JP3055130U - ラジエータ - Google Patents
ラジエータInfo
- Publication number
- JP3055130U JP3055130U JP1998004924U JP492498U JP3055130U JP 3055130 U JP3055130 U JP 3055130U JP 1998004924 U JP1998004924 U JP 1998004924U JP 492498 U JP492498 U JP 492498U JP 3055130 U JP3055130 U JP 3055130U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- pair
- plates
- portions
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数が少なく組立て容易で量産性が高く
且つ安価なラジエータの提供。 【解決手段】 外周が互いに整合する一対のプレート１
が夫々プレス成形により形成され、少なくとも一方のプ
レート１に一対のタンク部２および多数の平行なチュー
ブ部３が、その内面側に凹陥して形成され、夫々のプレ
ート１の隣り合うチューブ部３間に気体流通用のスリッ
トまたは孔４が穿設される。そして両プレート１が互い
に重ね合わされて、各接触部間が液密にろう付け固定さ
れてなる。
且つ安価なラジエータの提供。 【解決手段】 外周が互いに整合する一対のプレート１
が夫々プレス成形により形成され、少なくとも一方のプ
レート１に一対のタンク部２および多数の平行なチュー
ブ部３が、その内面側に凹陥して形成され、夫々のプレ
ート１の隣り合うチューブ部３間に気体流通用のスリッ
トまたは孔４が穿設される。そして両プレート１が互い
に重ね合わされて、各接触部間が液密にろう付け固定さ
れてなる。
Description
【０００１】
本考案は、部品点数が少ない簡易なラジエータに関する。
【０００２】
自動二輪車のエンジン冷却水冷却用ラジエータの如く、比較的小容量のもので あっても、従来のものは一対のタンクと、それらの間を連通する多数のチューブ と、各チューブ間に固定されたフィンとを有する。
【０００３】
従来のラジエータは、比較的小容量のものであっても部品点数が多いと共にそ の組立てが面倒である欠点があった。 そこで本考案は、部品点数が少なく組立てが容易で結果として安価な比較的小 容量のラジエータを提供することを課題とする。
【０００４】
本考案のラジエータは、外周が互いに整合するように金属板をプレス成形によ り曲折成形した一対のプレート１を有し、 少なくとも一方のプレート１に一対のタンク部２および、その一対のタンク部 ２間を連通する多数の平行なチューブ部３が、その内面側に凹陥して形成され、 夫々のプレート１の隣り合う夫々のチューブ部３間に気体流通用のスリットまた は孔４が穿設され、 両プレート１が互いに重ね合わされて、その接触部間が液密にろう付け固定さ れてなるものである。 このラジエータによれば、部品点数が極めて少なくなり、製造容易で安価なラ ジエータを提供できる。
【０００５】
【考案の実施の形態】 次に、図面に基づいて本考案のラジエータの実施の形態につき説明する。 図１は本考案のラジエータの要部分解斜視図であり、図２はその組立て状態を 示す横断面図であって図３のII−II矢視断面図、図３は図２の III− III矢視断 面図である。 このラジエータは、一対のプレス成形されたプレート１を有する。夫々のプレ ート１は、上下に離間して一対のタンク部２及びその一対のタンク部２間を連通 する多数の平行なチューブ部３が夫々内面側に凹陥されている。さらに、夫々の プレート１の各チューブ部３間には気体流通用の矩形な孔４が穿設されている。 これらは、夫々金属板をプレス成形により曲折すると共に、打ち抜きにより一体 的に孔４が穿設される。一対のプレート１の夫々のタンク部２，チューブ部３， 孔４は、互いに整合する。 なお、この例では比較的小さな矩形の孔４が多数穿設されているが、それを縦 長のスリットとしてもよい。また、少なくとも一方のプレート１の内面側にはろ う材が被覆されたものが用いられる。
【０００６】 このようにしてなる一対のプレート１を互いに逆向きに重ね合わせ、高温の炉 内に挿入してろう材を溶融し、次いでそれを冷却固化することより、一対のプレ ート１の各接触部間を液密にろう付け固定し、本考案のラジエータを完成する。 なお、このラジエータは比較的小型の自動二輪車のエンジン冷却水冷却用ラジ エータとして用いることができる。その場合には、上下のタンク部２に夫々図示 しない冷却水出入口用のパイプを連通すると共に、上部タンクに給水キャップが 取付けられる。そして自動二輪車の前端部に配置され、エンジン冷却水が上部側 のタンク部２から夫々のチューブ部３を流下し、下部側のタンク部２よりエンジ ンのウォータージャケットに還流する。そして走行風が夫々の孔４を流通し、そ の走行風と冷却水との間に熱交換が行われる。 また、この例では図１において左側に位置するプレート１の外周面はタンク部 ２の外周よりもその板厚分だけ大きく形成され、右側のプレート１の周縁が左側 のプレート１のそれに嵌入する。このとき、多数の孔４が穿設されている平坦面 ５は互いに接触すると共に、夫々の孔４は互いに整合する。
【０００７】
本考案のラジエータは、少なくとも一方のプレート１に一対のタンク部２およ び多数のチューブ部３が設けられると共に、各チューブ部３間に気体流通用のス リットまたは孔４が穿設された一対のプレート１を有する。そしてその一対のプ レート１を互いに重ね合わせて接触部間を液密にろう付け固定したものであるか ら、部品点数が極めて少なくなり、製造容易で安価なラジエータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案のラジエータの要部分解斜視図。
【図２】同ラジエータの組立て状態を示す横断面図であ
って図３のII−II矢視断面図。
って図３のII−II矢視断面図。
