JP2006120590A - 光発生装置、光発生装置の製造方法、これを有するバックライト組立体及びこれを有する表示装置 - Google Patents

光発生装置、光発生装置の製造方法、これを有するバックライト組立体及びこれを有する表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光発生装置、光発生装置の製造方法、これを有するバックライト組立体及びこれを有する表示装置の提供。
【解決手段】光発生装置は、本体、電極及び接着部材を含む。本体からは可視光線が出射され、電極は本体上に配置される。接着部材は、本体と各電極との間に形成され、第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層、及び前記各電極と前記第1導電性接着層との間に形成され前記第1粘度より低い第2粘度の第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を含む。このような二重層の導電性接着層を含む光発生装置によって、光発生効率を増加させ、表示装置から発生された映像の表示品質を一層向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は光発生装置、光発生装置の製造方法、これを有するバックライト組立体及びこれを有する表示装置に関する。
一般に、液晶表示装置は、液晶の電気的特性及び光学的特性を用いて画像を表示する。液晶表示装置は、暗いところでは画像を表示するために光を必要とする。従来の液晶表示装置は、光を発生するために冷陰極線管ランプCCFLを含む。冷陰極線管ランプは、ランプチューブ、及びランプチューブの内部に向き合うように配置された一対の電極を含む。
しかし、電極が内部に配置された従来の冷陰極線管ランプでは、2つ以上の冷陰極線管ランプを並列駆動させるのは難しいという問題点を有していた。そこで、本発明は、少なくとも2つ以上のランプを並列駆動させることができるような光学特性を向上させた光発生装置を提供することを目的とする。また、本発明は、この光発生装置の製造方法や、これを用いたバックライト組み立て体及びこれを有する表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明1は、可視光線を発生するための本体と、前記本体の外側面上に形成され、電圧が印加される電極と、第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層と、前記電極と前記第1導電性接着層との間に形成され前記第1粘度より低い第2粘度の第2導電ペーストを有する第2導電性接着層とを含み、前記本体と各電極との間に形成されている接着部材と、を含むことを特徴とする光発生装置を提供する。これにより、本体の消費電力量を大きく減少させることができ、少なくとも2つ以上の光発生装置を電気的に並列連結させることができる。また、本体と電極との間にボイドが発生することを抑制して光発生装置による光発生効率を増加させ表示装置から発生された画像の表示品質を向上させることができる。
本発明2は、前記発明1において、前記第1導電ペーストは、導電物質、接着物質、及びソルベントを含むことを特徴とする光発生装置を提供する。
本発明3は、前記発明1において、前記第2導電ペーストは、導電物質、接着物質及びソルベントを含むことを特徴とする光発生装置を提供する。
本発明4は、前記発明1において、前記第1導電ペースト及び第2導電ペーストは、それぞれ導電物質、接着物質、及びソルベントを含み、前記第2導電ペーストに含まれた前記ソルベントの重量比は、前記第1導電ペーストに含まれた前記ソルベントの重量比より高いことを特徴とする光発生装置を提供する。つまり、第1導電性接着層の第1厚さは第2導電性接着層の厚さより薄く形成される。
本発明5は、前記発明1において、前記接着部材は、銀を含むことを特徴とする光発生装置を提供する。

本発明6は、前記発明1において、前記第1粘度は、20000cps〜30000cpsであることを特徴とする光発生装置を提供する。
本発明7は、前記発明6において、前記第1粘度は、24000cps〜26000cpsであることを特徴とする光発生装置を提供する。
本発明8は、前記発明1において、前記第2粘度は、10000cps〜20000cpsであることを特徴とする光発生装置を提供する。
本発明9は、前記発明8において、前記第2粘度は、14000cps〜16000cpsであることを特徴とする光発生装置を提供する。
本発明10は、前記発明1において、前記本体の内部には非可視光線を発生させる放電ガスが注入され、前記本体の内壁には前記非可視光線を前記可視光線に変換する蛍光層が形成されていることを特徴とする光発生装置を提供する。
