JP3121649U - フック付杖 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に身障者、老人が、室内、外で歩行、散歩時に使用する、下端にフックを設けた杖の提供。
【解決手段】頂部にT字状の取手3を取り付けてある管状体2−1,2−2からなる杖の上部表面に、管状体の長手方向に沿って習動可能なノブ6を設け、管状体下部に、上部分が開閉可能で先端に屈曲部を有するフック8を設け、管状体内部でノブの脚部とフックを連結材で係合し、管状体下部表面にフック先端を収納する穴を設けたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、主に身障者、老人が、室内外で歩行、散歩時に使用する、下端にフックを設けた杖に関するものである。
従来、杖の下部に突起、枝を付けたり、開閉できる把持部を設けた杖は、下記文献1〜4に開示されている。文献1は、取手部のレバーを操作することにより、杖の下端部を拡開して、杖使用時の安定感を増すものである。文献2、文献3は、杖に設けられた棒状のレバーを操作することにより、杖下端部に設けられた、くちばし状の掴み部を開閉して主に犬の糞を掴むものである。文献4は、下端部分が2本に枝分かれしており、その枝分かれしたところの一方に文献2、文献3と同様のくちばし状の開閉する掴み部が設けられている。
文献1
特開2005−176983号
文献2
特開2005−224226号
文献3
実用新案登録第3045900号
文献4
実用新案登録第3049607号
上記文献2〜4に開示されているものは全て、下端部に開閉可能なつめ状の掴み部が設けられており、身障者、老人が日常、室内外で歩行、散歩等で使用するには見栄えが悪くて、安全に使いづらかった。
本考案は、このような従来の杖の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、身障者、老人が、誤って歩行中に落した帽子とかバック等の落下物を、容易に拾い上げることができ、安全に使用できる杖を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、頂部にT字状の取手を取付けてある管状体からなる杖の上部表面に、管状体の長手方向に沿って摺動可能なノブを設け、管状体下部に、上部分が開閉可能で先端に屈曲部を有するフックを設け、管状体内部でノブの脚部とフックを連結材で係合し、管状体下部表面にフック先端を収納する穴を設けたものである。
上記のように、本考案のフック付杖は、杖の下部に設けられた、開閉可能なフックを操作するノブは、杖本体に軸着しており、外に拡開しておらず、フックは使用しない時は杖本体に接して、屈曲部を有する先端は杖本体に設けられた穴に収納されているため、障害者のみならず、老人、一般の人でも室内外で、歩行、散歩時に通常の杖としての使用にとどまらず、誤って帽子とか、バック等を落した時に、座り込まないで、立ったままで容易にノブを操作してフックを開き、引っ掛けて拾い上げることができる。
頂部にT字状の取手を取付けてある管状体からなる杖の上部表面に、スリットを設け、そのスリットに、管状体の長手方向に沿って摺動可能なノブの脚部を挿入する。
管状体下部表面に、フック開閉穴と、フック先端収納穴を設け、フック開閉穴近傍にフック取り付け輪を、管状体表面周に固定し、フック取り付け輪の間にフックを回動可能に取り付ける。
ノブの脚部とフックの後部を管状体内部で、それぞれに設けた穴を使い、連結材で係合する。
管状体下端に石突を設けて管状体の底面を閉じる。
以下、添付図面1〜10に沿って本考案の実施例を説明する。本考案のフック付杖1の全体の構成は、頂部にT字状の取手3を設け、その下に杖本体(管状体)2が接続されている。杖本体(管状体)2は、管状の杖本体上2−1と杖本体上2−2が伸縮調節具4で接続されており、杖本体上2−2の下端には石突5が設けられている。
頂部の取手3の材質は、木、プラスチックあるいは、アルミ等の加工し易いものを使用する。管状の杖本体上2−1、杖本体下2−2は、ステンレス、アルミニウム、鉄等の金属あるいは木等の硬質で軽量の材質を選ぶ。杖本体下2−2の下端に設ける石突5はゴムあるいはプラスチック製とする。
