JPH0639862A - 絵柄立物成形品の製造方法 - Google Patents

絵柄立物成形品の製造方法

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JPH0639862A
JPH0639862A JP19959192A JP19959192A JPH0639862A JP H0639862 A JPH0639862 A JP H0639862A JP 19959192 A JP19959192 A JP 19959192A JP 19959192 A JP19959192 A JP 19959192A JP H0639862 A JPH0639862 A JP H0639862A
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JP
Japan
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foil
molded product
pattern
vertical
chuck mechanism
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Pending
Application number
JP19959192A
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English (en)
Inventor
Toshiji Nakajo
敏次 仲条
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 絵柄ホイル2を円筒状もしくは円錐状に成形
し、これをチャック機構4で保持して搬送し、所定位置
において立物成形品1の外側面に張付成形して絵柄付け
する。 【効果】 食器等の立物成形品の外側面の絵柄張付けの
自動化生産が可能となる。食器類等の立物成形品の精度
の良い、高品質で高級感のある絵柄付けが実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絵柄立物成形品の製
造方法に関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、食器、飲料容器等の各種の立物成形品の外側面に高
品質、高級感のある絵柄を自動成形工程として配設する
ことのできる新しい絵柄立物成形品の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器、各種の容器等にはその
表面に絵柄を配設することが行われてきており、たとえ
ばこのための方法として、圧縮成形による絵柄張付けの
方法が知られている。この方法は、あらかじめ樹脂成形
された成形品の表面に、絵付けした樹脂含浸紙などのホ
イルを積層し、これを圧縮成形によって表面に張付ける
ものである。すなわち、たとえば図5に例示したよう
に、金型(ア)内にあらかじめ成形した皿食器等の成形
品(イ)を載置し、これとは別にあらかじめ製造した絵
付け樹脂含浸紙からなるホイル(ウ)を吸着パッド
(エ)によって吸着搬送し、所定の位置となるように位
置調整して成形品(イ)の上に配置し、金型によって圧
縮成形する。
【0003】このようにして成形品(イ)の表面にホイ
ルを一体化積層する。このような絵柄付けのための圧縮
成形についての自動化工程についても様々な工夫、改良
が行われてきてもいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の絵柄付け方法は、工程自動化されたもの、それ以外
の手動操作による多くのものの全てが、たとえば図5に
も例示したように、皿形状のような立上りの浅いものを
対象とし、しかもその成形品の内側面のみを絵柄付けす
るものに限られていた。
【0005】このため、たとえば湯呑み、コップ等の成
形品形状が立上りのある立物成形品の外側面、すなわ
ち、最もその表面意匠や絵柄が目立つ外側面に、前記の
通りのホイルを用いて絵柄付けすることはほとんど行わ
れてきていない。実際、このような外側面へのホイルに
よる絵柄付けは、その位置調整が難しく、精度の良い製
品が得られないことから、ごくわずかに手作業によって
試みられているにすぎないのが実情である。
【0006】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであって、従来方法の限界を克服し、各種の
立物成形品の外側面にホイル絵柄付けを自動化工程とし
て実施可能とする高品質な立物成形品の絵柄付け製造方
法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、絵柄ホイルを円筒状もしくは円
錐状に成形し、これをチャック機構で保持して搬送し、
所定位置において立物成形品の外側面に張付成形して絵
柄付けすることを特徴とする絵柄立物成形品の製造方法
を提供する。
【0008】
【作用】この発明においては、あらかじめ円筒状または
円錐状に成形した絵柄ホイルをチャック機構によって搬
送して立物成形品に張付成形することからなるため、そ
の作業の自動化、合理化が実現され、しかも、絵柄ホイ
ル張付けの位置精度は大きく向上する。
【0009】高品質、高級感のある、絵柄立物成形品が
高効率で、生産性良く製造されることになる。以下、実
施例を示し、さらに詳しくこの発明の製造方法について
説明する。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の絵柄立物成形品について
示した斜視図である。この図1に示したように、この発
