JPH08170888A - 一体型熱交換器用チューブ - Google Patents
一体型熱交換器用チューブInfo
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- JPH08170888A JPH08170888A JP31185094A JP31185094A JPH08170888A JP H08170888 A JPH08170888 A JP H08170888A JP 31185094 A JP31185094 A JP 31185094A JP 31185094 A JP31185094 A JP 31185094A JP H08170888 A JPH08170888 A JP H08170888A
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/025—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being corrugated, plate-like elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/03—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
- F28D1/0391—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits a single plate being bent to form one or more conduits
-
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
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- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
- F28D1/0408—Multi-circuit heat exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat exchangers for more than two fluids
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2210/00—Heat exchange conduits
- F28F2210/04—Arrangements of conduits common to different heat exchange sections, the conduits having channels for different circuits
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、一体型熱交換器に使用される一体
型熱交換器用チューブに関し、インナーフィンをチュー
ブ本体内に確実にろう付けし、かつ、チューブ本体をコ
ルゲートフィンに確実にろう付けすることを目的とす
る。 【構成】 一面にろう材層４１ｃが形成され、他面に犠
牲腐食層４１ｂが形成されるアルミニウムからなる板材
を、外側にろう材層４１ｃが位置するように中央におい
て折曲し、両縁部４１ｄを対向させてチューブ本体４１
を形成するとともに、前記チューブ本体４１の両側に凹
部４１ｅを対向して形成し、前記縁部４１ｄの間に、両
面にろう材層４３ｂが形成されるアルミニウムからなる
インナーフィン４３の一側をろう付けし、このインナー
フィン４３の他側を前記凹部４１ｅの間にろう付けして
構成する。
型熱交換器用チューブに関し、インナーフィンをチュー
ブ本体内に確実にろう付けし、かつ、チューブ本体をコ
ルゲートフィンに確実にろう付けすることを目的とす
る。 【構成】 一面にろう材層４１ｃが形成され、他面に犠
牲腐食層４１ｂが形成されるアルミニウムからなる板材
を、外側にろう材層４１ｃが位置するように中央におい
て折曲し、両縁部４１ｄを対向させてチューブ本体４１
を形成するとともに、前記チューブ本体４１の両側に凹
部４１ｅを対向して形成し、前記縁部４１ｄの間に、両
面にろう材層４３ｂが形成されるアルミニウムからなる
インナーフィン４３の一側をろう付けし、このインナー
フィン４３の他側を前記凹部４１ｅの間にろう付けして
構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、第１の熱交換器と第２
の熱交換器とを並列に配置し、これ等の熱交換器のタン
クを相互に連結してなる一体型熱交換器に使用される一
体型熱交換器用チューブに関する。
の熱交換器とを並列に配置し、これ等の熱交換器のタン
クを相互に連結してなる一体型熱交換器に使用される一
体型熱交換器用チューブに関する。
【０００２】
【従来の技術】近時、例えば、実開平２−２８９７９号
