JPH0639815U - スタッカクレーンの走行駆動装置 - Google Patents

スタッカクレーンの走行駆動装置

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Publication number
JPH0639815U
JPH0639815U JP8163792U JP8163792U JPH0639815U JP H0639815 U JPH0639815 U JP H0639815U JP 8163792 U JP8163792 U JP 8163792U JP 8163792 U JP8163792 U JP 8163792U JP H0639815 U JPH0639815 U JP H0639815U
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JP
Japan
Prior art keywords
hypoid
traveling
wheel
traveling motor
output shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP8163792U
Other languages
English (en)
Inventor
裕司 佐々
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP8163792U priority Critical patent/JPH0639815U/ja
Publication of JPH0639815U publication Critical patent/JPH0639815U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッカクレーンの走行駆動装置において、
走行モータの駆動力の伝達効率を高めるとともに耐久性
を改善し、かつ騒音と振動を抑える。 【構成】 クレーン本体11に回転自在に支持された車
軸22に走行車輪を取付けるとともに、ハイポイドホイ
ール32を固定する。走行モータ17の出力軸に、ハイ
ポイドホイール32に噛合するハイポイドギア31を固
定する。走行モータ17が出力軸の回りに回動するのを
阻止する回り止めアーム23を、クレーン本体11に設
ける。ハイポイドギア31とハイポイドホイール32か
ら成る減速機18のため、伝達効率、耐久性が向上し、
また騒音、振動が抑えられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動倉庫等において荷を搬送するスタッカクレーンの走行駆動装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来スタッカクレーンの走行駆動装置として、走行モータの出力軸を鉛直下向 きに配置するとともに、この出力軸に固定されたウオームギアを、走行車輪の車 軸に設けられたウオームホイールに噛合させたものが知られている。すなわち、 ウオームギアとウオームホイールの組合せにより減速機が構成されている。また 、この走行駆動装置において、走行モータの重量は、走行車輪の車軸によって支 持されており、クレーン本体には、走行モータ自体が出力軸の回りに回転するの を阻止するための部材が設けられている。なお、このような走行駆動装置の減速 機として、ベベルギアを用いたものも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようにウオームギアとウオームホイールから成る減速機では、走 行モータの駆動力の伝達効率が低く、また耐久性が十分ではないという問題があ る。またベベルギアを用いた減速機では、伝達効率は高いが、騒音と振動が大き いという問題がある。
【0004】 本考案は、走行モータの駆動力の伝達効率が高く、かつ十分な耐久性を有し、 しかも騒音と振動が小さいスタッカクレーンの走行駆動装置を提供することを目 的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るスタッカクレーンの走行駆動装置は、クレーン本体に回転自在に 支持され、走行車輪が取付けられた車軸と、この車軸に固定されたハイポイドホ イールと、出力軸に、前記ハイポイドホイールに噛合するハイポイドギアが固定 され、ハイポイドホイールによって支持される走行モータと、この走行モータが 出力軸の回りに回動するのを阻止する手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例により本考案を説明する。
【0007】 図1は本考案の一実施例を適用したスタッカクレーンの外観を示している。こ の図において、スタッカクレーンの本体11は、天井に設けられたガイドレール 12に案内されて、床面に設けられた走行レール13上を走行する。本体11の マスト11aには昇降台14が昇降自在に設けられ、昇降台14には荷を入出庫 するためのスライドフォーク15が設けられる。本体11の下部フレーム11b には、昇降台14を昇降駆動する昇降モータ16と、本体11を走行レール13 に沿って走行駆動する走行モータ17とが設けられる。
【0008】 図2〜図4は、スタッカクレーンの走行モータが設けられている近傍の構成を 示すものである。 車輪21は、クレーン本体11の下部フレーム11bに回転自在に支持された 車軸22に取付けられる。車軸22は水平方向に延び、下部フレーム11bから 突出して、減速機18のケーシングを貫通している。減速機18は、ハイポイド ギアとハイポイドホイールを有しており、ハイポイドホイールは車軸22に固定 されている。
