JPH0449500Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449500Y2 JPH0449500Y2 JP1986114877U JP11487786U JPH0449500Y2 JP H0449500 Y2 JPH0449500 Y2 JP H0449500Y2 JP 1986114877 U JP1986114877 U JP 1986114877U JP 11487786 U JP11487786 U JP 11487786U JP H0449500 Y2 JPH0449500 Y2 JP H0449500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heat exchanger
- flow path
- fluid inlet
- exchanger tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 19
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 12
- 239000010716 motorcycle engine oil Substances 0.000 claims description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 5
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 5
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 4
- 238000010924 continuous production Methods 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はオートバイのエンジンオイルクーラ
ーに関するものである。
ーに関するものである。
従来の技術
従来よりオートバイのエンジンオイルクーラー
としては、第3図に示すように、内部に複数の流
路11aを有する複数の偏平管11と、各偏平管
11どうしの間に介在されたコルゲート・フイン
12と、偏平管11の両端側にそれぞれ取付けら
れ、偏平管嵌め込み孔13aを有する2つの端板
13と、各端板13の外側に取付けられたオイル
流入用およびオイル流出用のタンク14とを備え
た空冷式のものが広く知られている。
としては、第3図に示すように、内部に複数の流
路11aを有する複数の偏平管11と、各偏平管
11どうしの間に介在されたコルゲート・フイン
12と、偏平管11の両端側にそれぞれ取付けら
れ、偏平管嵌め込み孔13aを有する2つの端板
13と、各端板13の外側に取付けられたオイル
流入用およびオイル流出用のタンク14とを備え
た空冷式のものが広く知られている。
考案が解決しようとする課題
上記エンジンオイルクーラーは、偏平管11と
コルゲート・フイン12、偏平管11と端板13
がそれぞれ一括炉中ろう付により接合されている
ため、その製造に当たつて炉中ろう付の設備が必
要であるばかりか、バツチ方式となるため、製造
工程が中断されて連続的な量産体制がとれなかつ
た。またオートバイ用としてはその長さおよび高
さに一定の制約があるため容積をあまり大きくで
きず、したがつてその放熱性能は必ずしも満足の
いくものではなかつた。
コルゲート・フイン12、偏平管11と端板13
がそれぞれ一括炉中ろう付により接合されている
ため、その製造に当たつて炉中ろう付の設備が必
要であるばかりか、バツチ方式となるため、製造
工程が中断されて連続的な量産体制がとれなかつ
た。またオートバイ用としてはその長さおよび高
さに一定の制約があるため容積をあまり大きくで
きず、したがつてその放熱性能は必ずしも満足の
いくものではなかつた。
この考案の目的は、製造に際し炉中ろう付が不
要で連続生産が可能であり、生産能率上およびコ
スト上も有利であるとともに、コンパクトであり
ながら放熱性能に優れたオートバイのエンジンオ
イルクーラーを提供することにある。
要で連続生産が可能であり、生産能率上およびコ
スト上も有利であるとともに、コンパクトであり
ながら放熱性能に優れたオートバイのエンジンオ
イルクーラーを提供することにある。
課題を解決するための手段
この考案によるオートバイのエンジンオイルク
ーラーは、上記の目的を達成するために、外面に
多数の転造フインを有する1つの真直な円形伝熱
管と、これの両端に取付けられ、一方に流体流入
口を、他方に流体流出口を上下逆にそれぞれ残し
て管端を封鎖する一対の欠円状管端封鎖板と、伝
熱管の内部に互いに所定間隔をおいて挿入せられ
かつ横断面において管径の大きい方から小さい方
に向け押圧することにより、両縁部が伝熱管の内
面に圧接固定されしかもそれぞれの両端部が互い
違いに双方の管端封鎖板の内面に溶接されている
偶数の管長さより短かい流路形成用伝熱板とを備
えており、伝熱管の内部に、流体流入口から流体
流出口に至る蛇行状の流路が形成されているもの
である。
ーラーは、上記の目的を達成するために、外面に
