JPH0245654Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0245654Y2 JPH0245654Y2 JP1377384U JP1377384U JPH0245654Y2 JP H0245654 Y2 JPH0245654 Y2 JP H0245654Y2 JP 1377384 U JP1377384 U JP 1377384U JP 1377384 U JP1377384 U JP 1377384U JP H0245654 Y2 JPH0245654 Y2 JP H0245654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heat exchanger
- heat transfer
- flat
- tubes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願は、端板間に伝熱フインを介して多数の伝
熱管を挿嵌して成る多管式熱交換器に関する。
熱管を挿嵌して成る多管式熱交換器に関する。
従来の多管式熱交換器は、第１図のように、多
孔端板１，２間に多数の伝熱管３を、伝熱フイン
４を介して挿嵌した構造のものである。この熱交
換器において、伝熱管３は、断面形状が丸形のも
のである。また、伝熱管３と端板１２および伝熱
フイン４との連結は、伝熱管３を拡管し圧接する
ことによりなされている。
孔端板１，２間に多数の伝熱管３を、伝熱フイン
４を介して挿嵌した構造のものである。この熱交
換器において、伝熱管３は、断面形状が丸形のも
のである。また、伝熱管３と端板１２および伝熱
フイン４との連結は、伝熱管３を拡管し圧接する
ことによりなされている。
第１図の熱交換器は、ろう付による接合を要し
ないという利点を有する反面、次のような欠点を
有している。すなわち、第２図において、伝熱管
３、３の間を流れる流体の流れは、矢印のように
なり、伝熱管３，３間に、うずＡを形成する。そ
の結果、流通抵抗は増大してしまうことである。
これを改良するものとして第３図のように扁平な
管を伝熱管３として用いたものが弟案されてい
る。しかし、このものは、流れがより層流化し流
通抵抗は減小するが、伝熱管３′の扁平側面部５
と伝熱フイン４′の孔６との間が密接せず、間隙
Ｂの形成が避けられない（第４図）。この間隙Ｂ
は、熱交換性能を著しく低下させる。もつとも、
間隙Ｂは、ろう付工程を用いろう着すればろう材
により閉塞されるのであるが、ろう付工程を用い
ればこれを用いない上記メリツトが活かされない
ことになる。
ないという利点を有する反面、次のような欠点を
有している。すなわち、第２図において、伝熱管
３、３の間を流れる流体の流れは、矢印のように
なり、伝熱管３，３間に、うずＡを形成する。そ
の結果、流通抵抗は増大してしまうことである。
これを改良するものとして第３図のように扁平な
管を伝熱管３として用いたものが弟案されてい
る。しかし、このものは、流れがより層流化し流
通抵抗は減小するが、伝熱管３′の扁平側面部５
と伝熱フイン４′の孔６との間が密接せず、間隙
Ｂの形成が避けられない（第４図）。この間隙Ｂ
は、熱交換性能を著しく低下させる。もつとも、
間隙Ｂは、ろう付工程を用いろう着すればろう材
により閉塞されるのであるが、ろう付工程を用い
ればこれを用いない上記メリツトが活かされない
ことになる。
したがつて本願は、流通抵抗を増加させずかつ
ろう着構造を有せず、さらに熱交換性能を向上さ
せた多管式熱交換器を得ることを目的とするもの
であり、扁平管内に特定の丸形管を挿着した伝熱
管を、端板および伝熱フイン板の長孔内に嵌挿さ
せた連結構造とすることにより、この目的を達成
させたものである。
ろう着構造を有せず、さらに熱交換性能を向上さ
せた多管式熱交換器を得ることを目的とするもの
であり、扁平管内に特定の丸形管を挿着した伝熱
管を、端板および伝熱フイン板の長孔内に嵌挿さ
せた連結構造とすることにより、この目的を達成
させたものである。
実施例により説明すると、第６図は本考案の多
管式熱交換器であつて、多数の長孔１１を設けた
端板１２，１３間に、同じく長孔１４を設けた伝
熱フイン板１５を介して伝熱管１６を挿嵌して成
る。伝熱管１６は、扁平管１６ａと丸形管１６ｂ
とで成り、扁平管１６ａ内に丸形管１６ｂが内接
している。扁平管１６ａ内の丸形管１６ｂは、そ
の外径が丸形管１６ｂが装着される前の扁平管１
６ａの短内径ａより大でかつ長内径ｂより小さな
値のものである（第７図）。伝熱管１６は、伝熱
フイン板１５および端板１２，１３の各長孔１
１，１４内に挿着されており、伝熱管１６の外周
面と長孔１１，１４の内壁面とは緊密に接してい
る。
管式熱交換器であつて、多数の長孔１１を設けた
端板１２，１３間に、同じく長孔１４を設けた伝
熱フイン板１５を介して伝熱管１６を挿嵌して成
る。伝熱管１６は、扁平管１６ａと丸形管１６ｂ
とで成り、扁平管１６ａ内に丸形管１６ｂが内接
している。扁平管１６ａ内の丸形管１６ｂは、そ
の外径が丸形管１６ｂが装着される前の扁平管１
６ａの短内径ａより大でかつ長内径ｂより小さな
値のものである（第７図）。伝熱管１６は、伝熱
フイン板１５および端板１２，１３の各長孔１
１，１４内に挿着されており、伝熱管１６の外周
面と長孔１１，１４の内壁面とは緊密に接してい
る。
第５図、第６図において、第１の流体は、一方
の端板１３の外側から伝熱管１６内に導入され、
他方の端板１２へ向け流れる。また、第２の流体
は、第１の流体と交さする方向から、伝熱管１６
の外側を流れるように導入される。このように、
第１、第２の流体が流通する間に、両者はたがい
に熱交換する。第２の流体は、扁平管１６ａから
成る伝熱管１６，１６の間を流通するので、流通
抵抗は増大しない。扁平管１６ａ内の丸形管１６
ｂは、第１の流体が流通する際に一種の伝熱フイ
ンとして作用するとともに扁平管１６ａを拡管状
態にし、上記長孔１１，１４との接触を密にす
る。
の端板１３の外側から伝熱管１６内に導入され、
他方の端板１２へ向け流れる。また、第２の流体
は、第１の流体と交さする方向から、伝熱管１６
の外側を流れるように導入される。このように、
第１、第２の流体が流通する間に、両者はたがい
に熱交換する。第２の流体は、扁平管１６ａから
成る伝熱管１６，１６の間を流通するので、流通
抵抗は増大しない。扁平管１６ａ内の丸形管１６
ｂは、第１の流体が流通する際に一種の伝熱フイ
ンとして作用するとともに扁平管１６ａを拡管状
態にし、上記長孔１１，１４との接触を密にす
る。
