JPS6391489A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPS6391489A JPS6391489A JP23567386A JP23567386A JPS6391489A JP S6391489 A JPS6391489 A JP S6391489A JP 23567386 A JP23567386 A JP 23567386A JP 23567386 A JP23567386 A JP 23567386A JP S6391489 A JPS6391489 A JP S6391489A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0234—Header boxes; End plates having a second heat exchanger disposed there within, e.g. oil cooler
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/10—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
- F28D7/106—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of two coaxial conduits or modules of two coaxial conduits
Landscapes
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は自動車等に用いられるエンジンオイルやトルコ
ンオイル等を冷却する熱交換器に関する。
ンオイル等を冷却する熱交換器に関する。
[従来の技術]
自動車におけるエンジンオイルやトルコンオイルを冷却
するオイルクーラは、自動車用ラジェータの下部タンク
内に収容され、このラジェータ内のエンジン冷却水と上
記オイルクーラ内のオイルとの間で熱交換することによ
りオイルの冷却を行っていることは知られている。
するオイルクーラは、自動車用ラジェータの下部タンク
内に収容され、このラジェータ内のエンジン冷却水と上
記オイルクーラ内のオイルとの間で熱交換することによ
りオイルの冷却を行っていることは知られている。
従来におけるオイルクーラ、つまり熱交換器は、同心状
に嵌合された2本の伝熱管の間をオイル流路として構成
し、このオイル流路内を流すオイルと、上記内外伝熱管
の表面を流れるエンジン冷却水と間で熱交換するように
なっていた。
に嵌合された2本の伝熱管の間をオイル流路として構成
し、このオイル流路内を流すオイルと、上記内外伝熱管
の表面を流れるエンジン冷却水と間で熱交換するように
なっていた。
しかしながら、上記2重管構造のものは、伝熱面積が小
さく、熱交換能力を上げようとすると2重管の長さを増
大しなければならず、大形化するとともに、ラジェータ
内に収容不能になってしまう不具合がある。
さく、熱交換能力を上げようとすると2重管の長さを増
大しなければならず、大形化するとともに、ラジェータ
内に収容不能になってしまう不具合がある。
この欠点を解決するため、実開昭54−165850号
公報に記載されているように、熱交換器を4本の伝熱管
の嵌合構造とし、最内周の第1の伝熱管とその外側に位
置する第2の伝熱管との間に内側流体通路を形成すると
ともに、上記第2の伝熱管の外側に位置する第3の伝熱
管と最外周の第4の伝熱管との間に外側流体通路を形成
し、これら内側流体通路と外側流体通路とをそれぞれ一
端にて連通したものが提案されている。
公報に記載されているように、熱交換器を4本の伝熱管
の嵌合構造とし、最内周の第1の伝熱管とその外側に位
置する第2の伝熱管との間に内側流体通路を形成すると
ともに、上記第2の伝熱管の外側に位置する第3の伝熱
管と最外周の第4の伝熱管との間に外側流体通路を形成
し、これら内側流体通路と外側流体通路とをそれぞれ一
端にて連通したものが提案されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来の多重管構造のものは、流体入
口および流体出口が多重管の一端側に集中しており、こ
のためラジェータの下部タンク内に取り付けると、片持
ち支持構造となるため、振動に対して弱いという問題が
ある。
