および厚さを大とすることができる
ことから、この第1の放電維持電極S1 の電気抵抗を小
さくすることができて、或る場合はバス電極の配置の省
略、あるいは幅狭化が可能となることから、より明るさ
の改善が図られる。
が高められることによって、従来構造と同程度もしくは
それ以上に保持した状態で、透明導電層による第1の放
電維持電極S1 の幅および厚さを大とすることができる
ことから、この第1の放電維持電極S1 の電気抵抗を小
さくすることができて、或る場合はバス電極の配置の省
略、あるいは幅狭化が可能となることから、より明るさ
の改善が図られる。
【0040】また、上述したように、放電維持電極S1
およびS2 間の間隔を、50μm以下好ましくは20μ
mの例えば10μmとすることによって、これらの放電
を主として陰極グロー放電による放電態様とすることが
でき、この放電は、負グロー放電に比し、その駆動電力
の低減化、プラズマ発生率の向上、したがって、紫外線
発生率の向上を図ることができることから、発光輝度の
向上を図ることができ、また節電、特に大画面表示にお
いて大きな節電効果を奏することができる。
およびS2 間の間隔を、50μm以下好ましくは20μ
mの例えば10μmとすることによって、これらの放電
を主として陰極グロー放電による放電態様とすることが
でき、この放電は、負グロー放電に比し、その駆動電力
の低減化、プラズマ発生率の向上、したがって、紫外線
発生率の向上を図ることができることから、発光輝度の
向上を図ることができ、また節電、特に大画面表示にお
いて大きな節電効果を奏することができる。
【0041】次に、上述した本発明による平面型プラズ
マ放電表示装置を製造する方法の一例を、図1の構成に
よる平面型プラズマ放電表示装置を得る場合について説
明する。第1の基板1側について説明すると、この場
合、例えばガラス基板1が用意され、この基板1の内面
に、例えば直接的に、第1の放電維持電極S1 を形成す
る。この第1の放電維持電極S1 の形成は、例えば基板
1の内面に全面的に透明導電層、例えばITOや、酸化
錫等を例えばスパッタリング等の周知の薄膜技術によっ
て成膜し、これを例えばフォトリソグラフィにほるパタ
ーンエッチングによって前述したように、X方向に延長
するストライプ状の複数の第1の放電維持電極S1 を平
行配列して形成する。
マ放電表示装置を製造する方法の一例を、図1の構成に
よる平面型プラズマ放電表示装置を得る場合について説
明する。第1の基板1側について説明すると、この場
合、例えばガラス基板1が用意され、この基板1の内面
に、例えば直接的に、第1の放電維持電極S1 を形成す
る。この第1の放電維持電極S1 の形成は、例えば基板
1の内面に全面的に透明導電層、例えばITOや、酸化
錫等を例えばスパッタリング等の周知の薄膜技術によっ
て成膜し、これを例えばフォトリソグラフィにほるパタ
ーンエッチングによって前述したように、X方向に延長
するストライプ状の複数の第1の放電維持電極S1 を平
行配列して形成する。
【0042】次に、図1に示すように、第1の放電維持
電極S1 の例えば一側縁に沿ってバス電極11bを被着
形成する。このバス電極11bの形成は、先ず放電維持
電極S1 を覆って全面的に、良導電性のAg,Al,N
i,Cu,Cr等の金属を、スパッタリング等によって
形成し、その後、所要のパターン、すなわち各放電維持
電極S1 上に、これら放電維持電極S1 の延長方向に沿
い、かつ放電維持電極S1 の幅より充分幅狭のパターン
に、例えばフォトリソグラフィによるパターンエッチン
グを行って形成する。あるいは、導電材をスクリーン印
刷によって上述した所要のパターンに印刷することによ
って、上述したパターンのバス電極11bの形成を行う
こともできる。
電極S1 の例えば一側縁に沿ってバス電極11bを被着
形成する。このバス電極11bの形成は、先ず放電維持
電極S1 を覆って全面的に、良導電性のAg,Al,N
i,Cu,Cr等の金属を、スパッタリング等によって
形成し、その後、所要のパターン、すなわち各放電維持
電極S1 上に、これら放電維持電極S1 の延長方向に沿
い、かつ放電維持電極S1 の幅より充分幅狭のパターン
に、例えばフォトリソグラフィによるパターンエッチン
グを行って形成する。あるいは、導電材をスクリーン印
刷によって上述した所要のパターンに印刷することによ
って、上述したパターンのバス電極11bの形成を行う
こともできる。
【0043】その後、全面的に例えばSiO2 による誘
電体層3を、例えばCVD(Chemical Vapor Depositio
n) 法等によって形成する。また、必要に応じて前述し
たように、この誘電体層3に対し、フォトリソグラフィ
