JPH0640481B2 - 放電灯ディスプレイ装置 - Google Patents

放電灯ディスプレイ装置

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JPH0640481B2
JPH0640481B2 JP62197261A JP19726187A JPH0640481B2 JP H0640481 B2 JPH0640481 B2 JP H0640481B2 JP 62197261 A JP62197261 A JP 62197261A JP 19726187 A JP19726187 A JP 19726187A JP H0640481 B2 JPH0640481 B2 JP H0640481B2
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discharge
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は平板形の放電灯ディスプレイ装置に関する。
「従来の技術」 従来、ネオンサインで代表されるような放電灯ディスプ
レイ装置は良く知られている。このようなディスプレイ
装置は一般に複数の管状の放電灯からなり、この管状の
放電灯を所定の形状に形成して特定の位置に配置し情報
を伝達している。従来のネオンサインでは管状の放電灯
を複数個使用しているので、その製作が難しいばかりで
なく点灯回路が複雑でかつ高価であるという問題があっ
た。更に情報を鮮明に表示するためには管状の放電灯を
よりち密に配置しなければならないが、多数の放電灯を
使用する従来の装置では自ずから限界があった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明の目的は、上記の従来の放電灯ディスプレイ装置
が有している問題点を解決し、さらに放電灯ディスプレ
イ装置の強度を向上させることにある。即ち、製作が容
易で、点灯回路が簡単でありかつ情報を鮮明に表示で
き、さらに強度の向上した放電灯ディスプレイ装置を提
供することである。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するための本発明の第1の放電灯ディス
プレイ装置は、平行に配置された透明の第1と第2のガ
ラス板よりなる放電容器と、前記第1と第2のガラス板
間に形成される放電空間内に封入された放電ガスと、前
記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラス
板の内表面部の所定の位置に付着された蛍光体層と、前
記第1のガラス板の外表面部に形成された第1の電極
と、前記第2のガラス板上に所定の空間を介して配置さ
れ、前記第1と第2のガラス板の保護機能を有する保護
板と、前記第2のガラス板と前記保護板とで形成される
前記空間に封入され、第2の電極として機能する導電性
液体とからなる。
上記目的を達成するための本発明の第2の放電灯ディス
プレイ装置は、平行に配置された透明の第1と第2のガ
ラス板よりなる放電容器と、前記第1と第2のガラス板
間に形成される放電空間内に封入された放電ガスと、前
記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラス
板の内表面部の所定の位置に付着された蛍光体層と、前
記放電容器の端部に設けられ、前記放電空間内に導入さ
れた第1の電極と、前記第2のガラス板上に所定の空間
を介して配置され、前記第1と第2のガラス板の保護機
能を有する保護板と、前記第2のガラス板と前記保護板
とで形成される前記空間に封入され、第2の電極として
機能する導電性液体とからなる。
上記目的を達成するための本発明の第3の放電灯ディス
プレイ装置は、平行に配置された透明の第1と第2のガ
ラス板よりなる放電容器と、前記第1と第2のガラス板
間に形成される放電空間内に封入された放電ガスと、前
記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラス
板の内表面部の所定の位置に付着された蛍光体層と、前
記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラス
板上に所定の空間を介して配置され、前記第1と第2の
ガラス板の保護機能を有する保護板と、前記ガラス板と
前記保護板とで形成される前記空間に封入され、第1の