公報に開示されるように、冷房用のコンデンサをラジエ
ータの前面に連結したいわゆる一体型熱交換器が多用さ
れるようになって来ている。図６は、この公報に開示さ
れる一体型熱交換器を示すもので、この一体型熱交換器
は、冷房用のコンデンサである第１熱交換器１１の後方
に、ラジエータを構成する第２熱交換器１３を並列に配
置し、これ等の熱交換器１１，１３を相互に連結して構
成されている。
公報に開示されるように、冷房用のコンデンサをラジエ
ータの前面に連結したいわゆる一体型熱交換器が多用さ
れるようになって来ている。図６は、この公報に開示さ
れる一体型熱交換器を示すもので、この一体型熱交換器
は、冷房用のコンデンサである第１熱交換器１１の後方
に、ラジエータを構成する第２熱交換器１３を並列に配
置し、これ等の熱交換器１１，１３を相互に連結して構
成されている。
【０００３】第１熱交換器１１および第２熱交換器１３
は、所定間隔を置いて対向配置されるタンク１５，１７
の間に、複数のチューブ１９およびコルゲートフィン２
１によりコア部２３を形成して構成されている。タンク
１５，１７は、仕切部２５により分割され、第１熱交換
器用タンク２７と第２熱交換器用タンク２９とが形成さ
れている。
は、所定間隔を置いて対向配置されるタンク１５，１７
の間に、複数のチューブ１９およびコルゲートフィン２
１によりコア部２３を形成して構成されている。タンク
１５，１７は、仕切部２５により分割され、第１熱交換
器用タンク２７と第２熱交換器用タンク２９とが形成さ
れている。
【０００４】そして、図７に示すように、チューブ１９
には、冷房用の冷媒が流通される第１熱交換器用チュー
ブ３１と、ラジエータの冷却水が流通される第２熱交換
器用チューブ３３とが一体形成され、このチューブ１９
の間にコルゲートフィン２１がろう付けされている。ま
た、第１熱交換器用チューブ３１には、耐圧性を向上
し、かつ、冷媒の攪拌効率を向上するためにインナーフ
ィン３５が配置されている。
には、冷房用の冷媒が流通される第１熱交換器用チュー
ブ３１と、ラジエータの冷却水が流通される第２熱交換
器用チューブ３３とが一体形成され、このチューブ１９
の間にコルゲートフィン２１がろう付けされている。ま
た、第１熱交換器用チューブ３１には、耐圧性を向上
し、かつ、冷媒の攪拌効率を向上するためにインナーフ
ィン３５が配置されている。
【０００５】このような一体型熱交換器では、上側のタ
ンク１５の第１熱交換器用タンク２７からの冷房用の冷
媒が、第１熱交換器用チューブ３１を通過する間に凝縮
され、下側のタンク１７の第１熱交換器用タンク２７か
ら流出される。また、上側のタンク１５の第２熱交換器
用タンク２９からのラジエータの冷却水が、第２熱交換
器用チューブ３３を通過する間に冷却され、下側のタン
ク１７の第２熱交換器用タンク２９から流出される。
ンク１５の第１熱交換器用タンク２７からの冷房用の冷
媒が、第１熱交換器用チューブ３１を通過する間に凝縮
され、下側のタンク１７の第１熱交換器用タンク２７か
ら流出される。また、上側のタンク１５の第２熱交換器
用タンク２９からのラジエータの冷却水が、第２熱交換
器用チューブ３３を通過する間に冷却され、下側のタン
ク１７の第２熱交換器用タンク２９から流出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の一体型熱交換器のチューブ１９では、第１熱
交換器用チューブ３１内にインナーフィン３５を確実に
ろう付けすることが可能であるが、チューブ１９をコル
ゲートフィン２１に確実にろう付けすることが困難であ
るという問題があった。
うな従来の一体型熱交換器のチューブ１９では、第１熱
交換器用チューブ３１内にインナーフィン３５を確実に
ろう付けすることが可能であるが、チューブ１９をコル
ゲートフィン２１に確実にろう付けすることが困難であ
るという問題があった。
【０００７】すなわち、このようなチューブ１９は、一
面にろう材層が形成され、他面に犠牲腐食層が形成され
るアルミニウムからなる板材を、ロール成形により折曲
し、インナーフィン３５，第１熱交換器用チューブ３１
および第２熱交換器用チューブ３３を一体形成すること
により得られるが、ラジエータの冷却水が流通する第２
熱交換器用チューブ３３の流路側に、腐食を防止するた
めに犠牲腐食層を位置させると、第１熱交換器用チュー
ブ３１の外側に犠牲腐食層が位置し、コルゲートフィン
２１のろう付けが困難になる。
面にろう材層が形成され、他面に犠牲腐食層が形成され
るアルミニウムからなる板材を、ロール成形により折曲
し、インナーフィン３５，第１熱交換器用チューブ３１
および第２熱交換器用チューブ３３を一体形成すること
により得られるが、ラジエータの冷却水が流通する第２
熱交換器用チューブ３３の流路側に、腐食を防止するた
めに犠牲腐食層を位置させると、第１熱交換器用チュー
ブ３１の外側に犠牲腐食層が位置し、コルゲートフィン
