JP3122419U - 立ち上り歩行安定の杖 - Google Patents

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二郎 宮脇
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Abstract

【課題】足腰の不自由な人が、他人の補助を借りずに容易に立ち上がれて、そのまま歩行出来るので、特に室内での使用には安全且つ便利で、屋外でも同様に使える杖を提供する。
【解決手段】杖のシャフト部(2)には手の平を下段の凹部より交互に上段の凹部へと握り絞めやすくした複数の凹部面を形成してあるので立上り易い。上端には使用者に最も適した形状の交換可能な歩行時把持部(1)を取り付け、下端部には横滑りを防止する緩衝底当部材(3)を装着してあるので安定して立ち上れ、歩行ができる。更に前記の緩衝底当部材の形状がベッドや壁面にもたれかけやすく、倒れにくくなっている。
【選択図】図5

Description

本考案は、足腰が不自由な人や、車椅子を利用中の人などのために、身体の立ち上り、車椅子への乗り降り、室内外の歩行の際に補助となる立ち上り歩行安定の杖に関するものである。
普通一般に使用されているゴムキャップ付きの一本杖では、シャフト部が真っすぐで、足腰の不自由な人などの、立ち上りや、移動の際に、充分補助となる安定感のある構造や形状について特に配慮されていない。
特開2005−270361号公報
本考案は足腰の不自由な人が、寝床又はベッドや車椅子などから立ち上ったり、歩行する際に、他人の補助を借りずに、自力で安定した一本杖を使用出来るようにした。
以上の課題を解決するために、本考案は堅牢な杖のシャフト部(2)の中ほどより上端に亘り、複数段の凹凸部で構成される起立時把持部(Ln)を形成し、下部の段より順番に、上部の段えと、手の平で凹部面を交互に握り替えながら立ち上ることが出来る。更にシャフト部(2)の上端には歩行時把持部材(1)を交換可能に設け、使用者の使いやすい形状の歩行時把持部材(1)にて、本立ち上り歩行安定の杖を提供可能とする。更に杖本体の底面の広い横滑り防止の緩衝部材として緩衝底当部材(3)を設け、身体を支えながら、安定して、立ち上れたり、歩行することが出来る。
身体が不自由で、握力も弱く、立ち上りが困難な人が、杖の下部に装着した横滑りを防ぐ緩衝底当部材(3)に支えられながら、杖のシャフト部(2)に複数段形成した起立時把持部(Ln)を凹部面の下の段から手の平で握り絞め、順次上段の凹部面に握り変えながら身体を起してゆき、最後にシャフト部(2)の上端に装着した歩行時把持部(1)を握り絞めることにより、安定して立ち上れたままで、安定感をもって歩行が出来る効果がある。
また、杖のシャフト部(2)や歩行時把持部材(1)には主として堅牢な木材を使用するので、自然の木の温もりや、手ざわりのよい握り工合を感じとれる効果がある。
杖の歩行時把持部材(1)を使用者の手の大きさや、握力の強弱に応じて握り易いように、予め用意した複数の歩行時把持部材(1)のうちから使用者が夫々自分に最も適した握り工合のよいものを選ぶことが出来るので効果的且つ便利である。
杖の下端に装着した横滑りを防止する緩衝底当部材(3)は床面との接触面積が広く、且つ四角形になっているので、底面にかかる圧力を四方で支えられるのと、底面には縦横の溝が交互に形成されているので、安定して立ち上れて、歩行が出来るので効果的である。また、底面へかかる圧力を五方で支えられ、且つ底面に横滑り防止の小凹凸を形成したゴム状底当ても使用出来る。
以下本考案の実施の形態を示す図面に基づき説明する。
杖のシャフト部の全体の形状は図1−(a)示す如く、使用方法については最初に杖のシャフト部(2)を片方の手の平で下段の凹部(s1)を握り絞めてから、もう片方の手で交互に、(s2)から(s3)へと順次に上段の凹部を握り絞めながら、最後に上端の歩行時把持部材(1)を握って、立ち上り易い構造になっている。
図1−(b)に示す如く、凹凸部の寸法の巾は下記の通りである。
1、シャフト部の最小径φ1は17mm〜21mm
シャフト部の最大径φ2は22mm〜26mm
2、シャフト部の最小径(φ1)から最小径(φ1)までの長さ(L)は80mm〜1
20mm
シャフト部の最大径(φ2)から最大径(φ2)までの長さ(L)は80mm〜120mm
シャフト部のと最大径(φ2)と最小径(φ1)との差は3mm〜7mm