【図３】図２の III− III矢視断面図。
１ プレート ２ タンク部 ３ チューブ部 ４ 孔 ５ 平坦面
Claims (1)
- 【請求項１】 外周が互いに整合するように金属板をプ
レス成形により曲折成形した一対のプレート１を有し、 少なくとも一方のプレート１に一対のタンク部２およ
び、その一対のタンク部２間を連通する多数の平行なチ
ューブ部３が、その内面側に凹陥して形成され、夫々の
プレート１の隣り合う夫々のチューブ部３間に気体流通
用のスリットまたは孔４が穿設され、 両プレート１が互いに重ね合わされて、その接触部間が
液密にろう付け固定されてなるラジエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998004924U JP3055130U (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | ラジエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998004924U JP3055130U (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | ラジエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3055130U true JP3055130U (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=43189145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1998004924U Expired - Lifetime JP3055130U (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | ラジエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3055130U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005100896A1 (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 熱交換器及びその製造方法 |
| KR100795269B1 (ko) * | 2004-04-14 | 2008-01-15 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 열교환기 및 그 제조방법 |
-
1998
- 1998-06-19 JP JP1998004924U patent/JP3055130U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005100896A1 (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 熱交換器及びその製造方法 |
| KR100795269B1 (ko) * | 2004-04-14 | 2008-01-15 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 열교환기 및 그 제조방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6234238B1 (en) | Aluminum-alloy heat exchanger | |
| JP2555449B2 (ja) | 熱交換器 | |
| EP2491326B1 (en) | Improvements to a heat-exchanger for a boiler | |
| JP5601928B2 (ja) | 高密度積層型熱交換器 | |
| JP2792405B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP5420970B2 (ja) | 熱交換器 | |
| US20090242182A1 (en) | Heat Exchanger Plate | |
| JP2001280885A (ja) | 熱交換器用一体型パイプを備えるマニホールド | |
| KR0170392B1 (ko) | 열교환기와 그 제조방법 | |
| EP1273868B1 (en) | Structure of heat exchanger tank | |
| JPH0694386A (ja) | 熱交換器 | |
| JP3055130U (ja) | ラジエータ | |
| JPH05157484A (ja) | 熱交換器 | |
| JP2013160085A (ja) | 熱交換器 | |
| US20130312942A1 (en) | Heat Exchanger With Lateral Fluid Supply | |
| JP4196308B2 (ja) | 複合型熱交換器のタンク構造 | |
| JPH04108173U (ja) | オイルクーラ | |
| JP4041727B2 (ja) | 熱交換器用チューブ | |
| JPH08170888A (ja) | 一体型熱交換器用チューブ | |
| JP3056276U (ja) | オイルクーラ | |
| US20020020522A1 (en) | Folded tube for heat exchanger, and heat exchanger including such tubes | |
| JPH0449500Y2 (ja) | ||
| CN110553400B (zh) | 换热板、热交换器及燃气热水器 | |
| CN215337881U (zh) | 换热器 | |
| CN210345963U (zh) | 微通道换热器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |