JPH0640420B2 - Pcm再生装置 - Google Patents
Pcm再生装置Info
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- JPH0640420B2 JPH0640420B2 JP3642785A JP3642785A JPH0640420B2 JP H0640420 B2 JPH0640420 B2 JP H0640420B2 JP 3642785 A JP3642785 A JP 3642785A JP 3642785 A JP3642785 A JP 3642785A JP H0640420 B2 JPH0640420 B2 JP H0640420B2
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- memory
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10527—Audio or video recording; Data buffering arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、PCM再生装置に係り、特にデータに施して
あるインターリーブを解くに好適なメモリのアドレス制
御に関する。
あるインターリーブを解くに好適なメモリのアドレス制
御に関する。
ディスク、テープ等の記録媒体にディジタル信号を記録
再生する場合、記録媒体のドロップアウト等によってデ
ータが集中して誤まることを避けるため、データに遅延
を施すインターリーブ処理を行ない記録する方法が一般
に用いられている。よって再生装置においては、このイ
ンターリーブを解くデインターリーブ処理を行なう。
再生する場合、記録媒体のドロップアウト等によってデ
ータが集中して誤まることを避けるため、データに遅延
を施すインターリーブ処理を行ない記録する方法が一般
に用いられている。よって再生装置においては、このイ
ンターリーブを解くデインターリーブ処理を行なう。
第2図に、ディジタル・オーディオ・ディスクにおける
再生処理の流れを表わす図を示す。
再生処理の流れを表わす図を示す。
第2図において、1フレームは、32シンボルのデータか
ら成り、1シンボルは8bit で構成される。この32シン
ボルのデータW0〜W11,Q0〜Q3,W12〜W23,P0〜
P3は、1シンボルごとに1フレームの遅延を行ないP
パリティによる誤り検出訂正を行なう。この後、各シン
ボルは4フレームを基本遅延量として、0から108フレ
ームの遅延を行ないデインターリーブ処理し、Qパリテ
ィによる誤り検出訂正を行なう。この後、さらにワード
ディレイを行ない、DA変換器にデータを供給しオーデ
ィオ信号を再生する。
ら成り、1シンボルは8bit で構成される。この32シン
ボルのデータW0〜W11,Q0〜Q3,W12〜W23,P0〜
P3は、1シンボルごとに1フレームの遅延を行ないP
パリティによる誤り検出訂正を行なう。この後、各シン
ボルは4フレームを基本遅延量として、0から108フレ
ームの遅延を行ないデインターリーブ処理し、Qパリテ
ィによる誤り検出訂正を行なう。この後、さらにワード
ディレイを行ない、DA変換器にデータを供給しオーデ
ィオ信号を再生する。
この再生処理で、所望の遅延量を得るために、再生装置
としてメモリを使用し、書き込み及び読み出しのアドレ
スを制御することによって実現している。メモリ容量と
しては、トータルの遅延量及びシステムとして必要なバ
ッファ量により決定され、第2図の処理の場合、デイン
ターリーブに必要な遅延量1512バイトを考慮すると、2
Kバイトのメモリが必要である。
としてメモリを使用し、書き込み及び読み出しのアドレ
スを制御することによって実現している。メモリ容量と
しては、トータルの遅延量及びシステムとして必要なバ
ッファ量により決定され、第2図の処理の場合、デイン
ターリーブに必要な遅延量1512バイトを考慮すると、2
Kバイトのメモリが必要である。
従来、このメモリのアドレスを制御する回路としては、
特開昭58−56206号公報に記載のように、ディスクから
再生されたデータには、ジッタが含まれていることか
ら、書き込みアドレスと読み出しアドレスは別々に生成
し、かつ各シンボルの遅延量の絶対値を示すメモリのア
