JPH0640256U - ドアストッパー - Google Patents

ドアストッパー

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JPH0640256U
JPH0640256U JP7509592U JP7509592U JPH0640256U JP H0640256 U JPH0640256 U JP H0640256U JP 7509592 U JP7509592 U JP 7509592U JP 7509592 U JP7509592 U JP 7509592U JP H0640256 U JPH0640256 U JP H0640256U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
piece
locking
end portion
locking operation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7509592U
Other languages
English (en)
Inventor
斉子 佐藤
Original Assignee
斉子 佐藤
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Publication date
Application filed by 斉子 佐藤 filed Critical 斉子 佐藤
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Publication of JPH0640256U publication Critical patent/JPH0640256U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロアーやドアを傷めることなく、ドアとフ
ロアーとの間に挿入できて開いた状態のドアを確実に一
時的に固定保持できるドアストッパー。 【構成】 基準底面15A に対して鋭角の傾斜上面12を形
成されるとともに先端部13を薄肉にされて上下方向に柔
軟性を備える係止片11と、この係止片11の後端部11a に
連接されて安定性を有する係止操作部16とを備え、前記
係止片11はその傾斜上面12を粗面に形成されるととも
に、後端部11a から先端部13までの下半部14を下向き櫛
歯状に形成させて、これら櫛歯状部分の底面15が長手方
向に中間部を常態で浮き上がるように形成され、前記係
止操作部16には把持部片20が設けられ、これら係止片11
及び係止操作部16を軟質弾性材で一体に構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として住宅におけるドアを開いた状態で一時的に保持させるのに 用いられるドアストッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般住宅、例えば集合住宅などの玄関のドアや、室内でのドアを開いて 室の内外もしくは隣合う部屋間を移動する際、開いたドアが自然に閉じたり,揺 動したりして、両手にものを提げて出入りしたり、嵩張った物品を持って出入り するのに不都合であるので、そのドアを一時的に固定させる必要性がある。そこ で、そのドアを開いて一時的に固定保持させるのに、このドアにドアの閉じ側に 目方の重い物品を当てがってフロアー上に置いたり、移動を制限できるようにド アの下面とフロアーとの間に板片を差し込んで制動力を付与させるなど、いわば 場当り式の手段によってドアの閉じるのを一時的に阻止させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらの手段によれば作業は簡単であるが、前述のようにドアの閉じ側に目方 の重い物品をそのドアに当てがって置くことは、そのような物品を捜して用意し なければならず不便である。また、前述のようにドアの下面とフロアーとの間に 板片を差し込んで制動力を付与させるには、前者のようにドアの下面とフロアー との間に挿入できるドア係止用の板片を用意しておく必要がある。しかも、前者 の場合では出入口にドアの移動を止める物品が置かれるので、通行の邪魔になる ことが多い。また、後者の場合ではフロアーやドアの下かまちに傷をつける危険 性がある。いずれにしても好ましくない問題点を有する。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決して、フロアーやドアを傷めることなく目 的のドアとフロアーとの間に挿入でき、開いた状態のドアを確実に一時的な固定 保持ができる簡単な構成のドアストッパーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述のような目的を達成するために、本考案は、基準底面に対して鋭角の傾斜 上面を形成されるとともに先端部を薄肉にされて上下方向に柔軟性を備える係止 片と、この係止片の後端部に連接して安定性を有する係止操作部とを備え、前記 係止片はその傾斜上面を粗面に形成されるとともに、前記後端部から先端部まで の下半部を下向き櫛歯状に形成させて、これら櫛歯状部分の底面が長手方向に中 間部を常態で前記基準底面より浮き上がるように形成され、前記係止操作部に把 持部片が設けられ、これら係止片及び係止操作部を軟質弾性材で一体に構成され ていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
このように構成される本考案のドアストッパーは、係止操作部を持って目的の ドアの下面とフロアーとの間に係止片を先端部から差し込んで、その係止片の傾 斜上面がドアの下面と強く接触する状態にまで押し込むようにしてドアを止める 。すると、この係止片は軟質弾性材で後端部から先端部までの下半部が下向き櫛 歯状に形成されるとともに、その櫛歯状に形成される部分の底面を長手方向に中 間部で基準底面より浮き上がらせた形状にされているので、ドアの下面と傾斜上 面との接触によって浮き上がっている底面が簡単にフロアーに接するまで押し下 げられ、その変位反力によって係止片の傾斜上面とドアの下面との接触力が高め られて容易に固定位置がずれることもなく、ドアを一時固定できる。また、係止 操作部は把持部片が設けられているので、係止片をドアの下面に挿入したり外脱 させる操作が係止位置から離れた箇所で行えるので取扱が容易である。
