JPH09188323A - 買い物籠 - Google Patents

買い物籠

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JPH09188323A
JPH09188323A JP35413995A JP35413995A JPH09188323A JP H09188323 A JPH09188323 A JP H09188323A JP 35413995 A JP35413995 A JP 35413995A JP 35413995 A JP35413995 A JP 35413995A JP H09188323 A JPH09188323 A JP H09188323A
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handles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スーパーストア等大型店舗の入り口に、積み
上げられた買い物籠の一番上の取っ手5の把持部だけ
が、起き上がり、顧客が買い物籠を取りやすくする。 【解決手段】 籠1の周囲上縁2両側に取っ手5を設け
る。この取っ手5は、籠1の上縁2に倒したとき、その
取っ手5の先の把持部6が押さえられない状態におい
て、起き上がり、押さえられると籠1の上縁2に沿う機
能を備えている。この機能は、スプリングS、弾性樹脂
Eによって把持部6が起き上がるようにしたり、籠1を
成型する際、籠1上縁2に、同一材料でバネ機能片Hを
形成してもよく、また、取っ手5自身の弾性により把持
部が起き上がるようにする。このようにすれば、取っ手
5が、当該機能により持ち上げられて、籠を取りやすく
する。また、籠が積み上げられれば、取っ手5は押され
て、籠の上縁に沿うので、嵩だかとならない。両側の取
っ手5、5は連動させるとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型店舗などで
よく使用される買い物籠に関し、詳しくは、大型店舗の
入り口に積み上げられた、一番上の買い物籠の取っ手の
把持部だけが若干起き上がって、顧客が受取やすくした
買い物籠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の買い物籠は、図10に示す通り、
籠1と、籠1の上縁2の対向位置に一体に設けた取っ手
5の取り付け部3と、この取り付け部3の軸孔4に、回
動自在に掛け嵌めた取っ手5とからなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く構成する従
来の買い物籠では、取っ手を倒したとき取っ手が、籠の
上縁全面に密接した状態になり、顧客が籠を受け取りに
くいという欠点があった。
【0004】上記問題に鑑み、本発明は、買い物籠を積
み重ねた状態で、一番上の籠の取っ手の把持部だけか起
き上がり、籠の積み重ねの圧力で、籠の取っ手の把持部
は、籠の上縁に沿うようにして、積み重ねたとき嵩だか
にならない買い物籠を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、籠1と、籠1の上縁2の対向位置に一
体に設けた取っ手5の取り付け部3と、この取り付け部
3の軸孔4に、回動自在に掛け嵌めた取っ手5とからな
る買い物籠において、上記取っ手5を、籠1の上縁2に
倒したとき、押さえられない状態では、取っ手5の把持
部6が起き上がり、押さえられると籠の上縁に沿う機能
を備えてなる構成としたものである(請求項1)。
【0006】なお、上記機能は、スプリングS(請求項
2)、弾性樹脂片E(請求項3)、籠1の上縁2の一部
に、同一材料で形成したバネ機能片H(請求項4)、あ
るいは取っ手5自身の弾性(請求項5)により付与する
ことができる。
【0007】上記の如く構成する、この発明の買い物籠
は、積み上げられた状態では、取っ手の把持部は籠の上
縁に沿って嵩だかとならず、しかも、一番上の買い物籠
の取っ手の把持部のみが起き上がって、顧客が買い物籠
を受け取りやすくしている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、第1の実施形態で、籠の
上縁2につる巻きバネS1 の受け穴8を設け、これにつ
る巻バネS1 を装填し、受け穴8の底に接着剤Bを注入
してつる巻バネS1を固定したものである(同図aおよ
びb)。なお、つる巻バネS1 の上に断面逆T型の押し
上げ片9を乗せ、その上に、飛び出し防止片10を被せ
た構成とすることもできる(同図c)。
【0009】図2は、第2の実施形態で、板バネS2a
(同図c)または、線バネS2b(同図d)を取り付け部
