JPH0639427Y2 - 自動販売機の展示装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、広告表示をする展示板の交換をより容易とす
る自動販売機の展示装置に関するものである。

従来の技術 近年、自動販売機は販売商品の展示だけでなく、広告表
示やキャンペーン等を知らせる展示板を有するようにな
り、展示板の取換回数が年々増えてきている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の自動販売機の
展示装置の一例について説明する。

第７図から第12図は従来の自動販売機の展示装置を示す
ものであり、第７図は外観斜視図、第８図は第７図に示
すホ−ホ線での縦断面図、第11図は第７図に示すチ−チ
線での横断面図、第12図は第７図に示すリ部分からの断
面斜視図である。図において、１は自動販売機の本体
で、２は本体１に取り付けられ、一方をヒンジ３にて回
動自在に軸支された扉である。４は扉２の前面に設けら
れ、扉２を開口した開口部であり、６は例えば無色透明
で、少なくとも開口部４より大きい保護板である。扉２
の開口部４の内側には強度及びシール用として必要なフ
ランジ4aを有し、その周囲にはフランジ4aに係合するよ
う弾性を有した略コ字形状のサッシュ５が嵌入されてい
る。保護板６は扉２の内側より、サッシュ５の全周に当
接されている。7,8,9,10はそれぞれ取付上板，取付下
板，取付左板，取付右板であり、扉２の内側の開口部４
の全周に近接する部分に溶接などで固定している。11,1
2,13,14は保護板であり、保護板11,12,13,14及び各取付
板7,8,9,10に設けられた穴15にビス15aが挿入されてい
る。21,22は下側の支持板12に設けられた前，後支持受
片であり、23は支持受片21,22の間の支持溝である。

16は保持板13,14の相対する面の上部分に開けられた嵌
入孔であり、17は嵌入孔16に嵌着固定された嵌着片であ
る。

24は展示板であり、展示板24は支持溝23,嵌着片17に嵌
入固定されている。

第９図は第８図に示すヘ−ヘ線での横断面図であり、第
10図は保持部13の嵌入孔16付近を示す斜視図である。図
において、第８図，第11図，第12図と同一符号は同一又
は相当部分を示し、18は嵌着片17の突片で弾性を有し、
図に示すように２片の矢形状をしており、嵌入孔16より
大きいサイズとなっている。19は突片18の根本部であ
り、嵌入孔16よりも小さいサイズとなっている。この突
片18,根本部19により嵌着片17は嵌入孔16に固定され
る。20は嵌着片17の展示板24を嵌入するための支持溝で
あり、断面略コ字形状となっている。この支持溝20の溝
幅は展示板24がスペアー用として２枚入るスペースを確
保している。

次に動作について説明する。

まず、第８図，第11図に示すように、扉２の前面の開口
部４のフランジ4aの全周に、扉２の内側よりサッシュ５
を嵌入し、続いて、保護板６を扉２の内側より挿入す
る。保護板６のまわりでは保持板11が取付板７に、保持
板12が取付下板８に、保持板13が取付左板９に、保持板
14が取付右板10に各穴15にビス15aを挿入することによ
り固定され、又保護板６を固定させる。同時に扉２の開
口部４では保護板６のサッシュ５への圧着によりシール
されている。

次に、保持板13,14の嵌入孔16に嵌着片17の突片18を挿
入すると、突片18は弾性を有しているため、第９図で実
線で示すように、内側方向に縮まり、さらに挿入を進め
ることにより、嵌着片17が根本部19にて嵌入孔16に嵌着
する。

そして、展示板24を組み込む際には、第８図の二点鎖線
で示すように、展示板24を扉２の背面より保持板12の支
持受片21,22の間の溝23に挿入し、第11図の二点鎖線で
示すように、展示板24の上側中央部を後方に湾曲して、
展示板24の両端を嵌着片17の支持溝20に挿入する。その
後、展示板24を第11図の実線で示すようにフラット状態
にすることにより、支持受片21,22間の溝23と嵌着片17
の支持溝20に展示板24が嵌入された状態となり、展示板
24は固定される。

尚展示板24を外す時は組込時と逆の順序で行う。

考案が解決しようとする問題点 従来の自動販売機の展示装置は以上のように構成されて
おり、展示板24の取換等をするたびに、展示板24を湾曲
に折曲げるので、取換作業時に大きな力が必要であった
り、不必要な力がかかった場合に展示板24の板厚，展示
板の印刷等を変形するという問題点があった。また折り
曲げて挿着するため、予備の展示板24を後側に入れてい
た場合など、着脱の度に予備の展示板24を外さなくては
ならない等の問題点があった。