口および流体出口が多重管の一端側に集中しており、こ
のためラジェータの下部タンク内に取り付けると、片持
ち支持構造となるため、振動に対して弱いという問題が
ある。
また、第2の伝熱管と第3の伝熱管の間にエンジン冷却
水を通す空間を形成しているが、この空間〈は伝熱寄与
率が低く、したがって熱交換器の径が増大し、かつ重量
も大きくなる欠点もある。
水を通す空間を形成しているが、この空間〈は伝熱寄与
率が低く、したがって熱交換器の径が増大し、かつ重量
も大きくなる欠点もある。
本発明においては、耐娠性に優れた支持構造が可能とな
り、径および重量も軽減できる熱交換器を提供しようと
するものである。
り、径および重量も軽減できる熱交換器を提供しようと
するものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明においては、互に径の異なる3個の伝熱管を同心
状に嵌合し、最内周の第1の伝熱管とその外側に位置す
る第2の伝熱管との間に内側流体通路を形成するととも
に、上記第2の伝熱管と最外周に位置する第3の伝熱管
との間に外側流体通路を形成し、これら内側流体通路と
外側流体通路をそれぞれ両端部で相互に連通し、かつ外
側流体通路は軸方向の中間部位で互に区画し、この区画
された一方の外側通路の区画側端部に流体入口を、他方
の外側通路の区画側端部に流体出口を設けたことを特徴
とする。
状に嵌合し、最内周の第1の伝熱管とその外側に位置す
る第2の伝熱管との間に内側流体通路を形成するととも
に、上記第2の伝熱管と最外周に位置する第3の伝熱管
との間に外側流体通路を形成し、これら内側流体通路と
外側流体通路をそれぞれ両端部で相互に連通し、かつ外
側流体通路は軸方向の中間部位で互に区画し、この区画
された一方の外側通路の区画側端部に流体入口を、他方
の外側通路の区画側端部に流体出口を設けたことを特徴
とする。
[作用]
このような構成によれば、伝熱面積を前記従来の4重管
構造と略同レベルに保ちながら、伝熱管を1本省略する
ことができるので、重量の軽減および外径を縮小するこ
とができる。しかも流体入口および出口が区画部を挾ん
だ中央部位に集中して配置されるから、これら出入口に
よって支持することができ、片持ち支持が解消されて耐
振性が向上する。
構造と略同レベルに保ちながら、伝熱管を1本省略する
ことができるので、重量の軽減および外径を縮小するこ
とができる。しかも流体入口および出口が区画部を挾ん
だ中央部位に集中して配置されるから、これら出入口に
よって支持することができ、片持ち支持が解消されて耐
振性が向上する。
[発明の実施例]
以下本発明について図面にもとづき詳細に説明する。
図面は本発明を自動車用ラジェータに内蔵されるオイル
クーラに適用した場合、を示す。
クーラに適用した場合、を示す。
第3図において、1は自動車用ラジェータ全体を示し、
2はその上部タンクである。3は上部タンク2に接合さ
れた入口バイブで、図示しない自動車エンジンからエン
ジン冷却水が流入する。4は上部タンク2の頂部に接合
された注水ロバイブ、5は上部タンク2の開口端に接合
されたコアープレート、6は下部タンク、7はこの下部
タンク6に接合された出口バイブで、エンジン冷却水を
自動車エンジンに戻す。8は下部タンク6の開口端に接
合されたコアープレート、9は偏平チューブで、その両
端は上下のコアープレート5.8に接合され、上下のタ
ンク2.6内へ開口している。
2はその上部タンクである。3は上部タンク2に接合さ
れた入口バイブで、図示しない自動車エンジンからエン
ジン冷却水が流入する。4は上部タンク2の頂部に接合
された注水ロバイブ、5は上部タンク2の開口端に接合
されたコアープレート、6は下部タンク、7はこの下部
タンク6に接合された出口バイブで、エンジン冷却水を
自動車エンジンに戻す。8は下部タンク6の開口端に接
合されたコアープレート、9は偏平チューブで、その両
端は上下のコアープレート5.8に接合され、上下のタ
ンク2.6内へ開口している。
10は偏平チューブ9の間に接合されたコルゲートフィ
ン、11は上下のタンク2,6の側部間に接合された取
付ブラケットで、ラジェータ1の自動車車体への取付用
のものである。
ン、11は上下のタンク2,6の側部間に接合された取
付ブラケットで、ラジェータ1の自動車車体への取付用
のものである。
12は本発明に係る熱交換器で、ラジェータ1の下部タ
ンク6内に設置されており、その詳細は第1図および第