によるパターンエッチングによって、例えば第1の放電
維持電極S1 上を除く、例えば最終的に画素領域となる
部分の誘電体層3を除去する。
電体層3を、例えばCVD(Chemical Vapor Depositio
n) 法等によって形成する。また、必要に応じて前述し
たように、この誘電体層3に対し、フォトリソグラフィ
によるパターンエッチングによって、例えば第1の放電
維持電極S1 上を除く、例えば最終的に画素領域となる
部分の誘電体層3を除去する。
【0044】そして、全面的に表面層4を例えばMgO
を約0.5μm〜1.0μmに、例えば電子ビーム蒸着
法によって形成する。この表面層4の形成の後、または
前に、遮蔽膜9を前述した所定の位置およびパターンに
形成する。
を約0.5μm〜1.0μmに、例えば電子ビーム蒸着
法によって形成する。この表面層4の形成の後、または
前に、遮蔽膜9を前述した所定の位置およびパターンに
形成する。
【0045】一方、第2の基板2に係わる製造方法につ
いて説明する。この場合においても、例えばガラス基板
による第2の基板2が用意され、その内面に例えば直接
的に、アドレス電極Aの形成がなされる。このアドレス
電極Aの形成は、前述したバス電極11bの形成方法と
同様に、例えば全面的に、良導電性のAg,Al,N
i,Cu,Cr等の金属を、スパッタリング等によって
形成し、その後、所要のパターン、すなわちY方向に延
びる複数のストライプ状のパターンに、例えばフォトリ
ソグラフィによるパターンエッチングを行って形成す
る。あるいは、導電材を所要のパターンに例えばスクリ
ーン印刷によって被着して所要のパターンの複数のアド
レス電極Aを形成することもできる。
いて説明する。この場合においても、例えばガラス基板
による第2の基板2が用意され、その内面に例えば直接
的に、アドレス電極Aの形成がなされる。このアドレス
電極Aの形成は、前述したバス電極11bの形成方法と
同様に、例えば全面的に、良導電性のAg,Al,N
i,Cu,Cr等の金属を、スパッタリング等によって
形成し、その後、所要のパターン、すなわちY方向に延
びる複数のストライプ状のパターンに、例えばフォトリ
ソグラフィによるパターンエッチングを行って形成す
る。あるいは、導電材を所要のパターンに例えばスクリ
ーン印刷によって被着して所要のパターンの複数のアド
レス電極Aを形成することもできる。
【0046】次に、全面的に、例えばSiO2 による誘
電体層(絶縁層)6を、CVD法等によって形成し、こ
の上の、各アドレス電極A間に所要の高さ、例えば約1
00μm以上例えば150μm程度の高さの隔壁5を形
成する。図1の例では、隔壁5が隔壁本体5Aと、その
上に形成した絶縁層5Bとによって構成し、これら間に
第2の放電維持電極S2 を形成するようにした場合であ
る。この場合、先ず隔壁本体5Aの形成を行う。この形
成は、例えばガラスペーストを用いて所定のパターンに
印刷し、これを乾燥するという作業を繰り返すことによ
って形成することができる。あるいは、所要の厚さに全
面的にガラスペーストを塗布し、乾燥し、この上に例え
ばフォトレジスト層によるマスクを形成し、サンドブラ
ストによってマスクによって覆われていない部分を除去
することによって隔壁本体5Aの形成を行うこともでき
る。
電体層(絶縁層)6を、CVD法等によって形成し、こ
の上の、各アドレス電極A間に所要の高さ、例えば約1
00μm以上例えば150μm程度の高さの隔壁5を形
成する。図1の例では、隔壁5が隔壁本体5Aと、その
上に形成した絶縁層5Bとによって構成し、これら間に
第2の放電維持電極S2 を形成するようにした場合であ
る。この場合、先ず隔壁本体5Aの形成を行う。この形
成は、例えばガラスペーストを用いて所定のパターンに
印刷し、これを乾燥するという作業を繰り返すことによ
って形成することができる。あるいは、所要の厚さに全
面的にガラスペーストを塗布し、乾燥し、この上に例え
ばフォトレジスト層によるマスクを形成し、サンドブラ
ストによってマスクによって覆われていない部分を除去
することによって隔壁本体5Aの形成を行うこともでき
る。
【0047】その後、例えば全面的に、良導電性のA
g,Al,Ni,Cu,Cr等の金属を、スパッタリン
グ等によって形成し、その後、隔壁本体5A上の金属層
を残して他部を、例えばフォトリソグラフィによるパタ
ーンエッチングによって除去して、第2の放電維持電極
S2 の形成を行う。
g,Al,Ni,Cu,Cr等の金属を、スパッタリン
グ等によって形成し、その後、隔壁本体5A上の金属層
を残して他部を、例えばフォトリソグラフィによるパタ
ーンエッチングによって除去して、第2の放電維持電極
S2 の形成を行う。
【0048】次に、この放電維持電極S2 を覆って、S