また、前記課題を解決するために、本発明11は、非可視光線を可視光線に変換させる本体を備える段階と、前記本体の外側面の少なくとも一方の端部に第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層をそれぞれ形成する段階と、前記第1導電性接着層上に前記第1粘度より低い第2粘度を有する第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を形成する段階と、前記第2導電性接着層上に放電を発生させる電極を形成する段階と、を含むことを特徴とする光発生装置の製造方法を提供する。これにより、本体の消費電力量を大きく減少させることができ、少なくとも2つ以上の光発生装置を電気的に並列連結させることができる。また、画像を表示するための光を発生させる光発生装置の本体と電極との間に互いに異なる粘度を有する二重層に形成された接着部材を形成することで、本体と電極との間にボイドが発生することを抑制して光発生装置による光発生効率を増加させ表示装置から発生された画像の表示品質を向上させることができる。
本発明12は、前記発明11において、前記本体の内部には、前記非可視光線を発生させる放電ガスを注入し、前記本体の内壁には前記非可視光線を可視光線に変換する蛍光層を形成することを特徴とする光発生装置の製造方法を提供する。
本発明13は、前記発明11において、前記第1粘度は、20000cps〜3000cpsであることを特徴とする光発生装置の製造方法を提供する。
本発明14は、前記発明11において、前記第2粘度は、10000cps〜20000cpsであることを特徴とする光発生装置の製造方法を提供する。
また、前記課題を解決するために、本発明15は、非可視光線を可視光線に変換する本体を備える段階と、前記本体の外側面の少なくとも一方の端部に第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層をそれぞれ形成する段階と、前記本体に挿入される電極の内壁に前記第1粘度より低い第2粘度を有する第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を形成する段階と、前記第1導電性接着層上に前記第2導電性接着層が配置されるように前記本体と前記電極とを結合する段階と、を含むことを特徴とする光発生装置の製造方法を提供する。これにより、本体の消費電力量を大きく減少させることができ、少なくとも2つ以上の光発生装置を電気的に並列連結させることができる。また、画像を表示するための光を発生させる光発生装置の本体と電極との間に互いに異なる粘度を有する二重層に形成された接着部材を形成することで、本体と電極との間にボイドが発生することを抑制して光発生装置による光発生効率を増加させ表示装置から発生された画像の表示品質を向上させることができる。
本発明16は、前記発明15において、前記第1粘度は、20000cps〜3000cpsであることを特徴とする光発生装置の製造方法を提供する。
本発明17は、前記発明15において、前記第2粘度は、10000cps〜20000cpsであることを特徴とする光発生装置の製造方法を提供する。
また、前記課題を解決するために、本発明18は、非可視光線を可視光線に変換させるランプ本体と、前記ランプ本体の表面上に配置され放電を発生させる電極と、前記ランプ本体と各電極との間に形成され第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層、及び前記電極と前記第1導電性接着層との間に形成され前記第1粘度より低い第2粘度の第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を含む接着部材と、を含む光発生装置と、前記電極に電源を提供する電源供給部材と、底面と、前記光発生装置と電源供給部材とを収納する収納空間を形成する側壁と、を有する収納容器を、を含むことを特徴とするバックライト組立体を提供する。これにより、本体の消費電力量を大きく減少させることができ、少なくとも2つ以上の光発生装置を電気的に並列連結させることができる。また、画像を表示するための光を発生させる光発生装置の本体と電極との間に互いに異なる粘度を有する二重層に形成された接着部材を形成することで、本体と電極との間にボイドが発生することを抑制して光発生装置による光発生効率を増加させ表示装置から発生された画像の表示品質を向上させることができる。
本発明19は、前記発明18において、前記電源供給部材には複数個の前記光発生装置が並列に並んで連結され、前記収納容器には前記側面に並列に光学部材が配置されていることを特徴とするバックライト組立体を提供する。これは、前記光発生装置から発生した可視光線の光学特性を向上させるためである。
本発明20は、前記発明19において、前記光学部材は、拡散板を含むことを特徴とするバックライト組立体を提供する。
本発明21は、前記発明18において、前記第1粘度は、20000cps〜30000cps以下であることを特徴とするバックライト組立体を提供する。
本発明22は、前記発明18において、前記第2粘度は、10000cps〜2000cps以下であることを特徴とするバックライト組立体を提供する。
