JPH0640313A - 洗浄液槽を備える窓拭きワイパー装置 - Google Patents

洗浄液槽を備える窓拭きワイパー装置

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JPH0640313A
JPH0640313A JP3048598A JP4859891A JPH0640313A JP H0640313 A JPH0640313 A JP H0640313A JP 3048598 A JP3048598 A JP 3048598A JP 4859891 A JP4859891 A JP 4859891A JP H0640313 A JPH0640313 A JP H0640313A
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window
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window wiping
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JP3048598A
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Jean-Pierre Eustache
ユスタシュ ジャン・ピエール
Gilles Berge
ベルジュ ジル
Jean-Louis Roumegoux
ルームグー ジャン・ルイ
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Valeo Systemes dEssuyage SAS
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    • B60S1/0433—Attachement of a wiper modular assembly to the vehicle

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 ワイパー作動中に、洗浄液を窓ガラスに噴射
する装置において、ワイパー装置と洗浄液槽とを一体化
して、占有容積を減少させ、車体へ容易に取付けること
ができるようにする。 【構成】 少なくとも１個の窓拭きワイパーアームを駆
動する駆動機構２を備え、駆動機構が、支持体４と、そ
れに装着されたモーター装置６と、駆動軸９の回転を、
ワイパーアーム軸３に伝達するリンク機構Ｔとを備え、
支持体を車体に取り付け得るようにに構成し、さらに、
ガラス洗浄液を収容する洗浄液槽14を備えて、ポンプ装
置により、ワイパーの作動中に、窓ガラス面に洗浄液を
噴射するようにしたワイパー装置において、洗浄液槽14
を、駆動機構が占める領域の輪郭形状にできるだけ合致
する形状に形成し、支持体に一体的に固着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、窓拭きワイパー装置に
関し、少なくとも１個の窓拭きワイパーアームを駆動す
るようになっており、かつ自動車の車体に取付けた支持
体に、モーターと、少なくとも１個の駆動軸と、モータ
ーの回転を駆動軸に伝達するリンク機構とを設けてなる
駆動装置、並びに窓ガラス用洗浄液を収容する液槽を備
え、窓拭きワイパーの作動中に、ポンプ装置により洗浄
液をガラス面に噴射するようにした、洗浄液槽を備える
窓拭きワイパー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の風防ガラスに洗浄液を噴射する
手段を備える窓拭きワイパー装置としては、各種のもの
が公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の窓拭きワイパー
装置に付設された洗浄液槽は、車体内の占有容積が大き
く、また、取付け作業が面倒で手間がかかった。自動車
用の窓拭きワイパー装置は、簡単かつ迅速に取付け得る
ことが望ましく、また、占有容積は、できるだけ小さい
ことが望ましい。
【０００４】本発明は、この要求に応じて、簡単で経済
的に構成された洗浄液槽を備える窓拭きワイパー装置を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次のとおりに構成されている。少なくと
も１個の窓拭きワイパーアームを駆動する駆動機構(２)
(102)を備え、駆動機構が、支持体(４)(104)と、それに
装着されたモーター装置(６)(106)と、モーター装置に
より駆動される駆動軸(９)(109)の回転を、少なくとも
１個のワイパーアーム軸(３)(103)に伝達するリンク機
構(Ｔ)とを備え、支持体(４)(104)を自動車の車体に取
り付け得るように構成し、さらに、窓ガラス用洗浄液を
収容する洗浄液槽(14)(114)を備え、ポンプ装置によ
り、窓拭きワイパーの作動中に、窓ガラス面に洗浄液を
噴射するようにした洗浄液槽を備える窓拭きワイパー装
置において、洗浄液槽(14)(114)を、駆動機構(２)(102)