本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、展示板の
厚さや予備の展示板ストック等に関係なく、展示板の交
換作業が容易である自動販売機の展示装置を提供するこ
とを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の自動販売機の展示装
置は、扉と、この扉の前面に設けられた展示用の開口部
と、この開口部を覆うように前記開口部に取り付けられ
た保護板と、前記扉の内側で前記保護板の下側の辺に近
接して前記扉に設けられた下側保持板と、前記扉の内側
で前記保護板の左右の両側の辺に近接して前記扉に設け
られた左側保持板及び右側保持板と、前後方向に間隔を
あけて前記下側保持板の上面より突出して設けられた１
対の支持受片と、前記左側保持板及び右側保持板の互い
に向かい合う面の上端近傍から下方向に長く延びた嵌入
孔と、横断面略コ字形状の支持溝を有し前記支持溝が互
いに向かい合うように前記左側保持板及び右側保持板の
前記嵌入孔にそれぞれ嵌着された１対の嵌着片と、前記
下側保持板の上面に設けられた１対の前記支持受片の間
と前記支持溝とに挿入可能な厚さと１対の前記嵌着片の
前記支持溝内に左右両辺が同時に入る横幅と１対の前記
嵌着片を前記嵌入孔に沿って最も上方向に移動させたと
きの前記下側保持板の上面から前記嵌着片までの高さよ
り低く且つ１対の前記嵌着片を前記嵌入孔に沿って最も
下方向に移動させたときの前記下側保持板の上面から前
記嵌着片までの高さより高い高さを有する展示板とを備
えているのである。

作用 本考案の自動販売機の展示装置では、まず、展示板の上
の辺を持って扉の背面から展示板の下の辺を下側保持板
の上面に設けられた１対の支持受片の間に挿入し、次
に、下側保持板の上面から１対の嵌着片までの高さが展
示板の高さより高くなるまで１対の嵌着片を嵌入孔に沿
って上方向に移動させ、そして、展示板の上の辺の左右
両端が一対の嵌着片の支持溝の下側にくるように展示板
を立てて、最後に、１対の嵌着片を嵌入孔に沿って下方
向に移動させて、１対の嵌着片の支持溝内に展示板の左
右両辺を入れることにより、容易に展示板を組み込むこ
とができる。

また、展示板を外すときは、まず、下側保持板の上面か
ら一対の嵌着片までの高さが展示板の高さより高くなる
まで１対の嵌着片を嵌入孔に沿って上方向に移動させ、
次に、展示板の上の辺を持って扉の背面から扉の背面側
に少し傾けて展示板の下の辺を下側保持板の上面に設け
られた１対の支持受片の間から引き抜くことにより、容
易に展示板を外すことができる。

また、展示板の交換のために展示板を湾曲させる必要が
ないため湾曲させる作業をしやすくするために展示板の
厚さを制限する必要がなく、下側の保持板の上面より突
出して設けられた１対の支持受片の間隔と１対の嵌着片
の支持溝の幅を適切に選択することにより交換可能な展
示板の厚さの範囲を広くできる。

また、予備の展示板のストックが有る場合でも、その予
備の展示板を一対の支持受片の間から引き抜く必要はな
く、予備の展示板を一対の支持受片の間に残して交換し
ようとする展示板のみを交換することができる。

実施例 以下、本考案の自動販売機の展示装置の一実施例につい
て、第１図から第６図を参照しながら説明するが、従来
と同一構成については同一符号を付してその詳細な説明
は省略する。

第１図は本実施例の自動販売機の展示装置の展示板取付
部付近の縦断面図、第２図は第１図に示すイ−イ線での
断面図、第３図は左側の保持板の嵌入孔付近を示す斜視
図、第４図は自動販売機本体の外観斜視図、第５図は第
４図に示すハ−ハ線での横断面図、第６図は第４図に示
すニ部分からの断面斜視図である。

25は左側の保持板であり、ビス15aが挿入される取付穴1
5を有し、取付左板９にビス15aで固定される。26は右側
の保持板であり、ビス15aが挿入される取付穴15を有
し、取付右板10にビス15aで固定される。27は左側の保
持板25及び右側の保持板26の互いに向かい合う面の上端
近傍から下方向に長く延びた嵌入孔であり、この嵌入孔
27の上部の穴30は従来の嵌入孔16と同様の大きさであ
り、嵌入孔27の下部の穴28は上部の穴30から下方向に長
く延び、下部の穴28の幅は上部の穴30より狭く且つ嵌着
片17の根本部19より大きく、嵌入孔27に嵌着させて嵌着
片17を下部の穴28に沿って上下方向に移動できるように
なっている。