ドレスをデコードするROMとフレーム単位で上記RO
M出力のアドレスをインクリメントするためのフレーム
カウンタ及び、フレームカウンタの値とROMの値を加
算し、実際のメモリのアドレスを与える加算器とから成
る。このような従来のメモリアドレス制御回路におい
て、第2図の処理を行なうには、2Kバイトのアドレス
を生成するため、11ビットのROM出力、フレームカウ
ンタ及び加算器が必要であり、回路規模の低減について
配慮されていなかった。
特開昭58−56206号公報に記載のように、ディスクから
再生されたデータには、ジッタが含まれていることか
ら、書き込みアドレスと読み出しアドレスは別々に生成
し、かつ各シンボルの遅延量の絶対値を示すメモリのア
ドレスをデコードするROMとフレーム単位で上記RO
M出力のアドレスをインクリメントするためのフレーム
カウンタ及び、フレームカウンタの値とROMの値を加
算し、実際のメモリのアドレスを与える加算器とから成
る。このような従来のメモリアドレス制御回路におい
て、第2図の処理を行なうには、2Kバイトのアドレス
を生成するため、11ビットのROM出力、フレームカウ
ンタ及び加算器が必要であり、回路規模の低減について
配慮されていなかった。
本発明の目的は、PCM再生装置の機能を変えることな
く、メモリのアドレス制御回路の回路規模の低減を行な
ったPCM再生装置を提供することにある。
く、メモリのアドレス制御回路の回路規模の低減を行な
ったPCM再生装置を提供することにある。
このため本発明は、再生装置として必要な2mバイトの
メモリをアドレス制御するのに、各シンボルが必要とす
るメモリ容量に対し、複数シンボルを組み合わせて2n
バイト(m>n)以下となる組合わせを2m-n個つく
り、各シンボルがどの組み合わせに属するかを示すデコ
ーダを設け、フレームカウンタ、加算器等を低減したも
のである。
メモリをアドレス制御するのに、各シンボルが必要とす
るメモリ容量に対し、複数シンボルを組み合わせて2n
バイト(m>n)以下となる組合わせを2m-n個つく
り、各シンボルがどの組み合わせに属するかを示すデコ
ーダを設け、フレームカウンタ、加算器等を低減したも
のである。
以下、本発明の一実施例を第1図の構成図を用いて説明
する。説明を簡潔にするためディスク、テープ等から再
生されたディジタルデータは、1フレームに6個のデー
タW0,W1,W2,W3,W4,W5があるものとし、W0
〜W5の各データ間には4フレーム間隔のインターリー
ブが施してあるものとする。
する。説明を簡潔にするためディスク、テープ等から再
生されたディジタルデータは、1フレームに6個のデー
タW0,W1,W2,W3,W4,W5があるものとし、W0
〜W5の各データ間には4フレーム間隔のインターリー
ブが施してあるものとする。
このディジタルデータを再生するために必要なメモリ容
量を第3図に示す。ジッタマージンとして±4フレーム
考慮すると各シンボルは、W0=30byte,W1=26byte,
W2=22byte,W3=18byte,W4=14byte,W5=10byte
必要であり、全部で120byteとなり128byteのメモリを使
用する。このためメモリのアドレスバスは7bit必要で
ある。
量を第3図に示す。ジッタマージンとして±4フレーム
考慮すると各シンボルは、W0=30byte,W1=26byte,
W2=22byte,W3=18byte,W4=14byte,W5=10byte
必要であり、全部で120byteとなり128byteのメモリを使
用する。このためメモリのアドレスバスは7bit必要で
ある。
第1図において、1はディスク,テープ等から再生され
たディジタル信号を1Aから読込み、8bitのデータバ
ス19にデータを出力すると共に書込みデータのシンボル
に対して、1B,1Cにフレーム及びシンボル単位にク
ロックを発生するためのデータ取込み回路、2はメモリ
3に一旦書込まれ、デインターリーブ等の処理を終えた
データを取込み、端子2Aにデータを送り出すと共に読
出しデータのシンボルに対して、2B,2Cにフレーム
及びシンボル単位にクロックを発生するための出力回
路、22はメモリ3にアドレスを与えるアドレス制御回路
で、内部構成は書込み専用でフレーム毎にカウントする
6段のフレームカウンタ10と読出でフレーム毎にカウン
トする6段のフレームカウンタ11と、書込み,読出しの
