JPH063991Y2 - パイプ式シャッター構造 - Google Patents
パイプ式シャッター構造Info
- Publication number
- JPH063991Y2 JPH063991Y2 JP14282587U JP14282587U JPH063991Y2 JP H063991 Y2 JPH063991 Y2 JP H063991Y2 JP 14282587 U JP14282587 U JP 14282587U JP 14282587 U JP14282587 U JP 14282587U JP H063991 Y2 JPH063991 Y2 JP H063991Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtain
- pipe
- type shutter
- shutter
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Grates (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、店舗のショーウィンドゥ等に建付けられるパ
イプ式シャッター構造に関するものである。
イプ式シャッター構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、左右方向に長いスラット同志をインターロック
結合してなる建物用重量シャッターにおいては、スラッ
トが撓みにくいこともあって、人の力では到底持ち上げ
ることはできないので、通常施錠装置が設けられていな
い。
結合してなる建物用重量シャッターにおいては、スラッ
トが撓みにくいこともあって、人の力では到底持ち上げ
ることはできないので、通常施錠装置が設けられていな
い。
しかるに、この考えをパイプ式の重量シャッター(パイ
プ式シャッター)に適用しようとしたときに、シャッタ
ーカーテンは、折り曲げ自在に組付けられる縦リンク
と、隣接する縦リンク同志の折り曲げ部に貫通支持され
る水平パイプとで構成されることになって、建てリンク
と水平パイプとは一体固定されていない。
プ式シャッター)に適用しようとしたときに、シャッタ
ーカーテンは、折り曲げ自在に組付けられる縦リンク
と、隣接する縦リンク同志の折り曲げ部に貫通支持され
る水平パイプとで構成されることになって、建てリンク
と水平パイプとは一体固定されていない。
このため、各水平パイプは、建てリンクによる剛性的な
支持を受けることがなく、撓み易いままの状態となって
おり、しかも縦リンク同志が折り曲げ自在であるから、
最下端の水平パイプ(座板)を持上げようとした場合
に、該持上げた部位周辺の水平パイプを撓む状態で部分
的に持ち上げることができ、間口幅が広い場合には、人
がくぐって内部に侵入する程度に持ち上げることも可能
であって、防犯上好ましくないという問題があった。
支持を受けることがなく、撓み易いままの状態となって
おり、しかも縦リンク同志が折り曲げ自在であるから、
最下端の水平パイプ(座板)を持上げようとした場合
に、該持上げた部位周辺の水平パイプを撓む状態で部分
的に持ち上げることができ、間口幅が広い場合には、人
がくぐって内部に侵入する程度に持ち上げることも可能
であって、防犯上好ましくないという問題があった。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができるパイプ式シャッター構造を提供すること
を目的として創案されたものであって、折り曲げ自在に
組付けられる縦リンクと、隣接する縦リンク同志の折り
曲げ部に貫通支持される水平パイプとから構成されるパ
イプ式のシャッターカーテンを用いてなるパイプ式シャ
ッターにおいて、前記シャッターカーテンの下部に、左
右に並列される複数の長リンクと、該各長リンクに一体
的に組付け固定される上下複数の水平パイプとで構成せ
しめて上下および左右全体に亘って剛性化した格子状の
下部カーテンを組付けてあることを特徴とするものであ
る。
ることができるパイプ式シャッター構造を提供すること
を目的として創案されたものであって、折り曲げ自在に
組付けられる縦リンクと、隣接する縦リンク同志の折り
曲げ部に貫通支持される水平パイプとから構成されるパ
イプ式のシャッターカーテンを用いてなるパイプ式シャ
ッターにおいて、前記シャッターカーテンの下部に、左
右に並列される複数の長リンクと、該各長リンクに一体
的に組付け固定される上下複数の水平パイプとで構成せ
しめて上下および左右全体に亘って剛性化した格子状の
下部カーテンを組付けてあることを特徴とするものであ
る。
そして本考案は、この構成によってパイプ式シャッター
にロック装置を設けなくても、閉鎖中のカーテンをこじ
あけられないようにしたものである。
にロック装置を設けなくても、閉鎖中のカーテンをこじ
あけられないようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1はパイプ式シャッターを構成するシャッ
ターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、両