iO2 等を、スパッタリング等によって形成して、絶縁
層5Bと、更に例えば誘電体層6の形成とを同時に行
う。
iO2 等を、スパッタリング等によって形成して、絶縁
層5Bと、更に例えば誘電体層6の形成とを同時に行
う。
【0049】その後、各隔壁5間の溝部内に、各色の蛍
光体R,GおよびBを、所要の順序をもってそれぞれ2
つおきの溝部に、感光性蛍光体スラリーを用いた、塗
布、露光の手順で形成するとか印刷によって形成する。
光体R,GおよびBを、所要の順序をもってそれぞれ2
つおきの溝部に、感光性蛍光体スラリーを用いた、塗
布、露光の手順で形成するとか印刷によって形成する。
【0050】次に、隔壁5の、両側面側上方から斜め蒸
着によって、例えばMgOによる前述した表面層8の形
成を行う。
着によって、例えばMgOによる前述した表面層8の形
成を行う。
【0051】このようにしてそれぞれの電極が形成され
た第1および第2の基板1および2を、第1の放電維持
電極S1 の延長方向と、第2の放電維持電極S2 ,アド
レス電極A,隔壁5の延長方向とが交叉例えば直交する
ように、対向させ、両基板の周辺部をフリットシール等
によって気密的に封止する。そして、その封止部に設け
た通気口を通じて、第1および第2の基板1および2間
に形成された空間の排気を行い、前述した所要のガスの
導入を行い通気口を封止する。
た第1および第2の基板1および2を、第1の放電維持
電極S1 の延長方向と、第2の放電維持電極S2 ,アド
レス電極A,隔壁5の延長方向とが交叉例えば直交する
ように、対向させ、両基板の周辺部をフリットシール等
によって気密的に封止する。そして、その封止部に設け
た通気口を通じて、第1および第2の基板1および2間
に形成された空間の排気を行い、前述した所要のガスの
導入を行い通気口を封止する。
【0052】また、実際には、第1および第2の基板1
および2の、少なくとも各1側縁は、互いに他の基板2
および1から突出させて外部に導出させ、これら側縁
に、第1の放電維持電極S1 の端部、第2の放電維持電
極S2 およびアドレス電極Aの端部を導出してこれらを
それぞれの給電端子とする。
および2の、少なくとも各1側縁は、互いに他の基板2
および1から突出させて外部に導出させ、これら側縁
に、第1の放電維持電極S1 の端部、第2の放電維持電
極S2 およびアドレス電極Aの端部を導出してこれらを
それぞれの給電端子とする。
【0053】上述した製造方法の例は、図1で示した平
面型プラズマ放電表示装置を得る場合であるが、図5で
示した実施形態による平面型プラズマ放電表示装置、す
なわち第1の基板1側に、第1および第2の放電維持電
極S2 を形成する構成とする場合においては、前述した
第1の基板1側の製造工程において、第1の放電維持電
極S1 の形成および誘電体層3の形成後に、この上に第
2の放電維持電極S2を形成する。この第2の放電維持
電極S2 の形成は、例えば前述したと同様に、全面的
に、良導電性のAg,Al,Ni,Cu,Cr等の金属
をスパッタリング等によって形成し、例えばフォトリソ
グラフィによるパターンエッチングを行うことによって
形成することができる。そして、この場合は、第2の基
板2側の製造工程において、上述した第2の放電維持電
極S2 の形成工程、絶縁層5Bの形成等を省略する。
面型プラズマ放電表示装置を得る場合であるが、図5で
示した実施形態による平面型プラズマ放電表示装置、す
なわち第1の基板1側に、第1および第2の放電維持電
極S2 を形成する構成とする場合においては、前述した
第1の基板1側の製造工程において、第1の放電維持電
極S1 の形成および誘電体層3の形成後に、この上に第
2の放電維持電極S2を形成する。この第2の放電維持
電極S2 の形成は、例えば前述したと同様に、全面的
に、良導電性のAg,Al,Ni,Cu,Cr等の金属
をスパッタリング等によって形成し、例えばフォトリソ
グラフィによるパターンエッチングを行うことによって
形成することができる。そして、この場合は、第2の基
板2側の製造工程において、上述した第2の放電維持電
極S2 の形成工程、絶縁層5Bの形成等を省略する。
【0054】尚、本発明による平面型プラズマ放電表示
装置およびその製造方法は、上述した例に限られるもの
ではなく、種々の変形変更を行うことができるものであ
る。
装置およびその製造方法は、上述した例に限られるもの
ではなく、種々の変形変更を行うことができるものであ
る。
【0055】
【発明の効果】上述したように、本発明による平面型プ
ラズマ放電表示装置においては、その第1および第2の
放電維持電極S1 およびS2 を交叉させた構成とするこ
とによって、第1の放電維持電極S1 相互の間隔を大に
することができる。したがって、その開口率を大とする