場合に応じてカウンタ10とカウンタ11の出力を切換える
切換回路9と、1フレーム内の各シンボルW0〜W5を判
別するため、各データごとにカウントする6進の書込み
用シンボルカウンタ7と、読出し用の6進シンボルカウ
ンタ8と、書込み,読出しの場合に応じてカウンタ7と
カウンタ8の出力を切換える切換回路6と、切換回路6
の出力から各シンボルの書込み,読出し間の絶対遅延量
を示すアドレスを与えるROM5と、シンボルW0,
W2,W5の時0、W1,W3,W4の時1となるデコーダ1
3と、ROM5及び切換回路9の出力を加算してメモリ
3のアドレス20にアドレスを与える6段の加算器4と、
ジッタによりどれだけ書込みタイミングと読出しタイミ
ングがずれているか監視するため、書込み専用フレーム
カウンタと読出し専用フレームカウンタ11の差を見るア
ドレス監視回路12からなる。
たディジタル信号を1Aから読込み、8bitのデータバ
ス19にデータを出力すると共に書込みデータのシンボル
に対して、1B,1Cにフレーム及びシンボル単位にク
ロックを発生するためのデータ取込み回路、2はメモリ
3に一旦書込まれ、デインターリーブ等の処理を終えた
データを取込み、端子2Aにデータを送り出すと共に読
出しデータのシンボルに対して、2B,2Cにフレーム
及びシンボル単位にクロックを発生するための出力回
路、22はメモリ3にアドレスを与えるアドレス制御回路
で、内部構成は書込み専用でフレーム毎にカウントする
6段のフレームカウンタ10と読出でフレーム毎にカウン
トする6段のフレームカウンタ11と、書込み,読出しの
場合に応じてカウンタ10とカウンタ11の出力を切換える
切換回路9と、1フレーム内の各シンボルW0〜W5を判
別するため、各データごとにカウントする6進の書込み
用シンボルカウンタ7と、読出し用の6進シンボルカウ
ンタ8と、書込み,読出しの場合に応じてカウンタ7と
カウンタ8の出力を切換える切換回路6と、切換回路6
の出力から各シンボルの書込み,読出し間の絶対遅延量
を示すアドレスを与えるROM5と、シンボルW0,
W2,W5の時0、W1,W3,W4の時1となるデコーダ1
3と、ROM5及び切換回路9の出力を加算してメモリ
3のアドレス20にアドレスを与える6段の加算器4と、
ジッタによりどれだけ書込みタイミングと読出しタイミ
ングがずれているか監視するため、書込み専用フレーム
カウンタと読出し専用フレームカウンタ11の差を見るア
ドレス監視回路12からなる。
デコーダ13の出力は、メモリ3の最上位アドレスに加え
ることにより、シンボルW0,W2,W5はメモリのアド
レス0〜63で処理され、W1,W3,W4はメモリのアド
レス64〜127で処理する。これら2つのメモリ領域をそ
れぞれα,βの2つの群とすると、このα,βで使用さ
れるデータの総数が26以下であれば、どのようなシン
ボルの組合わせでもかまわない。
ることにより、シンボルW0,W2,W5はメモリのアド
レス0〜63で処理され、W1,W3,W4はメモリのアド
レス64〜127で処理する。これら2つのメモリ領域をそ
れぞれα,βの2つの群とすると、このα,βで使用さ
れるデータの総数が26以下であれば、どのようなシン
ボルの組合わせでもかまわない。
回路動作を第4図のタイミングチャート、第5図のメモ
リ構成を用いて説明する。
リ構成を用いて説明する。
まず書込み動作について説明する。書込み専用フレーム
カウンタ10のクロックには、第4図1Bに示すようにデ
ィスク,テープ等の回転ジッタを含むフレーム同期のパ
ルスがエータ取込み回路1から加わる。またカウンタ7
のクロックには同図1Cで示すようにフレーム周期のパ
ルスから6個のパルスが加わる。よって、カウンタ7の
値は第4図7のようになる。
カウンタ10のクロックには、第4図1Bに示すようにデ
ィスク,テープ等の回転ジッタを含むフレーム同期のパ
ルスがエータ取込み回路1から加わる。またカウンタ7
のクロックには同図1Cで示すようにフレーム周期のパ
ルスから6個のパルスが加わる。よって、カウンタ7の
値は第4図7のようになる。
書込み動作時に切換回路6と切換回路9をA側選択すれ
ば、デコーダ13はカウンタ7の値が0,2,5のとき0
をデコードしてアドレスバス21に0を与える。それ以外
の1,3,4のときは1を与えることで、アドレス領域
α,βの切換を行なう。またROM5はカウンタ7の値
に応じてW0〜W5の書込みアドレスである25,21,49,37,