２１のろう付けが困難になる。
【０００８】なお、この場合、第１熱交換器用チューブ
３１の内面には、ろう材層が位置するため、アルミニウ
ムからなるインナーフィン３５を第１熱交換器用チュー
ブ３１内に確実にろう付けすることが可能であり、第１
熱交換器用チューブ３１の強度を充分に確保することが
できる。そこで、コルゲートフィン２１を、両面にろう
材層が形成される板材により形成することが考えられる
が、上述したチューブ１９では、第１熱交換器用チュー
ブ３１の外側に犠牲腐食層が位置し、第２熱交換器用チ
ューブ３３の外側にろう材層が位置するため、第２熱交
換器用チューブ３３とコルゲートフィン２１とのろう付
け部のろう材が過多になり、確実なろう付けを行うこと
が困難になる。
３１の内面には、ろう材層が位置するため、アルミニウ
ムからなるインナーフィン３５を第１熱交換器用チュー
ブ３１内に確実にろう付けすることが可能であり、第１
熱交換器用チューブ３１の強度を充分に確保することが
できる。そこで、コルゲートフィン２１を、両面にろう
材層が形成される板材により形成することが考えられる
が、上述したチューブ１９では、第１熱交換器用チュー
ブ３１の外側に犠牲腐食層が位置し、第２熱交換器用チ
ューブ３３の外側にろう材層が位置するため、第２熱交
換器用チューブ３３とコルゲートフィン２１とのろう付
け部のろう材が過多になり、確実なろう付けを行うこと
が困難になる。
【０００９】本発明は、かかる従来の問題を解決したも
ので、インナーフィンをチューブ本体内に確実にろう付
けすることができるとともに、チューブ本体をコルゲー
トフィンに確実にろう付けすることができる一体型熱交
換器用チューブを提供することを目的とする。
ので、インナーフィンをチューブ本体内に確実にろう付
けすることができるとともに、チューブ本体をコルゲー
トフィンに確実にろう付けすることができる一体型熱交
換器用チューブを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１の一体型熱交換
器用チューブは、一面にろう材層が形成され、他面に犠
牲腐食層が形成されるアルミニウムからなる板材を、外
側にろう材層が位置するように中央において折曲し、両
縁部を対向させてチューブ本体を形成するとともに、前
記チューブ本体の両側に凹部を対向して形成し、前記凹
部の前記縁部側に第１の熱交換器用チューブを、前記凹
部の他側に第２の熱交換器用チューブを形成し、前記縁
部の間に、両面にろう材層が形成されるアルミニウムか
らなるインナーフィンの一側をろう付けし、このインナ
ーフィンの他側を前記凹部の間にろう付けしてなるもの
である。
器用チューブは、一面にろう材層が形成され、他面に犠
牲腐食層が形成されるアルミニウムからなる板材を、外
側にろう材層が位置するように中央において折曲し、両
縁部を対向させてチューブ本体を形成するとともに、前
記チューブ本体の両側に凹部を対向して形成し、前記凹
部の前記縁部側に第１の熱交換器用チューブを、前記凹
部の他側に第２の熱交換器用チューブを形成し、前記縁
部の間に、両面にろう材層が形成されるアルミニウムか
らなるインナーフィンの一側をろう付けし、このインナ
ーフィンの他側を前記凹部の間にろう付けしてなるもの
である。
【００１１】請求項２の一体型熱交換器用チューブは、
請求項１において、前記インナーフィンの他側を、前記
凹部から前記第２の熱交換器用チューブ内に突出してな
るものである。
請求項１において、前記インナーフィンの他側を、前記
凹部から前記第２の熱交換器用チューブ内に突出してな
るものである。
【００１２】
【作用】請求項１の一体型熱交換器用チューブでは、チ
ューブ本体の縁部と凹部との間に第１の熱交換器用チュ
ーブが形成され、チューブ本体の凹部と折曲部との間に
第２の熱交換器用チューブが形成される。そして、両面
にろう材層が形成されるアルミニウムからなるインナー
フィンの一側が縁部の間にろう付けされ、他側が凹部の
間にろう付けされ、インナーフィンが第１の熱交換器用
チューブ内に固定される。
ューブ本体の縁部と凹部との間に第１の熱交換器用チュ
ーブが形成され、チューブ本体の凹部と折曲部との間に
第２の熱交換器用チューブが形成される。そして、両面
にろう材層が形成されるアルミニウムからなるインナー
フィンの一側が縁部の間にろう付けされ、他側が凹部の
間にろう付けされ、インナーフィンが第１の熱交換器用
チューブ内に固定される。
【００１３】また、一面にろう材層が形成され、他面に
犠牲腐食層が形成されるアルミニウムからなる板材を、
外側にろう材層が位置するように中央において折曲して
チューブ本体を形成するため、チューブ本体の外側にろ
う材層が位置され、第１および第２の熱交換器用チュー
ブの内面に犠牲腐食層が位置される。請求項２の一体型
熱交換器用チューブでは、第１の熱交換器用チューブ内
に配置されるインナーフィンの他側が第２の熱交換器用
