JP3078519U - 歩行補助用ポールの接地用カバー部材 - Google Patents

歩行補助用ポールの接地用カバー部材

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JP3078519U JP2000009053U JP2000009053U JP3078519U JP 3078519 U JP3078519 U JP 3078519U JP 2000009053 U JP2000009053 U JP 2000009053U JP 2000009053 U JP2000009053 U JP 2000009053U JP 3078519 U JP3078519 U JP 3078519U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩行補助に必要な接地面積を確保して地面に
対するグリップ性に優れて滑り難い歩行補助用ポールの
接地用カバー部材を提供する。 【解決手段】 歩行補助用ポールのパイプシャフト先端
部が嵌挿される嵌合穴22を有した有底筒体状弾性体か
らなる接地用カバー部材20である。該カバー部材は、
その外周が、シャフト挿入端24から接地端26へ向か
うに従って裾野状に拡径するとともに、パイプシャフト
の挿入先端位置22aより下方部の外周に環状の括れ部
28、29を備える。前記括れ部は上下に二つ設けら
れ、上側28は浅く下側29は深く形成されるのが望ま
しい。前記接地端の外径は、前記シャフト外径の2〜4
倍に形成されるのが望ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、トレッキングや介護などに用いる歩行補助用ポールの先端に取り付 ける接地用カバー部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から歩行補助用ポールは、老人などの足の不自由な人だけでなく、健常者 にもトレッキングやハイキングで使用されている。そして、最近では、使用時に は所定の長さに伸長して杖状にでき、携帯時には短縮してコンパクト化できる伸 縮式の歩行補助用ポールが普及している。
【0003】 かかる歩行補助用ポールを図3に示すが、該ポール2は、そのシャフト4、6 、8を伸長後、シャフト上端に固設された把持用グリップ10を手で把持しつつ 、歩行の際にシャフト下端で適宜地面を突いて使用する。そして、地面を突いた 際に、使用者の体重の一部が該ポール2に預けられて、その歩行を補助する。こ のため、一般に、この地面を突いた時の衝撃吸収と滑り止めを兼ねて、前記シャ フト下端には接地用カバー部材12が設けられている。
【0004】 この接地用カバー部材12は、小径パイプシャフト8の先端部が嵌挿固定され る嵌合穴12aを備えた有底筒体であり、その外径は小径パイプシャフト8外径 と概ね同径に形成されている。そして、通常、前記衝撃吸収および滑り止め機能 を高めるためにゴムなどの弾性素材にて形成される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く接地用カバー部材12の外径は小径パイプシャフト 8と概ね同径であって、該接地用カバー部材12の接地面積は狭いため、地面を 突いた際の地面に対するグリップ性が悪く滑り止めとして不十分な場合がある。 また、歩行の際には、その前進移動に伴って、前記地面に突かれたポール2は鉛 直に対して±40°の範囲で傾動するが、前記接地用カバー部材12は可撓性が 低いので、小径パイプシャフト8に対して屈曲し難く、結果前記傾動に従って該 カバー12の接地面も揺動する。このため、特に傾動角が大きい時には、該カバ ー12の接地面積が著しく小さくなって、所期のグリップ性が得られず滑り易く なる。この結果、使用者は歩行補助用ポール2に安心して体重を預けられず、つ まり該ポール2は良好な歩行補助作用を奏せない。
【0006】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、歩行補助 に必要な接地面積を確保して、地面に対するグリップ性に優れて滑り難い歩行補 助用ポールの接地用カバー部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために請求項1に示す考案は、歩行補助用ポールのパイ プシャフト先端部が嵌挿される嵌合穴を有した有底筒体状弾性体からなる接地用 カバー部材であって、該カバー部材は、その外周が、シャフト挿入端から接地端 へ向かうに従って裾野状に拡径するとともに、パイプシャフトの挿入先端位置よ り下方部の外周に環状の括れ部を備えることを特徴とする。
