JPH0640118Y2 - 安定に自立し得る熱接着袋 - Google Patents

安定に自立し得る熱接着袋

Info

Publication number
JPH0640118Y2
JPH0640118Y2 JP1988049368U JP4936888U JPH0640118Y2 JP H0640118 Y2 JPH0640118 Y2 JP H0640118Y2 JP 1988049368 U JP1988049368 U JP 1988049368U JP 4936888 U JP4936888 U JP 4936888U JP H0640118 Y2 JPH0640118 Y2 JP H0640118Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
tubular body
bag
side seal
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988049368U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01154134U (ja
Inventor
進 菊池
正昭 佐藤
Original Assignee
押尾産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 押尾産業株式会社 filed Critical 押尾産業株式会社
Priority to JP1988049368U priority Critical patent/JPH0640118Y2/ja
Publication of JPH01154134U publication Critical patent/JPH01154134U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0640118Y2 publication Critical patent/JPH0640118Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は安定に自立し得る熱接着袋、より詳しくは袋本
体の角下部周辺のいわゆる腰折れを防ぎ、正立状態を維
持して、安定に垂直自立することができる熱接着袋に関
するものである。
〔従来の技術〕
合成樹脂その他の材料で作られ底部を熱接着して袋状包
装体とし、内容物が充填されると角形の底部が形成され
て自立することができるようにしたものは従来より知ら
れている。例えば、本出願人の出願に係る実公昭58-205
28号公報、実公昭62-17392号公報に記載された考案は、
フイルム又はシート状材料よりなる筒状体の両側部を内
方に折り込み、各折込部によって形成される四隅の底部
に略三角形状が形成されるように熱接着部を設け、筒状
体の底部は前記折込部を含めて一体に帯状に熱接着して
底接着部を形成して袋状本体を構成したものに改良を加
えて自動充填包装上の欠点を解消するものであった。
また、第2図に示すように、筒状体の各角部に垂直自立
方向の稜線に沿って平行に熱接着した帯状サイドシール
部を形成することにより、袋本体の自立保形性を維持せ
んとしたものも知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術における袋にあっては、い
ずれも、内容物が充填された正立状態において内容物の
重量・内圧によって袋の側面はゆるやかに外側にふくら
む一方、第3図に示すように袋本体の下方角部にシワが
でき折れ曲がり、腰くだけの状態になるいわゆる「腰折
れ」を生じてしまい、商品陳列などの際、見栄えが悪い
という問題を生じた。これを防ぐには、使用するフイル
ム材料を著しく厚くすることが一応考えられるが、経済
上も、取り扱い上も好ましくない。
本考案はこのような課題を解決することを目的として鋭
意研究の結果、以下に述べるように袋を構成することに
より「腰折れ」状態が生じにくくすることができる知見
を得、本考案に到達したものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、フイルム又はシート状材料よりなる筒状体
(1)の両側部の各折込部(2)(2′)によって形成
される四隅の底部に略三角形状をなす熱接着部(4)
(5)を設け、筒状体(1)の底部は前記折込部を含め
て一体に帯状に熱接着して底接着部(3)を形成して袋
体を構成した熱接着袋において、筒状体(1)の各角部
の垂直自立方向の稜線に沿って熱接着した帯状サイドシ
ール部(7)を形成し、かつ該帯状サイドシール部
(7)を、筒状体の底部側において前記略三角形状をな
す熱接着部(4)(5)と接する位置のサイドシール部
(8)の幅が、筒状体の開口端部側のサイドシール部
(9)の幅よりも広くなるように形成した、安定に自立
し得る熱接着袋である。
〔作用〕
上記のように構成された熱接着袋は、袋体の各角部の底
部側における剛性が強化されて、「腰折れ」状態を防ぐ
作用を奏する。
〔実施例〕 本考案の実施例を図面に基いて説明する。第1図は本考
案の実施例を示す正面図である。
符号1は筒状の熱接着可能な合成樹脂フイルム又はラミ
ネート材等よりなる袋体で、図示のものは表面に背貼り
部はないが、通常の如く背貼り部であってもよい。2,
2′は両側から内方へ折り込んだ折込部であり、折込頂
部6が形成される。
折込部2,2′によって形成される四隅の底部には略三角
形状をなす熱接着部4,5が設けられている。図示の如く
熱接着部4,5により形成される三角形状内に非接着部10
を設けてもよい。筒状体の底部は折込部2,2′を含めて
一体に帯状に熱接着して底接着部3が形成される。
筒状体1の各角部には、その垂直自立方向の稜線に沿っ
て熱接着した帯状サイドシール部7が形成されている。
この帯状サイドシール部7は、筒状体の底部側において
前記略三角形状をなす熱接着部4,5と接する位置のサイ
ドシール部8の幅が、筒状体の開口端部側のサイドシー
ル部9の幅よりも広くなるように形成されている。図示
のものは、この帯状サイドシール部7が袋の上部から底
部に向かって漸次幅広くなるように直線状に形成したも
のである。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されているので、袋に内容物
が充填されて正立状態においたとき、袋本体の下方角部
周辺の「腰折れ」が生じにくく、整然とした正立状態を
保持することができるので、商品陳列に際しても見栄え
が良く、ディスプレイ効果も格段に優れたものとなる。
また、袋本体を構成するフイルム等の厚みが薄いもので
も腰折れが防がれるためコストダウンを図ることもでき
るので、自立し得る熱接着袋としての効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図は従来例
を示す正面図、第3図は腰折れを生じた袋を示す斜視図
である。 1……袋本体、2,2′……折込部、3……底接着部、 4,5……略三角形状をなす熱接着部、6……折込頂部、
7……サイドシール部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルム又はシート状材料よりなる筒状体
    (1)の両側部の各折込部(2)(2′)によって形成
    される四隅の底部に略三角形状をなす熱接着部(4)
    (5)を設け、筒状体(1)の底部は前記折込部を含め
    て一体に帯状に熱接着して底接着部(3)を形成して袋
    体を構成した熱接着袋において、 筒状体(1)の各角部の垂直自立方向の稜線に沿って熱
    接着した帯状サイドシール部(7)を形成し、かつ該帯
    状サイドシール部(7)を、筒状体の底部側において前
    記略三角形状をなす熱接着部(4)(5)と接する位置
    のサイドシール部(8)の幅が、筒状体の開口端部側の
    サイドシール部(9)の幅よりも広くなるように形成し
    たことを特徴とする安定に自立し得る熱接着袋。
JP1988049368U 1988-04-14 1988-04-14 安定に自立し得る熱接着袋 Expired - Lifetime JPH0640118Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988049368U JPH0640118Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14 安定に自立し得る熱接着袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988049368U JPH0640118Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14 安定に自立し得る熱接着袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01154134U JPH01154134U (ja) 1989-10-24
JPH0640118Y2 true JPH0640118Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31275475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988049368U Expired - Lifetime JPH0640118Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14 安定に自立し得る熱接着袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0640118Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5244375B2 (ja) * 2007-01-19 2013-07-24 大和グラビヤ株式会社 収納袋