チューブ内に突出される。
犠牲腐食層が形成されるアルミニウムからなる板材を、
外側にろう材層が位置するように中央において折曲して
チューブ本体を形成するため、チューブ本体の外側にろ
う材層が位置され、第１および第２の熱交換器用チュー
ブの内面に犠牲腐食層が位置される。請求項２の一体型
熱交換器用チューブでは、第１の熱交換器用チューブ内
に配置されるインナーフィンの他側が第２の熱交換器用
チューブ内に突出される。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図１は、本発明の一体型熱交換器用チュ
ーブの一実施例を示しており、図において、符号４１
は、チューブ本体を示している。このチューブ本体４１
は、アルミニウム材からなる芯材（例えば、JIS3003 ）
４３ａの一側に犠牲腐食層（例えば、JIS7072 ）４１ｂ
を形成し、他側にろう材層（例えば、JIS4343 ）４１ｃ
を形成したクラッド材からなる。
いて説明する。図１は、本発明の一体型熱交換器用チュ
ーブの一実施例を示しており、図において、符号４１
は、チューブ本体を示している。このチューブ本体４１
は、アルミニウム材からなる芯材（例えば、JIS3003 ）
４３ａの一側に犠牲腐食層（例えば、JIS7072 ）４１ｂ
を形成し、他側にろう材層（例えば、JIS4343 ）４１ｃ
を形成したクラッド材からなる。
【００１５】そして、このチューブ本体４１は、クラッ
ド材からなる板材を、図２に示すように、外側にろう材
層４１ｃが位置するように中央において折曲し、両縁部
４１ｄを対向させることにより形成されている。チュー
ブ本体４１の略中央の両側には、凹部４１ｅが対向して
形成されている。
ド材からなる板材を、図２に示すように、外側にろう材
層４１ｃが位置するように中央において折曲し、両縁部
４１ｄを対向させることにより形成されている。チュー
ブ本体４１の略中央の両側には、凹部４１ｅが対向して
形成されている。
【００１６】符号４３は、インナーフィンを示してお
り、このインナーフィン４３は、アルミニウム材からな
る芯材（例えば、JIS3003 ）４３ａの両側にろう材層
（例えば、JIS4343 ）４３ｂを形成したクラッド材から
なる。そして、このインナーフィン４３は、図３に示す
ように、クラッド材からなる板材を、例えば、プレス成
形することにより形成されている。
り、このインナーフィン４３は、アルミニウム材からな
る芯材（例えば、JIS3003 ）４３ａの両側にろう材層
（例えば、JIS4343 ）４３ｂを形成したクラッド材から
なる。そして、このインナーフィン４３は、図３に示す
ように、クラッド材からなる板材を、例えば、プレス成
形することにより形成されている。
【００１７】そして、プレス成形により、両側の平坦部
４３ｃ，４３ｄの間に波状部４３ｅが形成される。イン
ナーフィン４３の一側の平坦部４３ｃは、縁部４１ｄの
間に挿入され、縁部４１ｄの内面にろう付けされてい
る。また、インナーフィン４３の他側の平坦部４３ｄ
は、凹部４１ｅの間に挿入され、凹部４１ｅの内面にろ
う付けされている。
４３ｃ，４３ｄの間に波状部４３ｅが形成される。イン
ナーフィン４３の一側の平坦部４３ｃは、縁部４１ｄの
間に挿入され、縁部４１ｄの内面にろう付けされてい
る。また、インナーフィン４３の他側の平坦部４３ｄ
は、凹部４１ｅの間に挿入され、凹部４１ｅの内面にろ
う付けされている。
【００１８】そして、これにより、チューブ本体４１の
縁部４１ｄと凹部４１ｅとの間に第１の熱交換器用チュ
ーブ４５が形成され、チューブ本体４１の凹部４１ｅと
折曲部４１ｆとの間に第２の熱交換器用チューブ４７が
形成されている。上述した一体型熱交換器用チューブ
は、一体型熱交換器にチューブとして組み込まれ、図４
に示すように、チューブ本体４１の両側をコルゲートフ
ィン４９により押圧された状態で、焼き付け炉内で焼き
付けることにより製造される。
縁部４１ｄと凹部４１ｅとの間に第１の熱交換器用チュ
ーブ４５が形成され、チューブ本体４１の凹部４１ｅと
折曲部４１ｆとの間に第２の熱交換器用チューブ４７が
形成されている。上述した一体型熱交換器用チューブ
は、一体型熱交換器にチューブとして組み込まれ、図４
に示すように、チューブ本体４１の両側をコルゲートフ
ィン４９により押圧された状態で、焼き付け炉内で焼き
付けることにより製造される。
【００１９】そして、この焼き付けにより、インナーフ
ィン４３の一側の平坦部４３ｃが、縁部４１ｄの間にろ
う付けされ、他側の平坦部４３ｄが、凹部４１ｅの間に
ろう付けされる。また、チューブ本体４１の外側にコル
ゲートフィン４９がろう付けされる。以上のように構成
された一体型熱交換器用チューブでは、両面にろう材層
４３ｂが形成されるアルミニウムからなるインナーフィ
ン４３の一側が縁部４１ｄの間にろう付けされ、他側が
凹部４１ｅの間にろう付けされるため、インナーフィン