【0009】 走行モータ17は、出力軸が鉛直下向きになるように配置され、出力軸には減 速機18のハイポイドギアが固定される。また走行モータ17と減速機18は、 クレーン本体11には接続されておらず、車軸22に支持されている。このため 走行モータ17と減速機18は、出力軸の回転によって、出力軸の回りに回動す る力を受ける。この回動を阻止するため、クレーン本体11には回り止めアーム 23が設けられている。回り止めアーム23の一端は、ブラケット24によって クレーン本体11に固定され、またボルトによって減速機18のケーシングに固 定されている。
【0010】 図5は、減速機18の中に設けられるハイポイドギア31とハイポイドホイー ル32を示している。上述したように、ハイポイドギア31は走行モータ17の 出力軸33に固定され、ハイポイドホイール32は走行車輪21の車軸22に固 定されている。ハイポイドギア31は円錐状の先端面に形成された歯を有し、ハ イポイドホイール32は円板の表面に形成された歯を有しており、ハイポイドギ ア31はハイポイドホイール32に対し、軸心から偏心した部位において噛合す る。
【0011】 したがって、走行モータ17の駆動によって出力軸33すなわちハイポイドギ ア31が回転すると、所定の減速比でハイポイドホイール32が回転し、これに より車軸21すなわち走行車輪22が回転してスタッカクレーンが走行する。こ の時、走行モータ17は出力軸33の回転によって、出力軸33の回りに回動し ようとするが、回り止めアーム23によって回動を阻止される。
【0012】 以上のように本実施例は、ハイポイドギア31とハイポイドホイール32から 構成された減速機18を用いているので、ウオームギアとウオームホイールから 成る減速機と比較し、走行モータ17の駆動力の伝達効率が高く、また十分な耐 久性を有している。またベベルギアを用いた減速機と比較すると、伝達効率は同 等であるが、騒音と振動が低く抑えられる。
【0013】 また、ハイポイドギア31は、ハイポイドホイール32の端部と中心の間にお いてハイポイドホイール32に噛合する。したがって、ウオームギアとウオーム ホイールの組合せを用いた場合と比較すると、ウオームギアはウオームホイール の端部において噛合するので、本実施例によれば、走行モータ17の出力軸と車 軸22の間の距離(図4において左右方向の距離)を縮小することができ、減速 機18を小さくすることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、走行モータの駆動力の伝達効率が高く、かつ十 分な耐久性を有し、しかも騒音と振動が小さい走行駆動装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を適用したスタッカクレーン
の全体の構成を示す正面図である。
【図2】図1に示すスタッカクレーンの走行モータ近傍
の構成を示す側面図である。
【図3】図2の構成の平面図である。
【図4】図2の構成の正面図である。
【図5】ハイポイドギアとハイポイドホイールを示す斜
視図である。
【符号の説明】
11 クレーン本体 17 走行モータ 18 減速機 21 走行車輪 22 車軸 23 回り止めアーム 31 ハイポイドギア 32 ハイポイドホイール 33 出力軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン本体に回転自在に支持され、走
    行車輪が取付けられた車軸と、この車軸に固定されたハ
    イポイドホイールと、出力軸に、前記ハイポイドホイー
    ルに噛合するハイポイドギアが固定され、ハイポイドホ
    イールによって支持される走行モータと、この走行モー
    タが出力軸の回りに回動するのを阻止する手段とを備え
    たことを特徴とするスタッカクレーンの走行駆動装置。
JP8163792U 1992-10-30 1992-10-30 スタッカクレーンの走行駆動装置 Pending JPH0639815U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8163792U JPH0639815U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 スタッカクレーンの走行駆動装置

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JP8163792U JPH0639815U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 スタッカクレーンの走行駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0639815U true JPH0639815U (ja) 1994-05-27

Family

ID=13751857

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8163792U Pending JPH0639815U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 スタッカクレーンの走行駆動装置

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JP (1) JPH0639815U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004203599A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd トランスファクレーン用の減速機及び駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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