電極として機能する導電性液体と、前記放電容器を収容
する液体槽と、前記液体層に挿入される第2の電極と、
前記第1と第2の電極間に電圧を供給する電源とを含む
ことを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明の第4の放電灯ディス
プレイ装置は、平行に配置された透明の第1と第2のガ
ラス板よりなる放電容器と、前記第1と第2のガラス板
間に形成される放電空間内に封入された放電ガスと、前
記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラス
板の内表面部の所定の位置に付着された蛍光体層と、前
記第1のガラス板上に所定の空間を介して配置され、前
記第1のガラス板の保護機能を有する第1の保護板と、
前記第1のガラス板と前記第1の保護板とで形成される
前記空間に封入され、第1の電極として機能する第1の
導電性液体と、前記第2のガラス板上に所定の空間を介
して配置され、前記第2のガラス板の保護機能を有する
第2の保護板と、前記第2のガラス板と前記第2の保護
板とで形成される前記空間に封入され、第2の電極とし
て機能する第2の導電性液体とを含むことを特徴とす
る。
「作用」 本発明のディスプレイ装置の放電容器はガラス平板から
形成され、このガラス平板の内表面には蛍光体層が形成
されている。この蛍光体層のパターンや、パターンを形
成する蛍光体材質を適当に選択して、ガラス平板の所定
の位置に形成すれば、所望の情報をガラス平板にち密に
書込むことができる。従って、所定の情報を鮮明に表示
できる。また1つの放電容器でもって所定の情報を表示
できるので、ディスプレイ装置の製作が容易になりかつ
点灯回路が簡単となる。また、本発明においては第1と
第2のガラス板を保護する保護板が設けられているので
平板形の放電灯ディスプレイ装置の強度が向上し、その
上第1のガラス板と保護板との間に封入された導電性液
体も第1のガラス板の保護機能を有するので放電灯ディ
スプレイ装置の強度がさらに向上する。
「実施例」 以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の第1実施例に係る平板形の放電灯ディ
スプレイ装置の斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿
った断面図である。第1のガラス平板10と第2のガラ
ス平板12は平行に配置され、第1及び第2のガラス平
板10、12は透明なソーダガラス等の軟質ガラスある
いは硼珪酸ガラス等の硬質ガラスからなる。第1と第2
のガラス平板10、12間には、第1及び第2のガラス
平板と熱膨張係数が略同一な封止ガラス部材14が設け
られていて、この第1のガラス平板10、第2のガラス
平板12及びガラス部材14により放電容器が形成され
る。この放電容器内は一旦真空に排気された後、数mmHg
乃至100mmHg、例えば50mmHgのキセノンガスが封入
される。キセノンは紫外線領域に多くの出力を有しかつ
熱ロスも少ないので、放電ガスとして使用するのに好ま
しい。またキセノンガスを放電ガスとして用いれば、上
記の他に電極材料の飛散による放電容器の黒化が少なく
なり、また放電灯ディスプレイ装置の寿命が長くなる。
更に放電容器内にゲッタ材料を封入しても副作用が発生
せずかつ公害問題もない。
しかし放電ガスとしては他の希ガス例えばネオン、アル
ゴンあるいはクリプトンを使用することもできる。
第2のガラス平板12の内表面には図示されたような所
定のパターンを有する蛍光体層16が形成されている。
この蛍光体層16が単一の蛍光体物質からなっている場
合には、単一の光色を有する光が出力されるが、複数の
蛍光体物質をそれぞれ所定のパターンを有するように形
成すれば、種々の色模様を呈する光出力を得ることがで
きる。蛍光体層16は、例えばシルク印刷により形成さ
れる。ナイロンの細い網に乳剤を塗り、印刷すべき所定
の模様を有するフィルムを前記網に密着させて露光し、
その後この乳剤を有する網を現像、定着させ、未露光部
分を洗い流す。その後第2のガラス平板12の上に前記
網を設置し、蛍光体粉を網上に配置して前記第2のガラ
ス平板12に蛍光体層を16を印刷すればよい。
第1のガラス平板10の外表面上には第1の電極20が
形成されている。この第1の電極20は、例えば不透明
な炭素ペイントを第1のガラス平板10の外表面に塗る
ことにより形成される。また第2のガラス平板12の外