53,57 という値を加算器4に与える。加算器4はROM
5の出力と切換回路9を介したフレームカウンタ10の出
力を加算して6bitのアドレスバス20に与える。
ば、デコーダ13はカウンタ7の値が0,2,5のとき0
をデコードしてアドレスバス21に0を与える。それ以外
の1,3,4のときは1を与えることで、アドレス領域
α,βの切換を行なう。またROM5はカウンタ7の値
に応じてW0〜W5の書込みアドレスである25,21,49,37,
53,57 という値を加算器4に与える。加算器4はROM
5の出力と切換回路9を介したフレームカウンタ10の出
力を加算して6bitのアドレスバス20に与える。
実際にメモリ上に書込まれるアドレスはフレームカウン
タ10の値をAとすると、W1,W3,W4のアドレスはデ
コーダ13により64番地オフセットされW0のデータはA
+25番地、W1は64+A+21番地、W2はA+47番地、W
3は64+A+39番地、W4は64+A+53番地、W5はA+5
7番地となる。上記アドレス制御回路22で生成したアド
レスに対しデータ取込み回路1は、このアドレスに同期
してデータバス19上に第4図19で示すデータを送り出
し、、メモリ3の所定のアドレスに の順に書込む。また次のフレームのデータ〜につい
ては、フレームカウンタ10がインクリメントされること
により が書込まれたメモリ3のアドレスに対し+1したアドレ
スに書込まれる。
タ10の値をAとすると、W1,W3,W4のアドレスはデ
コーダ13により64番地オフセットされW0のデータはA
+25番地、W1は64+A+21番地、W2はA+47番地、W
3は64+A+39番地、W4は64+A+53番地、W5はA+5
7番地となる。上記アドレス制御回路22で生成したアド
レスに対しデータ取込み回路1は、このアドレスに同期
してデータバス19上に第4図19で示すデータを送り出
し、、メモリ3の所定のアドレスに の順に書込む。また次のフレームのデータ〜につい
ては、フレームカウンタ10がインクリメントされること
により が書込まれたメモリ3のアドレスに対し+1したアドレ
スに書込まれる。
この様子を第5図のメモリ構成図により説明する。第5
図でα,βはメモリ3のアドレス0〜63と、64〜127の
領域を示すもので、円周上に時計回りでアドレスが順次
配置されているものである。この図でわかるようにW0
のシンボルに注目して見ると、 のデータはA+25のアドレスに書込まれ、次のフレーム
のはA+26に書込まれる。このようにフレームカウン
タ10がインクリメントされるごとに書込みアドレスは時
計方向に回るように動作する。
図でα,βはメモリ3のアドレス0〜63と、64〜127の
領域を示すもので、円周上に時計回りでアドレスが順次
配置されているものである。この図でわかるようにW0
のシンボルに注目して見ると、 のデータはA+25のアドレスに書込まれ、次のフレーム
のはA+26に書込まれる。このようにフレームカウン
タ10がインクリメントされるごとに書込みアドレスは時
計方向に回るように動作する。
次に読出し動作について説明する。読出しフレームカウ
ンタ11のクロックには、第4図2Bで示すように、デー
タ出力回路2から水晶発振器で生成したフレーム周期の
パルスが加わり、同様にカウンタ8のクロック入力には
第4図2Cの信号が加わる。よってカウンタ8の値は第
4図8で示す値となる。また、読出し動作時には切換回
路6と切換回路9をB側に選択すれば、ROM5の入力
にはカウンタ8の値が加わり、W0〜W5の各シンボルに
対しインターリーブを解くためのアドレスとして、0,
0,30,26,44,52という値をROM5は出力する。
ンタ11のクロックには、第4図2Bで示すように、デー
タ出力回路2から水晶発振器で生成したフレーム周期の
パルスが加わり、同様にカウンタ8のクロック入力には
第4図2Cの信号が加わる。よってカウンタ8の値は第
4図8で示す値となる。また、読出し動作時には切換回
路6と切換回路9をB側に選択すれば、ROM5の入力
にはカウンタ8の値が加わり、W0〜W5の各シンボルに
対しインターリーブを解くためのアドレスとして、0,
0,30,26,44,52という値をROM5は出力する。
実際のメモリ3のアドレスは、書込みアドレスと同様に
加算器4及びデコーダ13により与えられる。仮にフレー