が占める領域の輪郭形状にできるだけ合致する形状に形
成し、かつ駆動機構の支持体(４)(104)に一体的に固着
したことを特徴とする洗浄液槽を備える窓拭きワイパー
装置。
【０００６】洗浄液槽(14)(114)を、リンク機構(Ｔ)の
長さ方向に沿って延びる形状とするのがよい。
【０００７】洗浄液槽(14)の上面板(17)を凹入させて、
駆動機構のモーター装置(６)をその凹入部に嵌入し、洗
浄液槽(14)を、支持体の基板(５)の下方に突出させるの
がよい。
【０００８】この場合において、基板(５)の長さ方向に
沿う前縁に、洗浄液槽より突設した突起 (23)に係合す
る孔(22)を有する２個の支脚(20)(21)を、間隔を設けて
下向きに突設するとともに、基板の後縁に、少なくとも
１個の支脚(25)を突設し、洗浄液槽に設けた支持片(28)
に、ボルト等により止着するのがよい。
【０００９】洗浄液槽(114)で支持体(104)のスペーサを
構成し、洗浄液槽(114)の一方の短辺を、リンク機構
(Ｔ)の長さよりも短くした基板(105)に取り付けるとと
もに、洗浄液槽(114)の他方の短辺に、リンク機構(Ｔ)
の運動を伝達する関節部材(30)を装着した取付板(30)を
固着するのがよい。
【００１０】
【作用】洗浄液槽(14)(114)を、窓拭きワイパー装置の
駆動機構(２)(102)が占める領域の輪郭形状に合致する
形状に形成して、ワイパー装置の支持体(４)(104)に一
体的に組み付けて、ワイパー装置と洗浄液槽とを単一の
装置として構成することにより、自動車の車体へ容易に
取付けることができ、かつ、占有容積を減少させうる。
【００１１】
【第１実施例】図１は、本発明の窓拭きワイパー装置の
第１実施例を示す斜視図で、窓拭きワイパー装置(１)
は、図示しないワイパーアームを駆動するための駆動機
構(２)を備え、駆動機構(２)は、ワイパーアーム軸(３)
の一端に連絡されている。駆動機構(２)は、基板(５)を
有する支持体(４)を備えている。
【００１２】基板(５)の下面には、ボルト(5a)によりモ
ーター装置(６)を装着してある。モーター装置(６)は、
回転軸を基板(５)の面とほぼ平行として設置したモータ
ー(７)と、基板(５)の面を垂直に貫通する駆動軸(９)を
有する減速機(８)とを備えている。減速機(８)の駆動軸
(９)の先端は、基板(５)の上面に突出し、ここにクラン
ク(10)の基端が止着されている。
【００１３】クランク(10)の先端には、連接杆(11)の一
端が枢着され、クランク(10)と連接杆(11)とにより、リ
ンク機構(Ｔ)が構成されている。連接杆(11)の他端は、
ワイパーアーム軸(３)に結合された搖動部材(12)に枢着
され、駆動軸(９)を回転することにより、ワイパーアー
ム軸(３)を往復回転させるようになっている。
【００１４】支持体(４)には、ねじ孔をあけた複数の軸
管(13)を、基板(５)の面と垂直に設けて、自動車の車体
に取付けられるように構成してある。
【００１５】窓拭きワイパー装置(１)は、窓ガラス用洗
浄液を収容する洗浄液槽(14)と、この液槽(14)内に位置
するポンプ装置とを備えている。ポンプ装置の駆動用の
モーター(15)は、洗浄液槽(14)の外部に配置されてい
る。すなわちポンプ用モーター(15)は、駆動軸を垂直方
向として、洗浄液槽 (14)の一隅に形成された円筒形の
凹入部の中に設置されている。ポンプ装置は、図示しな
い可撓管によりノズル(16)に接続され、ワイパー装置で
払拭するべきガラス面に洗浄液を噴射する。
【００１６】洗浄液槽(14)は、駆動機構(２)が占める領
域の外郭つまり輪郭形状に、できるだけ合致するように
形成してあり、支持体(４)に固着してある。
【００１７】図１に示す実施例では、洗浄液槽(14)は、
直角六面体状をなし、基板(５)の下方に設置されてい
る。洗浄液槽の上面板(17)には、基板(５)の下面に突出
するモーター装置(６)を受入れる凹入部を設けてある。
【００１８】洗浄液槽(14)の全体としての平面的輪郭形
状は、支持体(４)と合致するように、左右方向及び前後
方向の寸法を、支持体(４)の寸法とほぼ一致させてあ
る。垂直方向には、モーター装置(６)の突出部を洗浄液
槽(14)の凹入部内に嵌入させて、装置全体の高さを小さ
くしてある。
【００１９】洗浄液槽(14)のポンプ用モーター(15)の反
対側の隅には、支持体(４)の前方へ突出する突出部(18)
を設けてある。突出部(18)の上面には、洗浄液槽(14)へ
洗浄液を注入するための注入口(19)を設けてある。注入
口(19)は、洗浄液槽へ洗浄液を補給し易くするために、
支持体(14)の周縁より前方に位置している。
【００２０】基板(５)の前縁には、下方を向く２個の支
脚(20)及び(21)を、間隔をあけて設けてある。図１の矢
印(II)で示す方向の断面図である図２に示すように、各
支脚(20)(21)には、洗浄液槽(14)の前面に設けた突起(2
3)が挿入しうる孔(22)をあけてある。各突起(23)には、
弾性材料等からなる保護スリーブ(24)を嵌合し、これに