多数の転造フインを有する1つの真直な円形伝熱
管と、これの両端に取付けられ、一方に流体流入
口を、他方に流体流出口を上下逆にそれぞれ残し
て管端を封鎖する一対の欠円状管端封鎖板と、伝
熱管の内部に互いに所定間隔をおいて挿入せられ
かつ横断面において管径の大きい方から小さい方
に向け押圧することにより、両縁部が伝熱管の内
面に圧接固定されしかもそれぞれの両端部が互い
違いに双方の管端封鎖板の内面に溶接されている
偶数の管長さより短かい流路形成用伝熱板とを備
えており、伝熱管の内部に、流体流入口から流体
流出口に至る蛇行状の流路が形成されているもの
である。
作 用
この考案によるオートバイのエンジンオイルク
ーラーは、外面に多数の転造フインを有する1つ
の真直な円形伝熱管と、これの両端に取付けら
れ、一方に流体流入口を、他方に流体流出口を上
下逆にそれぞれ残して管端を封鎖する一対の欠円
状管端封鎖板と、伝熱管の内部に互いに所定間隔
をおいて挿入せられかつ横断面において管径の大
きい方から小さい方に向け押圧することにより、
両縁部が伝熱管の内面に圧接固定されしかもそれ
ぞれの両端部が互い違いに双方の管端封鎖板の内
面に溶接されている偶数の管長さより短かい流路
形成用伝熱板とを備えており、伝熱管の内部に、
流体流入口から流体流出口に至る蛇行状の流路が
形成されているものであるから、従来のように炉
中ろう付けの必要がない。
ーラーは、外面に多数の転造フインを有する1つ
の真直な円形伝熱管と、これの両端に取付けら
れ、一方に流体流入口を、他方に流体流出口を上
下逆にそれぞれ残して管端を封鎖する一対の欠円
状管端封鎖板と、伝熱管の内部に互いに所定間隔
をおいて挿入せられかつ横断面において管径の大
きい方から小さい方に向け押圧することにより、
両縁部が伝熱管の内面に圧接固定されしかもそれ
ぞれの両端部が互い違いに双方の管端封鎖板の内
面に溶接されている偶数の管長さより短かい流路
形成用伝熱板とを備えており、伝熱管の内部に、
流体流入口から流体流出口に至る蛇行状の流路が
形成されているものであるから、従来のように炉
中ろう付けの必要がない。
またこの考案によるエンジンオイルクーラー
は、外観上1本の管にすぎないから、きわめてコ
ンパクトである。
は、外観上1本の管にすぎないから、きわめてコ
ンパクトである。
さらに管の外面には多数のフインが存在すると
ともに、管内における偶数の流路形成用伝熱板が
インナーフインの役目をし、さらに流路が1つの
管内に蛇行状に形成せられていることにより、エ
ンジンオイルクーラーとして放熱性能がきわめて
よくなる。
ともに、管内における偶数の流路形成用伝熱板が
インナーフインの役目をし、さらに流路が1つの
管内に蛇行状に形成せられていることにより、エ
ンジンオイルクーラーとして放熱性能がきわめて
よくなる。
実施例
以下、この考案の1つの実施例について第1図
および第2図を参照しながら説明する。
および第2図を参照しながら説明する。
図示のオートバイのエンジンオイルクーラー1
は、各構成部材がすべてアルミニウム合金製であ
つて、外面に多数の転造フイン2aを有する1つ
の真直な円形伝熱管2と、これの両端に取付けら
れ、一方に流体流入口3を、他方に流体流出口4
を上下逆にそれぞれ残して管端を封鎖する一対の
欠円状管端封鎖板5,6と、伝熱管2の内部に互
いに所定間隔をおいて挿入せられかつ横断面にお
いて管径の大きい方から小さい方に向け押圧する
ことにより、両縁部が伝熱管2の内面に圧接固定
されしかもそれぞれの両端部が互い違いに双方の
管端封鎖板5,6の内面に溶接されている2つの
管長さより短かい流路形成用伝熱板7とを備えて
おり、伝熱管2の内部に、流体流入口3から流体
流出口4に至る蛇行状の流路10が形成されてい
る。
は、各構成部材がすべてアルミニウム合金製であ
つて、外面に多数の転造フイン2aを有する1つ
の真直な円形伝熱管2と、これの両端に取付けら
れ、一方に流体流入口3を、他方に流体流出口4
を上下逆にそれぞれ残して管端を封鎖する一対の
欠円状管端封鎖板5,6と、伝熱管2の内部に互
いに所定間隔をおいて挿入せられかつ横断面にお
いて管径の大きい方から小さい方に向け押圧する
ことにより、両縁部が伝熱管2の内面に圧接固定
されしかもそれぞれの両端部が互い違いに双方の
管端封鎖板5,6の内面に溶接されている2つの
管長さより短かい流路形成用伝熱板7とを備えて
おり、伝熱管2の内部に、流体流入口3から流体
流出口4に至る蛇行状の流路10が形成されてい
る。
伝熱管2は、外径が2.80cm、内径が2.56cm、長
さが19.0cmであり、その外面の転造フイン2a
は、張り出し高さが2.2cm、フインピツチが0.23
cmである。
さが19.0cmであり、その外面の転造フイン2a
は、張り出し高さが2.2cm、フインピツチが0.23
cmである。
一対の管端封鎖板5,6は、最大径が2.80cm、
厚さが0.12cmであり、伝熱管2の中心を挟んで点
対称の位置に配されて伝熱管2の管端に溶接さ
れ、流入口3および流出口4を残して同管2の管
端を封鎖している。
厚さが0.12cmであり、伝熱管2の中心を挟んで点
対称の位置に配されて伝熱管2の管端に溶接さ