４３をチューブ本体４１内に確実にろう付けすることが
できる。
ィン４３の一側の平坦部４３ｃが、縁部４１ｄの間にろ
う付けされ、他側の平坦部４３ｄが、凹部４１ｅの間に
ろう付けされる。また、チューブ本体４１の外側にコル
ゲートフィン４９がろう付けされる。以上のように構成
された一体型熱交換器用チューブでは、両面にろう材層
４３ｂが形成されるアルミニウムからなるインナーフィ
ン４３の一側が縁部４１ｄの間にろう付けされ、他側が
凹部４１ｅの間にろう付けされるため、インナーフィン
４３をチューブ本体４１内に確実にろう付けすることが
できる。
【００２０】また、一面にろう材層４１ｃが形成され、
他面に犠牲腐食層４１ｂが形成されるアルミニウムから
なる板材を、外側にろう材層４１ｃが位置するように中
央において折曲してチューブ本体４１を形成するため、
チューブ本体４１をコルゲートフィン４９に確実にろう
付けすることができる。さらに、ラジエータの冷却水が
流通する第２の熱交換器用チューブ４７の流路側に、腐
食を防止するための犠牲腐食層４１ｂを位置させること
ができる。
他面に犠牲腐食層４１ｂが形成されるアルミニウムから
なる板材を、外側にろう材層４１ｃが位置するように中
央において折曲してチューブ本体４１を形成するため、
チューブ本体４１をコルゲートフィン４９に確実にろう
付けすることができる。さらに、ラジエータの冷却水が
流通する第２の熱交換器用チューブ４７の流路側に、腐
食を防止するための犠牲腐食層４１ｂを位置させること
ができる。
【００２１】また、上述した一体型熱交換器用チューブ
では、インナーフィン４３をプレス成形等により形成す
ることが可能になり、ディンプル形状等の種々の形状の
インナーフィンを形成することができる。図５は、本発
明の他の実施例を示すもので、この実施例では、第１の
熱交換器用チューブ４５に配置されるインナーフィン４
３の他側が、凹部４１ｅから第２の熱交換器用チューブ
４７内に突出され、第２の熱交換器用チューブ４７内に
突出部４３ｆが位置されている。
では、インナーフィン４３をプレス成形等により形成す
ることが可能になり、ディンプル形状等の種々の形状の
インナーフィンを形成することができる。図５は、本発
明の他の実施例を示すもので、この実施例では、第１の
熱交換器用チューブ４５に配置されるインナーフィン４
３の他側が、凹部４１ｅから第２の熱交換器用チューブ
４７内に突出され、第２の熱交換器用チューブ４７内に
突出部４３ｆが位置されている。
【００２２】この実施例では、第２の熱交換器用チュー
ブ４７内を流通するラジエータの冷却水を、突出部４３
ｆにより効率的に攪拌することが可能になり、熱交換効
率を向上することができる。
ブ４７内を流通するラジエータの冷却水を、突出部４３
ｆにより効率的に攪拌することが可能になり、熱交換効
率を向上することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように、請求項１の一体型熱
交換器用チューブでは、両面にろう材層が形成されるア
ルミニウムからなるインナーフィンの一側が縁部の間に
ろう付けされ、他側が凹部の間にろう付けされるため、
インナーフィンをチューブ本体内に確実にろう付けする
ことができる。
交換器用チューブでは、両面にろう材層が形成されるア
ルミニウムからなるインナーフィンの一側が縁部の間に
ろう付けされ、他側が凹部の間にろう付けされるため、
インナーフィンをチューブ本体内に確実にろう付けする
ことができる。
【００２４】また、一面にろう材層が形成され、他面に
犠牲腐食層が形成されるアルミニウムからなる板材を、
外側にろう材層が位置するように中央において折曲して
チューブ本体を形成するため、チューブ本体をコルゲー
トフィンに確実にろう付けすることができる。請求項２
の一体型熱交換器用チューブでは、インナーフィンの他
側が、凹部からチューブ本体内に突出されるため、突出
した部分を通過する流体を効率的に攪拌することができ
るという利点がある。
犠牲腐食層が形成されるアルミニウムからなる板材を、
外側にろう材層が位置するように中央において折曲して
チューブ本体を形成するため、チューブ本体をコルゲー
トフィンに確実にろう付けすることができる。請求項２
の一体型熱交換器用チューブでは、インナーフィンの他
側が、凹部からチューブ本体内に突出されるため、突出
した部分を通過する流体を効率的に攪拌することができ
るという利点がある。
【図１】本発明の一体型熱交換器用チューブの一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】図１のチューブ本体を示す斜視図である。
【図３】図１のインナーフィンを示す斜視図である。
【図４】図１の一体型熱交換器用チューブの間にコルゲ
ートフィンを配置した状態を示す断面図である。
ートフィンを配置した状態を示す断面図である。