孔(22)が嵌合している。
【００２１】洗浄液槽(14)と支持体(４)とを接続する第
３の接続点は、支持体(４)の後縁に設けてある。図１の
矢印(III)で示す方向の断面図である図３に示すよう
に、この第３の接続点には、下方に突出する第３の支脚
(25)を設け、かつその下端に、水平フランジ(26)を設け
てある。水平フランジ(26)と洗浄液槽(14)より水平に突
設した支持片(28)は、ボルト(27)を挿入して締着してあ
る。
【００２２】前縁側の支脚(20)及び(21)の下部には、た
とえば符号(29)で示すように孔をあけて、他の部材を取
付けるようにしてもよい。
【００２３】洗浄液槽(14)と支持体(４)とを組み立てる
には、突起(23)を孔(22)に嵌合させ、支脚(25)を洗浄液
槽(14)の支持片(28)に係着すればよく、迅速に行うこと
ができる。このようにして一体に組み立てた装置は、軸
管(13)により、自動車の車体に、容易かつ迅速に装着す
ることができる。
【００２４】
【第２実施例】図４は、本発明の第２実施例の平面図、
図５は、その正面図で、一部の部材を破断して示したも
のである。この実施例の各構成部材の中、上述の第１実
施例と同じもの、あるいは同様の機能のものは、第１実
施例の符号に(100)を加えて示してある。それらの部材
については、説明を省略するか、あるいは必要に応じて
簡単に説明する。
【００２５】図４及び図５に示す窓ふきワイパー装置(1
01)において、洗浄液を収容する洗浄液槽(114)は、窓拭
きワイパー駆動機構の支持体(104)の一部を構成するス
ペーサとなるように、リンク機構(Ｔ)の長さ方向と対応
する寸法に設定してある。基板(105)の長手方向の寸法
は、リンク機構(Ｔ)よりも小さくしてある。
【００２６】洗浄液槽(114)は、平行六面体状に形成し
てあり、基板(105)の短辺側の側縁部に、ボルト(ｖ)等
により止着してある。洗浄液槽(114)の逆側の短辺に
は、支持体(104)の分割部材である取付板(39)を固着し
てあり、これに、リンク機構(Ｔ)の関節部材(30)を取付
けてある。
【００２７】洗浄液槽(114)は、その上面より側方へ向
けて突設した広幅のフランジ(31)により、基板(105)に
固着されている。フランジ(31)には、ボルト(ｖ)用の孔
をあけてある。逆側の短辺縁には、洗浄液槽(114)の側
壁のほぼ中間の高さの位置に耳板(32)を突設してあり、
取付板(39)にボルトで固着してある。
【００２８】洗浄液槽(114)の奥行き方向(取付板(39)に
平行な方向)の幅は、基板(105)の幅とほぼ等しい寸法と
してある。垂直方向の寸法は、図５に示すように、モー
ター装置(106)を含めた支持体(104)の全高よりも、若干
大きくしてある。
【００２９】洗浄液槽(114)の上面板には、後方を向く
凹入部(33)を設けてあり、下向きに湾曲した連接杆(11
1)が移動できる空間を形成させてある。
【００３０】基板(105)、洗浄液槽(114)及び取付板(39)
は、一体的に組み立ててあり、たとえば基板(105)と取
付板(39)とに設けたネジ孔に、符号(34)で示すボルトを
螺合することにより、自動車の車体に取付けることがで
きる。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄液槽(14)(114)及
び窓拭きワイパー装置(１)(101)を、一体的に構成して
あり、自動車の車体へ容易に取り付け得るとともに、装
置を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の窓拭きワイパー装置の第１実施例の斜
視図である。
【図２】図１の矢印(II)の方向より見た部分断面図であ
る。
【図３】図１の矢印(III)の方向より見た図１の装置の
後部を示す詳細図である。
【図４】本発明の第２実施例の平面図である。
【図５】図４に示す装置の一部破断正面図である。
【符号の説明】
(１)窓拭きワイパー装置 (２)駆動機
構 (３)ワイパーアーム軸 (４)支持体 (５)基板 (5a)ボルト (６)モーター装置 (７)モータ
ー (８)減速機 (９)駆動軸 (10)クランク (11)連接杆 (12)搖動部材 (13)軸管 (14)洗浄液槽 (15)モータ
ー (16)ノズル (17)上面板 (18)突出部 (19)注入口 (20)(21)支脚 (23)突起 (24)スリーブ (25)支脚 (26)水平フランジ (27)ボルト (28)支持片 (29)孔 (30)関節部材 (31)フラン
ジ (32)耳板 (33)凹入部 (34)ボルト (39)取付板 (101)窓拭きワイパー装置 (104)支持
体 (105)基板 (111)連接
杆 (114)洗浄液槽 (Ｔ)リンク機構 (ｖ)ボルト
フロントページの続き (72)発明者 ジル ベルジュ フランス国 78120 クレールフォンテー ヌ アン イヴリーヌ リュ デュ パビ ヨン ４ (72)発明者 ジャン・ルイ ルームグー フランス国 75016 パリ リュ ドゥ スファ ４