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4877322U (ja) * 1971-12-28 1973-09-25
JPS50120830U (ja) * 1974-03-18 1975-10-02
JPS5729741Y2 (ja) * 1976-09-20 1982-06-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01154134U (ja) 1989-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8007174B2 (en) Bag-like container with spout
US4677684A (en) Bag for a food product
JPH0640118Y2 (ja) 安定に自立し得る熱接着袋
JP2009132413A (ja) ピロー包装体及びサイドガセット付き包装袋
JP2724589B2 (ja) 包装体及びその製造方法
JPH0231370Y2 (ja)
JPH11276313A (ja) 包装袋
JP3072089U (ja) 食品用包装材、及び食品包装体
JPS593975Y2 (ja) 内袋を有する防湿容器
JP2001315750A (ja) 起立可能な紙製湾曲包装容器
JPH0617722Y2 (ja) 被覆板付き包装用袋
JP2531180Y2 (ja) 缶用包装袋
JP3004805U (ja) 食品包装袋
JP3020221U (ja) 包装袋
JPS6128742Y2 (ja)
JP4182591B2 (ja) 内容物取出し容易な容器
JPH0723374Y2 (ja) 包装用紙器
JPH0136747Y2 (ja)
JPH0511172Y2 (ja)
JPH0133477Y2 (ja)
JPH0215787Y2 (ja)
JPS5933790Y2 (ja) 吊り下げ用袋体
JPS5820528Y2 (ja) 安定に自立する熱接着袋
JPH0136764Y2 (ja)
JP3029019U (ja) 包装袋及び包装体