ことができることによって明るい表示を行うことができ
る。また、放電領域と画素領域とがずれることによっ
て、不要電磁波や紫外線の外部への放出を遮蔽する遮蔽
膜を限定された位置に形成し、画素領域の少なくとも一
部上においてこの遮蔽膜が形成されない構造とすること
ができることによって、より明るい表示を行うことがで
きる。更に、開口率を高めることができることによっ
て、第1の放電維持電極の間隔および幅を従来に比し大
とすることができるので、この上に形成する誘電体層の
パターン化が可能となり、更にこの誘電体層の存在によ
る表示発光の減衰を回避でき、より明るい表示を行うこ
とができる。
ラズマ放電表示装置においては、その第1および第2の
放電維持電極S1 およびS2 を交叉させた構成とするこ
とによって、第1の放電維持電極S1 相互の間隔を大に
することができる。したがって、その開口率を大とする
ことができることによって明るい表示を行うことができ
る。また、放電領域と画素領域とがずれることによっ
て、不要電磁波や紫外線の外部への放出を遮蔽する遮蔽
膜を限定された位置に形成し、画素領域の少なくとも一
部上においてこの遮蔽膜が形成されない構造とすること
ができることによって、より明るい表示を行うことがで
きる。更に、開口率を高めることができることによっ
て、第1の放電維持電極の間隔および幅を従来に比し大
とすることができるので、この上に形成する誘電体層の
パターン化が可能となり、更にこの誘電体層の存在によ
る表示発光の減衰を回避でき、より明るい表示を行うこ
とができる。
【0056】また、上述したように、開口率が高められ
ることによって、従来構造と同程度もしくはそれ以上の
開口率を保持した状態で、透明導電層による第1の放電
維持電極S1 の幅および厚さを大とすることができるこ
とから、この第1の放電維持電極の電気抵抗を小さくす
ることができて、バス電極の配置の省略、あるいは幅狭
化が可能となることから、より明るさの改善が図られ
る。
ることによって、従来構造と同程度もしくはそれ以上の
開口率を保持した状態で、透明導電層による第1の放電
維持電極S1 の幅および厚さを大とすることができるこ
とから、この第1の放電維持電極の電気抵抗を小さくす
ることができて、バス電極の配置の省略、あるいは幅狭
化が可能となることから、より明るさの改善が図られ
る。
【0057】また、上述したように、第1および第2の
放電維持電極間の間隔を、50μm以下好ましくは20
μmの例えば10μmとすることによって、これらの放
電を主として陰極グロー放電による放電態様とすること
ができ、この放電は、負グロー放電に比し、その駆動電
力の低減化が図られ、負グロー放電の場合と同等の電力
を投入した場合、プラズマ発生率の向上、したがって、
紫外線発生率の向上を図ることができることから、発光
輝度の向上を図ることができる。また、陰極グロー放電
による構成とすることによって、節電、特に大画面表示
において大きな節電効果を奏することができる。この駆
動電力の低減化によって放熱手段例えば、放熱ファンの
省略、または小型化、個数の減少化を図るとか、放熱フ
ィンの枚数、小型等を図ることができ、平面型プラズマ
放電表示装置の軽量化を図ることができる。
放電維持電極間の間隔を、50μm以下好ましくは20
μmの例えば10μmとすることによって、これらの放
電を主として陰極グロー放電による放電態様とすること
ができ、この放電は、負グロー放電に比し、その駆動電
力の低減化が図られ、負グロー放電の場合と同等の電力
を投入した場合、プラズマ発生率の向上、したがって、
紫外線発生率の向上を図ることができることから、発光
輝度の向上を図ることができる。また、陰極グロー放電
による構成とすることによって、節電、特に大画面表示
において大きな節電効果を奏することができる。この駆
動電力の低減化によって放熱手段例えば、放熱ファンの
省略、または小型化、個数の減少化を図るとか、放熱フ
ィンの枚数、小型等を図ることができ、平面型プラズマ
放電表示装置の軽量化を図ることができる。
【図1】本発明による平面型プラズマ放電表示装置の一
例の一部の分解斜視図である。
例の一部の分解斜視図である。
【図2】本発明による平面型プラズマ放電表示装置の電
極配置を示す平面図である。
極配置を示す平面図である。
【図3】本発明による平面型プラズマ放電表示装置の他
の一例の要部の断面図である。
の一例の要部の断面図である。
【図4】本発明による平面型プラズマ放電表示装置の更
に他の一例の要部の断面図である。
に他の一例の要部の断面図である。
【図5】本発明による平面型プラズマ放電表示装置の更
に他の一例の要部の分解斜視図である。
に他の一例の要部の分解斜視図である。