2図に示す通りである。
ンク6内に設置されており、その詳細は第1図および第
2図に示す通りである。
すなわち、13.14.15はそれぞれ互いに径の異な
る第1〜第3の伝熱管であり、第1図に示す如く同心状
に嵌合配置されている。最内周の第1の伝熱管13とそ
の外側に位置する第2の伝熱管14との間に円筒状の内
側流体通路16が形成されており、この内側通路16内
には円筒状のインナーフィン17が設置されている。
る第1〜第3の伝熱管であり、第1図に示す如く同心状
に嵌合配置されている。最内周の第1の伝熱管13とそ
の外側に位置する第2の伝熱管14との間に円筒状の内
側流体通路16が形成されており、この内側通路16内
には円筒状のインナーフィン17が設置されている。
また第2の伝熱管14とその外側に位置する緑外周の第
3の伝熱管15との間には円筒状の外側流体通路18が
形成されている。この外側通路18は、第3の伝熱管1
5の軸方向中間部に形成した絞り部15aにより流入側
通路18aと流出側通路18bとに分割独立されている
。これら通路18a、18b内にはそれぞれ円筒状イン
ナーフィン19a、19bが設置されている。
3の伝熱管15との間には円筒状の外側流体通路18が
形成されている。この外側通路18は、第3の伝熱管1
5の軸方向中間部に形成した絞り部15aにより流入側
通路18aと流出側通路18bとに分割独立されている
。これら通路18a、18b内にはそれぞれ円筒状イン
ナーフィン19a、19bが設置されている。
また第2の伝熱管14は第1.第3の両転熱管13.1
5より短く形成され、その端部において内外の両流体通
路16と18aおよび16と18bが連通されている。
5より短く形成され、その端部において内外の両流体通
路16と18aおよび16と18bが連通されている。
最外周の第3の伝熱管15には、外側流体通路18を区
画する絞り部15aに近接して流体入口20aおよび流
体出口20bが開口され、これら流体入口20aと流体
出口20bは絞り部15aを挾んで軸方向に互に離間さ
れてし)る。
画する絞り部15aに近接して流体入口20aおよび流
体出口20bが開口され、これら流体入口20aと流体
出口20bは絞り部15aを挾んで軸方向に互に離間さ
れてし)る。
上記第3の伝熱管15は、円筒状のスペーサ21a、2
1bを介して下部タンク6のgI!l壁に取り付けられ
ており、この下部タンク6のtp、q壁に(よ入口バイ
ブ22aおよび出口!(イブ22bが接合されている。
1bを介して下部タンク6のgI!l壁に取り付けられ
ており、この下部タンク6のtp、q壁に(よ入口バイ
ブ22aおよび出口!(イブ22bが接合されている。
これら入口バイブ22aおよび出口バイブ22bは、そ
れぞれ上記スペーサ21a。
れぞれ上記スペーサ21a。
2iEl内および入口20a、出口2’Obを介して前
記流入側通路18aおよび流出側通路18b1こ連通し
ている。
記流入側通路18aおよび流出側通路18b1こ連通し
ている。
なお、熱交換器12の各構成部材tま耐食性、伝熱特性
、ろう付(半田付)等に優れてし)る銅、黄銅、アルミ
ニウム等の金属で形成するとよい。
、ろう付(半田付)等に優れてし)る銅、黄銅、アルミ
ニウム等の金属で形成するとよい。
次に、上記の熱交換器12の組付について説明すると、
まず第3の伝熱管15の内周にインナーフィン19a、
19bを円筒状に巻装し、これらのインナーフィン19
a、19bの内周に第2の伝熱管14を嵌合させ、第3
の伝熱管15の絞り部15aと第2の伝熱管14の中央
部とを全周にわたり抵抗溶接、ろう付または半田付等に
より水密に接合する。なお、この絞り部15aの接合は
外側流体通路18の軸方向への分割を目的としているた
め、嵌合状態により省略は可能である。
まず第3の伝熱管15の内周にインナーフィン19a、
19bを円筒状に巻装し、これらのインナーフィン19
a、19bの内周に第2の伝熱管14を嵌合させ、第3
の伝熱管15の絞り部15aと第2の伝熱管14の中央
部とを全周にわたり抵抗溶接、ろう付または半田付等に
より水密に接合する。なお、この絞り部15aの接合は
外側流体通路18の軸方向への分割を目的としているた
め、嵌合状態により省略は可能である。
次に第1の伝熱管13の外側にインナーフィン17を巻
装し、このインナーフィン17の外周に前記第2伝熱管
14を嵌合させ、第1.第3の両転熱管13.15の両