【0008】 上記考案によれば、前記接地用カバー部材は、シャフトの挿入端から接地端へ 向かうに従って裾野状に拡径しているので、該接地端面は、シャフト外径によら ず必要なだけ大きくできる。よって、前記接地端面の接地面積を広くできて、地 面に対するグリップ性を高めることができる。 また、パイプシャフトの挿入先端位置より下方部の外周に環状の括れ部を備え ているので、シャフトに大きく拘束されることなく、該カバー部材の括れ部から 接地端までの部分は該括れ部にて屈曲できる。よって、前述したように、歩行に 伴って、地面に突かれたシャフトが鉛直に対して傾動しても、シャフト先端の前 記括れ部から接地端までの部分は該括れ部にて柔軟に屈曲して、その接地端面を 地面に沿わせて密着することができる。よって、前記グリップ性を、傾動角によ らず全歩行状態に亘って良好に維持することができる。
【0009】 請求項2に示す考案は、請求項1に記載の歩行補助用ポールの接地用カバー部 材において、前記括れ部は上下に二つ設けられ、上側は浅く下側は深く形成され ていることを特徴とする。
【0010】 上記考案によれば、括れ部が二つ設けられているので、更に屈曲性に富み、地 面に接地端面を確実に沿わせることができて、前記グリップ性を更に良好に維持 することができる。 また、前記屈曲は、深く凹設された下側の括れ部で主に生じるが、前記傾動角 が大きくて屈曲量が大きい場合には、上側の括れ部でも屈曲して、前記下側の括 れ部に作用する曲げ応力を逃がすようになっている。よって、下側の括れ部に過 大な曲げ応力が生じることはなく、良好な耐久性を奏することができる。 更には、前記嵌合穴から遠い、下側の括れ部の方が深く形成されていて、これ に大きな曲げ応力が作用する。このため、下側の括れ部の大きな曲げ応力が、パ イプシャフトと嵌合穴との嵌合面まで伝達され難く、パイプシャフトからの接地 用カバー部材の抜け落ちを防止できる。
【0011】 請求項3に示す考案は、請求項1若しくは2のいずれかに記載の歩行補助用ポ ールの接地用カバー部材において、前記接地端の外径は、前記シャフト外径の2 〜4倍に形成されていることを特徴とする。 上記考案によれば、接地端の外径をシャフト外径の2倍以上としているので、 地面への適度なグリップ性を確保できて、また4倍以下としているので、接地端 が大きすぎて地面に突き難くなることを防止できる。
【0012】 請求項4に示す考案は、請求項1〜3のいずれかに記載の歩行補助用ポールの 接地用カバー部材において、前記嵌合穴の底面には、該カバー部材を補強する補 強円盤が嵌着されていることを特徴とする。 上記考案によれば、嵌合穴に嵌着された補強円盤によって接地用カバー部材は 補強されるため、夏冬の温度変動による熱衝撃などによって型崩れすることを防 ぐことができる。 また、嵌合穴の底面に補強円盤が嵌着されているので、該嵌合穴に挿入される シャフトの端面は該補強円盤に当接する。したがって、地面を突く度にシャフト 端面から作用する押付力を、該補強円盤にて荷重分散して前記底面に伝達するの で、該底面の損傷を防いで接地用カバー部材の早期破損を防止できる。
【0013】 請求項5に示す考案は、請求項1〜4のいずれかに記載の歩行補助用ポールの 接地用カバー部材において、前記接地端面には、水捌け用の同心状溝が凹設され ていることを特徴とする。 上記考案によれば、地面をグリップする接地端面に、水捌け用の同心状溝が凹 設されているので、地面に多少の水膜があっても、接地端面の同心状溝に取り込 まれて接地端面と地面との間に水膜が介在することを防げる。したがって、水膜 によるグリップ性の低下を抑えることができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の好適な実施形態について詳述する。図1は、本考案に係る接 地用カバー部材の一実施形態を示す図であって、図1(a)は正面図、図1(b )は、図1(a)中のB−B線矢視の断面図、図1(c)は下面図、図1(d) は該接地用カバー部材の補強円盤の平面図を各々示す。尚、図1(c)には、接 地用カバー部材を補強する前記補強円盤も合わせて示している。