また、シャフト部(1)の握り部である起立時把持部材(Ln)の形状は〔図1−(c)〜(d)〕の形状とすることも可能である。以上の何れも、起立時把持部(Ln)の構造はシャフト部(2)に設けることによって一体化で構成するか、ゴム状又は他の構造物を組み合わすことにより形成することも出来る。
これらは、起立時に杖の使用者が起立時把持部(Ln)を小さな力で握り絞めても、図4に示すごとく、手の内面との接触面が大きくとれるようにした構造の値である。このような値の起立時把持部(Ln)の構造とする。
杖の上端の起立時把持部(1)の形状は図2に示す如く(a)は卵状型でほぼ掌中で握り絞めることが出来るので安定感があって、且つ手の平への指圧的効果がある。(b)は断面が円形で、杖のシャフト部(1)と直角方向に篏合装着されて、手の平で握り絞めることが出来る。(c)は手の平の中で握り絞め、杖のシャフトを縦方向に押さえ込むことが出来る。(d)は手の平で横からも、また、上部からも握り絞めることが出来て傾斜面、または階段の登り降りの際に使用するのに効果的且つ便利である。
このような複数の歩行時把持部(1)をシャフト(2)に交換可能にしたので、杖の使用者は一番使いやすい歩行時把持部(1)を使用することが可能となる。なお図示していないが、シャフト部(2)の上部には歩行時把持部(1)を取り付けるネジ山凸部を設け歩行時把持部(1)にネジ込み、シャフト部(2)と歩行時把持部(1)の篏合を容易にしている。
杖の下端に装着した緩衝底当部材(3)は、杖のシャフト部(1)を握り絞めて立ち上ったり、歩行する際に、シャフト部(1)の下端に圧力がかかるため、下端の底部が横滑りしないように、ゴム又は合成樹脂で形成し、床面又は地面に接する底面の面積を広くし、縦横に凹凸(図3−(a)の断面A−A´)の加工を施してある。底面の寸法は普通50mm及至径70mm角の四角形状に加工してあって、立ち上りの時や、歩行時に、底面にかかる圧力を、四隅と底面で支えられ、横滑りを防止し、杖を安定して使えるようにしてある。杖の使用時に、一層の安定感を必要とする人に対しては、底面に更に大きい寸法のスポンジゴム状の底当てを接着することが可能である。また、底面が四角状なのでベッドや壁面に傾けて立てかけやすく、転がりにくくなっている。また、図3−(b)に示す如く、底面を五角形にして五つの角で圧力を支えるようにした緩衝底当て部材も使用することも可能である。
また図示していないが底面が他の形、例えば六角形、八角形、または円形の緩衝底当部材の使用も可能である。
実施例1を示す。(a)は杖全体の立面図と起立時把持部(Ln)の握り絞め動作図。(b)は杖のシャフト径の測定個所の明示図。(c)〜(d)は杖の類似シャフトの形状図。 実施例2を示す杖の歩行時把持部(図1−(a)−1)の種類(a)〜(d)の図。 実施例3に示す杖のシャフト下端に装着する(a)〜(b)2種類の緩衝底当て部材の上方から見た平面図と断面図及び底面図。 実施例1に示す杖のシャフト部の起立時把持部の握り絞め状態の図。 杖のシャフト部1を足腰の不自由な人が握り絞めて立ち上がりの方法を示す図
符号の説明
1 歩行時把持部
2 シャフト部
3 緩衝底当部材
Ln 起立時把持部

Claims (3)

  1. 杖本体のシャフト部(2)の中ほどから当シャフト部上端の歩行時把持部材(1)との間に起立時把持部(Ln)を設け、該起立時把持部(Ln)は該シャフト部を手の平で握り絞めた時に形成される手の平の凹部形状に対応した凸部形状を、手の平の握り巾とほぼ同じ巾の周期で複数段形成され、該シャフト部(2)に設けられた起立時把持部(Ln)を手の平で握り絞めた該手の平内面との接触面を大きくしたことを特徴とした立ち上り歩行安定の杖。
  2. 前記杖本体は前記シャフト部(2)と、このシャフト部の上端に設けられた歩行時把持部(1)で構成され、前記歩行時把持部材は交換可能になっていることを特徴とした請求項1に記載の立ち上り歩行安定の杖。
  3. 前記杖本体の下端に、横滑り防止のゴム又は合成樹脂等の緩衝底当部材(3)を取り付けた請求項1又は2のいづれかに記載する立ち上り歩行安定の杖。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006508747A (ja) * 2002-12-04 2006-03-16 ジェームズ・ケイ・モリス 杖用の基部

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