端部全周をアルゴン溶接またはろう付もしくは半田付等
により水密に接合する。
装し、このインナーフィン17の外周に前記第2伝熱管
14を嵌合させ、第1.第3の両転熱管13.15の両
端部全周をアルゴン溶接またはろう付もしくは半田付等
により水密に接合する。
次に第3の伝熱管15の流体入口20a、流体出口20
bに円筒状スペーサ21a、21bをろう付、半田付ま
たは溶接等により水密に接合する。
bに円筒状スペーサ21a、21bをろう付、半田付ま
たは溶接等により水密に接合する。
そして上記熱交換器本体をラジェータ1の下部タンク6
内に組込み、円筒状スペーサ21a。
内に組込み、円筒状スペーサ21a。
21bの先端部を下部タンク6の穴6a、6b内に嵌入
すると共に、この先端部の内周に入口バイブ22a、出
口バイブ22bを嵌合し、下部タンク6と円筒状スペー
サ21a 、21bおよび入口バイブ22a、出口バイ
ブ22bとを水密にかつ一体に接合する。これにより熱
交換器12の組付が完了する。
すると共に、この先端部の内周に入口バイブ22a、出
口バイブ22bを嵌合し、下部タンク6と円筒状スペー
サ21a 、21bおよび入口バイブ22a、出口バイ
ブ22bとを水密にかつ一体に接合する。これにより熱
交換器12の組付が完了する。
このような構成による熱交換器の作用を説明する。
エンジンオイル等のオイルは矢印Aの如く入口バイブ2
2a (図示左側バイブ)から円筒状スペーサ21a、
流体入口20aを経て外側流体通路18における流入側
通路18aへ流入し、この流入側通路18a内を図示左
側へ流れ、左端につきあたったのち内側流体通路16の
図示左端部へ流入する。そして、このオイルは内側流体
通路16内の図示左側から右側へ流れ、図示右端へ突き
あたり流出側通路18bの図示右端部へ流入する。
2a (図示左側バイブ)から円筒状スペーサ21a、
流体入口20aを経て外側流体通路18における流入側
通路18aへ流入し、この流入側通路18a内を図示左
側へ流れ、左端につきあたったのち内側流体通路16の
図示左端部へ流入する。そして、このオイルは内側流体
通路16内の図示左側から右側へ流れ、図示右端へ突き
あたり流出側通路18bの図示右端部へ流入する。
そして、流出側通路18b内を左側へ流れ、流体出口2
2b1円筒状スペーサ21bを経て出口バイブ22bよ
り外部へ流出する。一方、エンジン冷却水は矢印Bの如
く、第1の伝熱管13の内周と第3の伝熱管の外周を流
れる。
2b1円筒状スペーサ21bを経て出口バイブ22bよ
り外部へ流出する。一方、エンジン冷却水は矢印Bの如
く、第1の伝熱管13の内周と第3の伝熱管の外周を流
れる。
ここでこの種の熱交換器の熱交換のメカニズムについて
説明する。熱の移動はまずAニオイルからインナーフィ
ン17.19a、19bを通じて各伝熱管13.15の
内面への熱伝達、次にB:各伝熱管における内面から外
面への熱伝導、そしてC:各伝熱管外面から冷却水への
熱伝達により行われる。ここで熱移動量をQ、温度差Δ
[、伝熱面積をF、熱伝達率をα、伝熱管の熱伝導率を
λ(、伝熱管の板厚をδtとすると、前記の熱移動A−
Cは次式のように表わされる。
説明する。熱の移動はまずAニオイルからインナーフィ
ン17.19a、19bを通じて各伝熱管13.15の
内面への熱伝達、次にB:各伝熱管における内面から外
面への熱伝導、そしてC:各伝熱管外面から冷却水への
熱伝達により行われる。ここで熱移動量をQ、温度差Δ
[、伝熱面積をF、熱伝達率をα、伝熱管の熱伝導率を
λ(、伝熱管の板厚をδtとすると、前記の熱移動A−
Cは次式のように表わされる。
A:QA=αol”oΔ【A
B 二 Qe −λ t F t ”%”゛
Δ t 8C:Qc−αWFWΔTC ここにおいて添字Q、Wはそれぞれオイル側、水側を示
すものである。前記の3式においてQA=o8=Qcで
あり、またオイルと冷却水の温度停をΔtm、=おくと は熱抵抗と呼ぼるもので、小さい程熱移動量は大が他の
2者よりかなり大きい。これはオイルからインナーフィ
ンを通じ伝熱管内面への熱伝達が全性能の約8割を左右
するということであり、オイル側伝熱面積FOを増やす
ことは効率よく性能向上が図られる。
Δ t 8C:Qc−αWFWΔTC ここにおいて添字Q、Wはそれぞれオイル側、水側を示
すものである。前記の3式においてQA=o8=Qcで
あり、またオイルと冷却水の温度停をΔtm、=おくと は熱抵抗と呼ぼるもので、小さい程熱移動量は大が他の