図3のように、杖本体上2−1表面上で、取手3の下近傍に、杖本体長手方向に、ノブ6摺動用のノブ摺動用スリット13を設ける。図4のように、このノブ摺動用スリット13に、図9に示すノブ6の中央に穴の明いた脚部7を挿入する。ノブ6は直方体の形状をしており、プラスチック又は木製で、ノブ6の本体とノブ脚部7は、インサート又は、ねじ止め等で固定する。
ノブ摺動用スリット13と杖本体上2−1の直交する同一円周上に図1、図2のように作業穴16を明け、これを利用して、ノブ脚部7と、連結材9の先端のリング部を、割りピン11を使用して係合する。
ノブ摺動用スリット13の延長線上で、杖本体下2−2下部に図5、図6のようにフック開閉用穴14を設ける。
フック開閉用穴14から、図6のようにフックの後端部17を挿入し、杖本体下2−2底面から、連結材9の下端のリング部と、フックの後端部17に明けられた穴18を割りピン11を使用して係合する。フック8にはストッパ部20が設けてあり、杖本体2に対して直角以上には拡がらない形状になっている。フックの材質は、金属又はプラスチックの板材とし、連結材は金属製の棒鋼、ピアノ線等の撓まない素材とする。
フック取付輪10を、図3のように杖本体下2−2のフック開閉用穴14の下に巻き付け、その先端部で、フック開閉穴14から外に出ているフック8を挟み、フック取付輪10の先端部の穴と、フック中央部穴19を一致させ、割りピン11または、ボルトナット12を使用して係合する。フック取付輪10の材質はプラスチック又は、金属の薄板加工品とする。
図1、図2に示す杖本体上2−1に明けた、ノブ取り付け作業穴16は、作業後ゴム又はプラスチック製の栓をする。
図2で、ノブ6を上下に摺動して、フック8を従動させ、フック8が閉じた時に、屈曲したフック先端部が、図2、図5のように杖本体下に設けられた収納穴15に収納されるように、伸縮調節具4を回転させて長さを調節する。その後杖本体2−2の下端に石突5を設ける。
本考案は、上記のような構成からなるが、その使用法は次の通りである。
このフック付杖1を使用して、歩行、散歩中に誤って帽子、バック等を下に落した時に、図2のノブ6を上に摺動させて、図1のようにフック8を開き、フック8の屈曲した先端で落下物を引っ掛けて拾い上げる。その後、ノブ8を下に摺動させてフック8を元に戻し、屈曲した先端をフック収納穴15に収納する。杖全体の長さが変わる場合は、連結材9を適切な長さのものに交換して対応すればよい。
この実施例のノブ脚部7の穴と、ノブ取付け作業穴16の間に引っ張りコイルバネを設け、ノブ摺動用スリット13の形状を凸形に加工すれば、フック8を開くために、図2のノブ6を上向に摺動させ、管状体の円周方向に回転して、ノブ脚部7をノブ摺動用スリット13の凹部に挿入すれば、フック8は手を放しても開いた状態を維持する。フック8を閉じるときは、ノブ8を逆に回転して凹部からノブ脚部7を外せば、コイルスプリングの力により復元し、フック先端屈曲部はフック先端収納穴に収納される。この、もう1つの実施例は容易に創造できる。
本考案の側面図(フック開時) 本考案の側面図(フック閉時) 本考案の正面図(フック閉時) ノブと連結材接続詳細図 フックと連結材接続詳細図(フック閉時) フックと連結材接続詳細図(フック開時) フック正面図 フック取付輪斜視図 ノブ斜視図 連結材正面図
符号の説明
1 本考案フック付杖
2 杖本体(管状体)
2−1杖本体上
2−2杖本体下
3 取手
4 伸縮調節具
5 石突
6 ノブ
7 ノブ脚部
8 フック
9 連結材
10 フック取付輪
11 割りピン
12 ボルト、ナット
13 ノブ摺動用スリット
14 フック開閉穴
15 フック先端収納穴
16 ノブ取付作業穴
17 フック後端部
18 フック後端部穴
19 フック中央部穴
20 フックストッパ部

Claims (1)

  1. 頂部にT字状の取手を取付けてある管状体からなる杖において、前記管状体上部表面に管状体の長手方向に沿って摺動可能なノブを設け、前記管状体下部に上部分が開閉可能で先端に屈曲部を有するフックを設け、前記管状体内部で、前記のノブ脚部と前記フックを連結材で係合し、前記管状体下部表面に、前記フック先端を収納する穴を設けたことを特徴とするフック付杖。
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