JPH0638637A - 野菜移植機のマルチフィルム切断装置 - Google Patents

野菜移植機のマルチフィルム切断装置

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Publication number
JPH0638637A
JPH0638637A JP19708192A JP19708192A JPH0638637A JP H0638637 A JPH0638637 A JP H0638637A JP 19708192 A JP19708192 A JP 19708192A JP 19708192 A JP19708192 A JP 19708192A JP H0638637 A JPH0638637 A JP H0638637A
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JP
Japan
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cutting device
clutch
planting
rotary blade
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP19708192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kondo
忠司 近藤
Shuichi Shimizu
修一 清水
Toshiro Wada
俊郎 和田
Hideo Nakajima
英夫 中島
Masatoshi Hiasa
正俊 日朝
Masahiro Kanezaki
雅弘 兼崎
Yoshiaki Kuraya
芳明 蔵屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP19708192A priority Critical patent/JPH0638637A/ja
Publication of JPH0638637A publication Critical patent/JPH0638637A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 野菜移植機のマルチフィルム切断装置におい
て、非作業時には切断装置を停止して、切断装置の破損
を防止し、安全性の向上を図る。 【構成】 マルチフィルムに植付孔を開口する切断装置
の駆動経路途中にテンションクラッチ42或いは切断ク
ラッチ50を設け、該クラッチを非植付作業時にOFF
としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場に敷設されている
マルチフィルムに苗の植付孔を切断装置にて開口し、苗
取出爪にて取り出された一株分のポット苗を受け取る植
付爪にて前記圃場の植付孔にポット苗を植え付ける野菜
移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圃場に敷設されているマルチフィ
ルムに苗を植え付けるための植付孔を切断装置にて開口
し、該植付孔に、苗載台の苗トレイから苗取出爪にて取
り出された一株分のポット苗を、開閉自在な爪体を有す
る植付爪にて植え付ける野菜移植機に関する技術は公知
のものであり、該切断装置は、円筒状の下端に刃部を設
けて回転させる回転刃式や電熱ヒーター式やガスバーナ
ー式等があり、この切断装置にてマルチフィルムの所定
箇所を切断してポット苗の植付孔を開口し、該植付孔に
苗を植え付けていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
において、回転刃式の場合には動力取出軸(PTO軸)
より動力を得ていたので、PTOクラッチレバーは作業
中は「入」側に回動され、電熱ヒーター式やガスバーナ
ー式等も作業中は作動させているために、植付作業以外
の回行時等でも回転刃は回動され他の物と接触したりす
る恐れがあり、電熱ヒーターやガスバーナーも高熱とな
って、大変危険であったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明はマルチフィルムに苗の植付孔を開
口する切断装置を設けた野菜移植機において、切断装置
の駆動経路途中にクラッチを設け、該クラッチを非植付
作業時にOFFとしたものである。
【0005】
【作用】次に、作用について説明すると、切断装置Bの
駆動を植付クラッチレバー20に連動させた場合には、
植付クラッチレバー20を「入」の状態ではテンション
クラッチ42が緊張されてエンジンEからの動力がPT
O軸36、フレキシブルワイヤー35等を介して回転刃
2が駆動され、植付クラッチレバー20がOFFに回動
すると、非作業状態となり、テンションクラッチ42も
OFFとなってエンジンEからの動力がPTO軸36へ
伝達されなくなり、回転刃2が駆動されなくなるのであ
る。また、切断装置Bの駆動を昇降装置と連動させた場
合には、切断装置Bを下降させた場合には切断クラッチ
50が噛合してフレキシブルワイヤー35から伝動軸5
1を介して回転刃2が駆動され、切断装置Bを上昇させ
ると、非作業状態となって、爪56により切断クラッチ
50の噛合が解除(OFF)されて、フレキシブルワイ
ヤー35から伝動軸51へ動力が伝えられなくなり、回