表面上には例えば塩化ナトリウムNaClあるいは水酸化ナ
トリウムNaOHを微量、例えば重量比で0.001乃至
0.01含有する導電性水溶液からなる第2の電極22
が設けられている。この第2の電極22上には透明なア
クリル板からなる保護板24が設けられている。保護板
24、第2の電極22及び第2のガラス平板12の周囲
には、この保護板24と第2のガラス平板22との間に
前記第2の電極22を収納するために、シリコーンから
なる封止部材26が設けられている。またリード28、
29が第1の電極20及び第2の電極22にそれぞれ電
気的に接続されている。保護板24は第1及び第2のガ
ラス平板10、12を保護してガラス強度を増加せしめ
る働きをすると共に、放電により生成された光を透過す
る働きをなす。また導電性水溶液からなる第2の電極2
2も第1および第2のガラス平板を保護すると共に、光
を透過して外部に光を出力させる機能を持っている。こ
のように保護板24と第2の電極22を設ければ、放電
灯ディスプレイ装置の強度を増加せしめることができ
る。この実施例のように第1の電極20を不透明な材料
から、保護板24を透明な材料から形成すれば、光は保
護板24からのみ出力される。なお光を第1のガラス平
板10および保護板24の両方から出力させるには、第
1の電極20も透明な導電性薄膜、例えば酸化スズ薄膜
から形成すればよい。このような酸化スズ薄膜は、50
0℃乃至600℃に加熱されたガラス平板10の外表面
に、例えばハロゲン化スズの水溶液を霧状に吹付けて形
成される。この場合には、第1のガラス平板10の内表
面にも所定のパターンを有する蛍光体層を形成したほう
がよい。
ところで、蛍光体層16は種々のパターンを有するよう
に形成できる。例えば第3(a) 図に示すように点状に、
または第3(b) 図に示すように格子状に蛍光体層16を
形成してもよい。蛍光体層16を点状に形成すれば、蛍
光体層16を形成する各蛍光体エレメント18の内で第
2のガラス平板12に接する蛍光体の表面からばかりで
なく、その蛍光体エレメント18の側面からも光出力を
得ることができるので、単に第2のガラス平板12の内
表面全体に一様な蛍光体層を形成した場合よりも、高い
光出力を得ることができる。蛍光体層16を格子状に形
成する場合にも、蛍光体層16の側面から光出力を得る
ことができるので、明るいディスプレイを達成できる。
また蛍光体層16の厚みは0.01mm乃至1mm、例えば
0.12mmに形成したほうがよい。このようにすれば、
蛍光体層16内での光の吸収が少なくなるので高い光出
力を得ることができる。蛍光体層16の厚みが0.01
mmより小であれば、薄すぎて光出力が少なくなるばかり
か蛍光体層16の厚みのバラツキにより蛍光体層16か
らの光出力が大きく変化するので好ましくない。また蛍
光体層16の厚みが1mmよりも大であれば蛍光体層16
からの光出力が略飽和または低下するので好ましくな
い。また蛍光体層16は文字情報であってもよいし、ま
た図形情報、記号情報あるいは絵情報であってもよい。
さらに、適当な蛍光体材料を種々選択することにより、
上記情報に色模様を持たせることができる。
以上の実施例によれば、1個の放電灯でもって所定の情
報を表示できるので放電灯ディスプレイ装置の製作が容
易になり、またその点灯回路も簡単なものを使用でき
る。更に、ガラス平板12の内表面に所定のパターンを
有しかつ種々の波長の光を放射する蛍光体層16を所望
の位置に形成しているので、ち密で鮮明な情報を表示で
きる。また、紫外線出力が大きく、さらに熱ロスの少な
いキセノンガスを放電ガスとして使用しているので、高
い光出力を得ることができる。さらに、ガラスの保護機
能を果たす保護板24、および水溶液からなる第2の電
極22を設けているので、放電灯ディスプレイ装置の強
度を増加することができる。
第4図及び第5図を参照して本発明の第2実施例に係る
平板形放電灯ディスプレイ装置を説明する。第4図はそ
の斜視図、第5図は第4図のV−V線に沿った断面図で
ある。この第2実施例が第1実施例と相違する点は、第
1のガラス平板10の外表面上に電極が形成されていな
く、放電容器の端部に放電空間に導入される内部電極3
0が設けられていることである。この内部電極30は第
1の電極として機能し、第1と第2のガラス平板10、
12間に形成される放電空間に接続されたガラス筒32
内に封止されている。ガラス筒32が軟質ガラスからな
