JPH0638810B2 - 男性用尿器 - Google Patents

男性用尿器

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JPH0638810B2
JPH0638810B2 JP61065342A JP6534286A JPH0638810B2 JP H0638810 B2 JPH0638810 B2 JP H0638810B2 JP 61065342 A JP61065342 A JP 61065342A JP 6534286 A JP6534286 A JP 6534286A JP H0638810 B2 JPH0638810 B2 JP H0638810B2
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JP
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water absorption
male
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urine
water
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克昌 高木
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Koyo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は男性用尿器に係り、更に詳しくは股間部に対す
る装着性に優れ、しかも放尿されたときには吸水容量を
大きくすることができるようにした男性用尿器に関す
る。
[従来の技術] 周知の通り、周面が防水材料により構成されていて、そ
の内部には吸水材が配設されているとともに、男性の性
器を挿入するための開口部が設けられている男性用尿器
が実用化されている。
この種の男性用尿器としては、例えば、実開昭60−6
9117号公報、実開昭60−160824号公報、特
開昭60−194946号公報にて提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記各公報にて提案されている男性用尿器の場合には、
装着性の良さと吸水容量を大きくすることの両方を同時
に満足させるようには構成されていなかった。
すなわち、この種の男性用尿器は股間に装着して使用す
るものなので、全体の大きさが小さいほど装着性が良い
とされている。上記吸水容量は、男性用尿器の内部に設
けられている吸水空間の大きさに比例するので、大きい
ほど吸水容量が増大する。
したがって、従来の男性用尿器の場合は装着性を向上さ
せると吸水容量が小さくなってしまい、また、その反対
に吸水容量を大きくさせると装着性が悪くなってしまう
問題があった。
本発明は上述の問題点にかんがみ、装着性に優れ、しか
も吸水容量が大きな男性用尿器を提供できるようにする
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために次の技術手段を有す
る。すなわち、実施例に対応する添付図面に使用した符
号を用いて説明すると、防水シートで形成される肌当接
面と、発泡体を主材とする外側面とを対面させ、その周
縁部をシールすることによって上記肌当接面と上記外側
面との間に吸水空間を形成して尿器本体を構成するとと
もに、上記尿器本体の吸水空間内に吸水体層を配設し、
かつ男性の性器を挿入するための開口部を上記尿器本体
の肌当接面の上半分側に形成した男性用尿器において、 上記外側面6の下半分に、蛇腹状に伸縮して上記吸水空
間の容積を容易に増減可能な膨張部12を形成したことを
特徴とする男性用尿器である。
[作用] 本発明は上記技術手段より成るので、放尿される前は上
記膨張部12が縮んだ状態なので、男性用尿器1の内部に
形成されている吸水空間18の容量はさほど大きくはな
く、全体として小型コンパクトに構成されている。この
ため、被装着者2の股間部に良好に装着することができ
る。
そして、放尿されることにより尿4を吸水した時には、
外側面6の下半分に形成されている膨張部12が吸水容量
に応じて外方へ蛇腹状に伸びて膨張するので、吸水空間
18の容量は大幅に増大し、大量の尿4を吸水して保持す
ることができるようになる。
[実施例] 次に、添付図面に従い本発明の男性用尿器の好適な実施
例を詳述する。
先ず、第1図〜第11図に従って本発明の第1の実施例を
詳述する。図中1は男性用尿器を示し、男性2の股間部
3に装着し、尿4を集中的に吸水保持するためのもので
あり次のように形成されている。
すなわち、この男性用尿器1は肌当接面5と外側面6と
を対面させ、その周縁部7をシールして尿器本体8を構
成したものである。これら肌当接面5および外側面6
は、発泡体フォーム(架橋方式ポリエチレン発泡体また
は架橋方式ポリプロピレン発泡体)を、発泡倍率10〜4
0、みかけ密度0.025〜0.1で形成した材料を用いてい
る。これは尿器本体8を装着する局部9の複雑、微妙な
曲面、凹凸の形状に適応した形状を出したあと、この形
を保持できる利点を有している。また、柔軟でソフトな
接触性、緩衝性が出せ、更に成型切断、打抜き、ヒート
シール等の加工を容易にできる利点がある。
上記のような発泡体フォームを用いて形成された外側面