次に本実施例の自動販売機の展示装置の組み立て方法に
ついて説明する。

まず、第１図，第５図に示すように、従来と同様に、扉
２の前面の開口部４のフランジ4aの全周に、扉２の内側
よりサッシュ５を挿入し、続いて、保護板６を扉２の内
側より挿入する。保護板６のまわりでは、上側の保持板
11が取付上板７に、下側の保持板12が取付下板８に、左
側の保持板25が取付左板９に、右側の保持板26が取付右
板10に、各穴15にビス15aを挿入することにより固定さ
れ、また保護板６を固定させる。同時に扉２の開口部４
では保護板６のサッシュ５への圧着によりシールされ
る。

次に、第２図，第３図に示すように、左右両側の保持板
25,26の嵌入孔27の上部の穴30に嵌着片17の矢形状の２
分割の突片18を挿入する。挿入途中で２分割の突片18の
外側の面が穴30の縁に当たるが、突片18は弾性を有して
いるため、第２図の実線で示すように、穴30の縁との当
接により２分割の突片18が接近するように弾性変形し、
さらに挿入が進むと、嵌着片17の根本部19が穴30に入り
嵌着片17の矢形状の突片18が元の形状に戻って嵌着片17
が嵌入孔27の上部の穴30に嵌着する。このとき嵌着片17
は上部の穴30と連通する下部の穴28に沿って上下方向に
移動可能になる。

次に、第１図の２点鎖線で示すように、展示板24の上に
辺を持って扉２の背面から展示板24の下の辺を下側の保
持板12の上面に設けられた１対の支持受片21,22の間の
溝23に挿入し、第６図の点線で示すように、下側の保持
板12の上面から一対の嵌着片17までの高さを展示板24の
高さより高く下部の穴28に沿って上方向に移動させた
後、展示板24の上の辺の左右両端が一対の嵌着片17の支
持溝20の下側にくるように展示板24を立てて、第６図の
実線で示すように、１対の嵌着片17を嵌入孔27の下部の
穴28に沿って自重落下を利用して下方向に移動させて、
１対の嵌着片17の支持溝20内に展示板24の左右両辺を入
れることにより、展示板24を固定する。

また、展示板24を外すときは、展示板24の取付時と逆の
順序となり、まず、第６図の点線で示すように、下側の
保持板12の上面から一対の嵌着片17までの高さが展示板
24の高さより高くなるまで１対の嵌着片17を嵌入孔27の
下部の穴28に沿って上方向に移動させ、次に、展示板24
の上の辺を持って扉２の背面から扉２の背面側に少し傾
けて展示板24の下の辺を下側の保持板12の上面に設けら
れた１対の支持受片21,22の間の溝23から引き抜くこと
により、展示板24を外すことができる。

以上のように本実施例では、扉２と、この扉２の前面に
設けられた展示用の開口部４と、この開口部４を覆うよ
うに開口部４に取り付けられた保護板６と、扉２の内側
で保護板６の下側の辺に近接して扉２に設けられる下側
の保持板12と、扉２の内側で保護板６の左右の両側の辺
に近接して扉２に設けられる左側の保持板25及び右側の
保持板26と、前後方向に間隔をあけて下側の保持板12の
上面より突出して設けられた１対の支持受片21,22と、
支持受片21,22により形成された溝23と、左側の保持板2
5及び右側の保持板26の互いに向かい合う面の上端近傍
から下方向に長く延びた嵌入孔27と、横断面略コ字形状
の支持溝20を有し支持溝20が互いに向かい合うように左
側の保持板25及び右側の保持板26の嵌入孔27にそれぞれ
嵌着される１対の嵌着片17と、下側の保持板12の上面の
溝23と支持溝20とに挿入可能な厚さと１対の嵌着片17の
支持溝20内に左右両辺が同時に収まる横幅と１対の嵌着
片17を嵌入孔27に沿って最も上方向に移動させたときの
下側の保持板12の上面から接着辺17までの高さより低く
且つ１対の嵌着片17を嵌入孔27に沿って最も下方向に移
動させたときの下側保持板12の上面から嵌着片17までの
高さより高い高さを有する展示板24とを備えているの
で、嵌着片17の上下方向の移動による展示板24の左右両
辺の支持溝20への着脱と、展示板24の下側の辺の溝23へ
の着脱だけで、容易に展示板24を交換することができ
る。また展示板24を湾曲させる必要がないため湾曲させ
る作業をしやすくするために展示板24の厚さを制限する
必要がなく、下側の保持板12の上面より突出して設けら
れた１対の支持受片21,22の間隔と支持溝20の幅を適切
に選択することにより交換可能な展示板24の厚さの範囲
を広くできる。また、予備の展示板24のストックが有る
場合でも、その予備の展示板24を支持受片21,22により
形成された溝23から引き抜く必要はなく、予備の展示板
24を溝23に残して交換しようとする展示板24のみを交換
することができる。