る場合には電極30は例えばジュメット線から形成さ
れ、ガラス筒32が硬質ガラスからなる場合には電極3
0は例えばタングステン線から形成される。なお電極3
0はニッケルNiあるいは銅Cuから形成されてもよいし、
チタニウムTi、タンタルTaあるいはジルコニウムZrから
形成されてもよい。チタニウム、タンタルあるいはジル
コニウムはゲッタ作用を有しているのでより好ましい。
このような種々の材料からなる電極30を使用する場合
には、その熱膨脹係数に合ったガラス材料を使用する必
要がある。ガラス筒32には真空排気のための排気孔3
4が設けられている。その他の構成は第1実施例と同じ
であるので、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明
は省略する。この実施例に於いても第1実施例と同様な
効果を得ることができると共に、内部電極30に電圧の
ピーク値が時間と共に変化する高周波電圧を印加すれ
ば、種々の動的ディスプレイを演出することができる。
第6図乃至第8図を参照して本発明の第3実施例に係る
平板形電灯ディスプレイ装置を説明する。第6図はその
斜視図、第7図は第6図のVII−VII線に沿った断面図、
第8図は第3実施例の平板形放電灯ディスプレイ装置の
使用方法を説明するための図である。この第3実施例が
第2実施例と相違する点は、放電容器の端部に放電空間
に導入される内部電極30が設けられていないことであ
る。その他の構成は第2実施例と同じであるので、同一
箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この第3実施例の放電灯ディスプレイ装置を点灯するに
は、第8図に示すように水36の入った水槽38内に放
電灯ディスプレイ装置40を入れて、点灯回路42から
の一方のリード線43を第2の電極22に接続し、もう
一方のリード線44を水36内に挿入すればよい。第8
図に示すように、水槽38内で例えば金魚46が泳いで
いても何等問題はない。この第3実施例の放電灯ディス
プレイ装置においても、第1実施例と同様な効果を得る
ことができると共に、第8図に示されたような一風変わ
ったディスプレイを実現できる。
第9図乃至第10図を参照して、本発明の第4実施例に
係る平板形放電灯ディスプレイ装置を説明する。この放
電灯ディスプレイ装置では、第1のガラス平板10の外
表面上にも塩化ナトリウムNaClあるいは水酸化ナトリウ
ムNaOHを微量、例えば重量比で0.001乃至0.01
含有する導電性水溶液からなる第1の電極220が設け
られ、この第1の電極220上には透明なアクリル板か
らなる保護板224が設けられている。さらに保護板2
24、第1の電極220及び第1のガラス平板10の周
囲には、この保護板224と第1のガラス平板10との
間に前記第1の電極220を収納するために、シリコー
ンからなる封止部材226が設けられている。またリー
ド228が第1の電極220に電気的に接続されてい
る。また第1のガラス平板10の内表面には蛍光体層2
16が形成されている。その他の構成は第1実施例と同
じであるので、同一箇所には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。この実施例によれば、第1実施例と同様
な効果を得ることができると共に、第1及び第2のガラ
ス平板10、12の両方向か光出力を得ることができ、
かつ保護板224と第1電極220の作用により放電灯
ディスプレイ装置の強度を更に増すことができる。
次に、第11図乃至第13図を参照して、本発明の平板
形放電灯ディスプレイ装置48の点灯方法を説明する。
この点灯回路は、第1乃至第4実施例の放電灯ディスプ
レイ装置を点灯するのに用いることができるが、ここで
は第1実施例の放電灯ディスプレイ装置48を代表的に
選んで説明する。第11図はその点灯回路を示し、第1
2図及び第13図は第11図の制御信号発生装置52か
ら出力されるパルス波形であって、このパルスは本発明
の放電灯ディスプレイ装置48に印加される高周波電圧
を制御するものである。電源装置50の一端は制御信号
発生装置52の一方の入力端子及び昇圧トランス54の
1次側巻線の一端に接続されている。電源装置50の他
端は制御信号発生装置52のもう一方の入力端子に接続
されると共に、トランジスタ56のエミッタに接続され
ている。トランジスタ56のコレクタは昇圧トランスの
1次側巻線の他端に接続され、ベースは抵抗58を介し
