JPH0638572U - 折れて開閉する寿司握り器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、握り寿司等、寿司を容易に成
型可能とした器具に関するものである。 【構 成】 底板部（６）の両側に、飯を囲む枠を分割
した型枠部（１）及び（２）を設け底板部（６）と型枠
部（１）及び（２）の境部（３）に薄い部分を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は握り寿司等、寿司を容易に成形可能とした器具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の寿司成型器具の殆んどは、飯型内に飯を詰め込み、次に押器具等で押し出 す物であって、特に握り寿司の様に握る器具はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

寿司飯はその器具と付着するので取り離しに工夫を要し、又寿司種と飯を握り寿 司の様に握り合わせる事も、熟練を要した。本完考案はこれらを容易に実現する ために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

これらの課題を解決するために、底板部（６）の両側に飯を囲む枠を分割した、 型枠部（１）及び（２）を設け、（６）と（１）及び（６）と（２）の境部（３ ）に支点或は、薄い部分を設けた。尚この場合上下のずれを防ぐ為に嵌合部（４ ）及び（５）を設けた。

【０００５】

【作用】

底板部（６）に寿司種を置き型枠部（１）と（２）を相対するように折り曲げ、 飯部を形成された型枠部（１）と（２）の中に飯を詰め込み、境部（３）の復元 力で（１）と（２）を元に戻す、この時寿司種と飯は密着し握り寿司が完成する 。

【０００６】

【実施例】

（１）図１、に示す湾曲して、くぼんだ底板部（６）の上に寿司種を乗せ型枠部 を閉じた時に寿司種部分の型枠部を切除してある例で、この場合寿司は裏がへし に成型される。又底板部（６）の部分を平にし型枠部を閉じた状態で上部の中央 部を高く湾曲した形で設けると、飯を入れて成型し其の上に寿司種を重置して握 り寿司の成型が実施出来る。尚、折曲部を枢着又は、蝶着しても良い。 （２）折曲部を側部に設け水平方向に型枠部を開閉させれば、上下より指で押し て成型する他の方法が実施出来る。 （３）図３、は寿司種を上に重置し、上下に開閉する他の実施例である。 （４）図４、は寿司種を下に成型し、型枠を上下に脱着する他の実施例である。

【０００７】

【考案の効果】

材質を合成樹脂（ポリプロピレン）等弾性の良いもので成型すれば開閉は良好で 、開く際に弧を描く形で動くので飯の型離れも良く、握り具合も適度に調整がし 易い、特に熟練を要する握り寿司が家庭で簡単に出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】は本考案の斜視図である。

【図２】は本考案の握られた斜視図である。

【図３】は本考案の上下に開閉する他の実施例の斜視図
である。

【図４】は本考案の第（４）実施例の一部断面で示す斜
視図である。

【符号の説明】

１は型枠部 ２は型枠部 ３は折曲部 ４は嵌合部凹 ５は嵌合部凸 ６は底板部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】分割された、寿司飯を囲む型枠部（１）及
   び（２）を設け、両者が向き合って折れる元部に曲がり
   得る部分（３）を設けた、折れて開閉する寿司握り器。