【0007】
【実施例】
次ぎに、本考案のドアストッパーについて、その一実施例を図面を参照しつつ 説明する。図1は本考案のドアストッパーの縦断正面図を示すもので、図2は図 1における係止操作部の把持部片を取り除いて示す平面図である。
【0008】 これらの図において、ドアストッパー10は所要長さで基準底面15A (後述)に 対して所要角度の傾斜上面12を有する係止片11と、この係止片11の後端部に連結 されて把持部片20を備える係止操作部16とを一体に軟質弾性材(例えば合成ゴム )で成形されている。
【0009】 前記係止片11は、所要長さで先端部13を薄肉にして、その先端部13と係止操作 部16の底面とを結ぶ基準底面15A を基準にして所要の傾斜角(例えば23°、但 しこの角度に限定されない)で後端部11a まで上がり勾配にされる傾斜上面12を 備え、幅方向に捻れの発生がない所要幅で、上下方向に屈曲可能な状態にされて いる。その上下方向に屈曲可能な状態とするために、下半部14を図1で示される ように複数の切込み14' を設けて櫛歯状に形成され、櫛歯状にされた複数の脚片 部の端面で形成される底面15が前記先端部13から後端部11a までの中間部が常態 (傾斜上面12に負荷を加えない状態)で前記基準底面15A より浮き上がるように 形成されている。また、前記傾斜上面12には長さ方向に適宜ピッチで多数の突条 12a が幅方向に設けてある。なお、この傾斜上面12は前述のような多数の突条12 a の代わりに比較的粗い梨地状の粗面、あるいは点在する突起を設けるようにす ることもできる。
【0010】 係止操作部16は、丁度靴のかかと部のような形状にされて前記係止片11の後端 部11a に連接して設けられる。そして、上向きの凹所17が設けられて、この凹所 17に適宜デザインを施された形状で手で把持できる寸法の把持部片20の基端部21 が嵌合できるようにされている。なお、この把持部片20は係止操作部16よりも硬 質の材料で、ドアに近接する側を平坦に形成されることが取り扱い上好ましい。 また、その基端部21が係止操作部16の凹所17に嵌合させて簡単に外脱しないよう に、本実施例では係止片11の後端部側に係止突条22が設けられ、凹所17側に把持 部片20の係止突条22が係合する係止凹部17' を設けて、両者の係合で凹所17に基 端部21を嵌合させた把持部片20が安定保持されるようになっている。
【0011】 このように構成される本考案のドアストッパー10は、使用に際して図3で示さ れるように、把持部片20を手でもって一時固定しようとするドア1の下面1'とフ ロアー2との隙間に係止片11の先端部13を差し込んで、傾斜上面12がドア1の下 面1'と強く接触するまで押し込むようにする。すると、係止片11は下半部14が複 数の切込み14' によって櫛歯状に形成されるとともに、底面15が中間部で浮き上 がる形状にされているので、その浮き上がり分傾斜上面12が押し下げられて変位 される。したがって、ドア1の下面1'と係止片11の傾斜上面12との接触部では前 記変位に対応する反力が作用するとともに、この傾斜上面12の多数の突条12a に よる接触抵抗とによって摩擦力が高められ、ドア1は簡単に固定保持される。も ちろん、フロアー2側が平滑面であっても、櫛歯状になっている複数の脚片で形 成される断続された底面15と薄肉の先端部13下面とによって前記変位による押圧 力が分散されてフロアー2面に作用され、このドアストッパー10とフロアー2面 との間で滑りを起こすことなく維持される。
【0012】 ドア1の一時的固定を解除するには、把持部片20を手でもってやや持ち上げる ようにしてドア1の下面1'とフロアー2の間に挿入係止されている係止片11部を 手前に引くようにする。このようにすれば、その係止片11のドア1の下面1'との 係合部より係止操作部16側が彎曲して底面15とフロアー2との接触力が減少する ことになるので、大きな引っ張り力を要することなくドアストッパー10を取り除 くことができる。なお、このドアストッパー10は軟質弾性材によって形成されて いるので、このドアストッパー10とドア1及びフロアー2との接触面に傷を付け ることなく使用できる。
【0013】 本考案のドアストッパー10は、係止操作部16が前述のように丁度靴のかかと部 と同様の形状にされているので、前述のようにドア1の下面1'に傾斜上面12を当 接させて係止固定させている係止片11部を後方で安定した状態で保持できる。ま た、その係止操作部16に付設の把持部片20が装飾性を所有させたものであるので 、使用状態でアクセサリー的な機能を発揮できる。さらに、ドア1を一時固定さ せる操作を行う際に把持部片20を持って操作すればよいので、取り扱いが容易に なる。
【0014】
【考案の効果】
上述のように、本考案のドアストッパーは簡単な構造で無理なく係止力を与え てドアやフロアーを傷めることなく開いた状態のドアを確実に一時固定できる。 また、ドアを開いた状態での固定に際して係止片をドアとフロアーとの隙間に挿 入させる操作のための把持部片が取り扱いの容易性と使用時のアクセサリー効果 とを兼備して、実用的効果を高め得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドアストッパーの縦断正面図である。
【図2】図1における係止操作部の把持部片を取り除い
て示す平面図である。
【図3】本考案のドアストッパーの使用態様を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ドア 1’ ドアの下面 2 フロアー 10 ドアストッパー 11 係止片 12 傾斜上面 12a 突条 13 係止片の先端部 14 係止片の下半部 14’ 切込み 15 底面 15A 基準底面 16 係止操作部 17 凹所 17’ 係止凹部 20 把持部片 21 把持部片の基端部 22 係止突条