て制御信号発生装置52の出力端子に接続されている。
電源装置50と制御信号発生装置52の他端及びトラン
ジスタ56のエミッタは接地されている。昇圧トランス
54の2次側巻線の一端は、放電灯ディスプレイ装置4
8の第1の電極20に接続され、昇圧トランス54の他
端は第2の電極22に接続されると共に接地されてい
る。
制御信号発生装置52はパルス信号発生器からなり、第
12図と第13図に示されるパルス信号を抵抗58を介
してトランジスタ56のベースに供給する。このパルス
信号はパルス幅t及び0.5乃至20KHz の周波数T
を有していて、この周波数Tに基づきトランジスタ5
6をオン、オフする。このトランジスタ56のスイッチ
ングに伴い、昇圧トランジスタ54は放電灯ディスプレ
イ装置48を放電させかつ発光させるのに必要な電圧レ
ベルまで、昇圧トランス54の一次側の電圧を昇圧させ
る。昇圧トランス54の2次側巻線にはピーク値で30
0V乃至6KV程度の高周波電圧が出力され、放電灯デ
ィスプレイ装置48の第1の電極20と第2の電極22
間に印加される。
このような点灯回路を使用すれば、放電灯ディスプレイ
装置48を一様に放電させるので、第1の電極20及び
保護板24が透明な場合には、一様な光出力を第1のガ
ラス平板10及び保護板24の表面から得ることができ
る。
第14図乃至第16図を参照して、本発明の放電灯ディ
スプレイ装置60の他の点灯回路を説明する。この点灯
回路は、内部電極30を有する第2実施例のディスプレ
イ装置を点灯させるのに用いられる。第2の電極22は
昇圧トランス54の接地された一方の端子に接続され、
内部電極30は昇圧トランス54の他方の端子に接続さ
れている。制御信号発生装置62が第15図に示すよう
に構成されている他は第11図の点灯回路の構成と同じ
であるので、同一箇所には同一符号を付して、この点灯
回路の構成の詳細な説明は省略する。
制御信号発生装置62は、パルス発生器64、鋸歯状信
号発生器66及びアンドゲート68とからなる。パルス
発生器64の2個の入力端子は制御信号発生装置62の
入力端子70、72にそれぞれ接続され、鋸歯状信号発
生器66の2個の入力端子も端子70、72にそれぞれ
接続されている。パルス発生器64及び鋸歯状信号発生
器66の出力は、アンドゲート68に入力される。そし
てアンドゲート68の出力は制御信号発生器62の出力
端子74に接続されている。パルス発生器64からは第
16(16) 図に示すような0.5乃至20KHz の周波数
を有するパルスが出力され、鋸歯状信号発生器66
からは第16(b) 図に示すような数分の1Hz乃至数Hzの
周波数Tを有する鋸歯状の信号が発生される。そして
アンドゲート68には第16(a) と第16(b) 図の信号
が入力されるので、アンドゲート68は第16(c) 図に
示されるような制御パルスを発生させる。この制御パル
スのピーク値は鋸歯状に変化し、その周波数はTであ
る。なお入力端子70、72は電源装置50の出力端子
に接続されていて、出力端子74はトランジスタ56の
ベースに接続されている。
第16(c) 図にに示される制御パルス信号がトランジス
タ56のベースに供給されると、トランジスタ56はこ
の制御パルス信号に基づきオン・オフを繰返すので、放
電灯ディスプレイ装置60の内部電極30には、鋸歯状
の高周波電圧が昇圧トランス54を介して供給される。
したがって、放電灯ディスプレイ装置60の放電空間に
は、この鋸歯状の高周波電圧に伴って発光輝度が周期的
に変化する輝度分布が得られる。この様子は第17図に
示されていて、輝度の高い部分が時間と共に矢印方向に
進んで行くようなディスプレイを演出できる。この発光
輝度の周期的な変化は動的ディスプレイとして利用する
ことができ、例えば波が寄せるような効果、滝が流れる
ような効果を表現できる。また蛍光体層のパターンやパ
ターンを形成する蛍光体の材質を所望のものに選択し、
上記の点灯回路によって放電灯ディスプレイ装置を点灯
すれば、様々な趣向の動的ディスプレイを演出すること
ができる。
第18図はパルス発生器64から出力される種々のタイ
プのパルス信号を示している。第18(a) 図は、周波数
でパルス幅tのパルスを示し、第18(b) 図は周波
数Tでパルス幅t/2のパルスであり、第18(c) 図
は周波数Tでパルス幅2tのパルスを示している。第
18(b) 図のようなパルス信号を使用すれば、第18