3を両側から挟むようにして取っ手の下部に装着し、鉤
片7を籠の上縁2に食い込ませたものである。前記鉤片
7を食い込ませた部分に接着樹脂を充填してバネの脱落
を防止するとよい。なお、線バネをS2c(同図e)のよ
うに巻いてから折り返す形状にしてもよい。
【0010】また、この実施形態は、使用中の買い物籠
でもバネの装着が可能で、簡単に取っ手の把持部を起き
上るように改良することができる。
【0011】図3は、第3の実施形態で、籠の成型時
に、金型の、取り付け部3が形成される部分に板バネS
3a(同図c)、または、線バネS3b(同図d)を装填し
てなるものである。なお、バネの山成り部11に代え
て、線バネS3c(同図e)のように作用端を上向きに反
り返らせた形状にしてもよい。
【0012】図4は、第4の実施形態で、取っ手5のヒ
ンジ部12に線バネS4a(同図c)を装着した上で、金
型の、取り付け部3が形成される部分に装填して形成す
るものである。
【0013】上記構成によれば、取っ手5のヒンジ部1
2に線バネS4bが、巻きついた状態になっているので、
バネが脱落する恐れがない。
【0014】図5は、第5の実施形態で、籠の上縁2の
裏側に、板バネ(図示せす)または、線バネS5 をピン
14等で装着し、板バネまたは、線バネS5 の作用端が
上縁2を突き抜けて取っ手5を持ち上げるようにしたも
のである。なお、線バネS5をピン14に装着すると
き、ピン14に巻き付けた形状のものとする一層効果的
である。
【0015】上記第1乃至第5の実施形態の構成によれ
ば、バネが、取っ手を持ち上げて把持部が起き上がる。
また、籠が積み上げられて把持部が押さえられると、バ
ネが撓み、取っ手は、籠の上縁に沿うようになる。
【0016】図6は、第6の実施形態で、取り付け部3
の軸孔4を上下方向の長孔とし、籠の上縁2で、且つ、
取っ手5が倒れる側の取り付け部3の近傍に、突起13
を設け、長孔の上部から取っ手5のヒンジ部12を板バ
ネS6a(同図c)、線バネS6b(同図d)あるいはつる
巻バネS6c(同図e)等で押さえつける構成としたもの
である。
【0017】上記構成によれば、突起が支点となり、取
っ手のヒンジ部がバネで押さえつけられるので、取っ手
の把持部が起き上がり、把持部が押さえられると、前記
バネが撓み、取っ手は、籠の上縁に沿うようになる。
【0018】図7は、第7の実施形態で、籠の上縁2
で、且つ、取っ手5が倒れる側の取り付け部3の近傍
に、弾性樹脂片Eを固着したものである。弾性樹脂片E
の材料および形状は、特定する必要はなく、要するに取
っ手5が押さえられていないときは、弾性樹脂片Eによ
って把持部6が起き上がり、把持部6が押さえられる
と、弾性樹脂片Eが撓んで、取っ手5が籠の上縁2に沿
うようになるものであればよい。
【0019】上記構成によれば、弾性樹脂片が取っ手を
持ち上げて、把持部が起き上がる。把持部が押さえられ
ると、弾性樹脂片が撓み、取っ手は、籠の上縁に沿うよ
うになる。また、この構成では、弾性樹脂片を前記位置
に、接着剤等で接着するだけでよいので、使用中の買い
物籠でも簡単に改良することができる。
【0020】図8は、第8の実施形態で、籠1の上縁2
で、且つ、取っ手5の取り付け部3近傍に、丸形H1
(同図a)、山形H2 (同図b)、半球形H3 (同図
c)、または折り曲げ形H4 (同図d)のバネ機能片H
を、籠を成形するとき同時に形成したものである。
【0021】上記構成によれば、上記バネ機能片が取っ
手を持ち上げて、把持部が起き上がり、把持部が押さえ
られると、バネ機能片が撓み、取っ手は、籠の上縁に沿
うようになる。
【0022】図9は、第9の実施形態で、取っ手5のヒ
ンジ部12近傍に薄肉部15を形成して撓みやすくし、
前記薄肉部15で把持部6が起き上がる方向に取っ手5
を反り返らせる(同図a)か、反り返らせる代わりに、
上縁2で、且つ、取り付け部3の近傍に突起13(同図
b)を設けたものである。
【0023】上記構成によれば、上記取っ手5の薄肉部
15の弾性を利用して、把持部6が起き上がり、把持部
6が押さえられると、薄肉部15が撓んで、取っ手は、
籠の上縁2に沿うようになる。
【0024】図10は、第10の実施形態で、一個のバ
ネS10が左右の取っ手5に結合して、片方の取っ手5が
押さえられると他方の取っ手5も連動して、籠1の上縁
2の方向に下がるようにしたものである。
【0025】同図a、bでは、中央に線バネS10a のつ
る巻部分があり、片方の取っ手5が押さえられると、つ
る巻部分が絞られて、その力が他方の取っ手5に伝達さ
れて籠1の上縁2の方向にさがる。
【0026】同図c、dでは、板バネS10b が、左右の
取っ手5に連結されていて、片方の取っ手5が押さえら