【図6】従来の平面型プラズマ放電表示装置の一部の斜
視図である。
視図である。
【図7】従来の平面型プラズマ放電表示装置の一部の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図8】従来の平面型プラズマ放電表示装置の電極等の
配置関係を示す平面図である。
配置関係を示す平面図である。
S1 ・・・第1の放電維持電極、S2 ・・・第2の放電
維持電極、A・・・アドレス電極、1・・・第1の基
板、2・・・第2の基板、3,6,7・・・誘電体層、
4,8・・・表面層、5・・・隔壁、5A・・・隔壁本
体、5B・・・絶縁層、9・・・遮蔽膜、11・・・第
1の放電維持電極群、11b・・・バス電極、12・・
・第2の放電維持電極群、13・・・アドレス電極群、
101・・・第1の基板、102・・・第2の基板、1
03・・・第1の放電維持電極、104・・・第2の放
電維持電極、105・・・放電維持電極群、103b,
104b・・・バス電極、106・・・隔壁、107・
・・アドレス電極、108・・・アドレス電極群
維持電極、A・・・アドレス電極、1・・・第1の基
板、2・・・第2の基板、3,6,7・・・誘電体層、
4,8・・・表面層、5・・・隔壁、5A・・・隔壁本
体、5B・・・絶縁層、9・・・遮蔽膜、11・・・第
1の放電維持電極群、11b・・・バス電極、12・・
・第2の放電維持電極群、13・・・アドレス電極群、
101・・・第1の基板、102・・・第2の基板、1
03・・・第1の放電維持電極、104・・・第2の放
電維持電極、105・・・放電維持電極群、103b,
104b・・・バス電極、106・・・隔壁、107・
・・アドレス電極、108・・・アドレス電極群
Claims (9)
- 【請求項1】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、 複数のアドレス電極が並置配列されて成るアドレス電極
群と、 複数の第1の放電維持電極が並置配列されて成る第1の
放電維持電極群と、 上記第1の放電維持電極との間で放電維持動作がなされ
る複数の第2の放電維持電極が並置配列されて成る第2
の放電維持電極群とを有し、 上記第1の基板側に、上記第1の放電維持電極群が形成
され、 上記第2の基板側に、上記アドレス電極群が形成され、 上記第1の基板側あるいは上記第2の基板側に、上記第
2の放電維持電極群が形成され、 上記第1の放電維持電極と、上記第2の放電維持電極と
は、少なくとも誘電体層を介して対向配置され、 上記第1の放電維持電極と、上記第2の放電維持電極と
は、それぞれその主たる延長方向が、互いに交叉する第
1および第2の方向に選定されて成ることを特徴とする
平面型プラズマ放電表示装置。 - 【請求項2】 上記第1および第2の放電維持電極間の
放電が、主として陰極グロー放電による放電としたこと
を特徴とする請求項1に記載の平面型プラズマ放電表示
装置。 - 【請求項3】 上記第1および第2の放電維持電極間の
放電維持のための電極間距離が、50μm以下とされ
て、主として陰極グロー放電による放電維持がなされる
ことを特徴とする請求項1に記載の平面型プラズマ放電
表示装置。 - 【請求項4】 上記第1の放電維持電極が、透明電極よ
り成ることを特徴とする請求項1に記載の平面型プラズ
マ放電表示装置。 - 【請求項5】 上記アドレス電極は、上記第2の放電維
持電極に対応して設けられ、 上記アドレス電極の主たる延長方向が、ほぼ上記第2の
方向に選定されて成ることを特徴とする請求項1に記載
の平面型プラズマ放電表示装置。 - 【請求項6】 上記第1および第2の基板間に、上記第
2の方向に延長する複数の隔壁が並置配列され、上記各
第2の放電維持電極が上記隔壁に配置されて成ることを
特徴とする請求項1に記載の平面型プラズマ放電表示装
置。 - 【請求項7】 上記第1および第2の基板間に、上記第
2の方向に延長する複数の隔壁が並置配列され、該隣り
合う隔壁間に、上記アドレス電極が、配置されて成るこ
とを特徴とする請求項1に記載の平面型プラズマ放電表
示装置。 - 【請求項8】 上記第1および第2の基板間に、上記第
2の方向に延長する複数の隔壁が並置配列され、該隣り
合う隔壁間に、蛍光体が塗布されて成ることを特徴とす
る請求項1に記載の平面型プラズマ放電表示装置。 - 【請求項9】 上記第2の放電維持電極との対向面に限
定的に、不要の電磁波および紫外線の放出を遮蔽するス
トライプ状の遮蔽層が形成されたことを特徴とする請求
項1に記載の平面型プラズマ放電表示装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229867A JP2001052622A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 平面型プラズマ放電表示装置 |
