JPH0639926A - 積層シートの製造方法 - Google Patents
積層シートの製造方法Info
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- JPH0639926A JPH0639926A JP4198719A JP19871992A JPH0639926A JP H0639926 A JPH0639926 A JP H0639926A JP 4198719 A JP4198719 A JP 4198719A JP 19871992 A JP19871992 A JP 19871992A JP H0639926 A JPH0639926 A JP H0639926A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
止すること。 【構成および効果】 熱可塑性樹脂シートSと熱可塑性
樹脂フィルムFとを両者間に押出バインダBを介在させ
て積層する方法であって、フィルムとしてシワ取りし易
い100μ以下のものを用いて、押出バインダBとタッ
チする前に熱ロール80にタッチさせて収縮によるアニ
ールを行なうことにより、押出バインダBとのタッチに
よる影響をなくし、フィルムに積層時のシワ発生を防止
する積層方法である。
Description
に関し、詳しくは押出バインダを用いて積層する方法に
関する。
より、熱可塑性樹脂シートに対して積層するラミネート
用フィルムとしては、弱延伸、一軸延伸、二軸延伸等フ
ィルムの製造時の延伸の仕方により種々のものがあり、
これらのフィルムは押出バインダを用いてラミネートす
る場合、フィルムにシワが発生し易い。
偏肉個所に起り易いことや、弱延伸フィルムや二軸延伸
フィルムの場合、押出バインダの熱によりフィルムサイ
ドが収縮し易くてフィルム中ほどとサイド間がたるん
で、積層時にシワ発生する。また、一軸延伸フィルムで
は押出バインダの熱によりフィルム中心部の収縮が大き
くフィルムサイドが持上がり、積層時にシワを発生す
る。
み、押出バインダを用いて熱可塑性フィルムをシートに
積層する場合のフィルムのシワ発生を防止できる積層方
法を提供することを目的としている。
の本発明の積層シートの製造方法としては、熱可塑性樹
脂シートと熱可塑性樹脂フィルムとを両者間に押出バイ
ンダを介在させることにより積層する方法において、熱
可塑性フィルムは100μ以下であって、当該フィルム
が押出バインダにタッチする前に熱ロールに沿わせてフ
ィルムを熱ロールでアニールさせておくことを特徴とし
ている。
ルムが押出バインダにタッチする前に熱ロールとタッチ
することになり、熱ロールにてフィルムは収縮し、アニ
ールされることになり、事後の押出バインダによる影響
を事前のアニールによって防ぎ、フィルムの積層時にお
けるシワ発生を防ぐことになる。なお、フィルムが10
0μ以上であると、熱ロールとタッチさせてもアニール
が難しくシワ取りは難しい。
置を参照しながら説明する。図において、10は熱可塑
性樹脂シートSを供給する巻反からの供給ロール側、2
0は熱可塑性樹脂フィルムFを供給する巻反からの供給
ロール側で、上記フィルムFは厚いとアニールによるシ
ワ取り効果が乏しいので、100μ以下のものを用い
る。30は押出バインダBの押出金型、40は圧着ロー
ル、50は温調ロールで両ロール40,50にて押出バ
インダBを上記シートSとフィルムFとの間に介在させ
て圧着積層させ、引取ロール60,60′を経て、巻取
ロール70へと回収される。
途中に約200φの熱ロール80が装備され、送給スピ
ードにより温度は異なるが、約85℃〜130℃に保持
されていて、フィルムFが押出バインダBとタッチする
前に当該熱ロール80とタッチできるようになってい
る。この熱ロール80はフィルムFのすべりを良くすべ
く、弗素樹脂等にてコートされている。なお、熱ロール
80へのフィルムタッチ量は、角度にして60°〜12
0°が好ましい。
ル50に近い方が良いが、押出バインダB側の押出金型
30の影響を受けない位置とするが、温調ロール50と
熱ロール80間が2mを越える場合は、その間に付属ロ
ール100を設ける方が熱ロール80とフィルムFの接
触上好ましい。また、温調ロール50はフィルムFの厚
みや、引取スピードにより異なるが35℃〜90℃間で
コントロールするのが好ましい。上記実施上、押出バイ
ンダBの厚みは一般的な15〜150μで着色されてあ
ってもよい。
ロールで300φで60℃〜180℃に保持しておくの
が好ましい。110は、シートSの案内ロールである。
本発明によると、熱可塑性樹脂シートSとしては薄手の
シートから厚手の板状シートを含み、例えば発泡ポリス
チレンシート(PSPと称す)に、この熱可塑性樹脂フ
ィルムFとして例えばポリスチレン系フィルムを用い
て、押出バインダBにて両者を接合して積層シートを製
造するが、フィルムFが100μ以下のものを用い、押
出バインダBにタッチする前にフィルムFが熱ロール8
0に沿ってタッチすることになり、熱ロールにて事前に
収縮されてアニールされることになるので、偏肉のある
フィルムや、種々延伸されてあるフィルムの場合にも事
前のアニールにて事後の押出バインダBの接触時にも良
好な状態で積層され、押出バインダBの影響を受けない
で積層され、シワ発生がない。例えば、偏肉の場合、図
2(a) からアニールされた良好な図2(b) の状態へ熱ロ
ール80にて矯正されることになる。
0を用いていない比較例〜とを以って対比した。 具体例 原料配合PS/HI=90/10で押出発泡した厚み
1.05mm倍率4.4倍のPSPにゴム分5.1%で2
6μのHIPSを接着する方法に於いて、バインダとし
てPS/HI=50/50の80μを押出し行なった。
条件は下記の通りに行なった結果、フィルムシワなく、
きれいに接着出来た。なお、PSはポリスチレン、HI