れると、板バネS10b の中央部が持ち上げられ、その結
果他方の取っ手5も籠1の上縁2の方向に下がるもので
ある。
【0027】同図e、fでは、線バネまたは板バネS10
c が、鍋底の断面形状になっており、その中央で緊張状
態でリンクされている。この形態では、片方の取っ手5
が押し下げられると、中央のリンク部分が上方に持ち上
げられて、その作用によって他方の取っ手5が、籠1の
上縁2の方向に下がるものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明した如く、この発明によれば、
スーパーストア等大型店舗の入り口に、積み上げられた
買い物籠の、一番上の取っ手の把持部だけを起き上がら
せて、顧客が買い物籠を受け取りやすくし、下積みの買
い物籠の取っ手は、籠の上縁に沿い嵩だかとならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施形態の要部説明図
【図2】この発明に係る第2実施形態の要部説明図
【図3】この発明に係る第3実施形態の要部説明図
【図4】この発明に係る第4実施形態の要部説明図
【図5】この発明に係る第5実施形態の要部説明図
【図6】この発明に係る第6実施形態の要部説明図
【図7】この発明に係る第7実施形態の要部説明図
【図8】この発明に係る第8実施形態の要部説明図
【図9】この発明に係る第9実施形態の要部説明図
【図10】この発明に係る第10実施形態の要部説明図
【図11】従来の買い物籠の斜視図
【符号の説明】
1 籠 2 上縁 3 取り付け部 4 軸孔 5 取っ手 6 把持部 7 鉤片 8 受け穴 9 押し上げ片 10 飛び出し防止片 11 山成り部 12 ヒンジ部 13 突起 14 ピン 15 薄肉部 B 接着剤 S バネ E 弾性樹脂片 H バネ機能片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 買い物籠
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型店舗などで
よく使用される買い物籠に関し、詳しくは、大型店舗の
入り口に積み上げられた、一番上の買い物籠の取っ手の
把持部だけが若干起き上がって、顧客が受取やすくした
買い物籠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の買い物籠は、図11に示す通り、
籠1と、籠1の周囲上縁2両側の対向位置に一体に設け
た取っ手5の取り付け部3と、この取り付け部3の軸孔
4に、回動自在に掛け嵌めた取っ手5とからなるもので
ある。その取っ手5は起伏自在で、常時は、倒伏して上
端2に沿い、使用時には、その取っ手5を起こして両取
っ手5を手で掴み、吊下げ状態で使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く構成する従
来の買い物籠では、取っ手を倒したとき取っ手が、
の上縁に密接した状態になり、顧客は、その取っ
手5を手で掴んで起こす必要があり、籠1を取りにくい
という欠点があった。
【0004】上記問題に鑑み、本発明は、買い物籠を積
み重ねた状態で、一番上の籠の取っ手の把持部だけか起
き上がり、籠の積み重ねの圧力で、籠の取っ手の把持部
は、籠の上縁に沿うようにして、積み重ねたとき嵩だか
にならない買い物籠を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、籠1の周囲上縁2両側の対向位置に
っ手5をそれぞれ起伏自在に取付けた、上述の周知の
い物籠において、上記取っ手5は、籠1の上縁2に倒し
たとき、押さえられない状態では、取っ手5の把持部6
が起き上がり、押さえられた状態では、その把持部6が
籠の上縁に沿う機能を備えてなる構成としたものである
(請求項1)。
【0006】なお、上記機能は、スプリングS(請求項
2)、弾性樹脂片E(請求項3)、籠1の上縁2の一部
に、同一材料で形成したバネ機能片H(請求項4)、あ
るいは取っ手5自身の弾性(請求項5)により付与する
ことができる。
【0007】上記の如く構成する、この発明の買い物籠
は、積み上げられた状態では、取っ手の把持部は籠の上
縁に沿って嵩だかとならず、しかも、一番上の買い物籠
の取っ手の把持部のみが起き上がって、顧客が買い物籠
を受け取りやすくしている。
【0008】この構成の買い物籠は、その両側の取っ手
5が連動して起伏するものとすることができる(請求項
6)。このようにすれば、一方の取っ手5を掴むことに
よって他方の取っ手5も起こすことができる。このた
め、片手によって、その起きた両取っ手5、5を容易に
掴むことができ、使用勝手のよいものとなる。買い物
は、子供づれが多く、その場合には、片手はふさがれて