(a) 図のものより発光輝度を減少できるので放電灯ディ
スプレイ装置の省エネルギ化を達成できる。第18(c)
図に示されたパルス信号を使用すれば、第18(a) 図の
ものより放電灯ディスプレイ装置の発光輝度を増加でき
る。
第19図は制御信号装置62より出力される種々のタイ
プの鋸歯状制御信号を示している。第19(a) 図は周期
の鋸歯状制御信号を示し、第19(b) 図は周期T
/2の鋸歯状制御信号を示し、第19(c) 図は周期2T
の鋸歯状制御信号を示している。第19(b) 図の鋸歯
状制御信号を使用すれば、放電灯ディスプレイ装置の発
光領域の輝度分布を連続的に変化させる周期を小さくし
て、動的ディスプレイの輝度変化を速くすることができ
る。第19(c) 図の鋸歯状制御信号を使用すれば、放電
灯ディスプレイ装置の発光領域の輝度分布を連続的に変
化させる周期を大きくして、動的ディスプレイの輝度変
化を遅くすることができる。
なお制御信号発生装置62から出力される制御信号は鋸
歯状の信号に限られるものではない。例えば第20図に
示されるように三角波信号発生器76を使用すれば、ピ
ーク値が三角波状に変化する制御信号を形成できる。第
21(a) 図はパルス信号発生器64から出力されるパル
ス信号を示し、第21(b) 図は三角波信号発生器76か
ら出力される三角波信号を示し、第21(c)図は制御信
号発生装置62から出力される周期Tの制御信号を示
している。このように制御信号発生装置62から種々の
タイプの制御信号を発生させることができるので、この
ような種々のタイプの制御信号を用いれば、様々な輝度
変化を達成する動的ディスプレイを演出することができ
る。
「発明の効果」 本発明によれば、1個の放電灯でもって所定の情報を表
示できるので放電灯ディスプレイ装置の製作が容易にな
るばかりか、その点灯回路も簡単なものを使用すること
ができる。さらに、ガラス平板の内表面に所定のパター
ンを有しかつ種々の波長の光を放射する蛍光体層を所望
の位置に形成しているので、ち密で鮮明な情報を表示で
きる。さらに、ガラス板上にはガラス板を保護する導電
性液体及び保護板が設けられているので、平板形の放電
灯ディスプレイ装置の強度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の放電灯ディスプレイ装置
を示す斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿った断面
図、第3(a) 、3(b) 図は蛍光体層によって表現される
他の情報を示す図、第4図は本発明の第2実施例の放電
灯ディスプレイ装置の斜視図、第5図は第4図のV−V
線に沿った断面図、第6図は本発明の第3実施例の放電
灯ディスプレイ装置の斜視図、第7図は第6図のVII−V
II線に沿った断面図、第8図は本発明の第3実施例の放
電灯ディスプレイ装置の点灯方法を示す図、第9図は本
発明の第4実施例の放電灯ディスプレイ装置の斜視図、
第10図は第9図のX−X線に沿った断面図、第11図
は本発明の放電灯ディスプレイ装置の点灯回路を示す
図、第12図と第13図は制御信号発生装置から出力さ
れる制御信号の波形図、第14図は本発明の放電灯ディ
スプレイ装置の他の点灯回路を示す図、第15図は制御
信号発生装置のブロック図、第16(a) 図はパルス発生
器から出力されるパルス波形を示す図、第16(b) 図は
鋸歯状信号発生器から出力される鋸歯状信号の波形図、
第16(c) 図は制御信号発生装置から出力される鋸歯状
制御信号の波形図、第17図は第14図の点灯回路によ
り点灯された本発明の放電灯ディスプレイ装置の動的デ
ィスプレイの状態を示す図、第18(a) 図はパルス発生
器より出力されるパルス波形を示す図、第18(b) 図は
第18(a) 図のパルスの周波数の半分の周波数を有する
パルス波形図、第18(c) 図は第18(a) 図のパルスの
周波数の2倍の周波数を有するパルス波形図、第19
(a) 図は周波数Tの鋸歯状制御信号の波形図、第19
(b) 図は周波数T/2の鋸歯状制御信号の波形図、第
19(c) 図は周波数2Tの鋸歯状制御信号の波形図、
第20図は三角波状の制御信号を発生する制御信号発生
装置のブロック図、第21(a) 図はパルス発生器から出
力されるパルス信号の波形図、第21(b) 図は三角波信
号発生器から出力される三角波信号の波形図、第21
(c) 図は制御信号発生装置から出力される三角波状の制