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準底面に対して鋭角の傾斜上面を形成
    されるとともに先端部を薄肉にされて上下方向に柔軟性
    を備える係止片と、この係止片の後端部に連接されて安
    定性を有する係止操作部とを備え、前記係止片は前記傾
    斜上面を粗面に形成されるとともに、前記後端部から先
    端部までの下半部を下向き櫛歯状に形成させてこれら櫛
    歯状部分の底面が長手方向に中間部を常態で前記基準底
    面より浮き上がるように形成され、前記係止操作部に把
    持部片が設けられ、これら係止片及び係止操作部を軟質
    弾性材で一体に構成されていることを特徴とするドアス
    トッパー。
  2. 【請求項2】 前記係止操作部に設けられる把持部片
    は、前記係止操作部に設けられる凹所に基端部を嵌合さ
    せて起立状態で組み付けられ、外形に装飾を施されてい
    る請求項1に記載のドアストッパー。
JP7509592U 1992-10-28 1992-10-28 ドアストッパー Withdrawn JPH0640256U (ja)

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JP7509592U JPH0640256U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 ドアストッパー

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JP7509592U JPH0640256U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 ドアストッパー

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JPH0640256U true JPH0640256U (ja) 1994-05-27

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ID=13566270

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JP7509592U Withdrawn JPH0640256U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 ドアストッパー

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