転刃2は駆動されなくなるのである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について説明すると、図1は
野菜移植機Aの全体側面図、図2は植付クラッチレバー
に連動して回転刃を駆動する場合の動力伝達経路を示す
側面図、図3は同じく動力伝達の略図、図4は切断部の
昇降に連動して回転刃を駆動する場合の非作業状態の切
断部側面図、図5は同じく作業状態の切断部側面図であ
る。
【0007】先ず、図1において、本発明のマルチフィ
ルム切断装置を備えた野菜移植機の全体の構成について
説明すると、ベースフレーム5前部上にエンジンEが搭
載され、該ベースフレーム5の後部にはミッションケー
スMが配設され、該ミッションケースMの側部にはスイ
ングケース7が上下揺動可能に支持され、該左右のスイ
ングケース7後部には後輪14が支持され、前記ベース
フレーム5の前端にはスイングアーム8が上下揺動可能
に支持され、該スイングアーム8後端には前輪13が支
持されており、ベースフレーム5の下方には、畝U上面
を鎮圧する鎮圧ローラー17が配設されている。
【0008】そして、前記ミッションケースMの後端に
は植付伝動ケース9が軸支されており、該植付伝動ケー
ス9の後端にはマルチフィルム切断装置の切断部Bとポ
ット苗の植付部Cが配設され、前記植付伝動ケース9よ
りフレームを介してゲージ輪27が支持されて、畝面の
凹凸に合わせて植付伝動ケース9や切断部Bや植付部C
が上下揺動可能としている。また、ミッションケースM
の後方には、シャーシフレーム10が配設され、該シャ
ーシフレーム10上に左右往復移動する苗載台18や該
苗載台18上の苗トレイ31から一株分のポット苗を取
り出す苗取出爪19等によりなる苗供給部Dが構成され
ている。
【0009】そして、前記シャーシフレーム10後端に
操向ハンドル11が連設されて、該操向ハンドル11に
は、植付クラッチレバー20や左右サイドクラッチレバ
ー21等が配設され、操向ハンドル11下方に走行変速
レバー22、株間変速レバー23、植付深さ調節レバー
24が配設されている。
【0010】次に、図2、図3において切断部Bの構成
を詳述すると、切断部Bはカッターケース32が支持ア
ーム45下端に支持され、該支持アーム45には上リン
ク46と下リンク47が枢結され、該上リンク46と下
リンク47の基端は固定板53に枢支されて平行に昇降
可能とし、該固定板53は前記植付伝動ケース9に固定
されている。そして、該植付伝動ケース9の出力軸であ
る植付駆動軸57には上下操作カム55の中央が固設さ
れており、該上下操作カム55の外周に上リンク46中
央部に回転自在に枢支したガイドローラー54がバネに
付勢されて摺接され、植付駆動軸57の回動により上下
操作カム55が回動して、ガイドローラー54を介して
上リンク46と下リンク47が上下動して切断部Bが上
下動されるのである。一方、前記植付伝動ケース9の植
付駆動軸57の反対側にはロータリーケース、クランク
アームを介して植付アームが支持され、植付駆動軸57
の回動により植付爪61が楕円形状の植付軌跡を描いて
上下動して、下端で爪体を開いて苗を植え付けるように
構成されている。
【0011】また、前記カッターケース32内には互い
に噛合する駆動ギア33と従動ギア34が回転自在に内
装され、該従動ギア34に回転刃2が取り付けられ、回
転させることによりポット苗の植付孔を開口すべく構成
しており、該回転刃2上に回収パイプ38が配設されて
おり、該回収パイプ38の後端には回収物収納体である
フィルム回収かご4が取り外し可能に装着されており、
該回収パイプ38の中途部にはエンジンEのマフラー6
に接続された排気パイプ40が連通されて、該マフラー
6からの排気ガスを排気パイプ40から回収パイプ38
を通してフィルム回収かご4側に送ることにより回転刃
2内が負圧状態となって、該吸引力にて回転刃2にて切
断されたマルチフィルム吸い上げてフィルム回収かご4
へ送るように構成している。
【0012】前記回転刃2の駆動は、前記駆動ギア33
にフレキシブルワイヤー35が連結されて他端をPTO
軸36と連結し、該PTO軸36上にプーリー39が固
設されてエンジンEの出力プーリー40との間にベルト
41が巻回され、該ベルト41はテンションクラッチ4
2にて緊張されて、エンジンEよりPTO軸36へ動力
を伝達可能としている。該テンションクラッチ42はベ
ルクランクアーム49先端にテンションプーリーを枢支
してベルト緊張側へ付勢するように構成しており、該ベ
ルクランクアーム49の他側にワイヤー43を連結し
て、該ワイヤー43の他端に植付クラッチレバー20と
連結し、該植付クラッチレバー20には更にワイヤー4
4を介してミッションケースM内の植付クラッチと連結
しているのである。
【0013】従って、植付クラッチレバー20を「入」
側へ回動すると、植付クラッチが作動して植付部C及び
切断部Bが上下動されると共に、苗補給部Dも駆動され
て植付作業が行われ、同時に、テンションクラッチ42
が「入」となって、エンジンEの動力がPTO軸36、
フレキシブルワイヤー35を介して駆動ギア33が駆動
されて回転刃2を回転すべく構成され、植付クラッチレ
バー20を「切」側に回動すると植付部C、切断部B及
び苗補給部Dの駆動が停止され、回転刃2の回転も停止
され、回転刃2の駆動が植付クラッチレバー20の回動
に連動するように構成されているのである。
【0014】また、図4、図5に示すように、植付クラ