また、前記課題を解決するために、本発明23は、非可視光線を可視光線に変換させるランプ本体と、前記ランプ本体の表面上に配置され放電を発生させる電極と、前記ランプ本体と電極との間に形成され第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層、及び前記電極と前記第1導電性接着層との間に形成され前記第1粘度より低い第2粘度の第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を含む接着部材と、を含む光発生装置と、前記電極に電源を提供する電源供給部材と、底面と、前記光発生装置と電源供給部材とを収納する収納空間を形成する側壁と、を有する収納容器と、前記底面に並列に配置されている表示パネルとを含むことを特徴とする表示装置を提供する。これにより、本体の消費電力量を大きく減少させることができ、少なくとも2つ以上の光発生装置を電気的に並列連結させることができる。また、画像を表示するための光を発生させる光発生装置の本体と電極との間に互いに異なる粘度を有する二重層に形成された接着部材を形成することで、本体と電極との間にボイドが発生することを抑制して光発生装置による光発生効率を増加させ表示装置から発生された画像の表示品質を向上させることができる。
本発明によると、画像を表示するに必要とされる光を発生させる光発生装置は消費電力量を大きく減少させ、少なくとも2つを並列連結させることができる。これを具現するために、光発生装置は、光が発生される本体の外側面にコップ形状を有する電極が結合され、電極と本体との間には導電性接着層が形成される。導電性接着層には電極と本体とが結合される過程、または焼成過程でソルベントが揮発されてボイドが発生され易いが、導電性接着層を互いに異なる粘度を有する少なくとも2つの層以上に形成することで、導電性接着層にボイドが発生することを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の望ましい一実施形態をより詳細に説明する。
(光発生ユニット)
図1は本発明の一実施形態による光発生装置の断面図である。図2は図1の‘A’部分拡大図である。図1及び図2に示すように、光発生装置400、は本体100、電極(210、220;200)及び接着部材300を含む。本体100は、例えば円柱形状を有し、可視光線の透過率が高い材質で形成されている。例えば、本体100はガラス材質で形成されている。また、本体100の形状は、円柱に限定することはなく、直線形状、曲線形状、U字形状、C字形状及びL字形状など自由に形成することができる。
本体100から可視光線を発生させるために、本体100は蛍光層110及び放電ガス120をさらに含む。蛍光層110は本体100の内壁に沿って薄膜状に形成され、蛍光層110は本体100の内部で形成された非可視光線を可視光線に変換させる。蛍光層110は、レッド蛍光物質、グリーン蛍光物質及びブルー蛍光物質で構成されることが好ましい。レッド蛍光物質は非可視光線をレッドの光に変換させ、グリーン蛍光物質は非可視光線をグリーンの光に変換させ、ブルー蛍光物質は非可視光線をブルーの光に変換させる。これにより、蛍光層110からは太陽光と類似する白色光が放出される。
放電ガス120は本体100の内部に注入され、放電ガス120は本体100の内部で紫外線のような非可視光線を発生させる。放電ガス120は、例えば、水銀、アルゴン、ネオン、クセノン及びクリプトンなどを含む。水銀は放電によって紫外線を発生させ、アルゴン、ネオン、クセノン、クリプトンなどはパターニング効果によって本体100の内部においてプラズマを形成する。
電極200は、本体100に一対が形成されるのが好ましい。そして、電極200は、本体100の外側面上に各々が所定間隔離れて形成される。電極200が本体100の外側面上に形成されると、本体100の消費電力量を大きく減少させることができ、少なくとも2つ以上の光発生装置100を電気的に並列連結させることができる。各電極200は、本体100の内部で放電を発生させるために必要な放電電圧を外部から印加される。即ち、各電極200に印加された放電電圧は本体10の内部で放電を発生させるのに充分な電圧差を有する。各電極200は、電気導電性が優秀な金属物質で形成することが好ましい。例えば、各電極200は、銅、銅合金、アルミニウム合金などで形成されることができる。また、各電極200は、透明な導電体であるインジウム亜鉛酸化物IZO、インジウム錫酸化物ITO及びアモルファスインジウムスズ酸化物a−ITOなどで形成することもできる。尚、本実施形態では、各電極200は、図1に図示しているようなコップの形状を有し、各電極200は本体100の外側面上の両側端部に介在される。
接着部材300は電極200と本体100との間に介在される。本実施形態による接着部材300は第1導電性接着層310と、第2導電性接着層320とを含み、第1導電性接着層310及び第2導電性接着層320は複層構造を有する。