はハイインパクトポリスチレン、HIPSはハイインパ
クトポリスチレンフィルムである。
ロール90を60度タッチさせた。 フィルム:接着面と反対の面に98℃200φの熱ロー
ル80を60度タッチさせた。 バインダ:スリット0.4mmのTダイより、樹脂温24
1℃で押出されたバインダをPSPとフィルムの間に押
出しつつ温調ロールと圧着ロールで圧着し、引取30m/
min で捲取った。
に100mm×100mmの基準線を引き、ギヤオーブン内
で、100℃,150sec 放置後測定。 具体例〜 種々条件を変えて、結果を以下の表にまとめてある。 比較例〜 何れも熱ロール80を用いていない場合
リフェニレンオキシド(PPO) ダイラーク・・スチレン−無水マレイン酸共重合体 AXT8005・・スチレン−メタアクリル酸共重合体 OPS・・延伸ポリスチレンフィルム HDPE・・高密度ポリエチレン LDPE・・低密度ポリエチレン タフプレン・・スチレン−ブタジエンゴム
造方法によると、積層されるフィルムにシワ発生なく積
層シートが製造でき、美麗なものが提供でき、積層シー
トの商品価値を高めることができる。
示した断面図である。(b)は上記偏肉のあるフィルム
を熱ロールにてアニールした後の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】熱可塑性樹脂シートと熱可塑性樹脂フィル
ムとを両者間に押出バインダを介在させることにより積
層する方法において、熱可塑性フィルムは100μ以下
であって、当該フィルムが押出バインダにタッチする前
に熱ロールに沿わせてフィルムを熱ロールでアニールさ
せておくことを特徴とする積層シートの製造方法。 - 【請求項2】熱可塑性樹脂シートとして発泡ポリスチレ
ン系シートを用い、熱可塑性樹脂フィルムとしてポリス
チレン系フィルムを用いる上記特許請求の範囲1記載の
積層シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4198719A JP2736207B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 積層シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4198719A JP2736207B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 積層シートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639926A true JPH0639926A (ja) | 1994-02-15 |
JP2736207B2 JP2736207B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=16395870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4198719A Expired - Fee Related JP2736207B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 積層シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2736207B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG79171A1 (en) * | 1994-08-08 | 2001-03-20 | Gen Electric | Process for annealing thermoplastics |
JP2016175691A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 朋和産業株式会社 | 米飯加工食品用包装材の製造方法 |
JP2016175690A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 朋和産業株式会社 | 米飯加工食品用包装材の製造方法 |
JP2018134878A (ja) * | 2018-05-25 | 2018-08-30 | 大日本印刷株式会社 | 積層フィルムの製造方法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP4198719A patent/JP2736207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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SG79171A1 (en) * | 1994-08-08 | 2001-03-20 | Gen Electric | Process for annealing thermoplastics |
JP2016175691A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 朋和産業株式会社 | 米飯加工食品用包装材の製造方法 |
JP2016175690A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 朋和産業株式会社 | 米飯加工食品用包装材の製造方法 |
JP2018134878A (ja) * | 2018-05-25 | 2018-08-30 | 大日本印刷株式会社 | 積層フィルムの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2736207B2 (ja) | 1998-04-02 |
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