いる場合が多く、非常に便利である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、第1の実施形態で、籠の
上縁2につる巻きバネS1 の受け穴8を設け、これにつ
る巻バネS1 を装填し、受け穴8の底に接着剤Bを注入
してつる巻バネS1を固定したものである(同図aおよ
びb)。なお、つる巻バネS1 の上に断面逆T型の押し
上げ片9を乗せ、その上に、飛び出し防止片10を被せ
た構成とすることもできる(同図c)。図2は、第2の
実施形態で、板バネS2a(同図c)または、線バネS2b
(同図d)を取り付け部3を両側から挟むようにして取
っ手の下部に装着し、鉤片7を籠の上縁2に食い込ませ
たものである。前記鉤片7を食い込ませた部分に接着樹
脂を充填してバネの脱落を防止するとよい。なお、線バ
ネをS2c(同図e)のように巻いてから折り返す形状に
してもよい。
【0010】また、この実施形態は、使用中(既存)
買い物籠でもバネS1 、S2a、S2cの装着が可能で、
簡単に取っ手5の把持部6を起き上るように改良するこ
とができる。
【0011】図3は、第3の実施形態で、籠の成型時
に、金型の、取り付け部3が形成される部分に板バネS
3a(同図c)、または、線バネS3b(同図d)を装填し
てなるものである。なお、バネの山成り部11に代え
て、線バネS3c(同図e)のように作用端を上向きに反
り返らせた形状にしてもよい。
【0012】図4は、第4の実施形態で、取っ手5のヒ
ンジ部12に線バネS4a(同図c)を装着した上で、金
型の、取り付け部3が形成される部分に装填して形成す
るものである。
【0013】上記構成によれば、取っ手5のヒンジ部1
2に線バネS4bが、巻きついた状態になっているので、
バネS4bが脱落する恐れがない。
【0014】図5は、第5の実施形態で、籠の上縁2の
裏側に、板バネ(図示せす)または、線バネS5 をピン
14等で装着し、板バネまたは、線バネS5 の作用端が
上縁2を突き抜けて取っ手5を持ち上げるようにしたも
のである。なお、線バネS5をピン14に装着すると
き、ピン14に巻き付けた形状のものとする一層効果的
である。
【0015】上記第1乃至第5の実施形態の構成によれ
ば、バネS1 …が、取っ手を持ち上げて把持部が起
き上がる。また、籠が積み上げられて把持部が押さ
えられると、バネが撓み、取っ手は、籠の上縁
に沿うようになる。
【0016】図6は、第6の実施形態で、取り付け部3
の軸孔4を上下方向の長孔とし、籠の上縁2で、且つ、
取っ手5が倒れる側の取り付け部3の近傍に、突起13
を設け、長孔の上部から取っ手5のヒンジ部12を板バ
ネS6a(同図c)、線バネS6b(同図d)あるいはつる
巻バネS6c(同図e)等で押さえつける構成としたもの
である。
【0017】上記構成によれば、突起13が支点とな
り、取っ手のヒンジ部12がバネS6a、S6b、S6c
押さえつけられるので、取っ手の把持部が起き上が
り、把持部が押さえられると、前記バネが撓み、取っ
は、籠の上縁に沿うようになる。
【0018】図7は、第7の実施形態で、籠の上縁2
で、且つ、取っ手5が倒れる側の取り付け部3の近傍
に、弾性樹脂片Eを固着したものである。弾性樹脂片E
の材料および形状は、特定する必要はなく、要するに取
っ手5が押さえられていないときは、弾性樹脂片Eによ
って把持部6が起き上がり、把持部6が押さえられる
と、弾性樹脂片Eが撓んで、取っ手5が籠の上縁2に沿
うようになるものであればよい。
【0019】上記構成によれば、弾性樹脂片が取っ手
を持ち上げて、把持部が起き上がる。把持部が押
さえられると、弾性樹脂片が撓み、取っ手は、籠
の上縁に沿うようになる。また、この構成では、弾性
樹脂片を前記所定位置に、接着剤等で接着するだけで
よいので、使用中(既存)の買い物籠1でも簡単に改良
することができる。
【0020】図8は、第8の実施形態で、籠1の上縁2
で、且つ、取っ手5の取り付け部3近傍に、丸形H1
(同図a)、山形H2 (同図b)、半球形H3 (同図
c)、または折り曲げ形H4 (同図d)のバネ機能片H
を、籠1を成形するとき同時に形成したものである。
【0021】上記構成によれば、上記バネ機能片が取
っ手を持ち上げて、把持部が起き上がり、把持部
が押さえられると、バネ機能片が撓み、取っ手は、
の上縁に沿うようになる。
【0022】図9は、第9の実施形態で、取っ手5のヒ
ンジ部12近傍に薄肉部15を形成して撓みやすくし、
前記薄肉部15で把持部6が起き上がる方向に取っ手5
を反り返らせる(同図a)か、反り返らせる代わりに、
上縁2で、且つ、取り付け部3の近傍に突起13(同図
b)を設けたものである。
【0023】上記構成によれば、上記取っ手5の薄肉部