第1導電性接着層310は第1粘度を有する第1導電ペーストを含み、第1導電ペーストは導電物質、接着剤及びソルベントを含む。第1導電ペーストの第1粘度は約20000cps〜30000cpsであり、より望ましくは、第1粘度は約24000cps〜26000cpsである。
第1導電ペーストの導電物質は、例えば、金属粒子を含む。金属粒子には、例えば、銀粒子を含むことができる。また、第1導電ペーストの導電物質は、導電性の優れた金、銅、アルミニウムなどを含むことができる。第1導電ペーストの接着剤は、例えば、エポキシ樹脂を含み、外にも多様な合成樹脂を含むことができる。
図3は、図2の第1導電性接着層及び第2導電性接着層を示す断面図である。図3に示すように、第2導電性接着層320は、第1粘度より低い第2粘度を有する第2導電ペーストを含み、第2導電ペーストは導電物質、接着剤及びソルベントを含む。本第2伝導ペーストの第2粘度は約10000cps〜20000cps以下であり、より望ましくは、第2粘度は約14000cps〜16000cps以下である。
第2導電ペーストの導電物質は、例えば、金属粒子を含む。金属粒子は、例えば、銀粒子を含むことができる。また、第2導電ペーストの導電物質は導電性が優れた金、銅、アルミニウムなどを含むことができる。第2導電ペーストの接着剤は、例えば、エポキシ樹脂を含み、外にも多様な合成樹脂を含むことができる。
第1導電性接着層310の第1粘度は、導電物質、接着剤及びソルベントを含む第1導電ペーストのうちのソルベントの重量比(wt%)によって決定される。第2導電性接着層320の第2粘度は、導電物質、接着剤及びソルベントを含む第2導電ペーストのうちのソルベントの重量比wt%によって決定される。
第2導電性接着層320に含まれたソルベントの重量比は、第1導電性接着層310に含まれたソルベントの重量比よりも高い。従って、第2導電性接着層320の第2粘度は第1導電性接着層310の第1粘度より低い。また、第1導電性接着層310に含まれたソルベントの重量比は第2導電性接着層320に含まれたソルベントの重量比より低いため、第1導電性接着層310の第1厚さT1は第2導電性接着層320の厚さT2より薄く形成される。
また、各電極200は、第1導電性接着層310及び第2導電性接着層320に含まれるソルベントが揮発することにより発生したガスを、電極200の外部からより容易に放出するために開口をさらに含むことができる。
以上、説明したように、可視光線を発生する本体100の表面には、第1導電性接着層310及び第2導電性接着層320からなる接着部材300が形成される。第1導電性接着層310は第1粘度を有し、第2導電性接着層320は第1粘度より低い第2粘度を有する。接着部材300の第2導電性接着層320は、接着部材300に電極200が結合される途中で接着部材300の内部にボイドが発生してしまうことを防止すると共に、光発生装置400から発生した可視光線の品質をより向上させることができる。
(光発生装置の製造方法)
図4は、本発明の一実施形態による光発生装置の製造方法によって製造された本体を示す断面図である。図4に示すように、光発生装置を製造するために、まず、本体100が備えられる。本体100は、円筒形状に形成され、光の透過率が優れたガラス材質で形成されることが望ましい。本体100の内壁には非可視光線を可視光線に変換する蛍光層110が形成され、本体100の内部には放電によって非可視光線を発生する放電ガスが注入される。
図5は、図4に示された本体の表面に第1導電性接着層が形成されることを示す断面図である。図5に示すように、本体100の表面には第1導電性接着層310を形成する。第1導電性接着層310は本体100の外壁の両側端部にそれぞれ形成することが望ましい。第1導電性接着層310は、第1粘度を有する第1導電ペーストからなる。第1導電性接着層310の第1粘度は、約20000cps〜30000cps以下であることが好ましい。さらに、第1粘度は、約24000cps〜26000cps以下であることが好ましい。第1導電ペーストは、導電物質である導電粒子、接着物質及びソルベントなどが混合されて形成され、導電粒子は望ましく銀粒子を含む。第1導電ペーストは薄い厚さに本体100の外壁の両端部の表面に塗布される。このとき、第1導電ペーストは第1厚さT1を有することが望ましい。
図6は、図5に示された第1導電性接着層の上面に第2導電性接着層が形成されることを示す断面図である。図6に示すように、第1導電性接着層310の表面には第2導電性接着層320が形成される。第2導電性接着層320は第2粘度を有する第2導電ペーストからなる。第2導電性接着層320の第2粘度は第1粘度より低く、第2粘度は、約10000cps〜20000cpsであることが好ましい。また、第2粘度は、約14000cps〜16000cpsであることが好ましい。第2導電ペーストは、導電粒子、接着物質及びソルベントなどが混合されて形成され、導電粒子は望ましく銀粒子を含む。第2導電ペーストは薄い厚さに本体100の表面に塗布される。このとき、第2導電ペーストは第1厚さより厚い第2厚さT2を有することが望ましい。第1粘度を有する第1導電性接着層310上に第1粘度より低い第2粘度を有する第2導電性接着層320を形成する場合、第1導電性接着層310及び第2導電性接着層320の界面には境界面が形成される。
