JPH0717196U

JPH0717196U - ティッシュボックス用蓋

Info

Publication number: JPH0717196U
Application number: JP5513893U
Authority: JP
Inventors: 光晴蒲田
Original assignee: 光晴蒲田
Priority date: 1993-09-03
Filing date: 1993-09-03
Publication date: 1995-03-28

Abstract

(57)【要約】【目的】ティッシュが、ティッシュボックスから出た
状態になっているために見苦しさや衛生面等で問題があ
った。ティッシュボックスに蓋をしてそれらを解決す
る。【構成】固定アーム４の端部を支点として、回動自在
に取りつけられた蓋１で構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ティッシュボックス用蓋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のティッシュボックスは、第５図に示すようなどの家庭にもあるもので、ティッシュボックスからティッシュを引き出して使用した後も、次のティッシュが、ティッシュ取り出し口からティッシュの一枚分の長さの半分近く出た状態になっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

第５図に示すティッシュボックスは、次のような欠点があった。ａティッシュ取り出し口からのティッシュのはみ出した部分が、上向きになって形が定まらないため、見苦しさがあった。ｂティッシュを長く使わずに置いていたり、ほこりっぽい所等では、はみ出しているティッシュ部分はもちろんのこと、ティッシュ取り出し口からほこりや虫などが入り、衛生的でなかった。ｃティッシュを手でうまくちぎるのは難しく、少ししか必要のないときでも一枚分使ってしまい、経済的でなかった。ｄティッシュか残り少なくなるとティッシュがずり落ちてしまい、取り出しにくかった。この考案が解決しようとする課題は、従来のティッシュボックスがもつ、以上のような欠点を取り除いたティッシュボックス用蓋を提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そのような課題を解決するために、ティッシュの取り出し口をカバーするように、ティッシュボックス上部をほぼ覆うようにした蓋（１）を、長辺側で回動自在なように固定アーム（４）に取りつけたものとしている。固定アーム（４）は、ティッシュボックスの腹から差し込んで蓋（１）を保持するもので、コの字型に近い形をしている。

【０００５】

【作用】

蓋（１）の先に出ているティッシュを引っ張ると、蓋（１）が支点（３）を中心にして跳ねあげられ、降下するときには、次のティッシュを押さえ込んでしまう。図４の実施例では、蓋（１）は固定されて動くことはないが、ティッシュに常に負荷をかけることができるので、同じ効果が得られる。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明すると、図１においてティッシュボックスのティッシュ取り出し口（６）をカバーするような蓋（１）と、ティッシュボックスに保持させるようにした２本の固定アーム（４）とを回動自在な構造としている。回動範囲は、アームの先端（９）がストッパーになって９０度未満になり、自重によって自然に降りることにより、新しく出たティッシュを押さえ込む構造としている。素早く押さえ込ませたい場合には、支点（３）にバネを仕込んでおくこともできる。それによって蓋（１）がある程度固定され、持ち運びがしやすく、押さえる確実性が増す。蓋の先端（２）の中央部を凹ませると、ティッシュを手でつかみやすい。又、先端の断面を鋭角にすれば、ティッシュを小さくちぎるのに、より効果がある。蓋（１）を透明な板にすれば、ティッシュの残量が見えやすい。

【０００７】図３の実施例は、蓋（１）がティッシュボックスの上面をつかんで固定できるところが、図１と違うところである。初め、ティッシュボックスにセットする時と、ティッシュボックスから離す時に、回動させる必要があるが、普段使うときは静止して使える利点がある。

【０００８】図４の実施例では、固定アーム（４）を蓋（１）の延長としていて、ティッシュボックスの側面に固定ネジで保持している。

【０００９】

【考案の効果】

この考案は、以下のような優れた効果を奏する。Ａティッシュのはみだした部分を押さえて、大部分見えなくしているので、見苦しさがない。Ｂほこりや虫を防ぎ、衛生的である。Ｃ少ししか必要でないときは、蓋の先端でちぎって使えるので、経済的である。Ｄ次のティッシュが出てきたら素早く押さえるので、ティッシュの残りが少なくなってもずり落ちることはない。

【図面の簡単な説明】

【図１】ティッシュボックスにティッシュボックス用蓋
がついた実施例を示す斜視図である。

【図２】ティッシュボックスにティッシュボックス用蓋
がついた実施例の縦断面図である。

【図３】ティッシュボックスにティッシュボックス用蓋
がついた実施例を示す斜視図である。

【図４】ティッシュボックスにティッシュボックス用蓋
かついた実施例を示す斜視図である。

【図５】従来のティッシュボックスの斜視図である。

【符号の説明】

１蓋２蓋の先端３支点４固定アーム５ティッシュボックス６ティッシュ取り出し口７ティッシュの先８ティッシュ９固定アームの先端

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】固定アーム（４）の端部を支点として回
動自在に取りつけられた蓋（１）で構成されたティッシ
ュボックス用蓋。