【0015】 本実施形態に係る接地用カバー部材が適用される歩行補助用ポールは、前述し た図3に示す伸縮式の歩行補助用ポール2である。この歩行補助用ポール2は、 大径、中径、小径の3本のアルミ製円筒パイプシャフト4、6、8が、順次径の 大きさ順に挿抜自在に挿通されて構成される。そして、大径パイプシャフト4か ら中径6を、中径6から小径8を引き出して特定の長さに伸長後、付属の係止具 14にてその全長を固定できるとともに、該固定を解除して大径パイプシャフト 4内に中径6を、該中径6内に小径8を収納して短縮可能になっている。
【0016】 前記大径パイプシャフト4の一端部には把持用のグリップ10が固設されてい て、また小径パイプシャフト8の先端部には、同図中の接地用カバー部材12に 代えて、図1に示す本実施形態に係る接地用カバー部材20が固設される。
【0017】 図1に示すように、該接地用カバー部材20は、円形の嵌合穴22を備えたウ レタンゴムからなる全長50mmの有底円筒体であり、該嵌合穴22に、外径1 3mmの前記小径パイプシャフト先端部(図示なし)が嵌挿固定される。そして 、その外形は、前記嵌合穴22と同心な円形に形成されており、シャフト挿入端 24から接地端26へ向かうに従って裾野状に、具体的には18mmから36m mへと拡径していて概ね栽頭円錐状の外観を呈する。このため、前記小径パイプ シャフトの外径によらず、必要なだけ前記接地端26の外径を大きくできる。本 実施形態にあっては、前記接地端26の外径は、前記シャフト径13mmに対し て2.8倍の36mmに設定されており、前記接地端26は、地面のグリップ性 を保証できる程度に接地面積を十分広く、また地面を突き難いなど操作性が悪く ならない程度の大きさになっている。
【0018】 該接地用カバー部材20の外周のうち、前記小径パイプシャフトの挿入先端位 置22aの外周の部分には、第1環状括れ部28が縦断面略三角形状に凹設され 、その下方部には該第1環状括れ部28よりも最深部が深くなるように、縦断面 矩形状の第2環状括れ部29が凹設される。具体的には、接地用カバー部材20 の前記シャフト挿入端24から接地端26方向へ向かって29mmの位置が、パ イプシャフトの挿入先端位置22aとなっている。そして、前記シャフト挿入端 24から接地端26方向へ25mmから32mmの間に亘って第1環状括れ部2 8が、その外径が28mmから24mmまで縮径した後27mmへと拡径するよ うに形成され、また第2環状括れ部29は、前記挿入先端位置22aから接地端 26方向へ34mmから38mmの間に亘って形成され、その最深部の外径は1 9mmに設定されている。残る38mmから接地端たる50mmの位置に至る部 分は、その外径が29mmから36mmまで拡径して形成されており、厚み12 mmの衝撃吸収部27を形成する。 尚、前記第1、第2環状括れ部28、29、およびその近傍の角部は、応力集 中を防ぐため、全て円弧状に丸められている。
【0019】 このような形状の環状括れ部28、29の最深部は、前記シャフトの挿入先端 位置22aよりも下方に形成されているので、該第1環状括れ部28から接地端 26に至る部分は、前記シャフトに大きく拘束されることなく、前記第1、第2 環状括れ部28、29にて屈曲することができる。よって、歩行に伴って、地面 に突かれたシャフトが鉛直に対して傾動しても、シャフト先端の接地用カバー部 材20は前記第1、第2環状括れ部28、29にて柔軟に屈曲して、接地用カバ ー部材20の接地端面26を地面に沿わせて密着することができる。したがって 、前記所期のグリップ性を、傾動角によらず全歩行状態に亘って維持することが できる。
【0020】 また、前記屈曲は、前記最深部が深く形成されている第2環状括れ部29で専 ら生じるが、前記傾動角が大きくて屈曲量が大きい場合には、前記第1環状括れ 部28でも屈曲して、第2環状括れ部29に作用する曲げ応力を逃がすようにな っている。よって、該第2環状括れ部29の過大な曲げ応力の発生を防ぎ、良好 な耐久性を奏する。
