JP3225435U - ドアストッパー - Google Patents

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康志 西村
康志 西村
人士 小林
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小岩金網株式会社
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Abstract

【課題】使用者が立ったままの姿勢で容易に操作できドアを確実に固定可能なドアストッパーを提供する。【解決手段】ドアストッパー1は、天板11と、天板11の下方に配置した底板12を、対応する一端側で連結し、他端側を開閉可能に構成してなる、本体部10と、天板11と底板12の間に介挿した弾性体30と、底板12の上面から立設する支柱20と、を備え、弾性体30によって、天板11を上方に弾性付勢可能に構成した。【選択図】図1

Description

本考案はドアストッパーに関し、特に使用者が立ったままの姿勢で容易に操作でき、ドアを確実に固定可能なドアストッパーに関する。
従来技術のドアストッパーの代表的なものは、合成樹脂製の楔体からなり、開いたドアの下縁と床面との間に楔体の鋭角部を押し込むことで、楔作用によってドアの移動を防止する。従来技術にかかるドアストッパーには、例えば特許文献1〜8のようなものがある。
ドアストッパーの使用時には、ドアを開放した状態でドアの手前に屈み、片手でドアを抑えながら、反対の手でドアの下端と床面の間にドアストッパーを押し込んでドアを留める。
特開2001−32604号公報 特開2008−115573号公報 特開2008−267094号公報 特開2018−35523号公報 実用新案登録第3003031号公報 実用新案登録第3033356号号公報 実用新案登録第3209085号号公報 実開平2−25668号公報
従来技術には以下の問題点がある。
<1>ドア下に手で押し込む際に身を屈めるため、使用者の腰に負担がかかる。例えばホテルの清掃では、客室のドアごとに腰の曲げ伸ばしの繰り返しになるため、作業員の肉体的負担が非常に大きい。
<2>靴の爪先でドア下に押し込むこともできるが、形状が不安定なため横向きに倒れやすく、また鋭角部をドア面に対して垂直方向に向けるのが難しい。
<3>ドアを確実に固定するには、楔体をドア下に強く押し込む必要がある。身体を屈め、片手でドアを押さえた不自然な体勢でこの作業を行うのは難しく、ドアの確実な固定が難しい。
<4>床に置かれ、時に靴で押し込まれる物を手で掴んで扱うため、不衛生である。また、床に屈み込む際に手や膝が床について汚れることがある。
<5>小型で足元に置かれるため、紛失しやすく、盗難されやすい。
本考案の目的は、以上のような問題点を解決できるドアストッパーを提供することにある。
本考案のドアストッパーは、上下面を連通する挿通孔を有する天板と、天板の下方に配置した底板を、対応する一端側で連結し、他端側を開閉可能に構成してなる、本体部と、天板と底板の間に介挿した、弾性体と、底板の上面から立設し、挿通孔を通過して天板の上方へ延在する、支柱と、を備え、弾性体によって、天板を上方に弾性付勢可能に構成したことを特徴とする。
本考案のドアストッパーは、天板が、上下面を連通する挿通孔を有し、支柱が、弾性体の内部を通過して上方へ延在していてもよい。
本考案のドアストッパーは、弾性体が、コイルばねであって、支柱をコイルばねの内空に連通してもよい。
本考案のドアストッパーは、天板の上面に係止突起を有し、係止突起が、挿通孔より底板との連結端側に位置してもよい。
本考案のドアストッパーは、支柱の上端部に、把持部を付設してもよい。
本考案のドアストッパーは、底板の底面から把持部の上部までの距離が、60cm〜80cmの範囲にあってもよい。
本考案のドアストッパーは、把持部が、球状体であってもよい。
本考案のドアストッパーは、把持部に、物品を掛けるための掛止構造を設けてもよい。
本考案のドアストッパーは、天板の上面及び/又は底板の底面に、滑り止め加工を施してもよい。
本考案のドアストッパーは、上記の構成により次の効果のうち少なくとも一つを備える。
<1>支柱の上部を掴むことで、身を屈めることなく立ったまま操作できる。このため、自然な体勢で容易にドアを固定でき、使用者の肉体的負担を解消することができる。
<2>片手で支柱を操作してドア下に本体部の先端を差し込み、反対の手でドアを軽く手前に引くことで、ドアの下端を天板上に乗り上げさせ、容易かつ確実にドアを固定することができる。
<3>立ったまま手で操作できるため、衛生的である。
<4>場所をとらずに立てた状態で保管できる。また、支柱に一定の長さがあるため、紛失しにくく、盗難されにくい。
本考案のドアストッパーの説明図。 ドアストッパーの使用方法の説明図。 ドアストッパーの使用方法の説明図。 実施例2の説明図。 実施例3の説明図。 実施例4の説明図。 実施例5の説明図。
以下、図面を参照しながら本考案のドアストッパーについて詳細に説明する。
[ドアストッパー]
<1>全体の構成(図1)。
本考案のドアストッパー1は、ドアAを開放した状態に固定するための装置である。
ドアストッパー1は、本体部10と、支柱20と、弾性体30と、を少なくとも備える。本例では、更に把持部40を備える。
支柱20は、本体部10の底板12上から上方に立設する。
弾性体30は、本体部10の天板11と底板12の間に介挿される。
把持部40は、支柱20の上端部に付設する。
本考案のドアストッパー1は、支柱20を備える長尺構造と、本体部10の弾性構造の組み合わせにより、使用者が立ったままの姿勢で操作でき、容易かつ確実にドアAを固定できる点に特徴を有する。
<2>本体部。
本体部10は、ドアAを下方から押し上げる部材である。
本体部10は、天板11と底板12を対応する一側端(接合端)で連結し、他端(開閉端)側を開閉可能に構成してなり、側面視倒V字形状又は側面視倒Y字形状を呈する。
本例では、天板11が底板12に対して上方への形状弾性を有する、板バネ構造とする。ただしこれに限らず、本体部10自体の形状弾性を有さない蝶番構造であってもよい。