【図５】本発明の一体型熱交換器用チューブの他の実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図６】従来の一体型熱交換器を示す断面図である。
【図７】図６の−線に沿う断面図である。
４１ チューブ本体 ４１ｂ 犠牲腐食層 ４１ｃ ろう材層 ４１ｄ 縁部 ４１ｅ 凹部 ４３ インナーフィン ４３ｂ ろう材層 ４３ｆ 突出部 ４５ 第１の熱交換器用チューブ ４７ 第２の熱交換器用チューブ
Claims (2)
- 【請求項１】 一面にろう材層（４１ｃ）が形成され、
他面に犠牲腐食層（４１ｂ）が形成されるアルミニウム
からなる板材を、外側にろう材層（４１ｃ）が位置する
ように中央において折曲し、両縁部（４１ｄ）を対向さ
せてチューブ本体（４１）を形成するとともに、前記チ
ューブ本体（４１）の両側に凹部（４１ｅ）を対向して
形成し、前記凹部（４１ｅ）の前記縁部（４１ｄ）側に
第１の熱交換器用チューブ（４５）を、前記凹部（４１
ｅ）の他側に第２の熱交換器用チューブ（４７）を形成
し、前記縁部（４１ｄ）の間に、両面にろう材層（４３
ｂ）が形成されるアルミニウムからなるインナーフィン
（４３）の一側をろう付けし、このインナーフィン（４
３）の他側を前記凹部（４１ｅ）の間にろう付けしてな
ることを特徴とする一体型熱交換器用チューブ。 - 【請求項２】 請求項１記載の一体型熱交換器用チュー
ブにおいて、 前記インナーフィン（４３）の他側を、前記凹部（４１
ｅ）から前記第２の熱交換器用チューブ（４７）内に突
出してなることを特徴とする一体型熱交換器用チュー
ブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31185094A JPH08170888A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 一体型熱交換器用チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31185094A JPH08170888A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 一体型熱交換器用チューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170888A true JPH08170888A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18022172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31185094A Pending JPH08170888A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 一体型熱交換器用チューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08170888A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998025092A1 (fr) * | 1996-12-04 | 1998-06-11 | Zexel Corporation | Echangeur de chaleur |
| JP2002267383A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-18 | Sanden Corp | 積層型熱交換器 |
| JP2002327994A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-11-15 | Delphi Technologies Inc | 熱交換器伝熱管 |
| DE102005049310A1 (de) * | 2005-10-12 | 2007-04-19 | Behr Gmbh & Co. Kg | Wärmeübertrager, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
| JP2016211809A (ja) * | 2015-05-12 | 2016-12-15 | 株式会社デンソー | 蓄冷熱交換器 |
| US20230194189A1 (en) * | 2020-07-13 | 2023-06-22 | Mahle International Gmbh | Heat exchanger, fuel cell assembly and method |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP31185094A patent/JPH08170888A/ja active Pending
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