以上のように本考案の多管式熱交換器は、扁平
管内に特定径の丸形管を挿着して成る伝熱管を、
伝熱フイン板および端板の長孔内に嵌挿した連結
構造を有するものであるから、ろう着構造を有し
ないにもかかわらず流通抵抗を増大させずに緊密
な連結構造をもらすとともに丸形管を伝熱フイン
として利用し得て熱交換性能の高いものとなる。
管内に特定径の丸形管を挿着して成る伝熱管を、
伝熱フイン板および端板の長孔内に嵌挿した連結
構造を有するものであるから、ろう着構造を有し
ないにもかかわらず流通抵抗を増大させずに緊密
な連結構造をもらすとともに丸形管を伝熱フイン
として利用し得て熱交換性能の高いものとなる。
第１図は、従来の熱交換器断面図、第２図は第
１図の平面図、第３図は他の熱交換器の平面図、
第４図は第３図の一部拡大図、第６図は本考案の
熱交換器断面図、第５図は第６図の平面図の一部
拡大図、そして第７図は扁平管の断面図である。 １６……伝熱管、１６ａ……扁平管、１６ｂ…
…丸形管。
１図の平面図、第３図は他の熱交換器の平面図、
第４図は第３図の一部拡大図、第６図は本考案の
熱交換器断面図、第５図は第６図の平面図の一部
拡大図、そして第７図は扁平管の断面図である。 １６……伝熱管、１６ａ……扁平管、１６ｂ…
…丸形管。
Claims (1)
- 長孔を設けた端板間に、同じく長孔を設けた伝
熱フイン板を介して伝熱管を挿嵌した多管式熱交
換器において、扁平管内に該扁平管の短内径より
大で長内径より小さな値の外径を有する丸形管を
挿着した伝熱管を上記長孔内に嵌着した連結構造
を特徴とする多管式熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1377384U JPS60128179U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 多管式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1377384U JPS60128179U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 多管式熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60128179U JPS60128179U (ja) | 1985-08-28 |
| JPH0245654Y2 true JPH0245654Y2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=30498087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1377384U Granted JPS60128179U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 多管式熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60128179U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009250600A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-10-29 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 銅製扁平伝熱管 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5511613A (en) * | 1994-12-12 | 1996-04-30 | Hudson Products Corporation | Elongated heat exchanger tubes having internal stiffening structure |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1377384U patent/JPS60128179U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009250600A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-10-29 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 銅製扁平伝熱管 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60128179U (ja) | 1985-08-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0245654Y2 (ja) | ||
| JPS5918189U (ja) | アルミニウム製熱交換器 | |
| JPS60154786U (ja) | 熱交換器 | |
| JPH0356077U (ja) | ||
| JPS6066973U (ja) | 熱交換器 | |
| JPS5997377U (ja) | 熱交換器の通液管構造 | |
| JPS5866278U (ja) | 熱交換器 | |
| JPS5877289U (ja) | 内面溝付伝熱管 | |
| JPS60185884U (ja) | 熱交換器 | |
| JPH0346759U (ja) | ||
| JPS5827660U (ja) | 二重管式熱交換器 | |
| JPS5852471U (ja) | コルゲ−テツド・フイン型熱交換器 | |
| JPS5977274A (ja) | 空気調和機の熱交換器 | |
| JPS62156278U (ja) | ||
| JP2601367Y2 (ja) | 熱交換器 | |
| JPS5987579U (ja) | 熱交換器用伝熱管 | |
| JPS63104892U (ja) | ||
| JPS5965287U (ja) | 熱交換器 | |
| JPS58194388U (ja) | 熱交換器 | |
| JPS5997368U (ja) | 熱交換器 | |
| JPS60128170U (ja) | 熱交換器 | |
| JPS60160384U (ja) | 熱交換用パイプ | |
| JPS62160105U (ja) | ||
| JPS5815884U (ja) | 熱交換器 | |
| JPH0216928U (ja) |