6と肌当接面5は、第1図に示すように折り曲げ線10を
中心にして対称的な形状に形成されている。そして、細
かく形成された先端部側には外方へ膨出された突状部11
が縦方向に3本形成されている。
次いで、12は外側面6の下方に形成された膨張部であ
る。この膨張部12には凸部13や凹部14が形成されてい
て、尿器本体8内に放尿された時に全体が蛇腹状に伸び
るように成されており、放尿される以前においてもその
外縁部はやや突出して形成されている。
また、15は肌当接面5上に形成された膨張部であり、外
側面6上に形成されている膨張部12と同様に形成されて
いて、尿器本体8内に放尿された時に外側面6上に形成
された膨張部12と同様に膨張するものである。
次いで、16は肌当接面5の略中央部から先端部側にかけ
て形成された開口部であり、性器17を尿器本体8内に挿
入するために形成されているものである。
上記の如く形成された外側面6と肌当接面5は、折り曲
げ線10を中心にして折り返し、その周縁部7を上記した
ように、例えばヒートシールによってシールして尿器本
体8を形成する。
このようにして形成された尿器本体8の内部、すなわ
ち、肌当接面5と外側面6の間には吸水空間18が形成さ
れる。この吸水空間18は尿4を尿器本体8内に吸水保持
しておくために設けられている空間であり、この吸水空
間18内には吸水体19が配設されている。上記吸水体19
は、吸水紙20と20との間に、粉砕パルプ、高分子吸水材
等の吸水材21を挟んで形成した吸水シートを二つ折りに
して形成したものである。
上記の如く形成された男性用尿器1は、第8図〜第9図
に示すようなホルダー22によって局部9上の所定位置に
固定保持される。上記ホルダー22は、主体部分23と支持
部24によって構成されている。
主体部分23は、局部9上に男性用尿器1を固定するため
のものであり、支持部24は主体部分23を身体2上に固定
するためのものである。上記主体部分23の幅Wは、尿器
1が小さく形成されているのでそれに応じて必要にして
十分に狭い幅に形成されている。このように形成された
主体部分の中央よりもやや下側にはカップ部25が形成さ
れている。このカップ部25は尿器本体8の外側面6上に
形成されている膨張部12を嵌合させるためのものであ
り、膨張部12をその上側から嵌合した状態において、膨
張部12が自由に膨張することができるようにカップ状に
形成されている。
上記主体部分23および支持部24のそれぞれの端部には面
ファスナー26が取着されていて、身体2上に自由に着脱
することができるように成されている。
次に、上記実施例の使用例を説明する。
この実施例の男性用尿器1は、上述した如く形成された
ものであるから、男性の性器17から放尿される尿4を集
中的に吸水し、これを集中的に保持しておくことができ
る。すなわち、この男性用尿器1を使用する時は、これ
を先ず局部9上の所定位置に装着する。上記所定位置と
は肌当接面5上に形成されている開口部16から吸水空間
18内に性器17を挿入することができる位置である。この
ようにして、男性用尿器1を局部9上の所定位置に装着
したら、次に、これを局部9上に固定保持する。すなわ
ち、外側面6上に形成されている膨張部12に、ホルダー
22の主体部分23上に形成されているカップ部25を嵌合さ
せる。これによって男性用尿器1を主体部分23上にしっ
かりと固定することができる。
そして、男性用尿器1を主体部分23上に固定したら、次
に、主体部分23を身体2上に固定する。この固定は主体
部分23の端部、および支持部24の左右端部に取り付けら
れた面ファスナーを用いて行う。
このように、男性用尿器1は主体部分23上に固定され、
主体部分23は支持部24によって身体2上に固定されるの
で、男性用尿器1は身体2上にしっかりと固定されるこ
とになる。すなわち、男性用尿器1の外側面6上には、
尿4を吸水していない状態においてもやや突出した膨張
部12が形成されているので、この膨張部12を利用して位
置決め固定を容易に行うことができる。したがって、装
着者が動いた場合でも装着中の男性用尿器1が不測に位
置ずれしたり等の不都合がない。
そして、上記のように膨張部12を嵌合しているカップ部
25は、上記したようにカップ状に形成されているもので
あるから、カップ部25の内面と膨張部12の間には膨張空
間27を存しておくことができて、膨張部12の自由な膨張
を妨げるような不都合が無い。
また、本実施例の男性用尿器1は、平面形状を小さく形
成でき、その厚みも可及的に薄く形成することができる
ので、股間部3に容易に装着することができて、装着中
に邪魔になることが少い。更に、本実施例においては局
部9に直接接触する肌当接面5を発泡体フォームを用い
て形成したものであるから、局部に対する接触性がソフ
トであり、接触した時に温かみがあって、特に冬期にお
ける装着性が良い。
本実施例の男性用尿器1はこのように小型コンパクトに
形成されているので、股間部3に装着しやすいものであ
るが、内部に形成された吸水空間18内には大量の尿4を
吸水保持することができるようになっている。すなわ
ち、性器17から放尿された尿4を吸水した時には、外側
面6上に形成された膨張部12が、吸水量に応じて外方に
蛇腹状に伸びて膨張する。したがって、放尿時には吸水
空間18の吸水容量が増大して大量の尿4を吸水保持する
ことができるようになる。
すなわち、本実施例の男性用尿器1は小型コンパクトに
形成されているので、みかけ上の吸水容量は小さいもの
であるが、吸水時には外側面6上に形成されている膨張
部12が外方に膨張するので、吸水時の吸水容量を大幅に
増すことができて、大量の尿4を吸水保持することがで
きる。したがって、装着性が優れていることと、吸水容
量が大きいことの両方を同時に得ることができる。
また、本実施例の場合は肌当接面5側にも膨張部15を形
成したので、予期しないような大量の尿が放尿された場
合でもこれを良好に吸水保持することができる。しか
し、上記膨張部15は必ずしも形成しなくてもよい。
次に、添付図面第12図〜第13図に従い本発明の第2実施
例を詳述する。
この例の場合も実質的な構成、目的および効果は上記第
1実施例と同一であり、同一部分については同一の符号
を付して説明を省略する。
上記第1の実施例の場合は肌当接面5を発泡体フォーム
を用いて形成した例を示した。この第2の実施例の場合
は、肌当接面5を防水シート50を用いて形成した例を示
している。上記防水シート50は、第13図に示すように不
織布51の下側にポリエチレンシート52を接着積層して形
成したものである。この例の場合は、このように局部9
に当接する肌当接面5を防水シート50で形成したので、
さらりとした肌ざわりがあって夏場に使用するのに好適
である。
[発明の効果] 以上詳述した如く本発明は、男性用尿器の肌当接面の下
半分に、蛇腹状に伸縮して吸水空間の容積を容易に増減
可能な膨張部12を形成したので、放尿される前は上記膨
張部12が縮んだ状態にしておくことにより男性用尿器1
の内部に形成されている吸水空間18の容量を小さくして
おくことにより、全体として小型コンパクトな状態で装
着することが可能となり、これにより、被装着者2の股
間部に良好に装着することができる。
そして、放尿されることにより尿4を吸水した時には、
外側面6の下半分に形成されている膨張部12が吸水容量
に応じて外方へ蛇腹状に伸びて膨張することにより、上
記吸水空間18の容量が大幅に増大し、大量の尿4を吸水
して保持することができるようになる。したがって、装
着性の良さと、吸水容量が大きいことの両方を得られる
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明の第1の実施例を示し、第1図
は尿器本体の展開図、第2図は平面図、第3図は底面
図、第4図は吸水体の平面図、第5図は第4図中A−A
線に沿う断面図、第6図は第5図中P部の拡大図、第7
図は第2図中B−B線に沿う断面図、第8図はホルダー
の平面図、第9図は第8図中C−C線に沿う断面図、第
10図、第11図は装着した状態を示し、第10図は吸水して
いない状態を示す図、第11図は吸水している状態を示す
図、第12図、第13図は第2実施例を示し、第12図は縦断
面図、第13図は第12図中Q部の拡大図である。 なお、図中1……男性用尿器、4……尿、 5……肌当接面、6……外側面、 12……膨張部、18……吸水空間、 をそれぞれ示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防水シートで形成される肌当接面と、発泡
    体を主材とする外側面とを対面させ、その周縁部をシー
    ルすることによって上記肌当接面と上記外側面との間に
    吸水空間を形成して尿器本体を構成するとともに、上記
    尿器本体の吸水空間内に吸水体層を配設し、かつ男性の
    性器を挿入するための開口部を上記尿器本体の肌当接面
    の上半分側に形成した男性用尿器において、 上記外側面6の下半分に、蛇腹状に伸縮して上記吸水空
    間の容積を増減可能にする膨張部12を形成したことを特
    徴とする男性用尿器。
JP61065342A 1986-03-24 1986-03-24 男性用尿器 Expired - Lifetime JPH0638810B2 (ja)

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JP61065342A JPH0638810B2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24 男性用尿器

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JPS62221325A JPS62221325A (ja) 1987-09-29
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6069117U (ja) * 1983-10-17 1985-05-16 ユニ・チヤーム株式会社 失禁用物品
JPS60194946A (ja) * 1984-03-19 1985-10-03 ユニ・チヤ−ム株式会社 尿失禁処理物品
JPS60160824U (ja) * 1984-04-04 1985-10-25 ユニ・チヤ−ム株式会社 尿失禁処理物品

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JPS62221325A (ja) 1987-09-29

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