考案の効果 以上のように本考案の自動販売機の展示装置は、扉と、
この扉の前面に設けられた展示用の開口部と、この開口
部を覆うように前記開口部に取り付けられた保護板と、
前記扉の内側で前記保護板の下側の辺に近接して前記扉
に設けられた下側保持板と、前記扉の内側で前記保護板
の左右の両側の辺に近接して前記扉に設けられた左側保
持板及び右側保持板と、前後方向に間隔をあけて前記下
側保持板の上面より突出して設けられた１対の支持受片
と、前記左側保持板及び右側保持板の互いに向かい合う
面の上端近傍から下方向に長く延びた嵌入孔と、横断面
略コ字形状の支持溝を有し前記支持溝が互いに向かい合
うように前記左側保持板及び右側保持板の前記嵌入孔に
それぞれ嵌着された１対の嵌着片と、前記下側保持板の
上面に設けられた１対の前記支持受片の間と前記支持溝
とに挿入可能な厚さと１対の前記嵌着片の前記支持溝内
に左右両辺が同時に入る横幅と１対の前記嵌着片を前記
嵌入孔に沿って最も上方向に移動させたときの前記下側
保持板の上面から前記嵌着片までの高さより低く且つ１
対の前記嵌着片を前記嵌入孔に沿って最も下方向に移動
させたときの前記下側保持板の上面から前記嵌着片まで
の高さより高い高さを有する展示板とを備えているの
で、展示板を交換するときに、展示板を湾曲させる必要
はなく、嵌着片の上下方向の移動による展示板の左右両
辺の支持溝へ着脱と、展示板の下側の辺の１対の支持受
片間への着脱だけで、容易に展示板を交換することがで
きる。

また、展示板の交換のために展示板を湾曲させる必要が
ないため、湾曲させる作業をしやすくするために展示板
の厚さを制限する必要がなく、下側の保持板の上面より
突出して設けられた１対の支持受片の間隔と１対の嵌着
片の支持溝の幅を適切に選択することにより交換可能な
展示板の厚さの範囲を広くできる。

また、予備の展示板のストックが有る場合でも、その予
備の展示板を一対の支持受片の間から引き抜く必要はな
く、予備の展示板を１対の支持受片の間に残して交換し
ようとする展示板のみを交換することができる。

また、展示板を交換するときに、展示板を湾曲させる必
要がないため、大きな力を必要とせず、また、展示板に
印刷等で表示した文字、図形を、展示板の湾曲作業で変
形させてしまうことがないという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例による自動販売機の展示装置
の展示板取付部付近の縦断面図、第２図は第１図に示す
イ−イ線での断面図、第３図は左側の保持板の嵌入孔付
近を示す斜視図、第４図は自動販売機本体の外観斜視
図、第５図は第４図に示すハ−ハ線での横断面図、第６
図は第４図に示すニ部分からの断面斜視図、第７図は従
来の自動販売機の展示装置の外観斜視図、第８図は第７
図に示すホ−ホ線での縦断面図、第９図は第８図に示す
ヘ−ヘ線での横断面図、第10図は保持部の嵌入孔付近を
示す斜視図、第11図は第７図に示すチ−チ線での横断面
図、第12図は第７図に示すリ部分からの断面斜視図であ
る。 ２……扉、４……開口部、６……保護板、17……嵌着
片、18……突片、20……支持溝、21,22……支持受片、2
4……展示板、25,26……保持板、27……嵌入孔、28,30
……穴。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】扉と、この扉の前面に設けられた展示用の
   開口部と、この開口部を覆うように前記開口部に取り付
   けられた保護板と、前記扉の内側で前記保護板の下側の
   辺に近接して前記扉に設けられた下側保持板と、前記扉
   の内側で前記保護板の左右の両側の辺に近接して前記扉
   に設けられた左側保持板及び右側保持板と、前後方向に
   間隔をあけて前記下側保持板の上面より突出して設けら
   れた１対の支持受片と、前記左側保持板及び右側保持板
   の互いに向かい合う面の上端近傍から下方向に長く延び
   た嵌入孔と、横断面略コ字形状の支持溝を有し前記支持
   溝が互いに向かい合うように前記左側保持板及び右側保
   持板の前記嵌入孔にそれぞれ嵌着された１対の嵌着片
   と、前記下側保持板の上面に設けられた１対の前記支持
   受片の間と前記支持溝とに挿入可能な厚さと１対の前記
   嵌着片の前記支持溝内に左右両辺が同時に入る横幅と１
   対の前記嵌着片を前記嵌入孔に沿って最も上方向に移動
   させたときの前記下側保持板の上面から前記嵌着片まで
   の高さより低く且つ１対の前記嵌着片を前記嵌入孔に沿
   って最も下方向に移動させたときの前記下側保持板の上
   面から前記嵌着片までの高さより高い高さを有する展示
   板とを備えた自動販売機の展示装置。