図7は、図6の第2導電性接着層に電極が結合されることを示す断面図である。図7に示すように、第2導電性接着層320上には、コップ形状を有する電極200が結合される。このとき、電極200は第2粘度を有する第2導電性接着層320と摺動されながら本体100上に形成される。続いて、電極200が結合された本体100は高温によって焼成され、これにより、第1及び第2導電性接着層310、320に含まれたソルベントは全部揮発され、電極200及び本体100は、第1及び第2導電性接着層310、320を通じて相互電気的に連結される。
図8は、本発明の他の実施形態による光発生装置の製造方法による本体及び第1導電性接着層を示す断面図である。図8に示すように、光発生装置の製造するために、まず、本体100が備えられる。本体100は、円筒形状に製作され光の透過率の優れたガラス材質で形成されることが望ましい。本体100の内壁には、非可視光線を可視光線に変換する蛍光層110が形成され、本体100の内部には放電によって非可視光線を発生する放電ガスが注入される。
続いて、本体100の表面には第1導電性接着層310が形成される。第1導電性接着層310は本体100の外壁の両側端部にそれぞれ形成されることが望ましい。第1導電性接着層310は、第1粘度を有する第1導電ペーストからなる。第1導電性接着層310の第1粘度は、約20000cps〜30000cpsであることが好ましい。また、第1粘度は、約24000cps〜26000cpsであることがより好ましい。第1導電ペーストは、導電物質である導電粒子、接着物質及びソルベントなどが混合されて形成され、導電粒子は銀粒子を含む。第1導電ペーストは薄い厚さに本体100の表面に塗布される。このとき、第1導電ペーストは第1厚さT1を有することが望ましい。
図9は本発明の他の実施形態による光発生装置の製造方法による電極及び第2導電性接着層を示す断面図である。図9に示すように、コップ形状を有する電極200の内部には、第2導電性接着層320が形成される。第2導電性接着層320は、第2粘度を有する第2導電ペーストからなる。第2導電性接着層320の第2粘度は第1粘度より低く、第2粘度は約10000cps〜20000cpsであることが好ましい。また、第2粘度は、約14000cps〜16000cpsであることがより好ましい。第2導電ペーストは、導電物質からなる導電粒子、接着物質及びソルベントなどが混合されて形成され、導電粒子は銀粒子を含む。第2導電ペーストは電極200の内壁に薄く塗布される。このとき、第2導電ペーストは第1厚さより厚い第2厚さT2を有することが望ましい。
図10は、図8及び図9に示された本体と電極とが結合されることを示す断面図である。第2粘度を有する第2導電性接着層320が形成された電極200は、第1粘度より低い第1粘度を有する第1導電性接着層310が形成された本体100に、図10に示すように結合される。続いて、電極200が結合された本体100は焼成され、これにより電極200は本体100上に電気的に連結される。
(バックライト組立体)
図11は、本発明の一実施形態によるバックライト組立体を示す断面図である。図12は図11の光発生装置の断面図である。図11に示すように、バックライト組立体800は、光発生装置400と、電源供給部材500と、収納容器600とを含む。図12に示すように、光発生装置400は、本体100(請求項の本体ランプに相当)と、電極200と、接着部材300とを含む。本体100は、例えば円柱形状を有し、ガラス材質などの可視光線の透過率の高い材質で形成される。また、本体100は、円柱形状に限定することはなく、直線形状、曲線形状、U字形状、C字形状及びL字形状など自由な形状に形成することができる。
本体100から可視光線を発生させるために、本体100は蛍光層110及び放電ガス120をさらに含む。蛍光層110は、本体100の内壁に薄膜形態に形成され、蛍光層110は本体100の内部で形成された非可視光線を可視光線に変換させる。蛍光層110は、レッド蛍光物質、グリーン蛍光物質及びブルー蛍光物質からなるのが好ましい。レッド蛍光物質は非可視光線をレッドの光に変換させ、グリーン蛍光物質は非可視光線をグリーンの光に変換させ、ブルー蛍光物質は非可視光線をブルーの光に変換させる。これにより、蛍光層110からは太陽光と類似する白色光が放出される。
放電ガス120は、本体100の内部に注入され、放電ガス120は本体100の内部において紫外線のような非可視光線を発生させる。放電ガス120は、例えば、水銀、アルゴン、ネオン、クセノン、及びクリプトンなどを含むことができる。水銀は放電によって紫外線を発生させ、アルゴン、ネオン、クセノン、クリプトンなどはパターニング効果によって本体100の内部にプラズマを形成する。
