JP3026295U - 傘及び傘用突起部材 - Google Patents

傘及び傘用突起部材

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JP3026295U
JP3026295U JP1995013724U JP1372495U JP3026295U JP 3026295 U JP3026295 U JP 3026295U JP 1995013724 U JP1995013724 U JP 1995013724U JP 1372495 U JP1372495 U JP 1372495U JP 3026295 U JP3026295 U JP 3026295U
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JP1995013724U
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有宏 河野
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有宏 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用していない場合には、荷物を合理的に持
つことができるようにして、傘及び荷物を安定よく持つ
ことができ、且つ、使用中には例えば強風等にも負けず
に確実にさすことができるようにする点にある。 【解決手段】 握柄の傘軸寄り部位に、該傘軸に対して
交差する方向に突出する突起部材を設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、雨、雪、日光等を避けるための傘及びその傘に取付けて使用するた めの傘用突起部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の傘には、洋傘と和傘とに区別されているが、近年和傘はほとんど使用 されず、折りたたみ式や自動開き式、所謂ジャンプ傘等の洋傘がほとんどを占め ている。
【0003】 特に、上記自動開き式の洋傘においては、その傘サイズ、つまり親骨の長さが 紳士物で60〜66cm、婦人物で50〜55cmのものが一般的であり、最近 はより大型のものが好まれている傾向にある。
【0004】 ところで、上記のような大型の傘は、雨等を避ける場合に最適であるが、途中 で雨が止んでしまった場合や電車等に乗車する場合等において、傘を閉じた状態 にしても、上下方向のサイズが大きい分取り扱いに不便さがあり、特にたくさん の荷物を両手に持っている場合に、荷物だけでなく、大型の傘をしっかりと手に 持ち切れず、それらを落としてしまうことがあり、改善の余地があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、使用していない場合 には、荷物を合理的に持つことができるようにして、傘及び荷物を安定よく持つ ことができ、且つ、使用中には例えば強風等にも負けずに確実にさすことができ るようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題解決のために、握柄の傘軸寄り部位に、該傘軸に対して 交差する方向に突出する突起部材を設けることによって、傘をさして雨等を避け る場合には、握柄を握っている手を突起部材が接当支持して、握柄に対して手が 滑って不測に移動してしまうことがないため、傘が強風等により大きく傾いてし まっても、傘を常に安定よく持つことができ、傘が手から離れてしまうことを回 避することができる。また、傘をたたんだ非使用時には、突起部材に荷物等を引 っ掛けることによって、多くの荷物及び傘を手で持つことができる許容範囲内に 抑えることが可能になる。
【0007】 前記握柄に前記突起部材側に延出した延出部が形成され、この延出部に前記突 起部材が上下方向で重複するように該突起部材を構成してあるから、突起部材が 握柄の横方向に突出することがなく、他物等に突起部材が接当してしまうことを 回避することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1に雨や雪等を避けるための自動開き式の洋傘、所謂ジャンプ傘が示されて いる。