ムカウンタ11の値がAとすると、W0がA番地、W1が64
+A番地、W2がA+30番地、W3が64+A+26番地、W
4が64+A+44番地、W5がA+52番地となる。このアド
レスに同期して、メモリ3はデータバス19にデータを第
4図19の で示すように出力し、データ出力回路2にデータを送り
出す。
加算器4及びデコーダ13により与えられる。仮にフレー
ムカウンタ11の値がAとすると、W0がA番地、W1が64
+A番地、W2がA+30番地、W3が64+A+26番地、W
4が64+A+44番地、W5がA+52番地となる。このアド
レスに同期して、メモリ3はデータバス19にデータを第
4図19の で示すように出力し、データ出力回路2にデータを送り
出す。
上記の読出しデータ がデインターリーブされていることを、第5図のメモリ
構成図により説明する。前記書込み動作で説明したよう
にW0に注目して見た場合、書込みアドレスがA+25で
あるときアドレスAのデータは25フレーム前のデータと
なっており、デインターリーブに必要な所望の遅延量を
得ていることがわかる。他のシンボルにおいても同様
に、ROM5で与えられた書込み,読出しアドレスの差
分だけ遅延をうけデインターリーブ処理が行なわれる。
構成図により説明する。前記書込み動作で説明したよう
にW0に注目して見た場合、書込みアドレスがA+25で
あるときアドレスAのデータは25フレーム前のデータと
なっており、デインターリーブに必要な所望の遅延量を
得ていることがわかる。他のシンボルにおいても同様
に、ROM5で与えられた書込み,読出しアドレスの差
分だけ遅延をうけデインターリーブ処理が行なわれる。
以上、第1図の本発明による実施例によれば、128byte
のメモリのアドレスを制御するのに、各シンボルに必要
なメモリ数の合計が26以下になるように組み合わせて
αとβの2領域に分割し、α領域に含まれるデータは
0,β領域に含まれるデータは1となるようにアドレス
バス21を制御することで、従来7段必要であった書込み
専用フレームカウンタ10と読出し専用フレームカウンタ
11を6段にして、カウンタ、加算器等を低減した。
のメモリのアドレスを制御するのに、各シンボルに必要
なメモリ数の合計が26以下になるように組み合わせて
αとβの2領域に分割し、α領域に含まれるデータは
0,β領域に含まれるデータは1となるようにアドレス
バス21を制御することで、従来7段必要であった書込み
専用フレームカウンタ10と読出し専用フレームカウンタ
11を6段にして、カウンタ、加算器等を低減した。
他の一実施例として、ディジタルオーディオディスク再
生装置のアドレス制御回路について説明する。第6図に
各シンボルの必要メモリ数を示す。ジッタマージンとし
て±4フレーム考慮すると各シンボルW0〜P3の必要メ
モリ数は、D/A出力用に0〜3byte、C1訂正用に1b
yte、デインターリーブ処理及びC2訂正用に0〜128byt
e必要であることから、W0=120byte,W1=116byte、
W2=112byte、W3=108byte、W4=104byte、W5=100
byte、W6=96byte、W7=92byte、W8=88byte、W9=
84byte、W10=80byte、W11=76byte、Q0=71byte,
Q1=67byte、Q2=63byte、Q3=59byte、W12=58byt
e、W13=54byte、W14=50byte、W15=46byte、W16
=42byte、W17=38byte、W18=34byte、W19=30byt
e、W20=26byte、W21=22byte、W22=18byte、W23
=14byte、P0=P1=P2=P3=11byteになる。これを
例えば、(W0とQ2とQ3とP3),(W1とQ1とW12と
P2),(W2とQ0とW13とW23),(W11とW14とW
22),(W3とW10とW15とP0とP1),(W4とW9と
W16とW21),(W5とW8とW17とW20),(W6とW7
とW18とW19)のように、各シンボルの必要データ数の
合計が28以内になるように分割すると8つの領域に別
れる。
生装置のアドレス制御回路について説明する。第6図に
各シンボルの必要メモリ数を示す。ジッタマージンとし
て±4フレーム考慮すると各シンボルW0〜P3の必要メ
モリ数は、D/A出力用に0〜3byte、C1訂正用に1b