御信号の波形図である。 10……第1のガラス平板、12……第2のガラス平
板、14……封止ガラス部材、16、216……蛍光体
層、18……蛍光体エレメント、20、220……第1
の電極、22……第2の電極、24、224……保護
板、26、226……封止部材、28、29、228…
…リード、30……内部電極、32……ガラス筒、34
……排気孔、36……水、38……水槽、40、48、
60……放電灯ディスプレイ装置、42……点灯回路、
43、44……リード、46……金魚、50……電源装
置、52、62……制御信号発生装置、54……昇圧ト
ランス、56……トランジスタ、58……抵抗、64…
…パルス発生器、66……鋸歯状信号発生器、68……
アンドゲート、70、72……入力端子、74……出力
端子、76……三角波信号発生器。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に配置された透明の第1と第2のガラ
    ス板よりなる放電容器と、 前記第1と第2のガラス板間に形成される放電空間内に
    封入された放電ガスと、 前記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラ
    ス板の内表面部の所定の位置に付着された蛍光体層と、 前記第1のガラス板の外表面部に形成された第1の電極
    と、 前記第2のガラス板上に所定の空間を介して配置され、
    前記第1の第2のガラス板の保護機能を有する保護板
    と、 前記第2のガラス板と前記保護板とで形成される前記空
    間に封入され、第2の電極として機能する導電性液体
    と、 を含むことを特徴とする放電灯ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】前記放電ガスはキセノンであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の放電灯ディスプレ
    イ装置。
  3. 【請求項3】前記蛍光体層は0.01mm乃至1mmの厚みを有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の放
    電灯ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】前記蛍光体層は前記ガラス板の内表面部に
    点状または格子状に形成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項に記載の放電灯ディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】前記保護板は透明なアクリル板であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の放電灯ディ
    スプレイ装置。
  6. 【請求項6】前記導電性液体は塩化ナトリウム又は水酸
    化ナトリウムの水溶液であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の放電灯ディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】前記第1の電極は導電性薄膜であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか
    に記載の放電灯ディスプレイ装置。
  8. 【請求項8】前記導電性薄膜は透明であることを特徴と
    する特許請求の範囲第7項に記載の放電灯ディスプレイ
    装置。
  9. 【請求項9】平行に配置された透明の第1と第2のガラ
    ス板よりなる放電容器と、 前記第1と第2のガラス板間に形成される放電空間内に
    封入された放電ガスと、 前記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラ
    ス板の内表面部の所定の位置に付着された蛍光体層と、 前記放電容器の端部に設けられ、前記放電空間内に導入
    された第1の電極と、 前記第2のガラス板上に所定の空間を介して配置され、
    前記第1の第2のガラス板の保護機能を有する保護板
    と、 前記第2のガラス板と前記保護板とで形成される前記空
    間に封入され、第2の電極として機能する導電性液体