明の方法においては、あらかじめ圧縮成形、射出成形等
の方法によって成形された食器、飲料容器等のメラミン
樹脂等からなる立物成形品(1)の外側面に、絵柄付け
した樹脂含浸紙等からなる円筒状もしくは円錐状のホイ
ル(2)を張付成形し、外側面に高品質で、高級感のあ
る絵柄を有する絵柄立物成形品(3)を製造するもので
ある。
【0011】立物成形品(1)においては、皿形状成形
品とは異って、その外側面の意匠性が重要であるため、
この発明の方法によって意匠性に優れた成形品絵柄付け
が立物製品として高い生産性と、優れた精度において可
能となる。図2は、ホイル(2)の成形と搬送を例示し
たものであるが、この発明において使用する絵柄ホイル
(2)は、たとえば立物成形品の形状に合わせて打ち抜
き等によって所定の寸法としたものを収納し、たとえば
その数百枚規模の収納場所から吸着パッドによって1枚
毎に吸着して分離したものとする。
【0012】吸着したホイル(2)は、加工工程に搬送
し、曲げ加工機において曲げ加工し、重なり端部を溶着
する。このようにして円筒状もしくは円錐状の絵柄ホイ
ル(2)を得る。ホイル(2)の厚み、大きさ、そして
具体的形状に特に限定はない。立物成形品の種類、大き
さ、形状、さらには絵柄そのものによって適宜に決定さ
れることである。
【0013】円筒状もしくは円錐状に加工されたホイル
(2)は、次いでチャック機構(4)によって所定の位
置にまで自動的に搬送する。この時のチャック機構
(4)はX、Y、Z軸に微細動作し、成形品への位置決
めを精度の良いものとする。搬送は、チャックアームや
支持テーブルの移動等によって正確に行うことができる
ようにする。
【0014】立物成形品への装着は、まず図3に例示し
たように、金型(5)において成形された立物成形品
(1)を脱型した後に、チャック機構(4)によって保
持した絵柄ホイル(2)を成形機の所定の位置にまで搬
送し、立物成形品(1)との位置合わせを正確に行った
後に、これに装着して圧縮成形する。この成形は、通
常、図4に例示したように、金型(6)によって立物成
形品(1)を逆立させて行うが、このように逆立させな
くともよい。圧縮成形によって、絵柄ホイル(2)は、
立物成形品(1)に一体化され、高品質な絵柄立物成形
品が製造される。
【0015】金型の移動、あるいはさらに逆転を含め、
以上の工程においては、成形機の自動化システムとして
ライン生産の自動化が可能となる。張付成形時には、上
塗り樹脂をホイル(2)上面に配して圧縮することが好
ましく、立物成形品(1)および絵柄ホイル(2)、そ
して上塗り樹脂との三重成形として特徴づけられる。も
ちろん、この上塗りは必ずしも必要ではない。ホイル
(2)の特性等によってその使用を選択すればよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によって、はじめて立物成形品
の外側面の絵柄張付けの自動化生産が可能となる。食器
類等の立物成形品の精度の良い、高品質で高級感のある
絵柄付けが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の絵柄立物成形品を示した斜視図であ
る。
【図2】ホイル成形を示した工程斜視図である。
【図3】ホイルの立物成形品への装着を示した斜視図で
ある。
【図4】張付け成形の逆立状態を示した斜視図である。
【図5】従来の絵柄張付け方法を示した工程斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 立物成形品 2 絵柄ホイル 3 絵柄立物成形品 4 チャック機構 5 金型 6 金型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絵柄ホイルを円筒状もしくは円錐状に成
    形し、これをチャック機構で保持して搬送し、所定位置
    において立物成形品の外側面に張付成形して絵柄付けす
    ることを特徴とする絵柄立物成形品の製造方法。
JP19959192A 1992-07-27 1992-07-27 絵柄立物成形品の製造方法 Pending JPH0639862A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10219917A1 (de) * 2002-05-03 2003-11-13 Infineon Technologies Ag Grabentransistor in einem Halbleiterkörper aus Silizium und Herstellungsverfahren
CN117565384A (zh) * 2024-01-16 2024-02-20 四川富生电器有限责任公司 一种隧道式热缩套管成型装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10219917A1 (de) * 2002-05-03 2003-11-13 Infineon Technologies Ag Grabentransistor in einem Halbleiterkörper aus Silizium und Herstellungsverfahren
CN117565384A (zh) * 2024-01-16 2024-02-20 四川富生电器有限责任公司 一种隧道式热缩套管成型装置
CN117565384B (zh) * 2024-01-16 2024-04-09 四川富生电器有限责任公司 一种隧道式热缩套管成型装置

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