本例では、本体部10として2枚の鋼板の組み合わせ構造を採用する。ただしこれに限らず、プラスチック、繊維強化プラスチック(FRP)等の合成樹脂製であってもよい。
<2.1>天板。
天板11は、本体部10の構成要素であって、使用時にドアAの下端を押し上げる部材である。
本例では天板11として、先端角部を面取りした長方形の鋼板を採用する。ただしこれに限らず、正方形、その他の多角形、円形等の面材を採用してもよい。
天板11は、開閉端側が底板12との接合端側に対して上面方向に曲折し、板バネ状の形状弾性を有する。
天板11の開閉端側には、上下面を連通する挿通孔11aを穿設する。
挿通孔11aは、支柱20の通過を許容するように、天板11の長手方向に広い長孔とし、挿通孔11aの幅を支柱20の外径より大きくする。
本例では、天板11の上面に係止突起11bを突設する。
係止突起11bは、挿通孔11aより底板12との接合端側に位置する。
<2.2>底板。
底板12は、本体部10の構成要素であって、使用時に床面に接する部材である。
本例では底板12として、先端角部を面取りした長方形の鋼板を採用する。ただしこれに限らず、正方形、その他の多角形、円形等の面材を採用してもよい。
底板12の開閉端側の上面から、支柱20が立設する。
<3>支柱。
支柱20は、本体部10を操作するための部材である。
本例では支柱20として、断面円形の鋼棒を採用する。
ただしこれに限らず、プラスチック、繊維強化プラスチック(FRP)等の合成樹脂製等であってもよい。また、断面形状を三角形、四角形等の多角形状や、楕円形状等としてもよい。
支柱20は、底板12の上面から立設し、挿通孔11aを通過して天板11の上方へ延在する。本例では支柱20が、挿通孔11aと、弾性体30の内部とを連通する。
本例では、支柱20の上端部に把持部40を付設する。
支柱20の長さは、使用者が立って脇に手を垂らした状態から、把持部40を掴んで容易に操作できる程度の長さとするのが望ましい。具体的には底板12の下面から把持部40の上部までの長さを、40cm〜100cm程度、好ましくは60cm〜80cm程度とするとよい。
<4>弾性体。
弾性体30は、天板11を上方に弾性付勢するための部材である。
弾性体30は、本体部10の天板11と底板12の間に介挿する。
本例では弾性体30として、支柱20に外挿したコイル状の圧縮ばねを採用する。ただしこれに限らず、天板11と底板12の接合部に配置したトーションばねを採用してもよい。または、圧縮弾性を有するクッション材を配置してもよい(図4)。あるいは、コイル状の圧縮バネを支柱20に外挿させずに配置してもよい。
弾性体30の高さは、天板11と底板12の間隔に対応させる。
<5>把持部。
把持部40は、ドアストッパー1を掴むための部材である。
把持部40は、支柱20の上端部に付設する。
本例では把持部40として、合成樹脂製の球状体を採用する。球状体は使用者が握りやすく、またドアAの表面にぶつけても疵をつけにくい。
ただし把持部40はこれに限らず、使用者が掴んで操作することさえできれば、いかなる形状、構造であってもよい。
<6>使用方法。
本考案のドアストッパー1の使用方法について説明する。
ドアAを開けた状態で、把持部40(把持部40を設けない場合には支柱20の上部)を持って、ドアAと床面との間に、本体部10の接合端を差し入れる(図2)。
この状態では、本体部10の天板11がドアAの下端縁に斜めに接し、本体部10の開閉端は開いた状態である(図3(a))。
続いて、把持部40を介して片手で本体部10の位置を固定したまま、反対の手でドアAを軽く手前に引く。すると、ドアAが天板11の上面に乗り上げ、天板11が下方に押下げられることによる弾性体30の弾性反力によって、ドアAが確実に固定される(図3(b))。
この際、ドアAの下縁が、天板11の係止突起11bに当接することで、ドアAが把持部40や支柱20に接触するのを防ぐことができる。
また、足で天板11を軽く踏み弾性体30を押下げながら、ドアAを引くか、本体部10をドアA下に押し込んでドアAを固定してもよい。このように本体部10を靴で操作しても、本体部10を手で触れる必要がないので衛生的である。
[挿通孔を有さない実施例]
本体部10の天板11は、挿通孔11aを有していなくてもよい(図4)。
この場合、底板12の先端を天板11の先端より突出させ、該突出部から支柱20を立ち上げることで、天板11と支柱20が干渉しないように構成する。
あるいは、底板12の先端を天板11より上方に立ち上げて立設部12aを構成し、立設部12a上から支柱20を立ち上げてもよい。
[掛止構造を有する実施例]
本例では、把持部40に係止構造41を設ける。
係止構造41は、鍵Kや靴べらSを掛けるための構造である。
例えば、把持部40として金属または樹脂等で構成した動物(カエル、ネコ、パンダなど)の頭部をデザインした部材を採用し、係止構造41として頭部を貫通した口部、頭部から上方に突起した目・耳部を採用する(図5)。
この場合、口部に靴べらSの取っ手を引っ掛けて保持したり、目・耳部に鍵Kを引っ掛けて保持することができる。
以上の構造により、ドアストッパー1を、同時に靴べらホルダー、キーホルダー、又は荷物掛け等の様々な用途に兼用することができる。
[本体部に滑り止め加工を施した実施例]
本例では、本体部10に滑り止め加工を施す。
滑り止め加工は、天板11の上面及び底板12の底面の少なくとも一方に施す。ここで滑り止め加工とは、天板11の上面等を表面処理することの他、滑り止めシートを貼ること、ゴム被覆すること等を含む。
表面処理の例としては、例えば、平面綾目加工、エンボス加工、平面平目加工等がある(図6)。
[把持部の他の実施例]
実施例1の把持部40は球体であったがこれに限られず、把持部40として他の様々な形状又は構造を採用することができる。
例えば、円筒形、円錐形、角柱形等の幾何学形状、ハート形、人形型等の装飾的形状、握り部を設けた形状、看板型の形状等を採用してもよい(図7)。要は、把持部40を掴んで本体部10をドアAの下部に挿入可能な形状又は構造であればよい。
1 ドアストッパー
10 本体部
11 天板
11a 挿通孔
11b 係止突起
12 底板
12a 立設部
20 支柱
30 弾性体
40 把持部
41 掛止構造
A ドア
K 鍵
S 靴べら