このジャンプ傘は、傘軸1の上端に石づき2を取付け、前記石づき2の傘 軸1部分から多数の親骨3・・・の一端をそれぞれ連結し、これら親骨3・・・ の他端側と前記傘軸1に上下動自在に外嵌されたロクロ4とを支骨5・・・によ り連結し、前記親骨3・・・間にビニルフィルムやナイロン等からなる生地11 を張り付け、前記ロクロ4よりも下方の傘軸1部分に上下動自在に外嵌し、この 外嵌された嵌合部材6と前記支骨5・・・とを補助骨7・・・にて連結し、この 嵌合部材6と前記ロクロ4との間に親骨3・・・を開き側に付勢するコイルスプ リング8を設けるとともに、傘軸1の下端部に玉溜り9及び握柄10を取付けて 、構成されている。尚、図に示す12は、傘を閉じ姿勢に維持するために、前記 嵌合部材6を係止保持する係止部であり、この係止部12の係止を解除操作する ためのプッシュ操作部13が係止部12に一体連設されている。本考案は、自動 開き式の洋傘の他、コーモリ傘やその他の洋傘、あるいは蛇の目傘や和傘に適用 することができる。又、生地11が布でなる日傘等にも適用することができる。
【0009】 図1、図2(イ),(ロ)、図3に示すように、前記握柄10の傘軸1寄り部 位、つまり前記玉溜り9近傍部位に、該傘軸1に対して交差する方向に突出する 合成樹脂製の突起部材14を設けてある。この突起部材14は、握柄10に形成 された凹部10Sに挿入可能な挿入部14Aと、この挿入部14Aの挿入深さを 制限するために傘軸1の外面に接当する鍔部14Bと、この鍔部14Bから握柄 10に対して直交する方向に延出した水平板部14Cと、この水平板部14Cか ら下方に延出した縦板部14Dとから構成され、挿入部14Aが凹部10S内に 接着剤により挿入固着されている。前記突起部材14は、合成樹脂製の他、木製 や金属製等、突起部材14を構成する材料は、これらのものに限定されるもので はない。前記突起部材14をプッシュ操作部13側とは反対側に位置するように 取付けてあるから、プッシュ操作部13を押す場合に突起部材14が邪魔になる ことがなく、しかも突起部材14にて握柄10を握っている手を安定よく支持し ているから、プッシュ操作部13の操作がし易いといった効果を奏する。
【0010】 前記のように構成された傘をさして使用している間は、図3にも示すように、 前記突起部材14が握柄10を握っている手の人差し指を接当支持しているから 、豪雨や強風等の気象条件の中でも、傘が傾いてバランスを崩し、手から傘を離 してしまうことを回避することができるようにしている。又、図5に示すように 、人差し指と中指とで突起部材14を挟んだ状態で握柄10を握ることによって 、握柄10を握っている手が握柄10の上下方向に位置ずれすることがなく、よ り一層手から傘を離してしまうことを回避することができるようにしてもよい。 また、多くの荷物を持って電車等に乗車する場合等において、図4にも示すよう に、傘の突起部材14にそれら買い物袋等の荷物15・・を係止すれば、両手に 多くの荷物15・・を手の幅一杯に持つことなく、傘の握柄10を握るだけで済 み、多くの荷物15・・の移動を容易に行えるのである。
【0011】 前記握柄10は、前記傘軸1から一直線状に伸びる握り部10Aと、この握り 部10Aから下方に湾曲した延出部10Bとから構成され、図2に示すように、 この延出部10Bに前記突起部材14が上下方向で重複しており、他物との接当 を回避することができるようにしている。前記握柄10を、図6に示すように、 傘軸1から一直線状に伸びるストレート型の棒状に形成してもよく、握柄10の 形状はこれらのものに限定されるものではない。
【0012】 前記突起部材14は、本考案のように略L字状の板状体に形成する他、図7( イ)に示すような略L字状の棒状体や、図7(ロ)に示すような略しの字状の棒 状体に形成してもよいし、又図7(ハ)に示すように、人差指と接当する突起部 材14の下面14Hを人差し指の形状に沿わせた棒状体に形成してもよく、突起 部材14の形状は、これらのものに限定されるものではない。
【0013】 前記突起部材14の挿入部14Aを、図7(イ)に示すように、握柄10の凹 部10Sに螺合固定するための螺子部に形成したり、又図7(ロ)に示すように 挿入部14Aを凹部10Sに差し込むだけで固定できるように構成して、突起部 材14を使用しない場合には、取外しておいてもよく、突起部材14の固定方法 はこれらの方法以外でもよい。尚、取外した突起部材14を傘用突起部材と称す る。また、突起部材14を、図8に示すように、握柄10に形成された溝部10 M内に水平軸芯周りで揺動自在な揺動部材16にビス止めして、実施してもよい 。この場合、突起部材14の不要時に、仮想線で示すように溝部10M内の突起 部10mに突起部材14の凹部14aを係止することによって、溝部10M内に 突起部材14を収納することができるようにしている。尚、図に示す17は、突 起部材14の収納状態から突出状態に移動操作するための突起部材14に一体形 成された操作部である。また、図9(イ),(ロ)に示すように、突起部材14 を板バネ18により突出付勢し、突起部材14の不要時には、バネの付勢力に抗 して溝部10M内に突起部材14を収納した収納姿勢に切り替えることができる ようにしてもよい。この場合、突起部材14を収納姿勢に保持する保持部19を 握柄10に上下移動自在に外嵌しておくようにしてもよい。