れ、流入口3および流出口4を残して同管2の管
端を封鎖している。
2枚の流路形成用伝熱板7は、ともに長辺が
18.0cm、短辺が2.4cmの長方形であつてその厚さ
は0.12cmである。これらの伝熱板7は、管端封鎖
板5,6の取付けに先立ち伝熱管2の内部に挿入
される。両伝熱板7どうしの間隔は0.8cmである。
18.0cm、短辺が2.4cmの長方形であつてその厚さ
は0.12cmである。これらの伝熱板7は、管端封鎖
板5,6の取付けに先立ち伝熱管2の内部に挿入
される。両伝熱板7どうしの間隔は0.8cmである。
そして上記管端封鎖板5,6は、その欠円形の
直線部が伝熱板7の平面と面一になるような位置
で伝熱管2の両端に取付けられる。
直線部が伝熱板7の平面と面一になるような位置
で伝熱管2の両端に取付けられる。
なお、両端のタンク8には、伝熱管2側に伝熱
管端嵌込み用孔つき側板8aがあり、側板8aの
孔に伝熱管2の各端部が嵌込まれて同嵌込み用孔
の周縁で溶接されている。
管端嵌込み用孔つき側板8aがあり、側板8aの
孔に伝熱管2の各端部が嵌込まれて同嵌込み用孔
の周縁で溶接されている。
考案の効果
この考案のオートバイのエンジンオイルクーラ
ーによれば、従来のように炉中ろう付けの必要が
ないから、連続生産が可能であつて生産能率上お
よびコスト上有利である。
ーによれば、従来のように炉中ろう付けの必要が
ないから、連続生産が可能であつて生産能率上お
よびコスト上有利である。
また全体としてきわめてコンパクトでありなが
ら、放熱性能に優れている。
ら、放熱性能に優れている。
第1図および第2図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図は一部切欠き正面図、第2図は一
部切欠き右側側面図である。第3図は従来品を示
す一部切欠き斜視図である。 1……オートバイのエンジンオイルクーラー、
2……伝熱管、2a……転造フイン、3……流体
流入口、4……流体流出口、5,6……管端封鎖
板、7……流路形成用伝熱板、10……流路。
もので、第1図は一部切欠き正面図、第2図は一
部切欠き右側側面図である。第3図は従来品を示
す一部切欠き斜視図である。 1……オートバイのエンジンオイルクーラー、
2……伝熱管、2a……転造フイン、3……流体
流入口、4……流体流出口、5,6……管端封鎖
板、7……流路形成用伝熱板、10……流路。
Claims (1)
- 外面に多数の転造フイン2aを有する1つの真
直な円形伝熱管2と、これの両端に取付けられ、
一方に流体流入口3を、他方に流体流出口4を上
下逆にそれぞれ残して管端を封鎖する一対の欠円
状管端封鎖板5,6と、伝熱管2の内部に互いに
所定間隔をおいて挿入せられかつ横断面において
管径の大きい方から小さい方に向け押圧すること
により、両縁部が伝熱管2の内面に圧接固定され
しかもそれぞれの両端部が互い違いに双方の管端
封鎖板5,6の内面に溶接されている偶数の管長
さより短かい流路形成用伝熱板7とを備えてお
り、伝熱管2の内部に、流体流入口3から流体流
出口4に至る蛇行状の流路10が形成されている
オートバイのエンジンオイルクーラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986114877U JPH0449500Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986114877U JPH0449500Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323559U JPS6323559U (ja) | 1988-02-16 |
JPH0449500Y2 true JPH0449500Y2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=30998014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986114877U Expired JPH0449500Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449500Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710386U (ja) * | 1980-06-19 | 1982-01-19 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP1986114877U patent/JPH0449500Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710386U (ja) * | 1980-06-19 | 1982-01-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6323559U (ja) | 1988-02-16 |
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