JP3116397U - 杖 - Google Patents

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JP3116397U
JP3116397U JP2005006366U JP2005006366U JP3116397U JP 3116397 U JP3116397 U JP 3116397U JP 2005006366 U JP2005006366 U JP 2005006366U JP 2005006366 U JP2005006366 U JP 2005006366U JP 3116397 U JP3116397 U JP 3116397U
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Abstract

【課題】片手の身体障害者が杖を使用中において、杖を一時手放す必要があるとき、杖を保持できるものが要求される。
【解決手段】杖の握り部又は杖本体の上部に、杖1を他物に掛け止める事のできる要素、磁石3、フック4等を設ける事により目的を達する。
【選択図】図1

Description

本考案は、は人間が歩行時に使用する杖であって、特に身体障害者が使用する杖に関するものである。
杖は人類の必要道具であるため、人類の創世時代から存在していた最も古い備品であるが、木片であり、人間の生活様式が文明化するにつれ、杖も技巧化され色々な形状のものが考え出されているが、杖は重量、形体に制限のある単純なものなるため大きな変革はされていない。
特開2000−50927 特開2001−120318 特開2003−102525 特開2003−319810 実開平03−112011 実開平06−52527
身体障害者の人達の中で特に片手の人が、杖をついて歩行中において、杖を手より放し他のものを持つ必要が生じる事がある、このような場合において杖を身体の一部に掛止可能にするか、又は近辺に掛止可能なる杖が要求される。
道路端には、下水溝があり、その溝蓋の隙間に杖先が、さし入れられることがあり、老人は転倒する危険性がある、この対策として色々な弾性の石突が使用されているが、弾性力が好適でなく、滑り止め効果も好適でない。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであって、杖の下端の石突と称する部分を弾性物質にて作成し、滑りを防止するとともに、地面に接した時の衝撃を緩和する、このような対策は従来よりなされているが、本考案は弾性を各段に高め衝撃を一層減少させる、この弾性石突は溝蓋の隙間に杖先が入ることを防止する目的も有す。
近年の杖は握り部がT字形をなしているため、杖を掛けることができない、傘の柄のように湾曲しておれば、どこにでも掛けられ便利である、そこで傘の柄と同形のものを、着脱可能にして設けるか、或いは握り部に掛かり止めのできる部品を設けることにより目的を達する。
杖を壁などに、もたせて置く場合に、倒れる事が多い、そこで杖の上部に磁石又は鉄類の金属を設け、壁に磁性板又は鉄類の金属板を貼付することにより、杖を転倒させず保持する、杖の上部に設けられる磁石又は鉄類金属は、杖の上部分であれば、どの位置に設けても良いことは勿論であるが、握り部に設けるのが最も好適だろう。
本考案によれば、杖を壁に磁着させることができるので、杖の置き場所が拡大できる、又石突の弾性が従来より一層柔軟になされているため、使用者に衝撃を全く与えない。
更に、杖の掛け保持装置を設けたため、片手の身体障害者にても、杖を放して、他のものを手に取ることが可能になり、本案は従来の杖に比し種々の利点を有している。
杖本体の上端に握り部を固着し、握り部の側面に磁石を埋付け、握り部の内部に起倒自在に掛り止を設ける、本案は杖本体の上部分にフックが設けられるようになされているが、フックは着脱方式に作られているため使用に際しフックを当初より取り外して使用しても良いことは勿論である。
杖本体の下端には、特に弾性を有する石突を装着し使用時の衝撃を緩和せしめる。
以下本考案を図面に基づき詳細に説明する、図1は本考案の杖の側面図にして、1は杖本体であって、上端に握り部2が固着されている、この形態は従来の杖と全く同一であるが、本考案の握り部2の側面には磁石3が埋め込まれており、この磁力により他の鉄類金属に磁着させて杖本体1の転倒を防止する、この場合に磁石3の代用として鉄片を埋め込み、磁石を取り付けた所を杖置き場とすることも勿論可能である。
杖本体1の上部分に傘の柄状のフック4が板バネ5により挟み付けられている、この場合の挟み付け位置は使用者の好みの位置でよいが、上部に取り付けるのが使い勝手がよいだろう、このフック4の使用目的は、使用者自身の身体部分に掛けるか、又は他の箇所に掛けて、握り部2から手を放す場合に使用するものである、両手のある人にても本考案杖は使用できるが、本案は片手の身体障害者の人達を特に対象として考案されたものである。
杖本体1の下端には、ゴム系又は合成樹脂系の弾性物質にて作られた石突9が装着されている、この石突9は一体成型にて作られているが、上板11と底板10を支柱8にて連結する構造になっている、このため柔軟であり、地面に強く接しても衝撃を緩和することができ、且つ滑りを防止する効果も優れている、底板10の直径は約30mm乃至100mmに製作されているため溝蓋の孔に嵌入することを防止するる。
図2は、本考案の杖の、握り部2の一部切截側面図にして、握り部2の内部に掛り止6が支点7により回動自在に取り付けられている、通常時の掛り止6は握り部2の内部に収納されており外部に全く出ていない、杖を何かに掛ける必要が生じた場合に掛り止6を、外部に引き出し使用する、従来の杖は掛ける事ができないため不便であったが、掛り止6を設ける事により、簡単に容易に目的を達することができる。
図3は、本考案の杖の、フック4の側面図にして、フック4は従来の傘の柄と全く同一のものである、このフック4の直線部の上下それぞれに板バネ5が設けられており、この板バネ5により杖本体1を挟み止める方式である。
フック4は軽便に着脱でて、外した状態にて杖使用は勿論自由である、このフック4の使用目的は、図2の場合の掛り止6の使用目的と全く同一であるため使用説明は省略する。
図4は、本考案の杖の、杖本体1とフック4が連結した状態の平面断面図であって、板バネ5の弾性により杖本体1を挟み止めるものである、そのためフック4を引くと板バネ5は開き杖本体1から離脱する、この結合の方法は板バネ5に限定されたものでなく、着脱可能方式ならば、どのような方式のものにても良いことは勿論である。
本考案は、このような実施例に何等限定されるものでなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様にて実施し得るは勿論である。
本考案の利用可能性として、道具類の柄の中に掛り止6を設けることにより、作業時において掛け止めができ便利になり、多方面に用途が考えられる。
は、本考案の杖の側面図である。 は,本考案の杖の握り部2の一部切截側面図である。 は、本考案の杖のフック4の側面図である。 は、本考案の杖の、杖本体1とフック4の側面図である。
符号の説明
1 杖本体
2 握り部
3 磁石
4 フック
5 板バネ
6 掛り止
7 支点
8 支柱
9 石突
10 底板
11 上板

Claims (4)

  1. 杖本体の上端に、握り部を固着し、該握り部内の先端に掛り止を支点にて回動自在に取り付けてなることを特徴とする杖。
  2. 杖本体の上端に固着したる握り部の側面部に磁石を埋め込みてなることを特徴とする杖
  3. 請求請2記載の杖において、杖本体上方にフックを弾性挟持具にて挟持させることを特徴とする杖。
  4. 杖本体の上端に握り部を固着し、杖本体の下端に、支柱にて上板と底板を連結したる。弾性石突を固着してなることを特徴とする杖。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200091652A (ko) * 2019-01-23 2020-07-31 안병찬 보행 보조장치

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