15の弾性を利用して、把持部6が起き上がり、把持部
6が押さえられると、薄肉部15が撓んで、取っ手
は、籠の上縁2に沿うようになる。
【0024】図10は、第10の実施形態で、一個のバ
ネS10が左右の取っ手5に結合して、片方の取っ手5が
押さえられると他方の取っ手5も連動して、籠1の上縁
2の方向に下がるようにしたものである。
【0025】同図a、bでは、中央に線バネS10a のつ
る巻部分があり、片方の取っ手5が押さえられると、つ
る巻部分が絞られて、その力が他方の取っ手5に伝達さ
れて籠1の上縁2の方向にさがる。
【0026】同図c、dでは、板バネS10b が、左右の
取っ手5に連結されていて、片方の取っ手5が押さえら
れると、板バネS10b の中央部が持ち上げられ、その結
果他方の取っ手5も籠1の上縁2の方向に下がるもので
ある。
【0027】同図e、fでは、線バネまたは板バネS10
c が、鍋底の断面形状になっており、その中央で緊張状
態でリンクされている。この形態では、片方の取っ手5
が押し下げられると、中央のリンク部分が上方に持ち上
げられて、その作用によって他方の取っ手5が、籠1の
上縁2の方向に下がるものである。
【0028】この構成によれば、両取っ手5、5が連動
しているため、一方の取っ手5の起伏に連動して他方の
取っ手5も起伏する。このため、片手でもって、両取っ
手5、5を起こすことができ、子供づれの場合など、片
手がふさがれている場合、非常に便利である。
【0029】
【発明の効果】以上説明した如く、この発明によれば、
スーパーストア等大型店舗の入り口に、積み上げられた
買い物籠1の、一番上の取っ手5の把持部6だけを起き
上がらせて、顧客が買い物籠1を受け取りやすくし、下
積みの買い物籠1の取っ手5は、籠1の上縁2に沿い嵩
だかとならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施形態の要部説明図
【図2】この発明に係る第2実施形態の要部説明図
【図3】この発明に係る第3実施形態の要部説明図
【図4】この発明に係る第4実施形態の要部説明図
【図5】この発明に係る第5実施形態の要部説明図
【図6】この発明に係る第6実施形態の要部説明図
【図7】この発明に係る第7実施形態の要部説明図
【図8】この発明に係る第8実施形態の要部説明図
【図9】この発明に係る第9実施形態の要部説明図
【図10】この発明に係る第10実施形態の要部説明図
【図11】従来の買い物籠の斜視図
【符号の説明】 1 籠 2 上縁 3 取り付け部 4 軸孔 5 取っ手 6 把持部 7 鉤片0 8 受け穴 9 押し上げ片 10 飛び出し防止片 11 山成り部 12 ヒンジ部 13 突起 14 ピン 15 薄肉部 B 接着剤 S バネ E 弾性樹脂片 H バネ機能片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籠1と、籠1の上縁2の対向位置に一体
    に設けた取っ手5の取り付け部3と、この取り付け部3
    の軸孔4に、回動自在に掛け嵌めた取っ手5とからなる
    買い物籠において、 上記取っ手5を、籠1の上縁2に倒したとき、押さえら
    れない状態では、取っ手5の把持部6が起き上がり、押
    さえられると籠1の上縁2に沿う機能を備えてなること
    を特徴とする買い物籠。
  2. 【請求項2】 上記機能が、スプリングSによって与え
    られることを特徴とする請求項1に記載の買い物籠。
  3. 【請求項3】 上記機能が、弾性樹脂片Eによって与え
    られることを特徴とする請求項1に記載の買い物籠。
  4. 【請求項4】 上記機能が、籠1の上縁2で、且つ、取
    り付け部3の近傍に、同一材料で形成されたバネ機能片
    Hにより、与えられることを特徴とする買い物籠。
  5. 【請求項5】 上記機能が、取っ手5自身の弾性により
    与えられることを特徴とする請求項1に記載の買い物
    籠。
JP35413995A 1995-12-29 1995-12-29 買い物籠 Expired - Fee Related JP3290878B2 (ja)

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KR100706841B1 (ko) * 2005-12-29 2007-04-12 위니아만도 주식회사 덮개
JP2020050389A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 三甲株式会社 買物カゴ

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