US09/634,634 US6512499B1 (en) | 1999-08-16 | 2000-08-08 | Flat plasma discharge display device |
KR1020000046277A KR20010050035A (ko) | 1999-08-16 | 2000-08-10 | 평면형 플라스마방전 표시장치 |
EP00402279A EP1077467A1 (en) | 1999-08-16 | 2000-08-11 | Flat plasma discharge display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229867A JP2001052622A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 平面型プラズマ放電表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001052622A true JP2001052622A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16898954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11229867A Pending JP2001052622A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 平面型プラズマ放電表示装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6512499B1 (ja) |
EP (1) | EP1077467A1 (ja) |
JP (1) | JP2001052622A (ja) |
KR (1) | KR20010050035A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004241379A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-26 | Toray Ind Inc | プラズマディスプレイ部材およびプラズマディスプレイ、並びにプラズマディスプレイ部材の製造方法 |
JP2006032051A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Toray Ind Inc | ディスプレイ部材の製造方法。 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000357462A (ja) * | 1998-10-23 | 2000-12-26 | Sony Corp | 平面型プラズマ放電表示装置と駆動方法 |
JP4675517B2 (ja) * | 2001-07-24 | 2011-04-27 | 株式会社日立製作所 | プラズマディスプレイ装置 |
KR100447125B1 (ko) * | 2002-03-08 | 2004-09-04 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
KR100490542B1 (ko) | 2002-11-26 | 2005-05-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 어드레스기간과 유지기간의 혼합 방식으로 동작하는패널구동방법 및 그 장치 |
KR100589393B1 (ko) * | 2004-04-29 | 2006-06-14 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
KR20050107050A (ko) * | 2004-05-07 | 2005-11-11 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
KR100670301B1 (ko) * | 2005-03-07 | 2007-01-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
US7145512B2 (en) * | 2005-03-30 | 2006-12-05 | Lucent Technologies Inc. | Reconfigurable plasma antenna with interconnected gas enclosures |