【0021】 更には、前記屈曲時には、接地用カバー部材20のうち第1環状括れ部28か ら接地端26に至る部分には曲げ応力が作用するが、該曲げ応力が、前記小径パ イプシャフトと嵌合穴22との嵌合面まで伝達されると、該シャフトから接地用 カバー20が抜け落ちてしまう虞がある。しかしながら、本実施形態にあっては 、前記嵌合穴22から遠い側の第2環状括れ部29の方が深く形成されているの で、前記屈曲時には主に第2環状括れ部29で曲がる。よって、主に第2環状括 れ部29に作用する大きな曲げ応力は、小径パイプシャフトと嵌合穴22との嵌 合面までは伝達され難く、該シャフトから接地用カバー部材20が抜け落ち難く なっている。
【0022】 また、前記衝撃吸収部27の厚みは12mmと十分厚く設定されているので、 地面を突いた時の衝撃吸収性に優れる。
【0023】 前記接地端面26には、これと同心状に水捌け用の円状溝26a、26bが大 径、小径と2本凹設されている。よって、地面に多少の水膜があっても、接地端 面26の同心状溝26a、26bに取り込まれて接地端面26と地面との間の水 膜の介在を防げる。したがって、水膜によるグリップ性の低下を抑えることがで きて滑り難い。
【0024】 前記接地端面26を除く全ての接地用カバー部材20の外表面20aは、細か な凸凹状の粗面に仕上げられていて、該接地用カバー部材20を小径パイプシャ フト先端部に着脱する際に、手の滑り止めとして機能する。
【0025】 前記嵌合穴22の底面22bは、該嵌合穴22内径よりも若干大径に形成され 、この大径部には、これと略同径の金属製の補強円盤32が抜け止め状態に嵌着 される。そして、該補強円盤32によって接地用カバー部材20内部は補強され 、夏冬の温度変動に起因した熱衝撃による型崩れを防ぐことができる。
【0026】 また、前記嵌合穴22の底面22bには前記補強円盤32が嵌着されるので、 同嵌合穴22に挿入される前記小径パイプシャフトの先端面は該補強円盤32に 当接する。したがって、地面を突く度にシャフト端面から作用する押付力を、該 補強円盤32にて荷重分散して前記底面22bに伝達するので、該底面22bの 損傷を防いで接地用カバー部材20の寿命を長くできる。
【0027】 図2は、前記実施形態の変形例に係る接地用カバー部材を、歩行補助用ポール の先端に装着された石突きに取り付けた状態を示し、図2(a)は該接地用カバ ー部材の中心断面図、図2(b)は、図2(a)中のB−B線矢視の断面図であ る。尚、図2(a)中、石突きについては正面視で示している。
【0028】 前記実施形態が小径パイプシャフト先端部に接地用カバー部材を取り付けるも のであったところ、本変形例は、先端に石突きを備える歩行補助用ポールに、該 石突き装着状態で前記接地用カバー部材を取り付ける点で相違する。
【0029】 かかる接地用カバー部材21は、図2(a)に示すように、小径パイプシャフ ト8先端部に固設された石突き本体9a外周と嵌合するように、前記嵌合穴22 内径が設定されている。また、石突き本体9a下端から下方へ突出するチップ9 bの収納部として、前記補強円盤32の平面中心には円孔32aが、また嵌合穴 底面22bには、前記円孔32aと連通する円穴22cが形成されている。
【0030】 そして、かかる変形例によれば、石突き付き歩行補助用ポールの使用者は、そ の石突き9形状に合った当該接地用カバー部材21を、該石突き9の上を覆って 着脱することによって、歩行補助用ポールの先端部を路面状況や用途に応じて変 更することができる。例えば、湿地帯などの場合には、地面に突き刺して使用で きるように接地用カバー部材21を取り外して石突き9を使用し、路面が整備さ れている場合には、路面を痛めないように前記接地用カバー部材21を取り付け て使用する。
【0031】 以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態に限 定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。 例えば、本実施形態では、接地用カバー部材の素材として、耐摩耗性、耐油性、 耐高温性、耐紫外線性、耐湿度性に優れるウレタンゴムを適用して劣化し難くし 、恒久使用に耐えうる仕様にしたが、劣化に伴う定期交換を前提にすれば、他の 弾性を有する素材、例えば天然ゴムなども適用可能である。