2者よりかなり大きい。これはオイルからインナーフィ
ンを通じ伝熱管内面への熱伝達が全性能の約8割を左右
するということであり、オイル側伝熱面積FOを増やす
ことは効率よく性能向上が図られる。
前述したように本発明では半径方向に内外の2つの流体
通路16.18a 、18bを形成しているため、長さ
の短いコンパクトな構造でもってオイル側伝熱面積を増
やすことができ、これを3個の伝熱管13.14.15
により構成したから外径を小さく、かつ重量を小さくし
て構成することができ、従って小型で高性能の熱交換器
を提供できるという効果が大である。
通路16.18a 、18bを形成しているため、長さ
の短いコンパクトな構造でもってオイル側伝熱面積を増
やすことができ、これを3個の伝熱管13.14.15
により構成したから外径を小さく、かつ重量を小さくし
て構成することができ、従って小型で高性能の熱交換器
を提供できるという効果が大である。
しかも入口バイブ22aと出口バイブ22bは、流入側
通路18aと流出側通路18bを区画する絞り部15a
を挾んで両側に形成することができるので、熱交換器1
2の機械的支持が略中央部でなされることになり、中央
部支持構造となるため、耐振性が向上する。
通路18aと流出側通路18bを区画する絞り部15a
を挾んで両側に形成することができるので、熱交換器1
2の機械的支持が略中央部でなされることになり、中央
部支持構造となるため、耐振性が向上する。
それと同時に入口バイブ22aと出口バイブ22bの間
隔が熱交換器12の全長に関係なく一定にできるためラ
ジェータ1の下部タンク6の穴6a、6bの位置を変え
ることなく、より高性能なオイルクーラ即ち全長の長い
熱交換器に換装したり、その逆のことが容易にできると
いう利点もある。
隔が熱交換器12の全長に関係なく一定にできるためラ
ジェータ1の下部タンク6の穴6a、6bの位置を変え
ることなく、より高性能なオイルクーラ即ち全長の長い
熱交換器に換装したり、その逆のことが容易にできると
いう利点もある。
なお、本発明は上記の実施例に制約されるものではない
。
。
例えば、必要に応じ第1.第3の伝熱管13゜15の水
に接触する側の面にもフィンを設けるようにしてもよい
。
に接触する側の面にもフィンを設けるようにしてもよい
。
また、入口バイブ22a、出口バイブ22bとスペーサ
218.21bを一体形成することもできる。
218.21bを一体形成することもできる。
そしてまた、自動車用ラジェータ内蔵のオイルクーラに
限らず、他分野の熱交換器にも広く適用できる。
限らず、他分野の熱交換器にも広く適用できる。
[発明の効果]
以上説明した通り本発明によると、3個の伝熱管によっ
て内外2重の流体通路を形成するので、4個の伝熱管に
より構成した従来の場合に比べて、熱交換能力を低下さ
せることなく小形、軽量化が可能になる。しかも、熱交
換器の支持部となる流体入口と流体出口は、区画部を挾
んで1間しかつ軸方向の中央部位に位置するので熱交換
器が中央部支持構造となり、耐振性が向上する利点があ
る
て内外2重の流体通路を形成するので、4個の伝熱管に
より構成した従来の場合に比べて、熱交換能力を低下さ
せることなく小形、軽量化が可能になる。しかも、熱交
換器の支持部となる流体入口と流体出口は、区画部を挾
んで1間しかつ軸方向の中央部位に位置するので熱交換
器が中央部支持構造となり、耐振性が向上する利点があ
る
第1図は本発明の一実施例に係る熱交換器の断面図で第
2図中I−I線の断面図、第2図は側面図、第3図はこ
の熱交換器を内蔵する自動車用ラジェータの正面図であ
る。 1・・・ラジェータ、2・・・上部タンク、6・・・下
部タンク、12・・・オイルクーラ(熱交換器)、13
・・・第1の伝熱管、14・・・第2の伝熱管、15・
・・第3の伝熱管、15a・・・絞り部(区画部)、1
6・・・内側流体通路、17.19a、19b・・・イ
ンナーフィン、18・・・外側流出通路、18a・・・
流入側通路、18b・・・流出側通路、20a・・・流
体入口、20b・・・流体出口、21a、21b・・・
スペーサ、22a・・・入口バイブ、22b・・・出口
バイブ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (n rrzの ■ 第2図 第3図
2図中I−I線の断面図、第2図は側面図、第3図はこ