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 少なくとも１個の窓拭きワイパーアーム
    を駆動する駆動機構(２)(102)を備え、駆動機構が、支
    持体(４)(104)と、それに装着されたモーター装置(６)
    (106)と、モーター装置により駆動される駆動軸(９)(10
    9)の回転を、少なくとも１個のワイパーアーム軸(３)(1
    03)に伝達するリンク機構(Ｔ)とを備え、支持体(４)(10
    4)を自動車の車体に取り付け得るように構成し、さら
    に、窓ガラス用洗浄液を収容する洗浄液槽(14)(114)を
    備え、ポンプ装置により、窓拭きワイパーの作動中に、
    窓ガラス面に洗浄液を噴射するようにした洗浄液槽を備
    える窓拭きワイパー装置において、洗浄液槽(14)(114)
    を、駆動機構(２)(102)が占める領域の輪郭形状にでき
    るだけ合致する形状に形成し、かつ駆動機構の支持体
    (４)(104)に一体的に固着したことを特徴とする洗浄液
    槽を備える窓拭きワイパー装置。
  2. 【請求項２】 洗浄液槽(14)(114)を、リンク機構(Ｔ)
    の長手方向に沿う形状に形成したことを特徴とする請求
    項１に記載の洗浄液槽を備える窓拭きワイパー装置。
  3. 【請求項３】 洗浄液槽(14)の上面板(17)を凹入させ
    て、駆動機構のモーター装置(６)をその凹入部に嵌入さ
    せ、かつ洗浄液槽(14)を、支持体の基板(５)の下方へ突
    出させたことを特徴とする請求項１に記載の洗浄液槽を
    備える窓拭きワイパー装置。
  4. 【請求項４】 基板(５)の長さ方向に沿う前縁に、洗浄
    液槽より突設した突起(23)に係合する孔(22)を有する２
    個の支脚(20)(21)を、間隔を設けて下向きに突設すると
    ともに、基板の後縁に、少なくとも１個の支脚(25)を突
    設し、洗浄液槽に設けた支持片(28)に、ボルト等により
    止着したことを特徴とする請求項３に記載の洗浄液槽を
    備える窓拭きワイパー装置。
  5. 【請求項５】 洗浄液槽(114)で支持体(104)のスペーサ
    を構成し、洗浄液槽(114)の一方の短辺を、リンク機構
    (Ｔ)の長さよりも短くした基板(105)に取り付けるとと
    もに、洗浄液槽(114)の他方の短辺に、リンク機構(Ｔ)
    の運動を伝達する関節部材(30)を装着した取付板(30)を
    固着したことを特徴とする請求項１に記載の洗浄液槽を
    備える窓拭きワイパー装置。
JP3048598A 1990-02-22 1991-02-22 洗浄液槽を備える窓拭きワイパー装置 Pending JPH0640313A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9002184 1990-02-22
FR9002184A FR2658461B1 (fr) 1990-02-22 1990-02-22 Dispositif d'essuie-glace, avec reservoir de liquide de lavage.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640313A true JPH0640313A (ja) 1994-02-15

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Country Status (5)

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US (1) US5271120A (ja)
EP (1) EP0443934B2 (ja)
JP (1) JPH0640313A (ja)
DE (1) DE69103039D1 (ja)
FR (1) FR2658461B1 (ja)

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