yte、デインターリーブ処理及びC2訂正用に0〜128byt
e必要であることから、W0=120byte,W1=116byte、
W2=112byte、W3=108byte、W4=104byte、W5=100
byte、W6=96byte、W7=92byte、W8=88byte、W9=
84byte、W10=80byte、W11=76byte、Q0=71byte,
Q1=67byte、Q2=63byte、Q3=59byte、W12=58byt
e、W13=54byte、W14=50byte、W15=46byte、W16
=42byte、W17=38byte、W18=34byte、W19=30byt
e、W20=26byte、W21=22byte、W22=18byte、W23
=14byte、P0=P1=P2=P3=11byteになる。これを
例えば、(W0とQ2とQ3とP3),(W1とQ1とW12と
P2),(W2とQ0とW13とW23),(W11とW14とW
22),(W3とW10とW15とP0とP1),(W4とW9と
W16とW21),(W5とW8とW17とW20),(W6とW7
とW18とW19)のように、各シンボルの必要データ数の
合計が28以内になるように分割すると8つの領域に別
れる。
よって、第1図の実施例と同様に、デコーダ13の構成を
上記領域分割に対応し、3bit出力を得ることにより、
従来11段構成とする必要があった書込み,読出し専用フ
レームカウンタ及び加算器を8段構成とすることができ
る。
上記領域分割に対応し、3bit出力を得ることにより、
従来11段構成とする必要があった書込み,読出し専用フ
レームカウンタ及び加算器を8段構成とすることができ
る。
以上、本発明の実施例においては、再生装置としてデイ
ンターリーブを行なうメモリのアドレス制御について述
べたが、記録装置において、インターリーブ処理を行な
うメモリについても同様に処理することにより、フレー
ムカウンタ、加算器等を低減できることは明らかであ
り、その要旨を脱しない範囲で構成がとられてよいこと
勿論である。
ンターリーブを行なうメモリのアドレス制御について述
べたが、記録装置において、インターリーブ処理を行な
うメモリについても同様に処理することにより、フレー
ムカウンタ、加算器等を低減できることは明らかであ
り、その要旨を脱しない範囲で構成がとられてよいこと
勿論である。
本発明によれば、デインターリーブ処理を行う2mbyte
のメモリを制御するメモリ・アドレス制御装置におい
て、各シンボルに必要なメモリ容量を2nbyte単位にま
とめて扱うことで、アドレス用のフレームカウンタ及び
加算器を従来よりm−n段少ない構成で実現できる効果
がある。
のメモリを制御するメモリ・アドレス制御装置におい
て、各シンボルに必要なメモリ容量を2nbyte単位にま
とめて扱うことで、アドレス用のフレームカウンタ及び
加算器を従来よりm−n段少ない構成で実現できる効果
がある。
第1図は本発明の一実施例を示すアドレス制御回路の構
成図、第2図はディジタル・オーディオ・ディスクにお
ける再生処理の流れを表わす図、第3図は第1図のメモ
リ3の容量を示す図、第4図は第1図のタイミングチャ
ート図、第5図は第1図のメモリ3の動作説明に用いた
図、第6図はディジタル・オーディオ・ディスクの再生
処理におけるメモリ3の容量を示す図である。 1……データ読込み回路 2……データ出力回路 3……メモリ 22……メモリアドレス制御回路
成図、第2図はディジタル・オーディオ・ディスクにお
ける再生処理の流れを表わす図、第3図は第1図のメモ
リ3の容量を示す図、第4図は第1図のタイミングチャ
ート図、第5図は第1図のメモリ3の動作説明に用いた
図、第6図はディジタル・オーディオ・ディスクの再生
処理におけるメモリ3の容量を示す図である。 1……データ読込み回路 2……データ出力回路 3……メモリ 22……メモリアドレス制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】N個の複数シンボルデータに、互いに異な
る遅延量D,2D,…(N−1)Dを与えるインタリー
ブ処理を行い、該インタリーブ処理後の複数シンボルデ
ータに同期信号を付加してフレームを構成し、複数の該
フレームを連続的に記録した記録媒体を再生し、記録媒
体から再生された、1フレームのN個のシンボルデータ
を順時記憶し、インタリーブ処理を解いて読みだす記憶