Claims (9)

  1. 天板と、前記天板の下方に配置した底板を、対応する一端側で連結し、他端側を開閉可能に構成してなる、本体部と、
    前記天板と前記底板の間に介挿した、弾性体と、
    前記底板の上面から立設する、支柱と、を備え、
    前記弾性体によって、前記天板を上方に弾性付勢可能に構成したことを特徴とする、
    ドアストッパー。
  2. 前記天板が、上下面を連通する挿通孔を有し、前記支柱が、前記弾性体の内部を通過して上方へ延在することを特徴とする、請求項1に記載のドアストッパー。
  3. 前記弾性体が、コイルばねであって、前記支柱を前記コイルばねの内空に連通したことを特徴とする、請求項2に記載のドアストッパー。
  4. 前記天板の上面に係止突起を有し、前記係止突起が、前記挿通孔より前記底板との連結端側に位置することを特徴とする、請求項2又は3に記載のドアストッパー。
  5. 前記支柱の上端部に、把持部を付設したことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のドアストッパー。
  6. 前記底板の底面から前記把持部の上部までの距離が、60cm〜80cmの範囲にあることを特徴とする、請求項5に記載のドアストッパー。
  7. 前記把持部が、球状体であることを特徴とする、請求項5又は6に記載のドアストッパー。
  8. 前記把持部に、物品を掛けるための掛止構造を設けたことを特徴とする、請求項5乃至7のいずれか一項に記載のドアストッパー。
  9. 前記天板の上面及び/又は前記底板の底面に、滑り止め加工を施したことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のドアストッパー。
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