【0014】 図10に示すように、突起部材14にゴム製の吸盤20を取付けて、図11に 示すように、その吸盤20をテーブル21の上面等に吸着させることにより、傘 をテーブル21の上面に固定できるようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
請求項1により、使用していない場合には、荷物等を傘に取付けた突起部材に 引っ掛けることで、余裕を持って荷物を持つことができるから、特に電車に多く の荷物を持って乗る場合等に非常に有効である。しかも、使用中には、突起部材 によって傘を安定よく持つことができるから、特に豪雨や強風等の気象条件の悪 い場合でも、傘が手から離れることなく、傘をさすことができるのである。また 、突起部材が不要である場合には、突起部材を取外しておいてもよい。
【0016】 請求項2により、突起部の損傷等を回避して長期間に渡って突起部の機能を発 揮させることができる。
【0017】 請求項3においても、請求項1と同様な効果を奏する傘用突起部材を提供する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】傘を開いた状態を示す斜視図
【図2】(イ)は図1におけるA−A線断面図、(ロ)
は突起部の取付部を示す側面図
【図3】傘を開いている場合の突起部の使用状態を示す
側面図
【図4】傘を閉じている場合の突起部の使用状態を示す
側面図
【図5】傘を開いている場合の突起部の別の使用状態を
示す側面図
【図6】握柄の別実施例を示す斜視図
【図7】(イ),(ロ),(ハ)は突起部の別実施例を
示す斜視図
【図8】突起部の取付部の別実施例を示す縦断側面図
【図9】(イ)及び(ロ)は突起部の取付部の別実施例
を示す正面図及び縦断側面図
【図10】突起部の別実施例を示す斜視図
【図11】図10の突起部の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 傘軸 2 石づき 3 親骨 4 ロクロ 5 支骨 6 嵌合部材 7 補助骨 8 コイルスプリング 9 玉溜り 10 握柄 10A 握り部 10B 延出部 10M 溝部 10S 凹部 11 生地 12 係止部 13 プッシュ操作部 14 突起部材 14A 挿入部 14B 鍔部 14C 水平板部 14D 縦板部 14H 下面 14a 凹部 15 荷物 16 揺動部材 17 操作部 18 板バネ 19 保持部 20 吸盤 21 テーブル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握柄の傘軸寄り部位に、該傘軸に対して
    交差する方向に突出する突起部材を設けてある傘。
  2. 【請求項2】 前記握柄に前記突起部材側に延出した延
    出部が形成され、この延出部に前記突起部材が上下方向
    で重複するように該突起部材を構成してある請求項2記
    載の傘。
  3. 【請求項3】 握柄の傘軸寄り部位に、該傘軸に対して
    交差する方向に突出した状態で設けられる傘用突起部
    材。
JP1995013724U 1995-12-26 1995-12-26 傘及び傘用突起部材 Expired - Lifetime JP3026295U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012239500A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Maverick Digital Works Ltd 係止部材を有する傘の柄、傘および係止部材
JP2022064792A (ja) * 2020-10-14 2022-04-26 隆則 須田 サムストッパー(親指止め)のある傘。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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