手段を有するPCM再生装置において、 上記遅延量Dは、フレームを単位とした遅延量であり、 上記記憶手段は、 記録媒体から再生された、1フレームのN個のシンボル
データに対しフレーム内の各シンボルの書き込み順番を
与える第1の書き込みアドレスカウント手段(7)と、 各フレームを単位にカウントする第2の書き込みアドレ
スカウント手段(10)と、 インタリーブ処理を解いて読みだすために、フレーム内
の各シンボルの読み出し順番を与える第1の読みだしア
ドレスカウント手段(8)と、 各フレームを単位にカウントする第2の読みだしアドレ
スカウント手段(11)と、 上記第1の書き込みアドレスカウント手段と第1の読み
だしアドレスカウント手段の出力を選択する第1の選択
手段(6)と、 上記第2の書き込みアドレスカウント手段と第2の読み
だしアドレスカウント手段の出力を選択する第2の選択
手段(9)と、 上記第1の選択手段を入力となし、フレーム内の各シン
ボルの書き込み読み出し間の絶対遅延量を示すアドレス
を与えるアドレス生成手段(5)と、 上記第1の選択手段を入力となし、フレーム内の各シン
ボルに施してあるインタリーブを解くための遅延量が2
のべき乗以下となるシンボルを群となし、各シンボルが
どの群に属するかを示すデコーダ(13)と、 上記アドレス生成手段と上記第2の選択手段を加算する
加算手段(4)と、 上記デコーダの出力と上記加算手段の出力をアドレス入
力とし、1フレームのN個のシンボルデータを順時記憶
し、インタリーブ処理を解いて読みだすメモリ手段
(3)と を備えたことを特徴とするPCM再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3642785A JPH0640420B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | Pcm再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3642785A JPH0640420B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | Pcm再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61196467A JPS61196467A (ja) | 1986-08-30 |
JPH0640420B2 true JPH0640420B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=12469517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3642785A Expired - Lifetime JPH0640420B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | Pcm再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640420B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4993029A (en) * | 1989-03-13 | 1991-02-12 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for randomizing data in a direct access storage device |
JP2781658B2 (ja) * | 1990-11-19 | 1998-07-30 | 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 | アドレス生成回路とそれを用いたcd―rom装置 |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP3642785A patent/JPH0640420B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61196467A (ja) | 1986-08-30 |
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