電極200は本体100の外側面上に形成される。電極200が本体100の外側面上に形成されると、本体100の消費電力量を大きく減少させることができ、少なくとも2つ以上の光発生装置100を電気的に並列連結させることができる。各電極200は、本体100の内部で放電を発生させるために必要な放電電圧を外部の電源供給部材500から印加される。即ち、各電極200に印加された放電電圧は本体100の内部で放電を発生させるのに充分な電圧差を有する。各電極200は、電気伝導性の優れた金属物質で形成することが好ましい。例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金などを含むことができる。また、各電極200は、透明な導電体であるインジウム亜鉛酸化物IZO、インジウム錫酸化物ITO及びアモルファスインジウム錫酸化物a−ITOなどで形成することもできる。
接着部材300は、電極200と本体100との間に介在される。接着部材300は、第1導電性接着層310及び第2導電性接着層320を含み、第1導電性接着層310及び第2導電性接着層320は複層構造を有する。
第1導電性接着層310は、第1粘度を有する第1導電ペーストを含み、第1導電ペーストは、導電物質、接着剤及びソルベントを含む。第1粘度は、約20000cps〜30000cpsであることが好ましい。また、第1粘度は、約24000cps〜26000cpsであることがより好ましい。
第1導電ペーストの導電物質は、例えば、金属粒子を含む。本実施形態において、金属粒子は、例えば、銀粒子を含むことができる。また、第1導電ペーストの導電物質は、導電性の優れた物質である金、銅、アルミニウムなどを含むことができる。第1導電ペーストの接着剤は、例えば、エポキシ樹脂を含み、外にも多様な合成樹脂を含むことができる。
第2導電性接着層320は、第1粘度より低い第2粘度を有する第2導電ペーストを含む。第2導電ペーストは、導電物質、接着剤及びソルベントを含む。第2粘度は、約10000cps〜20000cpsであることが好ましい。また、第2粘度は、約14000cps〜16000cpsであることがより好ましい。
第2導電ペーストの導電物質は、例えば、金属粒子を含む。金属粒子は、例えば、銀粒子を含むことができる。また、第2導電ペーストの導電物質は、導電性の優れた物質である金、銅、アルミニウムなどを含むことができる。第2導電ペーストの接着剤は、例えば、エポキシ樹脂を含み、外にも多様な合成樹脂を含むことができる。
第1導電性接着層310の第1粘度は、導電物質、接着剤及びソルベントを含む第1導電ペーストのうちのソルベントの重量比wt%によって決定される。また、第2導電性接着層320の第2粘度は、導電物質、接着剤及びソルベントを含む第2導電ペーストのうちのソルベントの重量比wt%によって決定される。
第2導電性接着層320に含まれたソルベントの重量比は、第1導電性接着層310に含まれたソルベントの重量比より高い。従って、第2導電性接着層320の第2粘度は第1導電性接着層310の第1粘度より低い。また、第1導電性接着層310に含まれたソルベントの重量比は第2導電性接着層320に含まれたソルベントの重量比より低いため、第1導電性接着層310の第1厚さは第2導電性接着層320の厚さより薄く形成される。また、各電極200は、第1導電性接着層310及び第2導電性接着層320に含まれるソルベントが揮発することにより発生したガスを、電極200の外部からより容易に放出するために開口をさらに含むことができる。
電源供給部材500は、光発生装置400の電極200に電圧を提供する。電源供給部材500は、導電プレート510と、電極クリップ520とで構成される。導電プレート510は、金属からなり直方体形状を有する。電極クリップ520は導電プレート510上に複数個が並列配置され、光発生装置400の電極200を固定する。導電プレート510は電源を提供するインバーターなどに連結される。これにより、画像を表示するに必要とされる光を発生させる光発生装置は消費電力量を大きく減少させることができる。
収納容器600は、底面610及び側面620を含む。収納容器600の底面610には、複数個の光発生装置400が結合された電源供給部材500が固定される。一方、収納容器600には、底面610と平行にかつ収納容器600を覆うように、光学部材700を配置することができる。光学部材700は、光発生装置400から発生した光の輝度均一性を向上させるための拡散プレートである。従って、拡散プレートの上面には拡散シートがさらに配置されることが好ましい。
(表示装置)
図13は、本発明の一実施形態による表示装置の断面図である。本実施形態に係る表示装置は、表示パネル及びトップシャーシを除いては前述されたバックライト組立体の実施形態と同一である。従って、同一の部分についての重複された説明は省略し、同一の部分については同一の名称及び参照符号を付与する。図13に示すように、表示装置1000は、バックライト組立体800、及び表示パネル900を含み、選択的にトップシャーシ940をさらに含むことができる。表示パネル900は薄膜トランジスタ基板910、数〜数十μmの厚さを有する液晶層920及びカラーフィルター930基板を含む。