【0032】 また、本実施形態では、大径、中径、小径の3本のアルミ製円筒パイプシャフ トからなる伸縮式の歩行補助用ポールに適用したが、杖状であれば当該接地用カ バーを使用可能なのは言うまでもなく、勿論一本シャフトからなる歩行補助用ポ ールにも適用できる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に係る考案によれば、地面に対するグリップ性 を高められるので、使用者は安心して歩行補助用ポールに体重を預けることがで きて、その歩行は良好に補助される。 また、全歩行状態に亘って、前記グリップ性を良好に維持できるので、歩行補 助作用の安定性に優れる。
【0034】 請求項2に係る考案によれば、前記グリップ性を更に良好に維持できるので、 更なる歩行補助作用の安定性が図れる。 また、耐久性に優れるため、該カバー部材の寿命を長くできる。 更には、パイプシャフトからの接地用カバー部材の抜け落ちを防止できるので 、安心して使用することができる。
【0035】 請求項3に係る考案によれば、適度なグリップ性を確保し、かつ地面へ突き易 いため、歩行補助用ポールの操作性に優れる。
【0036】 請求項4に係る考案によれば、接地用カバー部材の型崩れ、および嵌合穴底面 の損傷を防止できて、同カバー部材の寿命を長くできる。
【0037】 請求項5に係る考案によれば、水膜によるグリップ性の低下を抑えることがで きるので、使用者は安心して歩行補助用ポールに体重を預けることができて、そ の歩行は良好に補助される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る接地用カバー部材の一実施形態を
示す図であって、図1(a)は正面図、図1(b)は、
図1(a)中のB−B線矢視の断面図、図1(c)は下
面図、図1(d)は該接地用カバー部材の補強円盤の平
面図である。
【図2】本考案に係る接地用カバー部材の変形例を示す
図であって、図2(a)は中心断面図、図2(b)は、
図2(a)中のB−B線矢視の断面図である。
【図3】歩行補助用ポール、およびその先端に設けられ
る従来の接地用カバー部材を一部拡大して示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
20、21 接地用カバー部材 22 嵌合穴 22a 挿入先端位置 24 シャフト挿入端 26 接地端 28 第1環状括れ部(環状の括れ部) 29 第2環状括れ部(環状の括れ部)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩行補助用ポールのパイプシャフト先端
    部が嵌挿される嵌合穴を有した有底筒体状弾性体からな
    る接地用カバー部材であって、 該カバー部材は、その外周が、シャフト挿入端から接地
    端へ向かうに従って裾野状に拡径するとともに、パイプ
    シャフトの挿入先端位置より下方部の外周に環状の括れ
    部を備えることを特徴とする歩行補助用ポールの接地用
    カバー部材。
  2. 【請求項2】 前記括れ部は上下に二つ設けられ、上側
    は浅く下側は深く形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の歩行補助用ポールの接地用カバー部材。
  3. 【請求項3】 前記接地端の外径は、前記シャフト外径
    の2〜4倍に形成されていることを特徴とする請求項1
    若しくは2のいずれかに記載の歩行補助用ポールの接地
    用カバー部材。
  4. 【請求項4】 前記嵌合穴の底面には、該カバー部材を
    補強する補強円盤が嵌着されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の歩行補助用ポールの接地
    用カバー部材。
  5. 【請求項5】 前記接地端面には、水捌け用の同心状溝
    が凹設されていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の歩行補助用ポールの接地用カバー部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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