側縁部をガイドレール5に案内されて上下動し、開口部
上方に設けられるシャッターケース7aに内装され天井
まぐさ部9よりは上方に配設された巻取り軸7に巻装さ
れることで開口部の開閉を行うようになっている。
面において、1はパイプ式シャッターを構成するシャッ
ターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、両
側縁部をガイドレール5に案内されて上下動し、開口部
上方に設けられるシャッターケース7aに内装され天井
まぐさ部9よりは上方に配設された巻取り軸7に巻装さ
れることで開口部の開閉を行うようになっている。
前記シャッターカーテン1は、隣接する縦リンク3同志
の折り曲げ部に形成された貫通孔に水平パイプ2を回動
自在に貫通して構成した折り曲げ自在な上部カーテン1
aの下方に下部カーテン1bが設けられている。該下部
カーテン1bは、前記縦リンク3の少なくとも二本分以
上の長さを有し(本実施例においては第2図に示すよう
に下端からパイプ5本分となっている)、かつ左右方向
に並列する複数の長リンク4に、上部カーテン1aと同
様の間隔を存するよう複数の水平パイプ2を一体的に組
付け固定すると共に最下端に座板1cを組付け固定して
構成されているが、下部カーテン1bは、この様に一体
的に固定されることで上下および左右全体に亘って剛性
化された折り曲げ不能なものとなっている。そして、シ
ャッターカーテン1開放時には、上部カーテン1aの縦
リンク3同志が折り曲げられることで前記巻取り軸7に
巻装されるようになっている。
の折り曲げ部に形成された貫通孔に水平パイプ2を回動
自在に貫通して構成した折り曲げ自在な上部カーテン1
aの下方に下部カーテン1bが設けられている。該下部
カーテン1bは、前記縦リンク3の少なくとも二本分以
上の長さを有し(本実施例においては第2図に示すよう
に下端からパイプ5本分となっている)、かつ左右方向
に並列する複数の長リンク4に、上部カーテン1aと同
様の間隔を存するよう複数の水平パイプ2を一体的に組
付け固定すると共に最下端に座板1cを組付け固定して
構成されているが、下部カーテン1bは、この様に一体
的に固定されることで上下および左右全体に亘って剛性
化された折り曲げ不能なものとなっている。そして、シ
ャッターカーテン1開放時には、上部カーテン1aの縦
リンク3同志が折り曲げられることで前記巻取り軸7に
巻装されるようになっている。
図中、6は押釦スイッチ、8は開閉機、10は天井部で
ある。
ある。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、シャッ
ターカーテン1は、全閉時において、一見、普通のパイ
プ式シャッターが閉じている様になっているが、折り曲
げ自在な上部カーテン1aの下部には、縦リンク3の少
なくとも二本分以上の長さを有する長リンク4に複数の
水平パイプ2が一体的に組付け固定されて上下左右全体
に亘って剛性化された格子状の下部カーテン1bが設け
られることになる。この結果、カーテン最下端を把持し
て持ち上げようとしたとき、下部カーテン1b部分に撓
みが生じることがなく、この剛性化された折り曲げ不能
の下部カーテン1bの全荷重を受ける状態でさらにその
うえの上部カーテン部分1aをも持ち上げなければシャ
ッターカーテン1の下部に隙間が生じないことになっ
て、人力での持ち上げに困難性を招来することとなり、
パイプ式シャッターにロック装置を設けないとしても防
犯性が高いものとすることができる。
ターカーテン1は、全閉時において、一見、普通のパイ
プ式シャッターが閉じている様になっているが、折り曲
げ自在な上部カーテン1aの下部には、縦リンク3の少
なくとも二本分以上の長さを有する長リンク4に複数の
水平パイプ2が一体的に組付け固定されて上下左右全体
に亘って剛性化された格子状の下部カーテン1bが設け
られることになる。この結果、カーテン最下端を把持し
て持ち上げようとしたとき、下部カーテン1b部分に撓
みが生じることがなく、この剛性化された折り曲げ不能
の下部カーテン1bの全荷重を受ける状態でさらにその
うえの上部カーテン部分1aをも持ち上げなければシャ
ッターカーテン1の下部に隙間が生じないことになっ
て、人力での持ち上げに困難性を招来することとなり、
パイプ式シャッターにロック装置を設けないとしても防
犯性が高いものとすることができる。
しかも、本実施例においては、シャッターカーテン1
は、上部カーテン1aにおいて通常のシャッターカーテ
ン1の如く巻取り軸7に巻取り、巻戻しを行い、下部カ
ーテン1bは、開口部開放時に巻取り軸7に巻取られる
ことなく、第3図に示す如く、巻取り軸7から天井部1
0部位ち垂れ下がった状態で位置することになり、剛性
化された下部カーテン1bがシャッターカーテン1の開
閉操作に何ら支障を来すことはない。
は、上部カーテン1aにおいて通常のシャッターカーテ
ン1の如く巻取り軸7に巻取り、巻戻しを行い、下部カ
ーテン1bは、開口部開放時に巻取り軸7に巻取られる
ことなく、第3図に示す如く、巻取り軸7から天井部1
0部位ち垂れ下がった状態で位置することになり、剛性
化された下部カーテン1bがシャッターカーテン1の開