図14は、図13に示された薄膜トランジスタ基板を概念的に示す平面図である。図14に示すように、薄膜トランジスタ基板910は複数個の画素Pを含む。本実施形態において、表示装置1000の解像度が例えば1024×768の場合、薄膜トランジスタ基板910には1024×768×3個の画素Pがマトリックス状に配置される。
各画素Pは、薄膜トランジスタTFT、ゲート信号線GL、電極信号線DL、出力線D及び画素電極PEを含む。画素電極PEは、透明で導電性を有するインジウムスズ酸化物ITO、インジウム亜鉛酸化物IZO及びアモルファスインジウムスズ酸化物a−ITOを含むことが望ましい。
図13に示すように、カラーフィルター基板920は、薄膜トランジスタ基板910と向き合うように配置される。カラーフィルター基板920は、カラーフィルターCF、ブラックマトリックスBM及び共通電極CEを含む。図15は、図13に示されたカラーフィルター基板を概念的に示す断面図である。共通電極CEは、透明で導電性を有するインジウム錫酸化物ITO、インジウム亜鉛酸化物IZO及びアモルファスインジウム錫酸化物a−ITOを含むことが望ましい。カラーフィルターCFは、薄膜トランジスタ基板910の画素電極CEと対向するように配置される。表示装置1000の解像度が、例えば、1024×768の場合、第2表示基板120には1024×768×3個のカラーフィルターCFが形成される。
以上、画像を表示するための光を発生させる光発生装置の本体と電極との間に互いに異なる粘度を有する二重層に形成された接着部材を形成することで、本体と電極との間にボイドが発生することを抑制して光発生装置による光発生効率を増加させ表示装置から発生された画像の表示品質を向上させることができる。
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。
本発明の一実施形態による光発生装置の断面図。 図1の‘A’部分拡大図。 図2の第1導電性接着層及び第2導電性接着層を示す断面図。 本発明の一実施形態による光発生装置の製造方法に従って製造された本体を示す断面図。 図4に示された本体の表面に第1導電性接着層が形成されることを示す断面図。 図5に示された第1導電性接着層の上面に第2導電性接着層が形成されることを示す断面図。 図6の第2導電性接着層に電極が結合されたことを示す断面図。 本発明の他の実施形態による光発生装置の製造方法による本体及び第1導電性接着層を示す断面図。 本発明の他の実施形態による光発生装置の製造方法による電極及び第2導電性接着層を示す断面図。 図8及び図9に示された本体と電極とが結合されることを示す断面図。 本発明の一実施形態によるバックライト組立体を示す断面図。 図11の光発生装置の断面図。 本発明の一実施形態による表示装置の断面図。 図13に示された薄膜トランジスタ基板を概念的に示す平面図。 図13に示されたカラーフィルター基板を概念的に示す断面図。
符号の説明
100 本体
110 蛍光層
120 放電ガス
200 電極
300 接着部材
310 第1導電性接着層
320 第2導電性接着層
400 光発生装置
500 電源供給部材
510 導電プレート
520 電極クリップ
600 収納容器
610 底面
620 側壁
700 光学部材
800 バックライト組立体
900 表示パネル
1000 表示装置

Claims (23)

  1. 可視光線を発生するための本体と、
    前記本体の外側面上に形成され、電圧が印加される電極と、
    第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層と、前記電極と前記第1導電性接着層との間に形成され前記第1粘度より低い第2粘度の第2導電ペーストを有する第2導電性接着層とを含み、前記本体と各電極との間に形成されている接着部材と、
    を含むことを特徴とする、光発生装置。
  2. 前記第1導電ペーストは、導電物質、接着物質、及びソルベントを含むことを特徴とする、請求項1に記載の光発生装置。
  3. 前記第2導電ペーストは、導電物質、接着物質及びソルベントを含むことを特徴とする、請求項1に記載の光発生装置。
  4. 前記第1導電ペースト及び第2導電ペーストは、それぞれ導電物質、接着物質、及びソルベントを含み、
    前記第2導電ペーストに含まれた前記ソルベントの重量比は、前記第1導電ペーストに含まれた前記ソルベントの重量比より高いことを特徴とする、請求項1に記載の光発生装置。
  5. 前記接着部材は、銀を含むことを特徴とする、請求項1に記載の光発生装置。
  6. 前記第1粘度は、20000cps〜30000cpsであることを特徴とする、請求項1に記載の光発生装置。
  7. 前記第1粘度は、24000cps〜26000cpsであることを特徴とする、請求項6に記載の光発生装置。