の熱交換器を内蔵する自動車用ラジェータの正面図であ
る。 1・・・ラジェータ、2・・・上部タンク、6・・・下
部タンク、12・・・オイルクーラ(熱交換器)、13
・・・第1の伝熱管、14・・・第2の伝熱管、15・
・・第3の伝熱管、15a・・・絞り部(区画部)、1
6・・・内側流体通路、17.19a、19b・・・イ
ンナーフィン、18・・・外側流出通路、18a・・・
流入側通路、18b・・・流出側通路、20a・・・流
体入口、20b・・・流体出口、21a、21b・・・
スペーサ、22a・・・入口バイブ、22b・・・出口
バイブ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (n rrzの ■ 第2図 第3図
Claims (1)
- 互いに径の異なる3個の伝熱管を同心状に嵌合させ、最
内周の第1の伝熱管とその外側に位置する第2の伝熱管
との間に内側流体通路を形成すると共に、上記第2の伝
熱管とその外側に位置する最外周の第3の伝熱管との間
に外側流体通路を形成し、この外側流体通路は軸方向の
中間部位で互に独立するように区画し、かつ上記内側流
体通路と外側流体通路とをこれらの両端において連通し
、前記相互に区画された外側流体通路のうちいずれか一
方の通路の上記区画側端部に流体入口を、他方の通路の
上記区画側端部に流体出口を設けたことを特徴とする熱
交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23567386A JPH0697145B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23567386A JPH0697145B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6391489A true JPS6391489A (ja) | 1988-04-22 |
JPH0697145B2 JPH0697145B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=16989505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23567386A Expired - Lifetime JPH0697145B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697145B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02309192A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Showa Alum Corp | アルミニウム製二重管式熱交換器の製造方法 |
JPH0489365U (ja) * | 1990-12-17 | 1992-08-04 | ||
JP2008310936A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Seiko Epson Corp | メディアスタッカ及びそれを備えたメディア処理装置 |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP23567386A patent/JPH0697145B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02309192A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Showa Alum Corp | アルミニウム製二重管式熱交換器の製造方法 |
JPH0489365U (ja) * | 1990-12-17 | 1992-08-04 | ||
JP2008310936A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Seiko Epson Corp | メディアスタッカ及びそれを備えたメディア処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0697145B2 (ja) | 1994-11-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |