JPH0638729Y2 - 空気清浄器のケース - Google Patents

空気清浄器のケース

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JPH0638729Y2
JPH0638729Y2 JP9513790U JP9513790U JPH0638729Y2 JP H0638729 Y2 JPH0638729 Y2 JP H0638729Y2 JP 9513790 U JP9513790 U JP 9513790U JP 9513790 U JP9513790 U JP 9513790U JP H0638729 Y2 JPH0638729 Y2 JP H0638729Y2
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JP
Japan
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base portion
lid
hook
engaging
lid portion
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Application number
JP9513790U
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JPH0451809U (ja
Inventor
恭一 広沢
裕 乙幡
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自動車などに装備される空気清浄器に関するも
のであり、詳細にはその空気清浄器のケースの構造に係
るものである。
【従来の技術】
従来のこの種の空気清浄器のケース91の例を示すものが
第5図であり、通常には身部91aと蓋部91bとに分割可能
な略函状に形成され、このケース91の、例えば身部91a
の内部にモータ、ファン、フィルタなど必要とする構成
部品が組込まれてた後に蓋部91bが螺着などで取付けら
れ、空気清浄器とされるものである。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のケース91においてはデザ
イン的な自由度が狭いものとなり、如何に工夫を凝らし
ても、例えば同様な他社商品との識別力を有する程のも
のとならず、これにより訴求力に不足する問題点を生ず
るものとなっていた。 また、上記の問題点は例えば前記した略函状を変更する
こと解決するものとはなるが、この場合には組立工数の
煩雑化によるコストアップなどにより価格面での競争力
を失うなど新たな問題点を生ずるものとなり、これらの
問題点の解決が課題とされるものとなっていた。
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記した従来の課題を解決するための具体的
な手段として、基体部と、該基体部に施蓋状態に嵌着す
る蓋部と、前記蓋部を前記基体部から上方に偏寄する偏
寄スプリングと、前記基体部に設けられた第一と第二の
係着部と、前記蓋部に設けられて前記第一と第二の係着
部にこの蓋部を前記基体部への組付状態とすることで夫
々に掛着する第一と第二のフックと、前記基体部と蓋部
とを施蓋状態としたときには開放される電源スイッチと
でなり、前記第一のフックはロック釦により第一の係着
部との掛着の開放を自在とされると共にこの第一のフッ
クを前記第一の係着部に掛着したときには前記偏寄スプ
リングの偏寄力に抗して前記基体部と蓋部とを施蓋状態
に保持され、前記第一のフックを開放したときに前記偏
寄スプリングの行程の範囲内の間隙をもって前記第二の
係着部と第二のフックとにより前記基体部と蓋部とが保
持されることを特徴とする空気清浄器のケースを提供す
ることで、組立工数を煩雑化させることなくデザイン変
更を可能として、前記した従来の課題を解決するもので
ある。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。 第1図に符号1で示すものは空気清浄器のケースであ
り、このケース1は本考案により基体部2と、この基体
部2に施蓋状態に嵌着する蓋部3とで形成されるものと
なり、前記基体部2にはモータ、ファン、フィルタ(何
れも説明は省略する)など構成部品が組込まれ、収納状
態、即ち不使用状態では第1図に示すように例えばトマ
ト状など任意のデザインを構成し、使用状態では第2図
に示すように前記基体部2と蓋部3とが適宜の間隙をも
って保持され、前記間隙が空気吹出口4と成る構成とさ
れている。 第3図は前記第1図に示したした施蓋状態における基体
部2と蓋部3とを示すものであり、前記基体部2と蓋部
3との間には偏寄スプリング5が挟着されて前記蓋部3
を上方に押し上げる偏寄力が加えられるものとなってい
る。 更に、前記基体部2には第一の係着部21が設けられ、前
記蓋部3には例えばバネ31aなどにより内側に偏寄させ
られている一対の第一のフック31が設けられるものとな
り、前記第一の係着部21と第一のフック31とを掛着した
ときには前記基体部2と蓋部3とは偏寄スプリング5の
偏寄力に抗して施蓋状態で保持されるものとなってい
る。 ここで、前記蓋部3にはロック釦6が設けられるものと
なり、このロック釦6を押したときには前記第一のフッ
ク31に設けられた離脱用斜路31bによりこの第一のフッ
ク31が外側に開き、これにより前記第一の係着部21との
掛着を開放可能としてある。 また、前記基体部2には例えばリミットスイッチによる
電源スイッチ7(第2図参照)が取付けられ、この電源
スイッチ7は前記モータに接続されると共に、前記基体
部2と蓋部3とが施蓋状態にあるとき、即ち、前記第一
の係着部21と第一のフック31とが掛着されているときに
は開放されるものとなっている。 第4図は前記第一の係着部21と第一のフック31とが掛着
されていないときの状態、即ち第2図に示した空気清浄
器の使用状態を示すものであり、前記蓋部3は前記偏寄
スプリング5の偏寄力により上方に押し上げられるもの
となるが、このときに前記基体部2には例えば門状とし
た第二の係着部22が設けられ、前記蓋部3には第二のフ
ック32が設けられ、前記第二の係着部22と第二のフック
32とは前記偏寄スプリング5の行程の範囲内で掛着する
ものとされているので、前記基体部2と蓋部3とは適宜
の間隙を有する状態で保持される(第2図参照)ものと
なり、この間隙が前記空気吹出口4を構成する。 また、この状態においては前記基体部2と蓋部3とに間
隙を有するものとなるので前記電源スイッチ7は投入さ
れてモータ、ファンなどを動作させ、これにより空気清
浄器の機能が得られるものとなる。 尚、前記第一のフック31と第二のフック32とには共に先
端に組付用斜路31c、32aが設けられ、前記基体部2と蓋
部3とを双方のフック31、32と係着部21、22とが夫々対
峙する組立位置で圧接することで、先ず、前記第二のフ
ック32がその形成された部材の弾性により変形して第二
の係着部22に係着し、更に圧接を続けることで前記第一
のフック31がバネ31aに抗して広がり、第一の係着部21
に掛着されるものとなり、これにより前記基体部2と蓋
部3とは規定位置で取付が行われるものとなる。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、基体部と蓋部とを
密接して保持する第一のフックと第一の係着部と、前記
基体部と蓋部とを適宜の間隙を有して保持する第二のフ
ックと第二の係着部とを設けたケースとし、更に組立時
にはその双方のフックと係着部とを対峙させて圧接する
ことで、夫々が掛着され組立状態となるものとしたこと
で、従来例に用いられた略函状のケースと比較してそれ
程に組立工数を増加させることなく、即ち、コストアッ
プ等を生ぜずに新規なデザインのケースの作製を可能と
するものであり、これにより空気清浄器の識別力、訴求
力を向上させ商品性の向上に卓越した効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る空気清浄器のケースの一実施例を
収納状態で示す斜視図、第2図は同じ実施例を使用状態
で示す斜視図、第3図は第1図のIII-III線に沿う断面
図、第4図は第2図のIV-IV線に沿う断面図、第5図は
従来例を示す斜視図である。 1……ケース 2……基体部 21……第一の係着部 22……第二の係着部 3……蓋部 31……第一のフック 31a……バネ、31b……離脱用斜路 31c……組付用斜路 4……空気吹出口 5……偏寄スプリング 6……ロック釦 7……電源スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体部と、該基体部に施蓋状態に嵌着する
    蓋部と、前記蓋部を前記基体部から上方に偏寄する偏寄
    スプリングと、前記基体部に設けられた第一と第二の係
    着部と、前記蓋部に設けられて前記第一と第二の係着部
    にこの蓋部を前記基体部への組付状態とすることで夫々
    に掛着する第一と第二のフックと、前記基体部と蓋部と
    を施蓋状態としたときには開放される電源スイッチとで
    なり、前記第一のフックはロック釦により第一の係着部
    との掛着の開放を自在とされると共にこの第一のフック
    を前記第一の係着部に掛着したときには前記偏寄スプリ
    ングの偏寄力に抗して前記基体部と蓋部とを施蓋状態に
    保持され、前記第一のフックを開放したときには前記偏
    寄スプリングの行程の範囲内の間隙をもって前記第二の
    係着部と第二のフックとにより前記基体部と蓋部とが保
    持されることを特徴とする空気清浄器のケース。
JP9513790U 1990-09-10 1990-09-10 空気清浄器のケース Expired - Lifetime JPH0638729Y2 (ja)

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JP9513790U JPH0638729Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 空気清浄器のケース

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Publication Number Publication Date
JPH0451809U JPH0451809U (ja) 1992-04-30
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ID=31833628

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