    と、 を含むことを特徴とする放電灯ディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】前記放電ガスはキセノンであることを特
    徴とする特許請求の範囲第9項に記載の放電灯ディスプ
    レイ装置。
  11. 【請求項11】前記蛍光体層は0.01mm乃至1mmの厚みを
    有することを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の
    放電灯ディスプレイ装置。
  12. 【請求項12】前記蛍光体層は前記ガラス板の内表面部
    に点状または格子状に形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第11項に記載の放電灯ディスプレイ装
    置。
  13. 【請求項13】前記保護板は透明なアクリル板であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の放電灯デ
    ィスプレイ装置。
  14. 【請求項14】前記導電性液体は塩化ナトリウム又は水
    酸化ナトリウムの水溶液であることを特徴とする特許請
    求の範囲第9項に記載の放電灯ディスプレイ装置。
  15. 【請求項15】平行に配置された透明の第1と第2のガ
    ラス板よりなる放電容器と、 前記第1と第2のガラス板間に形成される放電空間内に
    封入された放電ガスと、 前記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラ
    ス板の内表面部の所定の位置に付着された蛍光体層と、 前記第1の第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラ
    ス板上に所定の空間を介して配置され、前記第1と第2
    のガラス板の保護機能を有する保護板と、 前記ガラス板と前記保護板とで形成される前記空間に封
    入され、第1の電極として機能する導電性液体と、 前記放電容器を収容する液体槽と、 前記液体層に挿入される第2の電極と、 前記第1と第2の電極間に電圧を供給する電源と、 を含むことを特徴とする放電灯ディスプレイ装置。
  16. 【請求項16】前記放電ガスはキセノンであることを特
    徴とする特許請求の範囲第15項に記載の放電灯ディス
    プレイ装置。
  17. 【請求項17】前記蛍光体層は0.01mm乃至1mmの厚みを
    有することを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載
    の放電灯ディスプレイ装置。
  18. 【請求項18】前記蛍光体層は前記ガラス板の内表面部
    に点状または格子状に形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第17項に記載の放電灯ディスプレイ装
    置。
  19. 【請求項19】前記保護板は透明なアクリル板であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の放電灯
    ディスプレイ装置。
  20. 【請求項20】前記導電性液体は塩化ナトリウム又は水
    酸化ナトリウムの水溶液であることを特徴とする特許請
    求の範囲第15項に記載の放電灯ディスプレイ装置。
  21. 【請求項21】平行に配置された透明の第1と第2のガ
    ラス板よりなる放電容器と、 前記第1と第2のガラス板間に形成される放電空間内に
    封入された放電ガスと、 前記第1と第2のガラス板のうち少なくとも一方のガラ
    ス板の内表面部の所定の位置に付着された蛍光体層と、 前記第1のガラス板上に所定の空間を介して配置され、
    前記第1のガラス板の保護機能を有する第1の保護板
    と、 前記第1のガラス板と前記第1の保護板とで形成される
    前記空間に封入され、第1の電極として機能する第1の
    導電性液体と、 前記第2のガラス板上に所定の空間を介して配置され、
    前記第2のガラス板の保護機能を有する第2の保護板
    と、 前記第2のガラス板と前記第2の保護板とで形成される
    前記空間に封入され、第2の電極として機能する第2の
    導電性液体と、 を含むことを特徴とする放電灯ディスプレイ装置。
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