ッチレバー20に連動させずに、切断部Bの昇降に連動
して、非作業時に回転刃2の駆動を停止させることも可
能である。即ち、上リンク46と下リンク47の先端に
枢支した支持アーム45’上端に切断クラッチ50を設
け、該切断クラッチ50はフレキシブルワイヤー35端
にドッグクラッチ50bを固設し、下端に駆動ギア33
を固設する伝動軸51上端にドッグクラッチ50cを固
設して、前記ドッグクラッチ50bと噛合可能に配設
し、該ドッグクラッチ50bは摺動体50aに固設され
て、該摺動体50aはバネ58にてドッグクラッチ50
c側へ常に付勢され、支持アーム45’の受体45aに
支持されている。そして、前記上リンク46後端には爪
56が突設され、該爪56先端は前記摺動体50a下面
に当接させているのである。
【0015】よって、植付駆動軸57が駆動されて上下
操作カム55が回動して上リンク46が上昇回動される
と、爪56が摺動体50aを持ち上げてドッグクラッチ
50bとドッグクラッチ50cの噛合を解除して回転刃
2への動力の伝達を停止し、上下操作カム55が回動し
て上リンク46が下降回動されると、爪56も下方へ回
動して摺動体50aを下げてドッグクラッチ50bとド
ッグクラッチ50cを噛合させ、フレキシブルワイヤー
35から伝動軸51、駆動ギア33、従動ギア34を介
して回転刃2を駆動するのである。このように構成する
ことによって回転刃2を下降させて植付孔を開口する時
のみ駆動することができるのである。
【0016】尚、本実施例では回転刃を用いているが、
電熱ヒータ式の場合にはクラッチの代わりにスイッチを
用いて、植付クラッチレバー20或いは切断部Bの昇降
に連動して作業時のみ電力を供給可能とするように構成
でき、ガスバーナ式の場合にはクラッチの代わりにバル
ブを用いてガスを作業時のみ供給するように構成するこ
ともできるのである。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下のような効果を奏するのである。即ち、植付作業中
のみ切断装置が作動するので、回行時や圃場内で移動等
を行う時に誤って他の物に接触したりすることがなくな
り、切断装置を傷めることがなく、安全性も向上するこ
とができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】野菜移植機Aの全体側面図である。
【図2】植付クラッチレバーに連動して回転刃を駆動す
る場合の動力伝達経路を示す側面図である。
【図3】同じく動力伝達の略図である。
【図4】切断部の昇降に連動して回転刃を駆動する場合
の非作業状態の切断部側面図である。
【図5】同じく作業状態の切断部側面図である。
【符号の説明】
B 切断部 2 回転刃 35 フレキシブルワイヤー 42 テンションクラッチ 50 切断クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 英夫 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 日朝 正俊 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 兼崎 雅弘 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 蔵屋 芳明 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチフィルムに苗の植付孔を開口する
    切断装置を設けた野菜移植機において、切断装置の駆動
    経路途中にクラッチを設け、該クラッチを非植付作業時
    にOFFとしたことを特徴とする野菜移植機のマルチフ
    ィルム切断装置。
JP19708192A 1992-07-23 1992-07-23 野菜移植機のマルチフィルム切断装置 Pending JPH0638637A (ja)

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JP19708192A JPH0638637A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 野菜移植機のマルチフィルム切断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19708192A JPH0638637A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 野菜移植機のマルチフィルム切断装置

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JPH0638637A true JPH0638637A (ja) 1994-02-15

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ID=16368408

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JP19708192A Pending JPH0638637A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 野菜移植機のマルチフィルム切断装置

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