JPH0639247Y2 - 伝熱管 - Google Patents

伝熱管

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JPH0639247Y2
JPH0639247Y2 JP4979888U JP4979888U JPH0639247Y2 JP H0639247 Y2 JPH0639247 Y2 JP H0639247Y2 JP 4979888 U JP4979888 U JP 4979888U JP 4979888 U JP4979888 U JP 4979888U JP H0639247 Y2 JPH0639247 Y2 JP H0639247Y2
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JP
Japan
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fins
heat transfer
fluid
tube
transfer tube
Prior art date
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Application number
JP4979888U
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JPH01157970U (ja
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和郎 寺崎
啓 竹村
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Priority to DE89303480A priority patent/DE68912636D1/de
Priority to DE68912636T priority patent/DE68912636T4/de
Priority to US07/337,042 priority patent/US5040596A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は伝熱管に関し、更に詳しくは、空気調節装置や
冷凍装置の蒸発器、化学装置及びボイラ等に使用し、管
体内に流体を流して管体外を流れる流体と熱交換する伝
熱管に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の伝熱管としては、第３図に示す如く、管
体の内面に流体が流れる方向と直角方向に多数の邪魔板
を設けたものや、第４図に示す如く、管体の内壁に多数
のフィンを流体が流れる方向と同一方向に設けたもの
が、知られている。これらは、管体内面の伝熱面積を大
きくして伝熱効果を高めようとするものであるが、前者
の従来品においては、流体が管体内で乱流するので、伝
熱量の増加に従い圧力損失が大きくなるという欠点があ
った。また、後者の従来品においては、管体内を通過す
る流体は真直ぐ流れるだけで、上側と下側のフィン間部
と中央の空間部の流体とが入れ替わることがないため、
伝熱面積の増加の割合に比べて熱伝達量は増加しないと
いう欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、伝熱面積が大きい割には流速が増加し、管体
内において流体が混合するように構成することによっ
て、圧力損失が増大することなく熱伝達量が増加し、伝
熱効果をより一層促進し熱交換器の高性能化、小型化を
図ることができる伝熱管を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、管体内に流体を流して管体外の流体と熱交換
する伝熱管において、管体を断面方形に形成してある。
この管体の対向壁内面には、多数のフィンを斜めに、か
つ、同一方向に設けてあることを特徴としている。
〔考案の作用〕
本考案においては、流体が管体内に設けてある多数のフ
ィンに接触するので伝熱面積が大きくなる。また、管体
内の流体は、上側と下側のフィン間部においてはフィン
に沿って斜めに流れ、上下に対向しているフィンとフィ
ンとの間の空間部においては、上記フィン間部と反対の
向きで流れる。即ち、フィン間部を斜めに流れた流体は
側壁に当って空間部に押し出され、フィンと反対の向き
に折曲して空間部を斜めに流れ、更に側壁に当ってフィ
ン間部に押し込められる。このようにフィン間部と空間
部の流体が常に入れ替わりながら流れるので、流体は満
遍なくフィンに接触し、流体温度に片寄りがなくなる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を第１図及び第２図において説明す
る。
本考案の伝熱管は、管体内に流体を流して管体外を流れ
る流体と熱交換するもので、第１図に示す如く、管体１
を断面方形に形成してある。管体１はアルミニウム合
金、銅、真鍮等の熱伝導性の良好な金属からなり、上下
の長い平板２、２′、左右の短い側板3,3′をろう付け
して断面長方形のものを例示してある。この管体１の対
向壁内面に、即ち、管体１を構成している平板2,2′の
内面には、多数のフィン4,4′を設けてある。フィン
４、４′はアルミニウム合金、銅、真鍮等の熱伝導性の
良好な金属からなる平板状のもので、流体が流れる方向
に対して斜めに、かつ、同一方向に設けられている。こ
のフィン４、４′を管体１内に設けるには、ハンダ付
け、或は接着剤を使用してもよいし、平板２と一体に押
出し成形し、フィン４が斜めになるように平板２を切断
して、側板３により方形に形成することも可能である。
また、内面にロウ材を有する平板２、２′を使用し、フ
ィン４、４′をロウ付けしてもよい。
なお、フイン４、４′の傾斜角度は20乃至60度が好適で
ある。
上述のような本考案においては、管体１の内部を流れる
流体が多数のフィン４に接触するので伝熱面積が大きく
なる。また流体は、第２図矢印のように、上方のフィン
４、４′間及び下方のフィン４′、４′間を斜めに流
れ、この流体は側壁３′に当って空間部５に押し出さ
れ、フィン４、４′と反対の向きに折曲して空間部５を
斜めに流れる。更に側壁３に当ってフィン４、４′の間
に押し込められて、再び斜めに流れる。このようにフィ
ン４、４′の間と空間部５の流体が常に入れ替わりなが
ら流れるので、流体は満遍なくフィン４、４′に接触
し、流体温度が片寄らなくなる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、流体はフィン間をフィン
に沿って斜めに流れるので、圧力損失が増加することは
ない。また、流体は多数のフィンに満遍なく接触して伝
熱面積が大きくなり、流体温度も片寄らず、熱伝達量が
増加するので、伝熱効果が一層促進し熱交換効率が良好
で、熱交換器の高性能化、小型化を図ることができる伝
熱管である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本案品の１部切欠斜視図、第２図は説明図、第
３図及び第４図は従来品の１部切欠斜視図である。 図中１は管体、４及び４′はフィン、５は空間部を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】管体内に流体を流して管体外の流体と熱交
    換する伝熱管において、管体を断面方形に形成すると共
    に、該管体の対向壁内面には、多数のフィンを斜めに、
    かつ、同一方向に設けてあることを特徴とする伝熱管。
JP4979888U 1988-04-13 1988-04-13 伝熱管 Expired - Lifetime JPH0639247Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4979888U JPH0639247Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13 伝熱管
EP89303480A EP0338704B1 (en) 1988-04-13 1989-04-10 Heat exchanger core
DE89303480A DE68912636D1 (de) 1988-04-13 1989-04-10 Wärmeaustauscherkern.
DE68912636T DE68912636T4 (de) 1988-04-13 1989-04-10 Wärmeaustauscherkern.
US07/337,042 US5040596A (en) 1988-04-13 1989-04-12 Heat exchanger core

Applications Claiming Priority (1)

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JP4979888U JPH0639247Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13 伝熱管

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Publication Number Publication Date
JPH01157970U JPH01157970U (ja) 1989-10-31
JPH0639247Y2 true JPH0639247Y2 (ja) 1994-10-12

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JP4979888U Expired - Lifetime JPH0639247Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13 伝熱管

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5257102B2 (ja) * 2009-01-30 2013-08-07 三菱電機株式会社 熱交換器および冷凍空調装置
JP2015217524A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 株式会社カネカ 冷却冶具

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JPH01157970U (ja) 1989-10-31

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