KR100659879B1 (ko) | 2005-06-13 | 2006-12-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248765B2 (ja) | 1971-10-18 | 1977-12-12 | ||
JPS5830038A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-22 | Sony Corp | 放電表示装置 |
JPH01137537A (ja) | 1987-11-24 | 1989-05-30 | Amano Yoshifumi | 放電表示装置 |
JP3036057B2 (ja) | 1990-11-14 | 2000-04-24 | 日本電気株式会社 | プラズマディスプレイ |
JP2848053B2 (ja) | 1991-10-08 | 1999-01-20 | 日本電気株式会社 | プラズマディスプレイパネル |
JPH07182979A (ja) | 1993-12-22 | 1995-07-21 | Matsushita Electron Corp | 気体放電型表示装置 |
JP3182280B2 (ja) | 1994-02-03 | 2001-07-03 | 富士通株式会社 | Ac面放電型プラズマディスプレイパネル及びその駆動方法 |
US5907311A (en) * | 1994-06-24 | 1999-05-25 | Sony Corporation | Electrode structure for plasma chamber of plasma addressed display device |
CA2149289A1 (en) * | 1994-07-07 | 1996-01-08 | Yoshifumi Amano | Discharge display apparatus |
US5661501A (en) * | 1995-10-16 | 1997-08-26 | Sony Corporation | Driving method of plasma-addressed display device |
US5966107A (en) * | 1996-09-03 | 1999-10-12 | Pioneer Electronic Corporation | Method for driving a plasma display panel |
TW392186B (en) | 1997-12-01 | 2000-06-01 | Hitachi Ltd | Plasma display panel and image display using the same |
KR20000007610A (ko) * | 1998-07-04 | 2000-02-07 | 구자홍 | 분리형 유전층 및 보호층을 가지는 플라즈마 표시장치와 그 제조방법 |
-
1999
- 1999-08-16 JP JP11229867A patent/JP2001052622A/ja active Pending
-
2000
- 2000-08-08 US US09/634,634 patent/US6512499B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-08-10 KR KR1020000046277A patent/KR20010050035A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-08-11 EP EP00402279A patent/EP1077467A1/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004241379A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-26 | Toray Ind Inc | プラズマディスプレイ部材およびプラズマディスプレイ、並びにプラズマディスプレイ部材の製造方法 |
JP2006032051A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Toray Ind Inc | ディスプレイ部材の製造方法。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6512499B1 (en) | 2003-01-28 |
KR20010050035A (ko) | 2001-06-15 |
EP1077467A1 (en) | 2001-02-21 |
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