  8. 前記第2粘度は、10000cps〜20000cpsであることを特徴とする、請求項1に記載の光発生装置。
  9. 前記第2粘度は、14000cps〜16000cpsであることを特徴とする、請求項8に記載の光発生装置。
  10. 前記本体の内部には非可視光線を発生させる放電ガスが注入され、前記本体の内壁には前記非可視光線を前記可視光線に変換する蛍光層が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の光発生装置。
  11. 非可視光線を可視光線に変換させる本体を備える段階と、
    前記本体の外側面の少なくとも一方の端部に第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層をそれぞれ形成する段階と、
    前記第1導電性接着層上に前記第1粘度より低い第2粘度を有する第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を形成する段階と、
    前記第2導電性接着層上に放電を発生させる電極を形成する段階と、
    を含むことを特徴とする、光発生装置の製造方法。
  12. 前記本体の内部には、前記非可視光線を発生させる放電ガスを注入し、前記本体の内壁には前記非可視光線を可視光線に変換する蛍光層を形成することを特徴とする、請求項11に記載の光発生装置の製造方法。
  13. 前記第1粘度は、20000cps〜3000cpsであることを特徴とする、請求項11に記載の光発生装置の製造方法。
  14. 前記第2粘度は、10000cps〜20000cpsであることを特徴とする、請求項11に記載の光発生装置の製造方法。
  15. 非可視光線を可視光線に変換する本体を備える段階と、
    前記本体の外側面の少なくとも一方の端部に第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層をそれぞれ形成する段階と、
    前記本体に挿入される電極の内壁に前記第1粘度より低い第2粘度を有する第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を形成する段階と、
    前記第1導電性接着層上に前記第2導電性接着層が配置されるように前記本体と前記電極とを結合する段階と、
    を含むことを特徴とする、光発生装置の製造方法。
  16. 前記第1粘度は、20000cps〜3000cpsであることを特徴とする、請求項15に記載の光発生装置の製造方法。
  17. 前記第2粘度は、10000cps〜20000cpsであることを特徴とする、請求項15に記載の光発生装置の製造方法。
  18. 非可視光線を可視光線に変換させるランプ本体と、前記ランプ本体の表面上に配置され放電を発生させる電極と、前記ランプ本体と各電極との間に形成され第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層、及び前記電極と前記第1導電性接着層との間に形成され前記第1粘度より低い第2粘度の第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を含む接着部材と、を含む光発生装置と、
    前記電極に電源を提供する電源供給部材と、
    底面と、前記光発生装置と電源供給部材とを収納する収納空間を形成する側壁と、を有する収納容器を、
    を含むことを特徴とする、バックライト組立体。
  19. 前記電源供給部材には複数個の前記光発生装置が並列に並んで連結され、前記収納容器には前記側面に並列に光学部材が配置されていることを特徴とする、請求項18に記載のバックライト組立体。
  20. 前記光学部材は、拡散板を含むことを特徴とする、請求項19に記載のバックライト組立体。
  21. 前記第1粘度は、20000cps〜30000cpsであることを特徴とする、請求項18に記載のバックライト組立体。
  22. 前記第2粘度は、10000cps〜2000cpsであることを特徴とする、請求項18に記載のバックライト組立体。
  23. 非可視光線を可視光線に変換させるランプ本体と、前記ランプ本体の表面上に配置され放電を発生させる電極と、前記ランプ本体と電極との間に形成され第1粘度の第1導電ペーストを有する第1導電性接着層、及び前記電極と前記第1導電性接着層との間に形成され前記第1粘度より低い第2粘度の第2導電ペーストを有する第2導電性接着層を含む接着部材と、を含む光発生装置と、
    前記電極に電源を提供する電源供給部材と、
    底面と、前記光発生装置と電源供給部材とを収納する収納空間を形成する側壁と、を有する収納容器と、
    前記底面に並列に配置されている表示パネルと、
    を含むことを特徴とする、表示装置。

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