閉操作に何ら支障を来すことはない。
尚、本考案は、上記の実施例に限定されるものではない
ことは勿論であるが、下部カーテン1bを板戸状の剛体
としても良いものである。
ことは勿論であるが、下部カーテン1bを板戸状の剛体
としても良いものである。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、一見、普通のパイプ式シャッターが閉じている
様であるが、折り曲げ可能なパイプ式シャッターカーテ
ンの下部には、長リンクに水平パイプが一体的に固定さ
れて上下左右全体に亘って剛性化された格子状の下部カ
ーテンが設けられていることとなり、この結果、カーテ
ン最下端を持ち上げようとしたときに、該剛性化された
下部カーテン全体と共に、さらに上部カーテンをも持ち
上げなければならないこととなって、剛性化されていな
い従来のもののように、持ち上げ部位の水平パイプが部
分的に撓んで簡単に持ち上げられてしまうことがなくな
って、人力での持ち上げに困難性を来すこととなり、パ
イプ式シャッターに施錠装置を設けないものとしても防
犯性が高いものとすることができる。
るから、一見、普通のパイプ式シャッターが閉じている
様であるが、折り曲げ可能なパイプ式シャッターカーテ
ンの下部には、長リンクに水平パイプが一体的に固定さ
れて上下左右全体に亘って剛性化された格子状の下部カ
ーテンが設けられていることとなり、この結果、カーテ
ン最下端を持ち上げようとしたときに、該剛性化された
下部カーテン全体と共に、さらに上部カーテンをも持ち
上げなければならないこととなって、剛性化されていな
い従来のもののように、持ち上げ部位の水平パイプが部
分的に撓んで簡単に持ち上げられてしまうことがなくな
って、人力での持ち上げに困難性を来すこととなり、パ
イプ式シャッターに施錠装置を設けないものとしても防
犯性が高いものとすることができる。
図面は、本考案に係るパイプ式シャッター構造の実施例
を示したものであって、第1図はパイプ式シャッターの
正面図、第2図は下部カーテンの斜視図、第3図はシャ
ッターカーテン開放時の状態を示す説明用側面図であ
る。 図中、1はシャッターカーテン、1aは上部カーテン、
1bは下部カーテン、2はパイプ、3は縦リンク、4は
長リンクである。
を示したものであって、第1図はパイプ式シャッターの
正面図、第2図は下部カーテンの斜視図、第3図はシャ
ッターカーテン開放時の状態を示す説明用側面図であ
る。 図中、1はシャッターカーテン、1aは上部カーテン、
1bは下部カーテン、2はパイプ、3は縦リンク、4は
長リンクである。
Claims (1)
- 【請求項1】折り曲げ自在に組付けられる縦リンクと、
隣接する縦リンク同志の折り曲げ部に貫通支持される水
平パイプとから構成されるパイプ式のシャッターカーテ
ンを用いてなるパイプ式シャッターにおいて、前記シャ
ッターカーテンの下部に、左右に並列される複数の長リ
ンクと、該各長リンクに一体的に組付け固定される上下
複数の水平パイプとで構成せしめて上下および左右全体
に亘つて剛性化した格子状の下部カーテンを組付けてあ
ることを特徴とするパイプ式シャッター構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14282587U JPH063991Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | パイプ式シャッター構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14282587U JPH063991Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | パイプ式シャッター構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6446396U JPS6446396U (ja) | 1989-03-22 |
JPH063991Y2 true JPH063991Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31409098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14282587U Expired - Lifetime JPH063991Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | パイプ式シャッター構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063991Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-18 JP JP14282587U patent/JPH063991Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6446396U (ja) | 1989-03-22 |
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